2001-06-28 第151回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
○阿部幸代君 子供の学習保障で行政上の責任が市町村の教育委員会にあるというのは当然だと思うんですけれども、直接学習指導をするのは市町村の教育委員会ではないわけですよね。ですから、出席停止措置になった子供のその学習保障を責任を持ってするのはだれなのか、直接。
○阿部幸代君 子供の学習保障で行政上の責任が市町村の教育委員会にあるというのは当然だと思うんですけれども、直接学習指導をするのは市町村の教育委員会ではないわけですよね。ですから、出席停止措置になった子供のその学習保障を責任を持ってするのはだれなのか、直接。
○阿部幸代君 このサポートチームというのは、少年等による凶悪事件の発生状況等を踏まえた少年の問題行動等に関する調査研究協力者会議の中に出てきていたかと思うんですけれども、やはりどちらかというと凶悪事件の未然防止の観点から組織されようとしているように思うんですね。一般的に学校が地域の人や専門機関の職員などによって支えられるということは好ましいことであると思うんですけれども、私が問題にしたいのは出席停止措置
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代でございます。 一昨日に続いて、学校教育法の出席停止要件の法制化にかかわって質問いたします。 一昨日、私の質問に対して遠山大臣は、専門職員から成るサポートチームについてお話しなさっていたと思うんですが、その構成と活動の概要などをお聞かせいただきたいのですが。
○阿部幸代君 私は拡大解釈が起こらないか非常に危惧をするんです。具体的に言いますと、要件の二、「職員に傷害又は心身の苦痛を与える行為」、あるいは要件の三、「施設又は設備を損壊する行為」、もちろん緊急避難的な対応というものは必要だと思うんですけれども、こういう要件は必ずしもほかの児童の教育に妨げがあるとは限らないこともあるんですね。私も教育現場にいましたから、ほかの児童の教育に妨げがあるというふうには
○阿部幸代君 私の質問に答えておられないんですが。 現行法でも出席停止措置は可能になっています。ところが、今回、なぜ出席停止要件を四つ、今まで通知で示していたものを法制化するのですか。その目的は何ですか。
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代でございます。 学校教育法の児童の出席停止の要件の法制化に関して質問いたします。 学校教育法の第二十六条は、市町村の教育委員会は性行不良であってほかの児童の教育に妨げがあるときはその保護者に対して児童の出席停止を命ずることができるとして、つまり現行法のもとでも出席停止措置が可能になっています。今回の法案は新たに、「一 他の児童に傷害、心身の苦痛又は財産上の損失を
○阿部幸代君 同じ質問を本会議の代表質問で総理にしました。 総理の答弁は、過度の受験競争の問題は改革に取り組むべき教育課題の一つと言っていました。そして、入学者選抜の改善、もう一つ、教育内容や方法の改善、このことをおっしゃっていましたが、これは大臣も同じでしょうか。
○阿部幸代君 ある程度の競争は非常に大事、健全な競争が望ましい、これでは国連の子どもの権利委員会の勧告に対する取り組みの姿勢というふうにはならない、かみ合わないと思うんですね。 国連の子どもの権利委員会の勧告は、高度に競争的な教育制度、そのためにストレスにさらされ発達障害に陥っている、ですから学校嫌いも出ている、それらを生み出す教育制度と闘うための適切な措置をとりなさいという勧告なんですね。ですから
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代でございます。 地方教育行政法の一部改正法案の、特に第五十条の高等学校の通学区域規定の削除の問題について質問したいと思います。 初めに、国連の子どもの権利委員会の日本政府への勧告についてどのような検討がなされ、どういう認識に至ったのかについて大臣に伺いたいと思うんですが、勧告は、「高度に競争的な教育制度によるストレスにさらされ、かつ、その結果として余暇、身体的活動
