2001-10-17 第153回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
○阿部委員 くれぐれも社会保障政策においては、哲学が見えるというか、理念が見える改革をお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
○阿部委員 くれぐれも社会保障政策においては、哲学が見えるというか、理念が見える改革をお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
○阿部委員 今の御発言はかなりの覚悟を持ってやっていただかないと現実には進まないということで、私から一点だけ提言をさせていただきます。 医療経済実態調査というのがございますが、この医療経済実態調査の中で大きく二つに分けて、医療機関等の調査と保険者等の調査というのがございます。医療機関等の調査は約百枚に及ぶ報告書が出ますが、保険者等の調査というのは非常に簡略なものでございます。 例えば、いわゆる健保組合
○阿部委員 引き続きまして、社会民主党・市民連合の阿部知子と申します。坂口厚生労働大臣にお伺いいたします。 きょう時局柄、テロと狂牛病問題の御質問が多かったようですが、実は、日本の社会全体、経済の先行き不透明、あるいは高い失業率、そしてあわせて老後の問題、年金あるいは医療、介護の問題が、非常に国民の不安の要素として大きく浮かび上がっていると思います。 その中で、次期通常国会でのテーマにもなりますが
○阿部委員 そうした今の速水総裁の、御尽力にもかかわらずとあえて言わせていただこうと思いますが、やはり、国民サイドから見れば一向に事態が好転しない中で、アメリカでのテロを初め世界経済が動揺をさらに深める中で、いわゆる当座預金残高も現在九兆円と、この六兆円を超すという指標を設けられた後は、超せば幾らでも青天井であるのか。それとも、例えば二〇〇〇年問題の場合はいっとき二十四兆まで上がったものと思いますが
○阿部委員 実は、ただいまのような御見解は、既に三月の段階で速水総裁が記者会見場でおっしゃられたことですね。このときは、量的緩和を導入するに当たっての会見でございましたが、不良債権問題の解決を初め、金融システム面や産業経済面での構造改革の進展が不可欠の条件だということを、同じような論調でおっしゃられておるわけです。そして、六カ月またたちまして、そしてきょうの四時半からは、また財政諮問会議等々で政府の
○阿部委員 社会民主党の阿部知子です。 思い起こせば、およそ一年前、この場で速水日銀総裁に私がゼロ金利政策の解除のことで質問をさせていただいたのが、初めてのこの委員会での私の質問でした。それから約一年たちまして、ゼロ金利政策は解除され、そして、引き続いて三月からは、いわゆる金利による操作ではなくて量的緩和策をもって、主に物価の下落を押しとどめるため、デフレスパイラルに陥らせないための政策ということを
○阿部委員 やはり任命権者は総理でございますので、今般の事態もきちんと小泉総理大臣にも自覚をお持ちいただくようにお伝えくださいませ。 では、引き続いて質問に入らせていただきます。 そもそも二十一世紀におきます外交の役割ということですが、ミサイル防衛構想とか有事法制化とか、どちらかというと物騒な向きの論議が多いように拝聴いたしますが、実は、二十一世紀にあっては、軍事的ないろいろな力の誇示以上に、予防的外交
○阿部委員 もう一点のみお願いいたします。 昨日の議院運営委員会におきまして、内閣官房長官、福田官房長官に、これ以上外務大臣の言動の問題が出てくると任命権者の責任問題に発展しかねないということで、委員長として、議院運営委員長が、内閣にも厳重に要請して、総理にも伝えていただきたいというふうに福田長官を前にして発言をされたということです。 さて、では、この件につきましては、田中眞紀子大臣の今般の事態
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子と申します。きょうは、私どもの党の東門美津子議員からお時間をちょうだいいたしまして、初めて田中眞紀子外務大臣に御質問をさせていただきます。 田中眞紀子外務大臣には、就任以来二カ月を経過されまして、女性として新しい時代の平和外交を担っていただきたいと私ども女性議員も熱い期待を持っておりました。 しかしながらと申しますか、この間、大変残念なことに、外務省の官僚
○阿部委員 とりわけダイオキシン問題は、この五年ほど、極めて国民の感度も高くなっております問題です。 そして、例えば、そうしたダイオキシンを初めとする有害物質が出るわけですが、ごみの広域処理の問題とも相まって、受け入れを受け入れの当地は拒否したいというおのおのの地域の事情もございますかと思います。 ちょうど大阪の豊能のダイオキシン汚染問題が報道されましたことと、その地域と深く関連いたします兵庫県川西市
