○難波参考人 大へん大きな問題でございまして、私のお答えが御満足がいくかどうか心配しておりますが、大体われわれとしては三方面からこの問題を解決していきたいと思っております。第一の方面は、ただいま御指摘になりました一般的な植林政策その他の政策でございます。これは植林にしろ施肥にしろあるいは樹種の改良、あるいは山林との直結の問題でございますね。むだのないようにしていくとか、一般林業政策による方面があくまでも
難波経一
○難波参考人 お答え申します。パルプ原木の各社の大体の原価というものは必ずしも一様ではございませんので、私がここではっきり申し上げるのもいかがかと思いますが、大体工場着で千三、四百円から五、六百円ぐらいが中庸を得たところではないかと思います。従いまして、日本の港に二千円以下で到着いたしますれば、これをまぜて使うことは必ずしも不可能ではないと思うのであります。また、ただいま外国の材木の輸入の必要を申されましたが
難波経一
○難波参考人 私、山陽パルプの難波でございます。紙、パルプ業界において現在まで木材合理化の観点からどういうことが起っておるか、また将来どういうふうに発展するかということについて簡単に申してみたいと存じます。
先ほど委員長からのお話の通り、大体広葉樹の利用を中心に私は申し上げたいと思いますが、御承知の通り日本の木材の合理的な使用として紙、パルプがあげられておりますが、この原料は針葉樹をほとんど全部使
難波経一
○難波参考人 お答え申し上げます。まず第一に設備の関係でございますが、設備につきましては、その装置機械においてまだ日本ではできないような最新式のものがございます。これはどうしても能率の関係その他で輸入した方がいいという部分が相当あるのでございます。その他は全部日本でできるものでございます。
それから技術の点になりますが、ただいま御指摘の本州の北見の関係は、私詳細には存じませんけれども、これはセミ、
難波経一
○難波参考人 只今の御質問は正確を期するために、後ほどまとめて数字で会社名その他工場名を申し上げますが、概略のところを私から御説明申し上げます。これは紙のパルプと人絹パルプとに分けて考えなければならぬと思いますが、紙においては現在大会社で大きな闊葉樹パルプを作っておりますところは全国に相当ございます。王子製紙の春日井を初めといたしまして、日本パルプの米子工場、その他北海道では前から北日本製紙もございますし
難波経一
○難波参考人 私難波でございます。本日は木材の利用合理化の件に関しまして特に参考人としてお呼び出しを受けましたので、一言私から、パルプ材、すなわち木材の利用合理化の今パルプ業界としては一番の焦点になっております広葉樹利用の点につきまして述べさしていただきます。
御存じの通りパルプ業界は、戦後急速に戦前の姿を回復しつつありまして、現在では戦前以上になっておりまして、その稼働率も非常に高いのでございます
難波経一