1978-04-20 第84回国会 参議院 外務委員会 第16号
○説明員(長岡茂君) 昨年、昭和五十二年中の検挙人員で申し上げますと、麻薬につきましては、日本人が九百二十六人に対しまして外国人が二百三十七人でございます。それから覚醒剤につきましては、日本人が一万三千八百十六人、外国人が六百三十一人でございます。この麻薬、覚醒剤の検挙被疑者の外国人のうち、現在わかっておりますのは韓国人が六百二十三人、台湾、香港等の中国人が二十九人、アメリカ人が百八十五人というような
○説明員(長岡茂君) 昨年、昭和五十二年中の検挙人員で申し上げますと、麻薬につきましては、日本人が九百二十六人に対しまして外国人が二百三十七人でございます。それから覚醒剤につきましては、日本人が一万三千八百十六人、外国人が六百三十一人でございます。この麻薬、覚醒剤の検挙被疑者の外国人のうち、現在わかっておりますのは韓国人が六百二十三人、台湾、香港等の中国人が二十九人、アメリカ人が百八十五人というような
○説明員(長岡茂君) もう少し詳しく申し上げますと、まず覚醒剤事犯でございますが、昭和四十五年以降増加の傾向を示しまして、昨年全国の警察で検挙をいたしました件数はただいま申し上げたとおりでございまして、この八年間に約二十倍に急増しておるわけでございます。また覚醒剤の押収量も、昨年は全国で六十五キログラムを押収いたしております。ここ数年の倍になっておりまして、ここ十年間でも最高の記録を示しております。
○説明員(長岡茂君) 麻薬についてお尋ねでございますが、覚醒剤を含めて申し上げたいと思います。 昭和五十二年中に日本国内で検挙されました麻薬事犯は千四百十八件、千百六十三人でございます。また、覚醒剤事犯につきましては二万三千七百六十五件、二万四千四百四十七人を検挙しておるわけであります。
○長岡説明員 突然の御質問でよく検討しておりませんが、詐欺罪の構成要件であるところの、相手方を欺罔して財物を騙取したという構成要件に該当すれば詐欺罪になるかと思いますが、本件事案の内容については余り詳しく検討しておりませんので、この件についてはちょっと控えさせていただきたいと考えております。
○説明員(長岡茂君) ただいま先生お尋ねの件につきましては、警察庁といたしまして報告を受けておりませんので、ちょっとわかりかねる次第でございます。
○説明員(長岡茂君) 著作権法違反、これは特別法でございますが——の捜査を行っておりますのは、全国の警察の保安担当の捜査員、あるいは知能犯担当の捜査員でございます。この捜査員は著作権法だけをやっておるわけでございませんで、いろんな特別法を同時にやっておるわけでございます。著作権法違反の取り締まりにつきましては、特別のいろんな教育、あるいは研修等を行っておりますけれども、たとえば警察学校で専科又は講習会
○説明員(長岡茂君) 最近五カ年間におきまして全国の警察が検挙いたしました著作権法違反の状況について申し上げますと、昭和四十八年が十二件の十七名、四十九年が三十八件の三十五名、五十年が十二件十名、五十一年が五件十四名、五十二年が十三件十五名という状況でございます。 昭和五十二年中に検挙いたしました十三件は、すべて告訴に係るものでございますけれども、その状況について主なものを申し述べますと、一つは、
○長岡説明員 自信を持って推定どの程度ということをちょっと申し上げかねるような状況でございますが、資格外活動につきまして、観光目的で入国いたしまして売春をしておったという資格外活動でございますけれども、これにつきまして申し上げますと、五十二年中警察庁に報告がありましたのは三件、五十三年中、ことしになりましてから二件でございます。
○長岡説明員 ただいま出管令違反の検挙状況を申し上げたわけでございますが、このうち資格外活動の件数は出ておりませんので、資格外活動が事由になって検挙された件数、人員、これはちょっと不明でございます。その資格外活動が実際にどの程度あるのかということでございますけれども、これはかなりあるのじゃないかとは私ども思いますけれども、実際にこのうち何%で、件数がどれくらいであるかというのは、ちょっと申し上げかねるような
