1948-12-10 第4回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
○鈴木(彌)委員 私の計画しているのは一郡に一億くらいの金を融資してもらいたいという大規模なものです。もちろん今問題になつております昭和電工の肥料も非常に大事ですけれども、もつと大事なものは直接生産を増強すること、これは東北、北海道の農民がその氣になり、指導よろしきを得ればおそらく相当多量の食糧その他の生産があがると私は思つております。一法人に対して三十億近い金を貸しますけれども、農家全体が一つになつたものに
○鈴木(彌)委員 私の計画しているのは一郡に一億くらいの金を融資してもらいたいという大規模なものです。もちろん今問題になつております昭和電工の肥料も非常に大事ですけれども、もつと大事なものは直接生産を増強すること、これは東北、北海道の農民がその氣になり、指導よろしきを得ればおそらく相当多量の食糧その他の生産があがると私は思つております。一法人に対して三十億近い金を貸しますけれども、農家全体が一つになつたものに
○鈴木(彌)委員 簡單に復金の融資に関しましてお尋ねいたしたいと思うのでありますが、その前に東北地方、特に私どもの方の秋田縣のごときは、ほとんど稻作一本でありまして、当然近き將來に農村恐慌がやつて來るということになると、どこよりも一番恐慌に見舞われる率が多いのであります。私らは恐慌が來てから農村を救う計画を立てることはすでに手遅れだから、今から何とかして農村恐慌に備えておかなければならない。こういうことに
○鈴木彌五郎君 それは一名でも絶対原則で認めないということになれば、吉川さんのような意見が出てくるが、大体政党から一名出てくればいい。大きくても代表だから、もしさしつかえがあればあとは代理でいいわけでしよう。
○鈴木彌五郎君 民自党の経過を聽きたい。そこまで順調にいつて、こういう状態になるというのはどういうわけか。議長があつせんされて、しばしば会談が行われて、議長のあつせんが効を奏したという感じを今の報告から受けた。ところがどういう理由で君らは総裁から怒られたか。
○鈴木(彌)委員 今の内容につきましては、縣から來ている数量と、大体一致しております。ただ長官にここにお願いしなければならぬのは、秋田縣は承知のように、統制物資だけがたくさんある縣でありまして、米、木材、石油、こういう重要な物資をたくさんもつておるがゆえに、日本で一番貧乏な縣、現在の状態では非常に苦しい環境に置かれておるのであります。終戰当時は秋田縣ばかりでなく、各縣の軍の保管を受けた者が横流し、あるいはでたらめに
○鈴木(彌)委員 実はこの問題は本予算と関係がなく、御多忙のところ大臣においで願いまして、まつたくその他の委員諸君に対してもお氣の毒であります。一言質問に入る前にお詫びを申し上げます。終戰前に盛岡支部所が、秋田縣の羊毛糸の加工業者に対して燒かれれば困る関係から、これの保管を依頼しておつたのであります。それが終戰になりまして、秋田縣としては、そういうものを業者が横流ししては困るというので、縣廳がこれを
○鈴木委員長 外崎委員に対してお答え申し上げます。本日は新世界二ユースが参りまとて、全国一の大きな水害をこうむつた利根川の上流を数日にわたつて撮影してきた、そしてこれらの樹際復旧できない箇所を水害対策委員会がいかなる方法をとつているか、これを表わしたいというので——御存じの通り利根川は被害が一番大きくて占領軍が特に三千萬トンのセメントを放出してくれたわけであります。そこで新世界ニュースの希望を入れまして
○鈴木委員長 私は前の山崎委員長のあとを受けまして、去る五月七日に選任されたのでございます。山崎君はあの通り練達堪能の士でございますが、私は不敏の者でございますから、特別皆様の御声援を願いまして、一致協力いたしまして、この目的達成に邁進いたしたいと思うのでございます。一言就任の挨拶を申し上げます。
○鈴木委員長 これより水害地対策特別委員会を開きます。 本日は特に利根川水系の復旧工事につきまして、意見を求めたいと存じます。御存じの通り利根川は支川を入れまして、その長さは千百里、その流域は一萬六千平方キロに及んでおります。去年の九月十五日の水害では十三萬町歩の被害を受けまして、罹災者は百八十萬に及んでおります。かような全国一の大きな川であり、かつ全国一の水害を受けておりますので、これらの復旧につきましては
