1962-04-04 第40回国会 衆議院 商工委員会 第26号
○關(守)政府委員 あなたがあまり大きな声を出されるものだから、こっちも少しあわてて間違えたこともあるのでしょう。
○關(守)政府委員 あなたがあまり大きな声を出されるものだから、こっちも少しあわてて間違えたこともあるのでしょう。
○關(守)政府委員 それは条約の問題で読み方が読めないとおっしゃるけれども、読めないのじゃなくて、やはりちょっとあおられたものですから……。
○關(守)政府委員 今おっしゃったことは、確かに中山君の方で少し説明が足りなかった。この条文には、確かにあなたのおっしゃる通り書いてあります。従いまして、要するに、この条約に向こうが該当するようなことがはっきりすれば、これはもう当然、条約に書いてあるのだから申し出ます。これはアメリカに対して適当な措置をとれということは、これはもう当然申し入れるべきだ。ただ、その事実認定については、これはどうも私たちだけではできないし
○關政府委員 この基金の適用は法文上の地理的概念といたしましては今のようなことになると思いますが、実際運用する場合におきましては、やはり金が全然返ってこない、いろいろな問題がごたごた起きましても資金の回収について交渉もできないというようなところには、なかなか金が行きにくいということになると思いますが、ここに法文上申します東南アジアというものには当然北ベトナムも入る、こういうふうに考えております。
○關政府委員 さようであります。
○關政府委員 そこに差し上げました通り、パキスタンから東の方の国の名前を具体的に申し上げますと、パキスタン、インド、ネパール、ビルマ、マラヤ、シンガポール、セイロン、そのほかにインドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、フィリピン、そのほかに小さなところといたしましては、サラワク、ブルネイ、北ボルネオというものを考えております。
○關政府委員 統一的なものは私はできておらないように思います。
○關政府委員 それは国によって当然違うわけでございますが、多くの場合、特別なそういうものを受け入れする機関がある。たとえばインドなんかはそういうものができております。それから、国によっては外務省が扱っておるところもあり、国によっては大蔵省が扱っておるところもあり、国によって全部違うわけであります。
○關政府委員 多角的な国際的な金融機関と申しますと、これは代表的なのは世銀でございます。世銀の各国に対する借款というものは、原則的に世銀が直接扱っております。日本でも……。
○關(守)政府委員 これも私賠償の担当者でありませんから、はっきりわかりませんけれども、やっぱりそれ以上にほしいものがあるから、現在あまり多量に農業機械を買わないということであろうと存ずるのであります。チョイスは先方が持っておるのでありますから、農業機械に非常に重点を置くということであれば買うのでありましょうが、それよりほかのものにもっと重点を置いておる、従って今はそう買わないということであろうと思
○關(守)政府委員 ただいまのお二人のお話で尽きていると思いますけれども、私ども、一番大事なことは、やっぱり金がないということだろうと思います。金がないから、そこまで手が伸びない、こういうことだろうと思います。
○關(守)政府委員 外務省と申しますか、出先の機関が、正式にこの問題についてビルマ政府とどうこうしたということはないのでございまして、この話し合いは今の振興協会でございますか、それとビルマ政府の方と話し合いをなすっておられた、こういうことではないかと思います。従いましてそこの間、協会ですか、協議会ですかとビルマ政府との間に、どの程度の話し合いがあったかということは、われわれの方では必ずしも明らかになっていない
○關(守)政府委員 北ボルネオの方は大洋漁業がやっておりまして、特にこの基金をわずらわすほどのことがなくて、多分輸銀のベースでいくのではないかと思っております。しかし漁業の問題は、先ほどもお尋ねがありましたが、漁業については各国から非常な注文が参っておりまして、たとえばセイロンからも非常に大きな注文もいろいろ来ております。これも具体的に考えてできるだけのことはやってやりたいということでやっておりますし
○關(守)政府委員 そういう仕事も若干はやっておりますし、今度行く連中もそういうことを調べて立案をしてくれということを依頼しております。そういう専門家も先ほど申しましたものの中に入って参ることになると思います。
○關(守)政府委員 お答え申し上げます。あれはたしか南スマトラだと思いますが、食糧増産の問題は民間でやりたい、これは機械をもって開拓をやりたいというような話が若干ありました。日本側の当事者は小松であったかと思いますが、この話はその後進展しておりません。インドネシア政府との間の話し合いでは、さしあたって一つの問題は、肥料の工場を作りたいから調査団をよこせという話がありました。これがごたごたしておりますうちに
○關(守)政府委員 私も全くこれは同感でございまして、自由主義陣営と申しますか資本主義陣営と申しますかそういうものと、共産主義と申しますか社会主義と申しますか、そういう経済組織というものから、本質的と申すのはどうかと思いますが、かなり援助の態容は違ってくるわけでございます。しかしその問題を特に今申しましたように商業べースの援助では限界があるということは、別にソ連の方と対抗するためにそういうことが必要
