1977-05-11 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第24号
○長谷川国務大臣 獣医師の社会的、経済的役割りにつきましては、獣医師法の第一条に、獣医師の技能の最高水準とその業務の適正とを確保するというようにうたわれておりますし、もって畜産業の発展を図るのだ、こういうことで、したがって、公衆衛生の向上に寄与しなければならぬ。それにつきましてはやはり何といっても、いまのままでいいか悪いかという点の御指摘がございましたように、今後の食糧事情が大きく変化をしていくというこの
○長谷川国務大臣 獣医師の社会的、経済的役割りにつきましては、獣医師法の第一条に、獣医師の技能の最高水準とその業務の適正とを確保するというようにうたわれておりますし、もって畜産業の発展を図るのだ、こういうことで、したがって、公衆衛生の向上に寄与しなければならぬ。それにつきましてはやはり何といっても、いまのままでいいか悪いかという点の御指摘がございましたように、今後の食糧事情が大きく変化をしていくというこの
○長谷川国務大臣 柴田さんがおっしゃるような方向、全くその方向に向けてすぐ行けるならそう行きたいと思って、この問題につきましては文部省の方とも十分検討を加えまして、いろいろ話し合いをいたしました。ただ、当然そういう方向へ持っていかなければならないんだが、すぐ実施することができないとするならば、とりあえず六年間の一貫した効果的な教育を実施していこうじゃないか、こういうようなことで出発しているわけでございまして
○長谷川国務大臣 御承知のように、国民食糧の全体の上から見ていって、世界的に食糧問題が大きく取り上げられている。ただ取り上げられているというだけではなくて、食糧事情というものに大きな変化を来しているということであります。食糧事情の変化とあわせまして、御承知のように今日二百海里問題が各国で続出している。したがって、いままでのように動物たん白質というものを海の魚と言いますか、魚介類だけに頼るということはなかなか
○国務大臣(長谷川四郎君) お答え申し上げます。 日韓大陸棚協定の対象となっておる海域は、わが国漁業者がみずから開発をし、着実な漁業成績を上げておるわが国でも最も優良な漁場であります。本協定におきましては、海洋の汚染の防止、また除去に関することについての規定をいたし、漁業に影響を及ぼさないように十分な配慮をしておるつもりでございます。 なお、不幸にして事故が発生した場合があるとするならば、救済措置
○国務大臣(長谷川四郎君) 実はまだ大蔵省も本当は御存じないんだ、よくわからないんだと思うんです。この話は昨日の閣僚会議におきまして私が出したことでありまして、昨日の八時半からの会議がありまして、その際公定歩合の引き下げの話がありました。公定歩合の引き下げと同時に一般預貯金の引き下げを行うということがありました。私は、公定歩合の引き下げに対しては何も申し上げる必要はない、一般の大衆預金の金利を引き下
○国務大臣(長谷川四郎君) 本年は特に意を用いたことは、中小で請負の資格のない方、こういうような方はなるべく企業体をつくらせて、そして団体によってそれを分けて請け負わさせるというようなことをこちらからも通達を出しておりまして、それらによって中小企業全体の面に、その享受が受けられないような方々に対して幾らかでも分配することができるだろう、こういうような考え方を持って発注には注意をさせたところでございまして
○国務大臣(長谷川四郎君) 先ほどの国鉄への御質問でございますけれども、私はまさにあのとおりでなければならぬと考えております。少なくとも国鉄が直接工事を渡すときに、元請に一切をゆだねてあるんだと言いながらも、事故のあったその原因、措置、このくらいのものは把握しておかなければならぬだろうと私は思います。私のうちの方はどうなっているかわかりませんけれども、それは当然なる義務だというふうに感じております。
○長谷川国務大臣 三月二十二日の当委員会において、馬場さんの御質疑に際しまして、政府側の答弁に不一致の点がありましたが、古川水路の管理に関しまして、大蔵、農林、建設三省の見解を次のように統一をいたしました。 「古川水路の管理に関し、財産管理を所管する建設省と、土地改良事業を所管する農林省とは、協力して過去の管理の不備を是正するよう大阪府を指導するとともに、今後の都市水路としての管理に万全を期するよう