○鈴木証人 間違いありません。
○鈴木証人 違います。それは辻先生の御記憶違いだと思います。私が檢察廳で証言しましたのは四月のちようど十四、五日ごろだと思いますが、伊澤から私の手紙をもつて齋藤萬太郎という者が使いに行つて、その使の者に二万円渡してくれたのであります。
○鈴木委員長 それでは大藏大臣に対する前の御質疑で、残つておりますのは野坂君、磯崎君、海野君など残つておりまするが、御出席になつておらぬようでありますから、次の西村君。
○鈴木委員長 なお昨日庄司委員よりの御質問のうち、木炭の需給関係に関する政府の御答弁が保留になつておりましたから、この際林野局長官の三浦政府委員から御答弁願います。
○鈴木委員長 それではこれより会議を開きます。 前回庄司一郎君の御質問のうち、大藏大臣に対するものが保留になつておりましたから、まず庄司君から御質疑を願いたいと思います。
○鈴木(彌)委員 そうすると今まだ内務省關係の河川でありまして、手はつけておりませんけれども、おそらく今日か明日あたり査定が終るはずであります。全然手をつけないのではない、手をつけるべく今豫算をとつて査定しておる、ただちに手をつけるのです。今あなたは手をつけていないと言うが、手をつけるのです。手をつけた場合に、上の方が改修されても、私の意見は、港の河口が淺くて、ちよつとした雨でも子吉川がまた氾濫する
○鈴木(彌)委員 この前の大臣は北海道で、今度は青森でありますが、この次は秋田ぐらいになると思います。とにかく大臣は非常に現状に接しながら、どうも正しいことが阻まれておる。これは大臣の政治力がない關係ではないかと思うのであります。私の言うのは大臣の御答辯のようなことを聽くのじやなく、とにかく、かりに時間までに東京驛へ行けば乘れるということは、少くとも本數が多いということです。汽車が多く出ているということです
○鈴木(彌)委員 簡單に二、三御質疑をいたします。大臣は特に青森の出身でありまして、われわれ同樣、こういうことはお考えと思いますが、ただいま中崎委員からの詳細な質問に對して、當局からお答えがあつた通り、今の日本の現状では、いかにわれわれが希望しても、石炭等の關係から、これ以上に運輸關係を好轉させることも、不可能のことだと思います。一應これは了承しますが、東北關係の客車の状態と、東海道の状態とでは、著
○鈴木(彌)委員 この前の委員會に、自分が動議を出しておきながら、肺炎をやつたので今日まで委員會を休んでおりましたが、そのときの動議はどういうふうになりましたでしようか。
○鈴木(彌)委員 こういうようなことは秋田縣ばかりでなく他の災害の縣にもあると思います。秋田縣の子吉、これがこのたび非常に大きな災害を受けております。そこで子吉川全體は内務省の管轄の河川になつておりまするが、港は運輸省の管轄になつております。この河川が特に上流あるいは中流、この港のすぐそばが非常に大きな被害を受けておる。この原因としては港が不完全であつて、非常に淺いということが大きな原因であります。
○鈴木(彌)委員 これは政府に對してではなく、委員長に對してのお願いなんです。この委員會としてどうしても取上げてもらわなければならぬことがあるのでありまして、それは御承知のように、東北の水害が起きた場合には政府はこれを議會に對して本會議で報告していない。今度關東の水害に對しては、いち早く各省大臣が懇切丁寧に報告しておる。こういうことはどういうお考えから出るものであるか。これは根本問題だと私は思うのです
○鈴木(彌)委員 いろいろの政務次官のお話を聽いて、また答辯を聽きまして、結論は出ておると思う。閣議決定の事項はこれをやるということが、再三繰返して言われておることである。そこで受入態勢ということは一體何を意味するかちつともわからない。受入態勢ができておるから、その金を早くいただきたいというのが、今の縣の希望である。要すにあなた方のお考えを裏から考えてみると、資材の裏づけがないのに、大きな資金を出してやる