○阿部委員 皆さん御高齢でもいらっしゃいますし、その生活実態をつまびらかに把握していただくという作業は大変に重要になってまいると思いますので、あわせて、何度ものお願いになりますが、当事者の皆さんの御希望ということも深くお酌み取りいただいて、新たな立法をお考えの由にも伺いますので、御反映をいただければと思います。 では、引き続いて、本来の質問に入らせていただきます。 きょうのまた午前中、午後の審議
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。 本日の水道法の審議に入ります前に、いつも前ぶれがあって申しわけありませんが、在外被爆者の先般の六月十五日の控訴決定に伴いまして、一つお願いがございます。 幾度かの私どものお願いが届きませんで、また、郭貴勲さん初め在外被爆者の方の願いも今回の御判断では直接には期待にこたえることができなかったわけですけれども、でも、この間の何回かの厚生労働委員会での
○阿部委員 私的なことばかり聞いて申しわけありませんでした。 最後に、熊谷参考人が今病棟で診察している子供たち、私もおりましたからわかりますけれども、非常に重い病気で全く四肢を動かすことのできない子たちや白血病の末期の子もいると思うんですね。その子たちが、熊谷参考人から見て、あなたがお医者さんになられたことで何か感じているものがあると感じられますか、お思いになりますか。
○阿部委員 星飛雄馬のお父さんみたいですが、そういう御両親にはぐくまれても、なおかつ、子供が生育していく過程では、自分の夢を時にとんざさせそうになったり、やはり励ましてくれる向きと壁になることと両方あったと思うのです。熊谷参考人にとって、一番励ましになったこと、それから今までの中で一番つらかったこと、二つ、両方教えてください。
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子と申します。 まず冒頭、長時間にわたり、参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。そして、本日のこの審議が、私にとりましても、また、恐らく今国会、それから今までいろいろ審議されてきた私どものこの国会の運営の中でも極めて人間的で、そして新しい人権の世紀を開く幕あけにふさわしい場だと思いながら皆さんの質疑を拝聴しておりました。 まず、大変私的なことで恐縮
○阿部委員 では、二点確認申し上げますが、今の、私の記憶では、二十分の九を残した国土交通省関連の自賠責審議会に相当するもの、予算において。これは国土交通省管轄ではなくて、これもまた金融庁管轄だということでございますか。
○阿部委員 さすが柳澤大臣でございます。きちんと御理解でございます。 一応、負傷者数は百十五万と言われております。死亡者数こそ確かに一万を割り込みましたが、負傷者数、毎年百十五万という値は、これは我が国にとっても大きな損失でもございますし、当事者になられた方は、障害を抱えてその後も療養されるわけです。 そしてさらにもう一点、実は、警視庁関連の統計では九千人という数値が出てまいりますが、厚生省でとります
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。 まず、きょうのコミットメント法案に関しましては基本的に賛成の立場をとりますので、いただきました質疑の時間は、先回の積み残しについての質問とさせていただきます。 きょう、本来の午前中の質問時間が午後に変更になりまして、柳澤金融大臣も御出席とのことですので、特に、柳澤金融大臣に中心的にお答えをお願い申し上げます。 先回の同じ財務金融委員会の折に、私
○阿部委員 特に把握していただきたい点は、例えば法務省の刑事局から、いわゆる心神喪失ないし耗弱によって都道府県に回されて、指定医の診察を受ける方は三千六百二十九人。そのうち、措置入院になる方は二千百四十二人。この方たちは、明らかに何らかの心神喪失状態と判定されて、それゆえに犯罪を犯された。その時点では指定医はかかわりますが、先ほど申しますように、今度は解除の時点では、治療的な観点からというところで受
○阿部委員 一点目の坂口大臣の御認識でございますが、やはり一たん受けた被爆者手帳の資格の喪失要件というのは、実は死亡時ということしか書かれておりませんことをきょうの土井党首も申しましたと思います。 そして、やはり日本にお住まいであって、故国に帰りたい、祖国に帰りたいと思っても、その被爆者手帳が今度は帰ればなくなってしまうというふうな事態がもしこの法律の解釈で成り立ちますと、この法律によるその方のいわば