○国務大臣(長谷川四郎君) まず国民経済の安定、これにつきましては、何といっても農作物、農林関係の安定というものが第一条件に挙げられ一なければならない、こういうふうに考えております。したがって、今後の生産、それから消費面、こういう点についての生産面を特に見直すというような考えを持たなきゃならぬ、こういうふうに考えております。したがって、これらの問題とあわせて、いまの二百海里の問題等々もございますので
○国務大臣(長谷川四郎君) もちろん今回の交渉はそう簡単なものではないと覚悟しております。したがって、法案を通過をさせていただきながら、また交渉は長期になろうとも、わが方の言い分は当然通していかなければならぬと、これがわれわれの使命であろうと考えております。
○国務大臣(長谷川四郎君) 漁業家、またそれに関連する方々に対しましては、不安のないように万全を期してまいるつもりでございます。
○国務大臣(長谷川四郎君) ただいまのお話でございますが、かつて四十年までは買い上げて官給をやったのでございましたけれども、その後の情勢を見、またいろいろな、その間に年々六千名ぐらいの人間を、それをなくしたために人員が整理をされておるというような関係もありまして、いずれにいたしましても、現在社会的、経済的構造の上に立って考えて、直営施行という点については、特に合理的施行への改善が行われていかなきゃいかぬ
○国務大臣(長谷川四郎君) 船舶によりまして、三十トン以下とかあるいは五トン以下とか、各省にわたっての問題がございます。なかなかこれに向かって、いろいろなことを漁民が言って来ることも大変だろう、こういうふうに考えますので、窓口を一本にしてそして今後の対策のお話し合いをしていきたい、こういうことになりまして、水産庁が窓口になりまして、各省から事務官が出て、そしてその御要望にこたえるように申し上げて、決定
○国務大臣(長谷川四郎君) 緊急の問題でございまして、けさほど関係閣僚にお集まりをいただきまして、いま読み上げるようなことを決定をいたしました。 北洋漁業に関する当面の対策 一、日ソ漁業交渉の中断に伴い、三月中に出漁予定のニシン漁船のほか、四月中に出漁予定の漁船についても、当面出漁できないことが明らかになったので、政府としては、これらの漁船に対し所要の救済措置を講ずる。 二、とりあえず、
○国務大臣(長谷川四郎君) たくさんお話がございまして、皆ごもっともなお話でございますが、いずれにいたしましても、生産そして消費、流通、これの確立をまたなければならぬ。これを基盤としてやはり振興施策というものが考えられていかなければならないことは当然であって、今後はさらにそれらの問題と取り組んでいくべきであろうと考えます。したがって、輸出の面につきましても、一番多く影響のあることは価格でありますから
○国務大臣(長谷川四郎君) ただいま局長から細かに御説明を申し上げたとおりでございまして、ただ、民間協定だからといってほうっておくわけにも参らないと思います。また、民間としてもこの方針が間違ったということは、これは一つのミスはあるわけでございますけれども、そういう点についてほうっておくわけにもいきませんので、できるだけの協力を申し上げて、そしてその解決をつけたいというふうに考えております。
○国務大臣(長谷川四郎君) ちょっと所感を異にするかもしれませんけれども、減反政策が行われて、それがために果樹がいま売れなくなってきているのだということは逆でございまして、国民生活が向上する、われわれ人間の食糧が高級化していくに従って果樹の生産が多くなっていく。果樹をよけい食うからであります。いま現在、施設園芸がこれだけ行われてきたこともその一つの原因であります。要するに、国民生活というものが向上してきたことによって
○長谷川国務大臣 御指摘の第七次道路整備五ヵ年計画につきましては、そのとおりでございまして、五十二年度末までに大体三千百キロメートルを供用目標としておりまして、四十九年から五十年にかけての総需要の抑制策の影響を受けて、この計画の達成は困難となっておりますけれども、五十年代前期の経済計画において大体三千二百キロメートル供用を目標とすることが閣議決定されたものでありまして、この閣議決定は昭和五十一年の五月
