1984-03-27 第101回国会 衆議院 環境委員会 第3号
○阿部説明員 今回の裁判は、民間企業の製造した食品に起因する事故につきまして国の賠償責任をめぐる法律上難しいものでございます。特に今回の判決は、先ほども申しましたように、過去二度の判決で否定されている国の賠償責任を認めているということもございまして、私ども、この油症事件につきましては、本件のほか幾つかの訴訟も係属中であるということ等から、現在関係省庁において慎重に検討しているということを申し上げられるだけでございます
○阿部説明員 今回の裁判は、民間企業の製造した食品に起因する事故につきまして国の賠償責任をめぐる法律上難しいものでございます。特に今回の判決は、先ほども申しましたように、過去二度の判決で否定されている国の賠償責任を認めているということもございまして、私ども、この油症事件につきましては、本件のほか幾つかの訴訟も係属中であるということ等から、現在関係省庁において慎重に検討しているということを申し上げられるだけでございます
○阿部説明員 ただいまの点につきましては、過去二度の判決におきまして今回の判決とは異なる判断が示されているということもございますので、これらの事情を含めまして、現在関係省庁とも慎重に検討しているところでございます。
○阿部説明員 当時の石川局長の答弁の表現のところにつきましては、やや誤解があるのではないかと考えております。結果的にはPCB製造工程がライスオイル製造工程の最終過程であるということはわかったわけでございますが、当時は当然製造工程の初期の段階から出る副産物を調査したわけでございますから、そういう意味で、結果的に見ますとそこの段階までの情報は何らなかったということであろうかと思います。
○阿部説明員 ただいま私が申し上げたとおりでございます。
○阿部説明員 お尋ねのダーク油事件は、昭和四十三年三月……(中西(績)分科員「そういうあれはもう要りません」と呼ぶ)はい。 飼料検査を行う職員といたしましては、当時飼料の品質確保の調査が職務内容でございました。異常なダークによりまして鶏に事故が発生したものでございますし、当時ライスオイルによる人体の異常等の情報は全くなかったわけでございます。また、ダーク油は食用油製造の初期の工程で採取されております
○阿部説明員 お答えいたします。 飼料穀物の備蓄対策につきましては、飼料穀物の国際的な需給動向等を勘案いたしまして、短期的な輸入途絶に対するために年間需要量のおおむね一カ月分を目標としまして国の財政負担によりまして備蓄を推進いたしております。またそのほかに、民間におきましても通常在庫を一カ月分を割らないように指導を行っているところでございます。 五十七年度末現在、社団法人の配合飼料供給安定機構が