1964-06-09 第46回国会 衆議院 農林水産委員会 第56号
○鈴木善一君 いまの国有林野の払い下げの問題については、国土の保全から最小限のものは残して、それ以外のものは農業構造改善事業のため払い下げをしてほしい。もう一つの関連といたしまして、民有林あるいは公有林の問題についても、その地域における農業構造改善上必要なものは開放してほしい。と申しますのは、北海道の現在の農業経営規模ではどうしても理想的な近代化は困難であろう、当然、経営規模の拡大が迫ってきておるわけであります
○鈴木善一君 いまの国有林野の払い下げの問題については、国土の保全から最小限のものは残して、それ以外のものは農業構造改善事業のため払い下げをしてほしい。もう一つの関連といたしまして、民有林あるいは公有林の問題についても、その地域における農業構造改善上必要なものは開放してほしい。と申しますのは、北海道の現在の農業経営規模ではどうしても理想的な近代化は困難であろう、当然、経営規模の拡大が迫ってきておるわけであります
○鈴木善一君 私は、農業経営の関連において意見を申し上げます。 最初に総体的な意見を申し上げまして、最後に五点ほど具体的な問題を申し上げます。 農業の構造改善事業進展に伴いまして、経営規模の拡大のホープとして国有林野の開放、活用の促進に対する農民の要望が全国的に高まっております。本道におきましても、国有林野が全地域の四〇%にも及ぶ三百九万ヘクタールに達していることもあって、これが開放、活用促進に
○鈴木(善)参考人 ただいまの御質問にお答え申し上げます。 第一点の、価格が七千六十円であったならばどのくらいの生産になるか、こういうような問題に触れる前に、七千六十円というものは私どもは前から要請を申し上げておる価格であって、これは最低価格であるという考えで要請してまいったのであります。何か国会に出た食糧庁の資料を見ると、他の競合作物との関係で収入の面の比較論を出しておるようでありますが、ビート
○鈴木(善)参考人 私、北海道のてん菜原料生産者を代表しまして参考人として指名された北海道農協中央会の鈴木でございます。非常に生産者の意見が多いので与えられた時間を多少超過するような場合があろうと思いますが、その点を前もって御了承願いたいと思います。 本日、本農林水産委員会におきまして、政府がこのたび国会に提案された甘味資源特別措置法案に対し、北海道生産者を代表しまして意見を申し述べる機会を得ましたことを
○鈴木参考人 それでは、私から北海道の大豆の生産状態等を最初に申し上げまして、それからそれぞれ問題点を申し上げたいと思います。 まず第一に、北海道における大豆の出産は、豆類畑作反別総体の三割五分、約七万町歩を耕作しております。しかも、全国の市場出回りの四割、八万トンくらいの商品化が見られておるわけであります。そういうような状況から、北海道におきましては、畑作農家の経営上重大な問題でありまして、数年前
○鈴木参考人 永井先生の御質問にお答え申し上げます。 第一点は、酪農安定の問題だと思いますが、私は、日本全体のことは申し上げません。北海道の実態から申し上げますと、まず、現在の酪農経営の問題でありますが、最近の情勢を申し上げます。今のところ原料乳価と市乳乳価とは非常に差があるわけであります。もう一つは、昨年からの顕著な例は、いわゆる食生活が急激に肉に依存するというようなことと、もう一つの大きな問題
○鈴木参考人 ただいま御紹介にあずかりました鈴木であります。 実は、中央機関以外に北海道からわざわざ私が出向くことに相なりましたことは、先生方が絶えず北海道農業を調査をされまして、北海道における畜産が非常に大きなウエートを持っておるということからであります。しかも、北海道の実情は、気象的にも土地条件的にも畜産を入れなければ営農が成り立たないというような地域でございます。 そういうような関係から、