○長谷川国務大臣 今後さらに自動車輸送というような点に重点が置かれていくであろう。大きな機動性を持って戸口から戸口まで運んでいかれる、そういうような便利性を持っておる。現在でも全貨物輸送量の大体九割近くは自動車によって運搬されておるという現実を踏まえまして、今後これらを基礎にした道路整備の重要性はますます高くなるわけでございますから、特にバイパス、市町村道を中心とした、この面には十分な道路整備という
○長谷川国務大臣 中島委員が冒頭にお話しになったように、過疎過密こういうものが平均化して繁栄するように、過疎過密ということがなくなるように、したがって、文化あるいは経済すべてのものが国内全体が同様に、ひとしく繁栄を進めていけるように、そういう点からいって道路というものの必要性が出てきている。でありますから冒頭に、あなたから、私は過疎地帯だというようなお話がございましたけれども、そういうことがないように
○国務大臣(長谷川四郎君) 御承知のように、農業は個々別々であって統一的な行動がなかなかとり得ない家庭産業でありますので、こういう面からいって一々家庭に向かって指導はしておりますけれども行き届かない面があると思います。したがって、今後はさらにこの面については普及員等を通じましてその指導に当たらせてまいりたいと存じます。
○国務大臣(長谷川四郎君) 農作業の安全対策というものを作成いたしましてこういうようなことについての指導を特に注意いたしまして、この基準の中で、妊娠者は振動を伴う機械作業には従事すべきではないというような旨を定めて、そして通知をし、その指導に当たっておられるのであります。
○国務大臣(長谷川四郎君) 日ソ漁業交渉については、わが国の操業実績の確保に最善を尽くしているところでございますが、交渉の結果、休業、減船等のほか、水産加工業にあっては地域によって原料の資材、魚の入手難というようなこともございます。これらをあわせまして、政府としては、この場合予想されるこのような関係者等と十分協議をして、漁業及び水産加工業の実態に即応した施策を講じていきたい。したがって、関係漁業者にできるだけ
○長谷川国務大臣 おっしゃるように、近年農村婦人の農業生産活動への参加が大幅に伸びてきたことはお説のとおりでありまして、婦人が大体六割余まで高まっております。最近の農業及び農村を取り巻く諸情勢の変化、また男子農業労働者の流出によるものと考えられますが、ただ、それではそのままでいいかということになると、そうはいかないと思います。したがって、農村婦人の健康維持、増進あるいは健全な家庭生活の維持を行いながら
○長谷川国務大臣 御指摘のとおり、この問題はその連携というものをさらに密にして、そうしてその目的に向かうということが一番重要なことであると信じます。したがって、御指摘のように、その連携をさらに一層密にしてその目的のために進むようにしてまいりたい、こう考えております。
○長谷川国務大臣 私が申し上げるまでもなく、普及事業というものがいかに重要な地位を保っているかということは議論の余地のないところであります。したがって、農政の目標は、要約すれば国民に対して食糧の安定供給を行うことだという一言に尽きるかしれませんけれども、この食糧の安定供給を行う仕事に従事なさっている方、この従事者にいかに現代の情勢に合った農業を営んでもらうか、こういうようなことでありますから、普及事業
○国務大臣(長谷川四郎君) 水の問題はなかなか大変な事態にまで入ってきておるところでございまして、昨年はカナダで水の会議があり、本年はアルゼンチンでも水の会議が世界会議となって開かれておる、そのくらい深刻なものでございます。わが国におきましても水が、恐らく昭和六十年度になりますると、いまの水の倍でもないけれども、かなりの水の量が必要になってくるであろう、こういうことが予想されます。したがって、水系また
○国務大臣(長谷川四郎君) この問題は、県と市と十分協議を調えましてこの基本をつくったものでございまして、これを三田市に無理に押しつけたとかなんとかという、そういう事態のものじゃございません。現在三万から四万の方がおられる市を十二万に急速にふやしていくというんですから、これはよほどの市と県との協議が済まなければ行えるものじゃありませんです。したがって、市と県との協議を十分に調え、その上に立って私の方