○阿部幸代君 私は、日本共産党を代表して、学校教育法の一部を改正する法律案など、教育三法案について、小泉総理並びに遠山文部科学大臣に質問いたします。 質問に入る前に、大阪教育大学附属池田小学校における悲惨な事件で亡くなった子供たちに対し、心から哀悼の意を表するものです。こうしたことが二度と繰り返されることのないように、医療と法律、両面からの検討が必要です。また、学校の安全性の確保という点から、教職員
○阿部幸代君 つまり、住民の福祉増進を図ることを基本として地方公共団体の自主性及び自立性を高めたと、そういうことだと思いますが、そうですね。
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代でございます。 森林法並びに採石法の運用について質問したいと思います。 まず、採石法上の都道府県の事務が地方分権法によって自治事務となった積極的な意義はどういうものなのか、これは原理原則の問題ですので、大臣にお聞きしたいのですが。
○阿部幸代君 日本政府、文部科学省がどういうことをやってきたかという説明であったように思うのですが、子どもの権利委員会の最終所見をどういう会議でどのように議論をしたのか、そんなことも私は知りたかったのですが、次の質問に入ります。 四月九日に行われた政府、国会議員、NGOの意見交換会のときに、NGOの方から、日本政府がその報告をまとめるに当たってどういう子供観をとったのか、そのことを明らかにして明記
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代でございます。 子どもの権利条約の全面実施を願う立場から、子供をどういう存在として見るのか、つまり子供観について質問をしたいと思います。 初めに、子どもの権利条約の第二回政府報告書をつくって今月末にも提出することになっているかと思うのですが、その報告をまとめるときに、九八年の子どもの権利委員会の日本政府の初回報告書の審査に基づく最終所見を深く検討したのでしょうか
○阿部幸代君 日本図書館協会の最新のデータによりますと、六百五十九市中、六百四十市で設置、十九市で未設置、設置率は九七・一%。それから、千九百九十町中、八百五十九町で設置、千四百一町で未設置、設置率は四三・二%。村の方になりますと、五百六十八村中、九十二村で設置、四百七十六村で未設置、設置率は一六・二%になっています。 まだ全市町村の半分にしか設置されていなくて、あってもほとんどが一館だけですし、
○阿部幸代君 今、大臣から御紹介がありました審議会の報告なんですけれども、そこでは「公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準について」ということで、「図書館を設置していない町村がなお多数存在することや、図書館が設置されていても時間的・地理的条件により十分な図書館サービスを享受できない住民も存在する」とあります。 全国の市町村の図書館の設置状況がどのようになっているか伺いたいのですが。
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代です。 公立図書館と学校図書館の整備及びその対策について質問したいと思うんです。 法案では子供の読書活動を振興するのを支援するために助成金を交付することができるようになっていますが、私はこのこと自体賛成です。子供の読書活動の振興という意味では、助成金の交付以外にも、本来、公立図書館とか学校図書館を整備していくことが必要なんだと思うんですね。その辺の認識はどのようにお
○阿部幸代君 でも、それだとわからないんですよ。学級編制をどうするのかということで、考え方。学級編制の標準、四十人に据え置くのがよいということですか。
○阿部幸代君 私は物事を一つ一つ片づけていきたいんですけれども、学級編制の標準です。 野党案のように、十年間かけて、本当にささやかですよね、三十九人、三十八人、三十七人、三十六人、三十五人、三十四人、こうやっていって三十人学級に踏み出していくのはよくなくて、四十人に据え置くのがよいと、こういうふうに考えているのが文部省ですか。学級編制の標準。
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代でございます。 政府案と野党案の違いは、学級編制の標準を四十人に据え置くのか、それとも三十人学級に踏み出していくのか、ここにあるんだと思うんですが、単刀直入にお伺いしたいんですけれども、野党の言うように、十年間かけて四十人を三十九人、三十八人、三十七人、三十六人、三十五人、こうやっていって三十人学級を実現するのはよくなくて、四十人に据え置くのがよいというのが文部省