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。 まず冒頭、きょうは、金田委員にも先ほどの小沢委員にも御紹介というか御意見がございましたが、郭貴勲さんの問題について、私も一言、坂口厚生労働大臣に心からお願いを申し上げたい件がございます。 厚生労働省の職員の方はお気づきだったと思いますが、厚生労働省前に郭貴勲さんを支援なさる日本の被爆者団体、被団協の皆さんが座り込みを一昨日、昨日となさっておられました
○阿部委員 一点、御参考までに、例えば歯科医師関係では、神奈川県の歯科医師会が神奈川県の歯科保健総合センター内にありますが、その中にまた神奈川県の歯科医師政治連盟の事務局がございまして、またその中に自由民主党神奈川県歯科医師支部がございます。この神奈川県歯科保健総合センターはやはり県の施設でございますから、公私混同ということになってまいろうかと思います。これは一例でございまして、各所に調べればあると
○阿部委員 いつもありがとう存じます。 引き続いて、この年金の法案の審議に入る前に、いわゆる政治倫理問題で一点、この場で、質問通告ではございませんが、明らかにしたいことがございます。 昨日の朝日新聞をごらんになった方は、日本医師政治連盟という政治団体に、半ば強制的に医師に対して献金と申しますかが要求されまして、所によっては自動引き落としというシステムをとられたということが一面でも出ておりました。
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。 坂口厚生労働大臣初め省庁の皆さん、連日御苦労さまです。 とりわけ坂口厚生労働大臣には、私が一昨日お願いいたしました郭貴勲さんとの御面会も、昨日お忙しい時間の中お会いくださいまして、大変にありがとうございます。また、これも私がお願いいたしました、判決文の全文もぼちぼちお読みくださっているということで、極めて誠意ある対応に心からお礼申し上げます。
○阿部委員 私は当然、当時国会の場にはおりませんし、この前文を読むのは今回こういう判決がおりましてから改めてということでございますが、この大阪地裁判決にも言うように、一つには国家賠償的、もう一つには人道的見地の法律であるという認識を私はこの法律から受けとめます。そして、もしそうであれば、いわゆる人道は国境を越えると思っております。例えば国境なき医師団というものもございますように、あれは人道的見地から
○阿部委員 所用お忙しい中とは存じますが、ぜひとも御一読いただきたい。 実は、この判決文の中に、「立法者意思も第一次的には当該法文に表われた合理的な立法者意思を探求すべきであって、国会における答弁等を過大視することは許されず、これらは、あくまでも解釈の参考資料として位置づけられるにすぎない。」という一文がございますが、何を言っているかというと、当時の岩佐委員への答弁をもってこの法案の全文を解釈すべきではない
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。 今、坂口厚生労働大臣がお見えになるのを、半分は首を長く、半分はどきどきしながら待っておりました。理由は、昨日もお伺い申し上げました在外被爆者の方々に対しての大阪地裁判決について、再度控訴せずという御判断をいただきたい旨、私は、きょうはまた冒頭、お願い申し上げます。 実は、本日の午前十一時に、郭貴勲さん、大阪地裁の原告となられた方ですが、この方が、
○阿部委員 塩川財務大臣のお考えは承りました。 私は、その部分をさらに一歩進めまして、今大臣は資材を使わず人を使うというふうな業務の例を挙げてくださいました。確かに、本当に人手を使って日常的な生活に関連する分野を充実していくということで、考え方は前向きに評価いたしますが、さらにもう一歩。 私は、日ごろ医療分野におりましたので、人を使って人のために役立つ、いわゆる医療、介護、福祉の分野で非常に人手不足
○阿部委員 柳澤金融大臣のお言葉は専門用語が多くてよくわからないと思いながら、でも、よくわかったぞと思って聞きましたが、どういうことかというと、コーポレートファイナンスからプロジェクトファイナンスへというお言葉を使いましたが、私ども社会民主党の従来からの主張で、たとえ、たとえでございます、企業がつぶれても人がつぶれないような、あるいは企業が一つ全体としてだめになってもその部分で生かされる部分があるような