○關(守)政府委員 お答えを申し上げます。会議の内容は、これは非公開ということになっておりますが、私どもの報告を受けている限りにおいては、特にソ連圏に対抗するということに主眼を置いた話し合いというものは、ほとんどなかったというふうに聞いております。むしろ先進工業国の間で、どうしたらもっと技術的な方面に話がいって、たとえばひもつきと申しますか、タイド・ローンはいかぬから、なるべくなら反タイド・ローンにしよう
○關(守)政府委員 この会議は去年の暮れにパリで行なわれました。アイゼンハワーがパリを訪問したときに話し合いが行なわれまして、それがもとになりまして、ことしの一月十四日にパリでさらにOEECの会議が行なわれまして、その結果として設けられることになったのでございます。目的は主として先進工業国の間におきまして、後進国に対する経済援助、なかんずく資本の面における資金援助というものをいかにしてふやすことができるか
○政府委員(關守三郎君) これは政府とは関係なしにおいでになりましたものですから、事前には、特別な援助の要請もございませんし、その必要もなかった。これは、もう少し詳しく申し上げますと、ビハール州政府と日本の日蓮宗の坊さんとがお話しになって行かれたわけです。ところがビハール州政府は、向こうの予算の関係もございまして、予算が切れて、それで困っておられたわけでございます。そこで、それじゃ大へんだからというので
○政府委員(關守三郎君) 去年現地からそういう報告がありまして、取り調べたのでございますが、これは日蓮宗のお坊さんが主になって行かれて、今おっしゃったように病気になった。たまたまこの連中を帰したらどうかという話もございましたが、那須大使から、そういうことはやらないで現地で活用すべきである。特にインドは食糧に不足して困っておる、これに対して、日本の農業をデモンストレーション――実際にやって見せて教えてやることが
○説明員(關守三郎君) これは内容の話に、実質的に非常に問題がありまして、むしろ労働省の方のほうがその点はよくわかるのじやないかと思いますが、行政協定の面からはその種の税を免除するということは、これは謳つていないように記憶しております。つまり労務者のもらう退職金で、そういうものに税をかけないというようなことは、それは行政協定からは出て来ないように思います。ただ明瞭に日本の法律に違反しているというような
○説明員(關守三郎君) 先ほど中四局長からお話のありました通り、サービスの契約というものはこれは米軍が勝手に選んでできるというふうに行政協定の何条ですかできまつているわけなんです。それを今更変えるということはちよつと困難かと思いますが、たとえ直接契約にいたしましても、余り筋の通らないことを言つているようなことがございましたら、これは幾らでも直させるべきである、こういうふうに考えております。だから直接契約
○説明員(關守三郎君) 最初の二つの問題につきましては、未だ労働省のほうからも何も言つておりませんので、私のほうからは処置はとつておりません。 第三の、予算削減に伴い特需工場の仕事が減るだろうこのことは一番大切な問題でございますので、すぐに去年の騒ぎがあつたあとにすぐ手紙を書きまして、この間もその催促をいたしております。これから三時にアメリカ大使館の人が来るのも実はそれに関係のある話でありまして、
○關説明員 申し上げます。その点に関しましては、米軍側に若干の疑義がありまして、その点を目下相談しておるわけでございますが、それが実情でございます。
○關説明員 労働省の方とどういうお話をされたか、私は存じ上げませんけれども、事実この問題はすつきりした形では解決しておらないのであります。ただ、先ほど申し上げました通りに、この種の支払いは日本政府がやる、そうしたら、その金を米軍が返してくれる。――御承知のようにああいうような今の労務関係でございますから、まず日本政府が米軍と了解した範囲内において払いまして、それを向うから払いもとしてくれる、こういう
○關説明員 実はこの問題を含めまして、すべて労働委員会その他の準法律的な機関の裁決と申しますか、支払い契約と申しますかそういうものに関して、日本政府が支払つたものは、米軍は全部これを償還するということが、今の契約にははつきりしておらぬわけであります。この点を確保しなければ、いかに話合いをしてみても、むだだと思いまして、この点は大分交渉しておるのであります。その話合いが、今月の初めにつく予定であつたのでございますが
○關説明員 現在そういう支払いをするにつきましては、やはり米軍とはつきり話をつけてから支払う、とこういう種類の問題になつておるのであります。これは先ほど非常にたくさんあるようなことをおつしやいましたけれども、そうたくさんはないのでございます。こういうふうな若干ともいわくつきの問題になつておる金につきましては、やはり正式に米軍と話合いをつけてからでないと、支払いにくいと思います。それは原則でございます
○關説明員 お答え申し上げます。この問題は、松岡さんその他からも支援話を聞いておりまして、私もたいへん御同情申し上げて、何とかしたいと思つております。なぜ遅れたか、この点を御説明申し上げたいと思います。 もともとこれが起りましたときに、若干、解釈の問題と、感情の問題から、米軍の方も非常に興奮いたしまして、こじれて参つたのでありますが、調達庁の方で、米軍とこのような問題をまとめるのが筋なのであります