○阿部幸代君 習熟度別学級編制について、本当に教育効果があるのかという質問だったと思うんですが、習熟度別授業ということについて言えば、児童生徒の理解度に応じてその理解を助け、伸ばすために個別の指導を行うという意味であるならば、発達段階、学年段階、教科内容にもよると思いますが、これは全面的に否定するものではありません。 しかし、政府が進めようとする習熟度別授業というのは、行き過ぎた平等主義を廃止するという
○阿部幸代君 学習集団と生活集団は切り離せない、求められているのは学級規模の縮小ではないかという質問にお答えしたいと思います。 小学校五年生の女子が、「学校はなにをしに行くのか」という作文の中で次のように書いているんです。「私も最初は勉強するためって考えていたけど、よく考えてみると、友達をつくって、ふだんから大人になるため準備をするところ、六年間友達として、自分勝手なせいかくにならないようにして、
○阿部幸代君 畑野議員から習熟度別授業についてお尋ねがありました。 児童生徒の理解度に応じて、その理解を助け伸ばすために個別の指導を行うという意味であるならば、発達段階、学年段階、教科内容にもよりますが、これを全く否定しようとは考えておりません。 しかし、政府の進めようとする習熟度別授業は、行き過ぎた平等主義を排するということで、結局いわゆるできる子といわゆるできない子を振り分けて行う能力別編制授業
○阿部幸代君 石田議員から、三十人学級の実現をどのように具体化されるのか、お尋ねがありました。 まず、本案による改善計画についてですが、平成十三年度は地方自治体の教員採用の問題があるため、政府案の改善計画の平成十三年度分と同数とし、平成十四年度から原則として毎年度一定数の人員増を行います。具体的な十年間の各年度の計画については政令等において規定されることになります。 次に、学級編制の標準の引き下
○阿部幸代君 文部科学大臣にお尋ねしたいんですけれども、こういう高校生の就職難の原因についてどんなふうに認識しておられるでしょうか。
○阿部幸代君 お役人の答弁というのは何か物事がよくなったことを強調するような答弁なんですけれども、私、念のためにメモしておきましたけれども、文部省は昨年十二月末段階の数字を握っておられますね。卒業予定者百三十三万四千人のうち就職を希望しているのが二十六万五千人、内定しているのが十九万三千人、未定であるのが七万二千人になります。労働省は一月末現在の数字を持っておられますね。就職を希望しているのが二十二万人
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代でございます。 高校生の就職問題について質問いたします。 報道によりますと、この春卒業する大学、短大、それから高専、高校の学生生徒のうち、就職を希望する者の中で実際に決まったという割合はおよそ八割、いまだに十五万人が就職できずに、青年の就職状況は非常に厳しいとのことです。 私は、その中で、高校生の就職状況についてどのようになっているか、文部科学省並びに厚生労働省
○阿部幸代君 この村山談話のほかにも、同じく当時の村山総理の韓国大統領金泳三あての書簡とか、九三年、当時の河野官房長官の談話とか、九二年、当時の宮澤総理大臣の韓国における政策演説とか、あるいは九八年日韓共同宣言など、いずれも日本の過去の時期についての反省や謝罪が述べられています。これらも当然、日本政府が今後責任を持たなければならない日本政府の歴史認識を表明したものと考えてもよろしいですね。
○阿部幸代君 私どもはこの村山談話で十分という立場はとらないんですけれども、例えば核兵器の究極廃絶などという立場を盛り込まれていまして、今では通用しないものになっていますね。そういうことで、十分という立場はとらないんですけれども、日本政府の一つの到達点であり歴史認識の基本になるものと理解しています。それでよろしいですよね。
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代でございます。 アジア外交と歴史認識の問題にかかわって質問いたします。 二十一世紀を迎えて、日本と世界、とりわけアジアとの間で、過去の戦争とそれから植民地支配の正しい意味での歴史を乗り越えた平和とそれから友好、信頼の関係を深めることが望まれていると思います。河野外相も本会議における外交演説で、第一に近隣諸国との友好を強調されていました。この近隣諸国との友好を深めるためには
