1954-03-04 第19回国会 参議院 通商産業委員会 第16号
○参考人(鈴木幸七君) そうですか。これには先ほど公述を申上げたときにも、いろいろ含みがあるというようなことを申上げておきましたが、やはりこの数字を出した上においては、電気事業者において相当の含みを持つておると思います。我々のほうで仮にこれだけの値上げになるという数字はいわゆる私鉄としては割当制度によつて豊富に水力電気をもらつておつた。いわゆる九五・六%まで水力をもらつておりまして、火力のほうは三%
○参考人(鈴木幸七君) そうですか。これには先ほど公述を申上げたときにも、いろいろ含みがあるというようなことを申上げておきましたが、やはりこの数字を出した上においては、電気事業者において相当の含みを持つておると思います。我々のほうで仮にこれだけの値上げになるという数字はいわゆる私鉄としては割当制度によつて豊富に水力電気をもらつておつた。いわゆる九五・六%まで水力をもらつておりまして、火力のほうは三%
○参考人(鈴木幸七君) 逆に藤田さんに御質問したいのですが、この大口丙の二〇%、それから二三%ですか、乙の二〇%と出ておるのは、これは電気事業者のほうの計算でございますか。
○参考人(鈴木幸七君) それでは御意見を申し上げます。 第一に申上げたいことは、今回の値上率は高過ぎるように思います。電源開発の促進とサービス改善のため或る程度の値上げは止むを得ないと思いまするが、今回申請の収支内容にはかなり含みがあるように思われまするので更に十分な検討と査定を要するものと考えます。即ち詳細な数字について論ずることは困難でありまするが、例えば出水量は過去の平水の平均で算定されておりまするが
○参考人(鈴木幸七君) しわ寄せということについては、我々はよそへやれというような考えは毛頭ございません。全般的に電力料金の値下げをしてもらいたいということでございます。或る程度の値上げはよろしいが、今度の公益事業委員会でやられたような大幅の値上げは困る、こういうことでございます。
○参考人(鈴木幸七君) 電力料金の値上げについては、これは全般的に我々反対しているものであります。勿論私鉄の立場から申上げますれば、先ほど申したように、実際において通勤通学という面においては殆んどコストを割つて赤字の輸送をしているような状態であります。従いまして公共事業の私鉄の電力料に対しましては特別の料金を設定してもらいたいということを申すのであります。勿論パーセンテージから言いましても、元は收入面
○参考人(鈴木幸七君) 私鉄の立場から意見を申述べます。先ず第一に私鉄経営の現状と電力料金値上げの影響について申述べます。電鉄における経理の現状は各会社により多少の相違はありますが、全国を平均して大体人件費が五〇%、諸経費二五%で、残り二五%が電気料金と補修費となつておるのであります。ところが昭和二十四年十二月の電気料金改正前は、電気料金は大体支出の五%で、補修費、いわゆる修繕費が二〇%程度であつたものが
○鈴木(幸)参考人 東京急行の鈴木でございます。この法案の一部改正については、前三者の申し上げた通りで異存はございませんが、ただわれわれの方で出資しておつたのは、高速度鉄道の株式を持つておつた関係で、しておつたと思います。いわゆる渋谷、新宿間の地方鉄道建設当時の株式が、そのまま出資にかわつたのだと思います。もちろんそんな関係から、今後地下鉄がたくさんできました場合に、たとえば私の方で申しますと、玉川線