○阿部委員 社会民主党・市民連合阿部知子ですが、本日の質疑に先立ちまして、本来の私の質疑時間を、共産党の佐々木憲昭議員の御好意と理事皆さんの御好意によりまして、順交換させていただきましたこと、まず御礼申し上げます。しっかり覚えておきます。そして、ちょうどこの時刻、実は厚生労働委員会の方で年金法案の審議がございまして、慌ただしく出入りしております失礼も深く、お許しくださいませ。 では、質疑に入らせていただきます
○阿部委員 ありがとうございます。 引き続きまして、現在の給付建ての制度に対する評価についての違いをお伺いいたします。 高山教授の御意見にもございましたが、ここの文面を拝借いたしますれば、退職給付は給付建て制度に偏り過ぎているという御認識をお持ちで、この点に関しては福岡参考人も同じなのかどうか、ちょっと私聞き漏らしましたが。公文参考人並びに渡部参考人にあっては、むしろこの給付、確定給付という呼び
○阿部委員 ありがとうございました。 では、公的年金部分についての改革が必要であるという前提に立った上で、今の福岡参考人並びに高山、公文参考人は、一応、税方式について、特に間接税、消費税等々の御意見があり、公文参考人は一般財源からの税補てんというお話でございましたが、渡部教授におかれましては、公的年金部分、基礎年金部分についての改革の御私案はどのようにお持ちでいらっしゃいましょうか。
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子と申します。 本日の参考人四方には、大変長時間御苦労さまでございます。私の質問で最後でございますので、いましばしおつき合いをよろしくお願いいたします。 きょう一日の議論を拝聴いたしまして、実は私、この同じ時刻に財務金融委員会での審議も重なっておりますのですけれども、先ほど高山参考人のお話にもございましたが、この確定拠出型年金をめぐって、本来であれば金融財務
○阿部委員 どうもありがとうございました。
○阿部委員 時間がないので、途中で済みません。医学的な知見、すなわち治ることイコール隔離政策ではないということについての指摘をいたしました。的を射ぬ答弁で時間を費やすことはやめていただきます。 二点目、いわゆる根絶政策、優生保護法、らい、三条三項の問題でございます。 これも前回私が御質問させていただきましたが、実は、このらいを理由とした優生保護法の適用というのは、既に昭和二十七年段階のWHO勧告
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。 きょう、半日にわたりまして、ハンセン病の特別審議の場に私も参加いたしまして、やはり問題が余りにも大きく、そして私どもの到達地点が余りにも低いということを再確認いたしております。 特に、本日、坂口厚生労働大臣は、いつもこの間そうでございましたが、非常に前向きな姿勢でございますが、厚生省の各担当の方々からの御答弁と申しますのは、患者さんにしてみれば、
○阿部委員 もうお時間ですので、一言だけ。 やはり人の手によってしか守られない部分が、医療、介護、福祉の本質でございます。これからますますどこの場に雇用を創出していくかという中にあって、特に女性の働く場所として、そして末永く働ける場所として、南野大臣の見識ある御検討と今後の御回答をお願いいたします。 ありがとうございました。
○阿部委員 非常に前向きな御答弁を本当にありがとうございます。 最後に一点、先ほどの医療被害関連に関しまして、中川智子議員の方から、ミスばかり起こすリピーターお医者さんの話もございましたけれども、医療ミスが生じる構造というのは本当に多種多様なものが考えられております。そして、その原因のいかんにかかわらず、失われるものが命であるということにおいて早急な対策が必要とされる。 私自身の経験から、特にきょうもう
○阿部委員 社民党としていただきましたお時間、多少延長しておりまして申しわけありません。私は二番手の阿部知子でございます。 さきの小泉新総理の誕生に伴い、神崎代表が代表質問の折に、二十一世紀は平和と人権の世紀であり、その中で特に公明党は人権、生命、環境ということに重きを置いてこれからの世紀をよい世紀にしていきたいということでの御発言があったと思います。その公明党からこの厚生委員会に、坂口厚生労働大臣
○阿部委員 私に残されました時間がもうほとんどございませんので、先生の論文の中で一つだけ私が気になる部分、私も医療分野ですので、いわゆるNPOあるいは国という提供主体、公という提供主体だけでは、実は医療や介護という分野は私はうまく運ばないだろう。もう一つ、いわゆる生協方式のような、出資金を出し合って地域で支えるという仕組みを私自身は考えておりますが、時間との関連で、提案とさせていただきます。 ありがとうございました