○阿部幸代君 この「二十一世紀の大学像」の中では、現在の義務教育の場では、「中間層の児童・生徒に視点をおいた授業だと、できる生徒は退屈するし、その授業にもついていけない生徒にとっては勉強そのものが苦痛になってくる。」ということで、先生の考え方、すみ分けですよね。
○阿部幸代君 私は、教育内容とそれから教育条件と、二つの方面から掘り下げていかなければいけないような気がしているんですが、教育内容については、先生おっしゃるとおり、私も、学習指導要領の中身を機械的に三割削減すればいいという、そういう立場はとりません。むしろ、何をもって基礎、基本というのか、何をもって基礎、基本の学力というのか、このことを学者やあるいは現場の先生たちも含めてもっと研究も進められなければいけないし
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代です。 今、教育現場に学力の危機とか学びからの逃避とか、こういう事態が広がっていることを大変心配しています。このこととかかわって質問をしたいと思います。 最初に、冲永公述人にお願いしたいんですが、先生の「二十一世紀の大学像」のまとめたものを読んでまいりました。その中に、大学生の基礎能力の低下や基本的な訓練の欠如が問題になっている、小中高の教育課程と関連しているのではないかという
○阿部幸代君 実地検査について、実地検査のときにいろいろ記録しているわけではないからどの程度検査しているかわからないということなんですが、私がまず知りたいのは、報償費すべてについて実地検査をしているのかどうかということなんです。これは記録があろうとなかろうとわかりますね。
○阿部幸代君 まずは特別扱いがされているということですね。 それで、実地検査ということを今おっしゃいましたけれども、報償費すべてについて実地検査をしているのかどうかです。報償費のうち実地検査をしているのはどのくらいなのか、過去三年の検査実績について明らかにしていただけますか。
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代でございます。 初めに、外務省大臣官房の幹部によるいわゆる外交機密費の流用疑惑に関連して会計検査院に伺います。 具体的にお聞きします。報償費について会計検査院はどのような検査をしているかということです。つまり、領収書をきちっと提出させて、きちっとした検査をしているのか、あるいは報償費については特別扱いをしているのかということですが、この件についてまず伺います。
○阿部幸代君 要件に合致する場合というのがどういうふうなときなのかが問題になると思うんですが、例えば看護婦や税務署の職員の場合、具体的にどういう場合に任期つきの採用が行われることになるんでしょうか。
○阿部幸代君 一般職の職員というのは、行政職だけではなくて、例えば税務職、税務署の職員ですね、それから公安職、警察官、刑務所の職員、医療職、病院の医師や看護婦など、幅広い職種が対象となるということになります。 具体的にお聞きしたいんですけれども、看護婦や税務署の職員は専門的な知識、経験が必要ですね。看護婦や税務署の職員も今回の法案、任期付採用の対象となるんでしょうか。
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代です。 法案には重大な懸念を抱きますので、法案の内容に即して質問いたします。 既に任期つきが導入されている大学教員、試験研究機関の研究者を除いて、今回一般職のすべてを対象とするんでしょうか。
○阿部幸代君 長官がおっしゃったように、ことし四月から六月に実施された総務庁の行政監察は、警察庁における不祥事案対策に関する行政監察でしたね。私は、この不祥事案対策に関する警察の昇任試験問題とその解答例を問題にしたわけです。まさに監察の中心的な内容に据えられてもいいようなことなんですね。 それで、今の答弁ですと、警察の認識、認識ということをおっしゃっているんですね。私は、実際に警察の協力を得て試験問題
