○鈴木力君 きょうの本題でありませんから、できるだけ簡単に伺おうと思うんですけれども、どうも私はいまの御答弁で納得できない点がたくさんあるんですね。 それでは具体的にまず最初のほうをもう少し伺っておきますが、花巻空港の、いまの計画で名古屋、大阪、千歳等の航路ということがもう計画の中に入っているんですか、どうですか。
○鈴木力君 最初に、直接的には法案の内容じゃありませんで恐縮ですけれども、若干の問題を先にお伺いをしておきたいと思います。 それは、一つはローカル空港のあり方とでも言ったらいいかと思いますけれども、そういう問題について若干伺いたいんです。具体的に言いますと、いまそれぞれ地方の空港が滑走路延長とか、あるいは三種空港から二種空港への格上げなどで地方の住民との間にさまざまなトラブルを起こしております。そういうことが
○鈴木力君 わかりました。 直ちに公布をする、そうすると、これは仮定の話ですけれども、いま伺いましたように、あした法案が成立をすればおそくもあさってということですね。できればあしたということで努力をしてもらえれば、即日公布となればなおはっきりするわけですけれども、おそくもあさってということで確認をしたいと思います。
○鈴木力君 関連で、一つだけはっきりしておきたいことがありますので、これは総務長官に伺ったほうがいいと思います。 この法律案の施行の日、全部申し上げなくてもおわかりいただけると思いますから——「施行日から起算して十日を超えない範囲内において人事院規則で定める日に期末手当を支給する。」と、こうありますけれども、問題は、施行の日というのがはっきりしません。大体いつを考えていらっしゃるか、お伺いしたいと
○鈴木力君 知らなかったと言えばそれでいいんです。
○鈴木力君 特に第三項が問題になるとおっしゃいましたが、これはあとの問題ですけれども、私に言わせれば第三項だけが問題じゃなくって、第二項も問題だと思います。それから第一項も問題が相当ある。しかしきょうはこの第三項に限ってお伺いをするわけでありますから、あとの第一項、二項については別の機会にまたお伺いもしなければいけないと思っておりますが、この第三項のいわゆる林雑補償、これが「国と、北富士演習場対策協議会
○鈴木力君 北富士演習場に関係してのうちですね、使用転換をめぐっての問題がずうっと非常にたくさんありますけれども、きょうは時間がありませんから、そのうちのいわゆる林雑補償関係についてお伺いをいたしますが、時間がきわめて少ないものですから、いろいろ回りくどいことはお伺いしませんし、それから回りくどい御答弁もちょうだいをしないで、簡明直截に私もお伺いいたしますので、御答弁もそういうふうにお願いしたいと思
○鈴木力君 先に、いまこの法案の提案の御趣旨は、登記事務が非常にふえてきておるということで、特に東京地域が事務の増大が激しいので部局を拡大をしてそれに対処するという方針になっているようでありますけれども、まず最初に、この登記事務といいますか、この業務が最近十カ年ぐらいですとどういう伸びの状況になっておるか、最初に伺いたい。
○鈴木力君 私がこういうことを御質問申し上げているのは、せっかくよいことをやるんだけれども、外国へ行ってきたほうが、研修の機会を得て見聞を広めて、いい教育者になれるんだという考え方がある。しかし、その人たちはかりに九十万人のうち、これから変わっていくから厳密な数字にはならないんだけれども、十五万人はその機会が与えられる。そうすると、十五万人がそういう機会を与えられれば教員のそういう海外研修というものの
○鈴木力君 そうすると、五千人ずつ海外に派遣をしていきますというと、この九十万人の教育職員のうち何人まではこれに該当するので、何人は除外されるという計算になるんですか。
○鈴木力君 私は、時間がどうもだいぶ少ないそうでありますから、簡単に二つのことをお伺いいたしたいんですが、その前に、いまの岩動委員から提起されました、まあさっき応援団に来ましたと言って笑いましたけれども、これは経過がございまして、昨年の決算の総括の質問のときに、私が田中総理に質問いたしましたときに、新学園構想は構想として研究を進めるけれども、まず、地方大学の拡充をこれはまず手をつけなければいけないということでは