○阿部委員 実は高齢化の問題も、これは、私は医者の世界に属しておりますが、医師会の会長がうまい表現をいたしまして、病気というのは受益ではなくて受難である。いわゆる高齢化とか病気というのは、もちろんお元気な高齢な方は、先生もおっしゃるように、移動の自由も含めてある程度自由はございますけれども、病気になるということは、選んでなるわけでもないし、責任放棄した結果なるのでもないというところで、今の日本の社会
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子と申します。よろしくお願いいたします。 まずは、きょうは、木村参考人にあっては、包括的なお話、大変御苦労さまでございます。一時間というお時間でも語り切れないほどのたくさんの内容をいただきまして、当憲法調査会のメーンテーマである日本のあるべき姿ということの中で、本日は、特に日本の社会のあるべき姿あるいは人のあるべき姿についてお答えをいただいたように思います。
○阿部委員 時代をどう認識するかでございますが、確かに、塩川大臣がおっしゃられたように二十年前に発足し、ある程度私は歴史的役割を終えている政策であると思います。 ちなみに、問題になりました核燃料サイクル機構の、いわゆる使途以外の、事業費として充てられたものを職員給与に流用しておりました会計も、この電源開発特別会計と連動しておると思いますし、私自身も、核燃、昔の動燃ですね、見学に行ってまいりましたけれども
○阿部委員 明確な御答弁、ありがとうございます。いずれは、来年度以降と思いますが、一般財源化に向けて御尽力いただけるというふうに拝聴いたしました。 同じ特定財源の中でいま一つ御検討をいただきたい財源がございます。いわゆる電源開発促進に関する財源、財源的に申しませば電源開発促進税でございます。これは今の道路関連の予算ほど、兆の単位ではございませんが、四千億内外の税金の使途でございます。 これは今、
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子と申します。 委員各位、そしてとりわけ塩川新財務大臣、柳澤大臣には長時間の御討議、御苦労さまでございます。おなかもすいてまいりましたが、私の予定時間で三十分やらせていただきますと、一時近くになりますので、時間厳守ではまいりますが、いま少しの集中をどうかよろしくお願い申し上げます。 私ども社会民主党はいつも質問時間が最後でございますが、今般新大臣の御就任に
○阿部委員 今般の法律の中では、地方自治体の関与ということが出てまいりますし、各地方自治体がこぞってPCBのちゃんとしたモニタリングをして、下げていくような努力をしてくれる向きに、また先生の研究も生かしていただければと思います。 三番目、浦野参考人にお伺いいたします。 一点目は、先生のおっしゃる、環境事業団等々の半ばオフィシャルな方式を用いた場合と、これまでの民間で処理していた場合の住民の参加、
○阿部委員 大変ありがとうございます。 先生の研究所で母乳あるいは臍帯血等々のモニタリングも視野に入れながらトレンドを見るというお話でしたが、実はこれは、今般、もしも環境事業団が公的なかかわりをいたしますようになれば、当然国としてそうしたモニタリングを積極的に進めるべきと思いますし、また御助言を賜ればと思っております。 では二点目、酒井先生にお伺い申し上げます。 先生のきょうの御発言と、それから
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子と申します。私は、もともと子供の医者でございます。 昨年の十二月でございましたが、環境庁、ことしになりましてからは省ですが、当時の環境庁の調査で、いわゆる臍帯の中にPCBを初めとするいろいろな化学的汚染物質の移行が確認されたという報道がなされておりますが、きょう、こうした委員会が開かれますことも、そうした次世代への影響が私どもの非常に強い関心にあって、やはりこの
○阿部委員 予定外の質問に御返答ありがとうございます。 なお雇用の促進に向けて、内閣として総体でお取り組みいただきますればありがたいと存じます。どうもありがとうございました。 では引き続いて、ちゃんと予告いたしました質問に入らせていただきます。 私は、先ほどの宮澤財務大臣のお答えを受けても、やはり端的に事象だけを読んだ方がいいと思うのです。起きていることは雇用の不安と物価の下落。そしてこれをデフレ
○阿部委員 では、時間省エネのために続けさせていただきます。 二番目は、今のお答えが、もし先ほど来宮澤財務大臣がお答えの、今般の雇用不安はどうもやはりちょっといかぬなというお答えであるならば、私は、雇用不安ということに関しまして社民党的提言がございます。 実は、今般さまざまな雇用不安、リストラに対しまして極めて受け身的な政策、例えば雇用保険の延長ですとか、それから今も労働委員会にかかっておりますような