○長岡説明員 全国の警察におきまして出管令違反で検挙した件数を申し上げますと、昭和五十一年が二百二十六件、二百十九人、五十二年中が二百七十三件、三百六人ということでございまして、これらの検挙に当たりましては、当然事前または事後におきまして、入国管理局の出先の管理事務所と密接な連携をとりまして情報交換をしながら検挙しているわけでございます。その協力状況、情報交換の件数がどのくらいであったかということはちょっといまわからぬのでございますけれども
○長岡説明員 昭和三十三年に自転車関係の税金が廃止されました後、警察といたしましてはこれにかわるものといたしまして、ただいま総理府の室城室長から御説明がありましたように、自転車防犯登録制度を実施しているわけでございます。これは自転車商の組合の加盟店、これからデパート等の自転車販売店が客から手数料を取りまして登録事務を行いまして、カードを何部かつくりまして、その一部を警察へ送付してくる制度でございます
○長岡説明員 ただいま通産省の方から御説明がございましたように、新車を購入した場合に、一定期間、まあ一年のようでございますが、その間に盗難に遭った場合には保険による補償が行われるというふうになっているやに聞いております。それで、その際に、警察の証明書が一つの要件になっているようでございます。警察といたしましては、盗難届を受理したという証明を出しているわけでございます。ですから、盗難に間違いなくかかったということではございませんで
○説明員(長岡茂君) 当該キーセンの入国目的が興業ということでございますけれども、それが資格外活動になるということば、もっぱら興業以外のことをやっておったと、そのもっぱらの解釈でございます、もっぱら興業以外の活動をやっておった場合に資格外活動になるというふうに私ども承知しておるわけでございます。このキーセンは興業活動もやっております。歌を歌ったり踊ったり、それから老人ホームの慰問をやったり、そういうふうな
○説明員(長岡茂君) 湯島秘苑の風俗営業等取締法違反、つまり無許可営業でございますが、これについては三月中に検挙したわけでございますが、この風営法違反につきましては、これは営業者を処罰の対象といたしておりますので、そこで接客をやっておったキーセンは参考人という取り扱いになっております。 それから出管令違反があったではないかということでございますが、これにつきましても、これと同時に警視庁において捜査
○長岡説明員 警察庁といたしましては、全国の警察に対しまして、統一神霊協会関係につきましては次のような指示をいたしているところでございます。すなわち、極力本人に面接し、保護者等の心情を十分に説明して、本人が速やかに帰宅しまたは直ちに保護者等と連絡をとるようにまず説得しなさい、特にこれらの子女が少年である場合、あるいは成人であっても保護を要するべき状態である場合、あるいは保護者が本人と面接することを強
○長岡説明員 ただいまお尋ねの久保正徳さんの件でございますが、石川県警察本部からの報告によりますと、久保さんの実父の徳二さん、五十七歳から、金沢東警察署に三月三日家出人捜索願が出されました。そこで金沢東警察署としましてはいろいろ事情を聴取したのでありますが、願い出があった時点では原理運動についての関係が全く出ておりませんでしたので、いろいろな情報収集をやったわけでございますが、その後勤務先の社会保険庁
○長岡説明員 家出をして行方がわからないという事案につきましては、警察は、保護者等からできるだけ事情を聞きまして、立ち回り先等を確認の上手配を行いまして、その所在の発見に努めておるわけでございます。それで、その結果、そういう活動に絡みまして報復手段が講ぜられるということがあっては大変けしからぬことだと思いますので、そういうことのないように努めてまいる所存でございます。
○説明員(長岡茂君) 営業所の数では、昨年一年間に九十五営業所を検挙したということでございますが、検挙の件数から申しますと千二百五十九件、人員で二百七十九名ということでございます。これは売春防止法関係の違反でございますが、違反の形態といたしましては、一番多いのが場所提供ということでございます。それ以外に管理売春等がございますけれども、その詳細はちょっといま手元に持っておりませんので、ちょっとお答えしかねる
○説明員(長岡茂君) トルコぶろの営業の数でございますが、私どもが調査をしたところによりますと、昨年十二月末現在で全国に千三百十六軒ございます。これを一年前と比べますと七十七営業所の増加というふうになっております。ですから、まあふえておるということでございます。 それから、売春の状況でございますが、昨年、昭和五十一年中の検挙状況でございますが、営業所の数で九十五営業所を検挙をしております。これは全国