○鈴木力君 新聞等に伝えられるところによりますと、あともう、館長は島津久大さんとおっしゃる方、前のカナダの大使ですか、そういうところまできまっておるというふうに伝えられておるのですけど、これは事実ですか。
○鈴木力君 最初に、この迎賓館についてお伺いいたしますけれども、迎賓館、昭和四十年からですか、調査工事を行なって今度完成をするわけでありますが、今日に至るまでの手続的な経緯はどういうふうになっておられましたのか、まず伺いたいと思います。
○鈴木力君 どっちでやるかということについては、はっきりなさらないんですけれども、つまりこれで終わりというお考えではないということはよくわかりました。ただ、このやり方としては八月に一ぺんにやるのか、あらためて教育職員だけをもう一度やるのかということは、まだお考えはさまっていないんですか。
○鈴木力君 そうしますと、人事院のほうは勧告がなければならないわけでありますが、要するに、具体的にお伺いしますと、八月の今度の勧告の中に、この人確法に基づく部分についての勧告も一ぺんにおやりになるのか、今後ですね。あるいはまた今度のように、八月は八月として一般職の公務員の勧告をなさって、それから教育職員の部分はまた別途勧告をなさるという御計画なのかお伺いいたします。
○鈴木力君 大臣と総裁が予算委員会の関係で長くおいでになれないそうでありますから、まず大臣と総裁に簡単に御質問を申し上げて、あとでまた詳しく局長さんあるいは次官等にもお伺いを申し上げたいと思いますが、いわゆる人確法が通りまして、それに基づいての教育職員の給与改定であるという御趣旨であります。 まず、総務長官にお伺いいたしたいのは、あの人確法の趣旨からいいまして、それから政府の予算を見ましても、来年度
○鈴木力君 ちょっと関連ですが、私は基本的に、国民体育大会という、国民というところを文部省はもう一ぺんきちっとしないといけない。これはだいぶ前の話ですけど、私は文教委員会でそういうことを言ったことがあるんですがね。いまの国民体育大会は国民に参加資格を与えていないんですね。参加資格はそれぞれの競技団体に登録をした人でなければ参加資格がないんですよ。そうでしょう。陸上競技に出る人は陸上競技連盟に登録をして
○鈴木力君 こういう学術に関する情報処理あるいは資料の収集という、これ自体の問題をもう少し私はほんとうは追及していく必要があるといいますか、検討していくときに来ておると、こう思いますけれども、きょうはまあそれはおきまして、ちょっと私考えてみますと、いま木田局長さんからの御答弁にもありましたように、それぞれの説明はっくんですよね。説明はつきますけれども、私がちょっとこうあれしただけでも、似たようなものが
○鈴木力君 まず私は、提案理由の説明でも伺いましたけれども、設置法を改正して機構改革をする、それにはそれなりの行政の責任の立場からすると強い理由があるということはよく私も理解できます。ただ問題は、この機構を変えるということが大事だというか、行政を進める上にきわめて重要な意味を持ちますけれども、問題はやっぱりその基本的な姿勢がどうなのかということで、変えられた行政が生かされるかどうかということが重要な
○鈴木力君 御答弁の途中ですが、文部省側でどういうことをやったということは一応承知しておりますから、それでなしに、私がいま聞いておりますのは、そういうことをやったにもかかわらず、学校、現場は、学校給食がもう危機に瀕しておる。いまもう給食をやめなきゃならぬような状態に学校が置かれておる、そういう状態を知っておるかということを私は聞いたんですけれども、実はきょうあまり時間がありませんから、ずっといままでのものを