○阿部幸代君 実際に警察内部の不祥事、例えば警察官の飲酒運転による交通事故などが起こったときどのような措置をするかというような試験問題があったのかどうか、その際、秘密の保持が解答として要求されたのかどうか、ここを調べる必要があるんだと思うんです。私はそういうことを希望いたしました。現場の警察の協力を得て、実際に試験問題とその解答に当たるようなことをしたんでしょうか。
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代でございます。 初めに、警察庁の不祥事案対策に関する総務庁の行政監察について伺います。 神奈川県警や新潟県警の一連の不祥事案が国民の怒りと不信を呼んだことは記憶に新しいところです。また、私の地元埼玉県では、桶川市における女子大生のストーカー殺人事件や、あるいはお酒を飲んで酔った方が警察が放置したために死亡してしまったという事件など、県民の怒りと不信を呼んでいるところです
○阿部幸代君 私は、日本共産党を代表して、森総理に質問いたします。 まず初めに、自民党など与党三党が参議院の比例代表選挙に非拘束名簿式を導入しようとしていることについてです。 そもそも本院では、昨年六月、議長の要請を受けて、各派代表者懇談会のもとに参議院選挙制度協議会が設置され、各派の代表によって、九回にわたって慎重な協議を重ねてきました。この協議の結果は本年二月に報告書にまとめられ、当面は現行
○阿部幸代君 私も廃棄というのが意外に多いということに気がつきまして、九八年ですと六百九十二万冊廃棄しているんですね。一校当たり百七十八冊の廃棄になりますね、小学校。一方、千二百六十三万冊購入して、一校当たり二百七十七冊ですか。そうすると、差し引き百冊しかふえないんです。ですから、結構お金のかかる事業だなというふうに思うんです。 それで、衆参両院で子供たちの読書活動を国を挙げて応援する、こういう決議
○阿部幸代君 小学校で二九・二%、中学校で一九・三%が達成しているというふうに資料で見ましたが、問題は、達成していない学校がいっぱいあるということで、特に整備率が五〇%未満、そういう学校が小学校で一四・二%、中学校では二二・四%もあるんですね。これがとても深刻だというふうに思うんです。なぜ未達成なのか、また今後の見通しについてどのように考えておられるか、お聞きします。
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代でございます。 学校図書館の問題について質問したいと思います。初めに文部省に伺います。 昨年の八月九日に、本院は子ども読書年に関する決議というのを上げていまして、ことしを子ども読書年とするこの決議では、「本院は、この読書の持つ計り知れない価値を認識して、子どもたちの読書活動を国を挙げて応援するため、平成十二年、西暦二〇〇〇年を「子ども読書年」とする」、こういうふうに
○阿部幸代君 生鮮野菜の輸入量は、野菜安定基金の資料によりますと、十年前には約二十六万トンであったものが九九年には約九十二万トンにふえて、三・五倍もの急増になっています。 ネギの輸入量について見てみますと、大蔵省の貿易統計によりますと、九〇年に六千トンであったものが九九年には二万九千トンになり、十年間で四・八三倍もの急増となっています。十年間に三・五倍とか四・八三倍とか、こういうふえ方を急激な増加
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代でございます。 先日、全国農協中央会並びに全国農業者農政運動組織協議会の方から、来年度の農業政策、特に米と野菜に関する価格対策についての要請を受けて懇談をいたしました。きょうは時間の関係で、この要請と、私の地元埼玉県の深谷市、深谷ネギの産地で有名ですが、この深谷市の実態も踏まえて、生鮮野菜の輸入の実態と一般セーフガードの発動について質問をしたいと思います。 初めに
○阿部幸代君 いろいろやってきましたというお話を伺ったんですが、この物は見ていますね。
○阿部幸代君 聞こえないので、もう少し。
○阿部幸代君 日本共産党の阿部幸代でございます。 初めに、埼玉県の大宮市にある三菱マテリアル株式会社総合研究所の放射能汚染問題と、汚染された施設や建物の撤去、解体に伴う安全性の確保について質問したいと思います。 最初に、この放射能汚染の実態をどう認識するかという問題です。 科学技術庁の認識について言いますと、昨年の三月二十六日発表と、同じく四月二十三日付発表によって知ることができます。 ただ