○長岡説明員 私どもも詳細に全国的に調査したわけではございませんけれども、いわゆるポルノ電話と申されるものの中には、会員制をとっているものとそうでないものとあるように聞いております。 会員制のものと申しますのは、こういうおもしろいお話があります、ここへ電話をしてくださいということで広告をしまして、そこへ電話をしますと、向こうの方から住所、氏名が聞かれます。そうすると、そこへそこから資料が送られてきまして
○長岡説明員 このポルノ電話と称するものの電話番号がどういう方法で宣伝されておるかということでございますが、これは、いわゆる低俗な週刊誌、これに小さな囲みの広告が出ております。そういうようなものを青少年がメモをして、教室に持ってきてお互いにそれを知らせ合うというようなことから、かなりその存在が知られてきておるというふうに私どもは考えております。 それから、これを取り締まる方法はないのかというお話でございましたが
○長岡説明員 いわゆるポルノ電話というものでございますが、これは電電公社の方ではトーキー案内装置つき電話という取り扱いになっておるやに聞いております。これはいろいろございまして、天気予報とか時報とかニュースとか、社会的に非常に有用なものもあるわけでございますが、現在私どもの方にいろいろ要望の出ておりますのは、その内容が非常に卑わいな、セックスに関係のあるようなものをテープで自動的に回しておって、それを
○長岡説明員 看板に偽りのある募金行為が刑事事件として問題にされないのかという趣旨だと思います。考えられますのは、詐欺罪ということが一応考えられるわけでございます。御承知のように、相手方を欺罔して財物を騙取するという場合には詐欺罪が成立するわけでございます。ただ、ここで問題になりますのは、募金をした方がある程度そういうような看板に偽りがあるということを承知の上で募金した場合、あるいはその看板の趣旨じゃなくて
○説明員(長岡茂君) ただいま御指摘ありました三件についてでございますが、最初の福島県関係の二件につきましては、ただいま現在把握してございませんので、調査中でございます。 それから、三番目の岩手県の久保正子さんの件につきましては、次のように把握していますので御報告いたしたいと思います。 私どもの方で一応把握しております状態でございますが、この方は五十年の十一月一日、家族が外出中家出した。そこで、
○長岡説明員 空気銃につきましては、銃砲刀剣類所持等取締法によりまして、販売及び所持についての公安委員会の許可が必要になっております。
○長岡説明員 御質問の件は、昨年十二月十八日、警視庁が捜査をやりました一和高麗ニンジン濃縮液販売等に伴う薬事法違反のことだと存じます。 これは韓国から輸入されました一和高麗ニンジン濃縮液を販売するに当たりまして、一般家庭を訪問し、これが高血圧、がん、肩こり、肝臓などに効くという薬効を説明しまして販売したということが、薬事法二十四条に違反するということで捜査したわけでございます。 若干敷衍して申し
○説明員(長岡茂君) 御承知のように、風営法におきましては公安委員会が行政処分を行えるようになっておりますが、この四条の四が削除されますと、公安委員会による行政処分はできないということになります。
○説明員(長岡茂君) 警察といたしましては、トルコぶろにおきます売春につきましては、売春防止法その他いろんな法律を使いまして鋭意検挙に努力しておるわけでございますが、必ずしも私どもが実際に行われているであろうと推定するだけの検挙件数にはなっておらないという点は、ただいま御指摘のとおりでございます。 この理由といたしましては、いろいろあるわけでございますが、幾つか申し上げますと、業者あるいはトルコ嬢
○説明員(長岡茂君) 風営法四条の四の規定が新設されたことについて、警察庁としてどう考えるかという御指摘だと存じますが、この規定は、ただいま御指摘のように全面規制ではございません。このような一部について営業を認めるような規定を設けられたということは、当時の状態からやむを得なかったものでないかと思いますが、このような規定が設けられたことによりまして、禁止地域におけるトルコぶろの増加が抑制されているという