○鈴木力君 いまの仕組みにつきましては、概略は私もわかっておるのです。そこで私が伺いたいのは、にもかかわらず何かいまの体育局長の御答弁を伺うと、万全の手を施してあるので学校給食は心配がありませんという御答弁に聞こえる。しかし、現実はそんな心配がありませんといえるような状態じゃないでしょう。いま説明なさったようないろいろな手だてはやっておる、しかもこれは私はいまあわててやったということよりも、これは文部省
○鈴木力君 私は、きょう一つは学校給食の問題でお伺いいたしたいと、こう思います。時間もあまりありませんから、先に私のほうからちょっと御質問申し上げる要点を申し上げておきます。 一つは、ちょうど昭和四十六年の決算の審議なんですけれども、文部省の学校給食に対する施策につきましては、昭和四十六年という年は行政監察の監察を受けた勧告を受けて、それに対するさまざまな具体的な処置等も苦労なさっていらっしゃる。
○鈴木力君 これは、時間的に見ますとですね、まあいま御答弁いただいた大体この数字、私も伺ってはおるんですけれども、これを私はいまどうしようかなという、一番最初に申し上げた問題の一つだと実は思ったんです。思ったといいますのは、まず所在不明の法人について、民法改正をしなければいけないと、確かにそのとおり、実は私も一つ経験があるんですけれども。みんな善意で、当事者もですね——当事者も善意。それから、関係省庁
○鈴木力君 長官からまだしさいに点検していないという御答弁をちょうだいいたしましたが、これはどういうのかわかりませんけれども、おそらく行政監理委員会の不満な点はそういうところにあるのじゃなかろうかと、こう思いますけれども、それはまあとっておきまして、いまのように局長さんからのいまの御答弁にもありましたように、勧告をする、二、三年たって、さらにその状況を見て、そして追加勧告といいますか、さらにまた勧告
○鈴木力君 私きょう御質問申し上げたいのは、ちょうど昭和四十六年の年は、行政監理委員会のほうでも行政管理の問題についていろいろ問題を提起した年でもありますし、またこの行政監察のほうも国民生活に関係のある監察を相当大幅にやった年でもありますから、ただ私はどうも常々疑問に思っておりますのは、この行政管理あるいは行政監察、行政相談、いろいろ国民としても必要なことをそういう制度の上に乗せて盛んにこうやられておるわけでありますが
○鈴木力君 あまり深入りするつもりはありませんけれども、少なくとも私がさきに申し上げましたように、大臣としてはきわめて不本意に聞こえるかもしれませんけれども、どこかの圧力でくるくる変わるというような印象を与えることは、これは内外にいい結果をもたらさないと、こう思います。いまおっしゃったような大臣のおことばのような姿勢を、行動でも具体的に今後一貫したものとして、理解できやすいような外交をひとつ今後続けていただきたいと
○鈴木力君 いまのこの件はきょうの主題でもありませんけれども、どうしても私はいまの大臣の御説明でもなるほどというふうに納得できない面がまだあるのですね。若干申し上げますと、総理がソ連に行かれたから、これで北方領土が直ちに解決するとは、これはもちろんそうだれも思わなかったと思いますし、そう簡単な問題でないところに取り組まれたということは、これはそれなりの評価をされてしかるべきだと、こう思うのですが、ただ
○鈴木力君 決算の質疑に入る前に、まず大臣おめでとうございました、これからまたたいへんな任務だと思いますが。それで大平外務大臣もまた引き続き重要な任務につかれたということでありますが、最初に、どうも田中内閣になってからの外交政策といいますか外交の実態を私ども拝見しますと、何かすっきりしないといいますか納得できない面が非常にたくさんあるんです。それはどういうことかといいますと、総理みずから外務大臣も御一緒
○鈴木力君 ちょっと、いま伺いしましたが、この一次と二次、一次と二次が不況対策を中心にして、それから三次がドルショックですか、ちょっと私ども何かこう大蔵省のいろいろな資料を拝見をいたしますと、それは逆になっているみたいに見えておったんですけれども、いかがですか。