○国務大臣(長谷川四郎君) ただいまの農免道路の件でございますが、そういうような御意見も、他にもいろいろ承って、私ども自体も承っておるのでございますけれども、いろいろ経緯がありまして、大体農免道路については道路整備のための目的税としていただいているものがありまして、その性格を有するとき、たとえば揮発油税だとか、あるいは農林漁業用機械に使用された揮発税、こういうようなものがありますので、これらは当然免税
○国務大臣(長谷川四郎君) いままでの建築、したがってたとえば公団を一つ見ましても一万戸ほどの空き家があるという、こういうような原因を探求してみますると、遠いとか高いとかというような問題が残されているばかりでなく、あとは狭いという問題が残されている。そうすると、現在の生活水準、社会全体の水準から言ってそれに沿わないんじゃないだろうか、こういうような考え方を持ちまして一応見直ししたらどうだろう。数で何万戸建
○国務大臣(長谷川四郎君) もちろん五カ年計画を立てる以上は、赤桐さんがおっしゃるようなことが基本となって今後の遂行に当たっていかなければならない、そのように考えております。
○国務大臣(長谷川四郎君) 住宅政策の理念につきましては、第三期住宅建設五カ年計画にもありまするように、住宅が人間性の形成回復の場であるという基本的認識に基づきまして、すべての国民がその能力に応じた適正な費用を負担することによって良好な水準の住宅を確保できる、このようにすることにある。最近の住宅事情を見ると、住宅の量的不足は一応解消されたものの、規模を中心とした住宅の質に対する国民の要望は依然として
○長谷川国務大臣 ごく簡単にお答え申し上げますが、まだ本予算が通過しておらないのでございまして、予算が通過した後でなければ、どういう考えを持っております。たとえばと申し上げるわけには、それほど信用のない予算をなぜ出したと、おたくの方でおっしゃるでしょう。ですから私の方は、それまでは申し上げられません。予算を一日も早く通していただいて、その結果、そういう不足の点が出てくるとするならば、考慮すべきことは
○長谷川国務大臣 五十二年度の予算が二一・四%、これは景気回復のための幾分と言おうか、浮揚のために組まれた予算ではございます。しかし、この予算のみにおいて国全体の景気が全部よくなってくるのだというわけには、なかなか、まいらないだろうと思う。これによって、ある程度の刺激を与えることはできてくる。したがって、いま、お話のあったように、たとえば諸外国の経済の実態を見ましても、たとえば先日来まで英国あたり、
○長谷川国務大臣 建設省としては法案の提案について断念したということはございません。本日までの当委員会理事会または懇談会においての御意見等を踏まえて、さらに今後、努力をする所存でございますので、よろしく、どうぞお願い申し上げます。
○国務大臣(長谷川四郎君) 私は、鈴木農林大臣が漁業問題でソ連に出向きまして、その間私が代行さしていただくことになりましたので、よろしくどうぞお願いいたします。 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重いたしまして、これに対する十分なる善処をしてまいる所存でございますので、よろしくどうぞお願いを申し上げます。
○国務大臣(長谷川四郎君) 都市化の近年における非常な発達から都市の緑が非常に急激に減少しておる、見逃すことのできない事実だろうと思うのでありまして、これに対しまして生活環境が著しく悪化してもきておる、こういう点について特に緑を、たとえば建築基準法の中にも緑を入れなければいかぬとか、あるいは街路樹だとか、こういう点について都民生活というものの健全な発展をやっていこう、さらに心身の発育、健康の保持増進
○国務大臣(長谷川四郎君) 通達の方は、建設省はかねてから毎年毎年通達をしております。したがって、この次官通達は中小企業に発注を促進する指導を行っておる通達でございますが、こういうようなことをつけ加えておきます。 建設省においては、かねてから毎年度当初その年度の所管建設事業の執行方針として、関係機関に対して事務次官による中小企業発注促進の指導を行ってきたところである、こういうことから始まって、さらに
○国務大臣(長谷川四郎君) いまほどの問題でございましたけれども、私の方の直轄は、大体中小企業向けでは四一・三%、これが五十年度、それから五十一年度は、目標四二・七%を四六・八%まで直轄は進んでおることをただいまつけ加えて答弁申し上げておきます。 これは建設資材についての需給——どういう話でございましたか。