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子と申します。 皆様、大変遅い時間まで御苦労さまです。特に宮澤財務大臣並びに速水日銀総裁においては朝から長い時間でお疲れかと思いますが、私で最後ですのでよろしくお願いいたします。 宮澤財務大臣がお席を離れる前に一点だけ、申しわけありません。 私は、先ほど来のお話を伺いまして、特に鈴木淑夫議員の御質問の際に、日銀の速水総裁と宮澤財務大臣の間で、今般起こっております
○阿部委員 そういうふうな性格のものであると国民が理解するためには、その前提として明らかにしなければならない幾つかの現実がございます。例えば、官房機密費が宿泊差額代に用いられたことを中心に次にお尋ね申し上げます。 そもそも、松尾氏の事件とはかかわりなくでございます、官房機密費から宿泊差額代が出されるようになったのはいつからでございましょう。
○阿部委員 ある意味で御指摘は当たっている部分もあると私も思います。政策論議以前のところで国民がブレーキをかけられている、それだけ政治への不信や不安や不満や言葉への絶望が大きいと私はみなしております。それゆえにこそ、この官房機密費の問題も、きちんとした使途、目的、情報公開、会計監査を経ませんと、ますます政治への信頼が薄れ、その結果として政党政治そのものが危うくなる事態も招聘すると私は思います。 ですから
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。 委員長のお計らい並びに理事のお計らいで、急遽、会計検査院を追加していただきましたこと、厚く御礼申し上げます。先ほどの松本善明氏と福田官房長官のやりとりの中でも会計検査院に関する業務のことが問題になっておりましたので、私の方からもあわせてお伺いいたしたいと思い、本日、お願いいたしました。 まず冒頭、今週の月曜日に参議院で予算案が原案どおり、特に官房機密費
○阿部委員 先ほどの吉井委員の御質問にもございましたが、今我が国の産業は、ITから繊維そして野菜に至るまで、労働力の非常に安価な中国へとシフトしております。そして、先ほどの吉井委員の御質問で、ネギ、シイタケ等々のセーフガードをどうするかという御質問、あるいは繊維、タオルのセーフガードをどうするかという御質問もございましたが、実は大きな問題点は、そのセーフガードの発動以上に、セーフガードは年限のあるものでございますから
○阿部委員 その繊維の一兆八千億、私の最初に申しました数字が私の数値の読み間違いでしたら大変失礼いたしました。五兆のうち一番多くを繊維が占める一兆八千億のうち、日本企業の海外出資によるものの再輸入と申しますか、輸入の占める割合はどれくらいでございましょうか。
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。 外は真っ暗、夜なべかなと思う時間まで皆さん大変御苦労さまでございます。またきょうは問責決議案、残念ながら否決されまして、また何やらちょっと気の抜けた答弁も多うございますから、最後ですので、張り切って私も質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 まず第一点、今回のこの関税定率法等の一部を改正する案のうちの一番目、特恵関税制度の改正についてお
○阿部委員 十二月二十二日にお知りになってから一月四日に調査委員会を立ち上げられるまで、河野外務大臣御自身は何をどのようになさいましたか。
○阿部委員 森首相は、御自身、長く教育問題にかかわってこられたと言いました。今のような感覚の持ち主が、他人の痛みを一切理解し受けとめることのない方が教育問題を語るからこそ、今の若者たちはこの社会に、日本に限りない閉塞感を覚えるのだと思います。 今、国会の前には若者たちが座り込んでおります。また、有明海の水門をあけろということで、漁民の方々も見えておられます。いずれも、この国がいかに人の命ということを
○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子と申します。 こうした場で森首相とこの距離で質問をさせていただけるのは、もしかしたら私にとってきょうが最初で最後かもしれませんので、森首相に心からの御答弁をまずお願い申し上げます。 私は、昨年の七月に初めてこの国会の場を踏みました、経験いたしました。しかしながら、私が経験いたしました国会は、久世金融再生大臣の辞任に始まり、先日の村上前参議院の自民党会長の