○国務大臣(長谷川四郎君) 木造在来工法、これにつきましては日本の伝統と歴史がある、その工法をこのままで置いていいだろうか。このお説は同じでございまして、過日もたくさんの方が大会後私のところに見えまして、あなた方もぜひこれを守ってくださいと、世界に日本だけの、たとえば宮大工にしても舟大工にしても、これだけの技術を持っている者は世界各国一国もないと、この技術は何としてもあなた方は生かさなけりゃならぬ、
○国務大臣(長谷川四郎君) 私の方は宅地に対するところの重課税についてもう少し考慮する時代に入ってきたんではないんだろうかと、この時代と時代が少し変わってきている。社会情勢が変わってきている上においては、幾分かこの重課税については考える必要が来たんではないのかと、こういう観点においていろいろの案を折衝しておるところでございます。
○国務大臣(長谷川四郎君) 法人の土地譲渡重課税制度は、四十八年当時の異常な物価上昇、要するに石油ショック、これによって当然なさなければならない処置をとったわけでございますけれども、その後の需要というものが非常に、需要の抑制といいましょうか、国土利用の計画法の施行等によりまして地価が大体いまは沈静化をしているような事態になってまいりましたので、建設省としては宅地供給の円滑な促進を図るためにも、宅地供給
○国務大臣(長谷川四郎君) お説は私どもはそのとおりにやるつもりでございますが、いろいろ登録を受けている業界もありますし、専門業界があるものですから、その会社でなければやれない事業があるわけでございます。そういうものが随契となっていて、一般の方は会計法にあるそのとおりに私たちの方は取り運んでおるつもりでございます。お説は十分承りまして今後さらに注意を加えてまいります。
○国務大臣(長谷川四郎君) 数字の問題があるものですから……。 私は、けさほどもコンサルタントの話でいろいろ話してまいりましたけれども、大体建設コンサルタントの登録規程では、昭和三十九年の四月の七日にできまして、告示が千百三十一号、これに基づきまして実施をしている建設コンサルタントの登録状況によると、昭和五十二年の一月末現在登録業者の数は大体千五百三十二業者になるであろうと、こういうふうに考えております
○国務大臣(長谷川四郎君) 五十年に比較しまして五十一年度はかなりの伸びを示しておりますが、五十年には九十四五尺これだけでございます。九十四万戸であります。したがって、伸び率は大体一八・八%、こういうような伸びをしておるのでございまして、本年度に、五十一年度に入りましても伸び率は順調な伸びを、数字は細かくなりますけれども、順調な伸びを示していると考えております。したがって、五十二年度におきましては、
○国務大臣(長谷川四郎君) 本年の二月の三日の閣議で決定をされました昭和五十二年度の政府の経済見通しにおいては、民間住宅の投資は十五兆二千億円、対前年比に対しまして伸び率が一六・五%と考えております。最近の住宅建設の動向を見ましても、今年度は別に変わりなく順調に推移して、特に問題はないと私は考えております。 それから一万戸の建設の問題でございますけれども、いままでのやり方でなく、御承知のように一万二千戸
○国務大臣(長谷川四郎君) 御指摘のとおり、建設省内で次官を長といたしまして、省内の各局長、さらに学識経験者、これらの方々にお願いを申し上げまして、今後の公団のあり方について厳密ないろいろな角度から、どうやったらば現在の公団の使命をより以上全かしめることができるか、こういうような点について十分検討を加えておるところでございます。したがって、ただいまお話しの地域振興整備公団は昭和四十九年の八月に、また
○国務大臣(長谷川四郎君) 住宅公団は、全部財政投融資からの借入金によってその事業を行っておるのでありまして、したがって、賃貸住宅の用地費、その用地費に対する金利、これを認めていただいて計算の中に入っております。ただし、この場合、金利は、実際の借入金利は七分五厘でございますけれども、四分から五分、こういうことで、これは一般会計からの補助を得て、そのような計算をした、要するに利子補給をして補てんをしておるということになっておるのであります