○鈴木力君 それではいまの件につきましては、その説明書を、それに期待いたしまして、そのあとにまた御質問させていただくことにいたしますが、きょうは、そういう意味で先に申し上げましたような意味で、どうもよくわからない、わからないままに、しかし四十六年度の財政の運用を考えてみますと、私は、最近では、この年ほど財政運用で非常に大きな役割りを果たした、あるいは非常に大きな動きを見せた、そういう年はあんまりなかったのではないかと
○鈴木力君 主としてきょうは、昭和四十六年度を中心としての財政投融資といいますか、その状況あるいはその効果などについてお伺いいたしたいと思いますが、最初に申し上げておきますけれども、正直申し上げまして、私、この財政投融資の御質問を申し上げようと思まして、少し調べてまいりました。ところが、私自身が調べてみればみるほどわからなくなったというふうな実態でございます。これはどの辺に原因があるのか、まあ私自身
○鈴木力君 それでは、いまの点はもう要望にとどめておきまして、時間がありませんから、できるだけ具体的にひとつ御検討をいただいて救済をしていただきたい、こう思います。 その次に、刑務所関係を若干伺います。 今度松山刑務所の移転がこの法で決定するわけでありますけれども、まず一つは、これは法務省だけというより政府全省なんですが、どの省も同じように、予算を先に取りまして、その施設がもう先にできてしまう。
○鈴木力君 それで、それしかないんですが、私がお伺いしたのは、特別に何か講習をするとか、指導するとか、少なくとも沖繩の資格は持っておった十一名ですから、そして試験を受けさせるなら受けさせるにしても、五年間の暫定期間のうちにできるだけ資格を取らせるような処置がやはりしてもらいたい、そういう気持ちで伺ったんですけれども、その点はどうですか。
○鈴木力君 今度の改正について若干端的にお伺いいたしますので、ひとつ御答弁をいただきます。 まず、そのうちの一つは、沖繩の弁護士資格者に対する事務の整備関係、沖繩の弁護士資格者等に対する本土の資格付与等の事務はもうすでに終了したと伺っておるんですけれども、その結果、一つは、復帰前に沖繩の弁護士資格者等の合計は三百四十三名だったと聞いております。それが復帰後本土の資格を得た者は二百四十二名と聞いておるんですが
○鈴木力君 私は、午前の二回の質問にわたりまして長沼判決に対する政府の見解をただしましたが、それに対する田中総理の答弁のうちに、この判決の「判断は重大な誤りである、こう思っておるのであります。」、最後には「誤った判断を行なっておることは事実であります。」、こういう答弁をされておるのでありまして、私は絶対に承服ができません。少なくとも、たとえば長沼判決におきましても、政府は憲法の解釈は、統治行為論をとっておりましても
○鈴木力君 私は、ただいまの総理大臣並びに山中防衛庁長官の御答弁を伺いまして、全く不満でございます。 私が一番先に申し上げましたことから最後まで、私が言いたかったのは、たとえば憲法第九条の解釈などを、日本語の解釈ではだめだと言ってみたり、あるいはくるくる統一見解が変わったことについては、前のことは知らないと言ってみたり、こういう形で幾ら議論をしておっても実りがないということから申し上げたのであります
○鈴木力君 私は、日本社会党を代表して、先ほど報告のありました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について若干の質問をいたします。 質問の前に一言申し上げますが、この法案については内閣委員会において熱心に審議を続けてまいりました。与党内には審議がおくれたなどの不当な発言をする方もおりますが、内閣委員会は、農林省設置法、経済企画庁設置法、通産省設置法等の一部改正案、恩給法等の一部改正案などなど
○鈴木力君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されております防衛庁長官山中貞則君の問責決議案に対しまして、賛成討論を行ないます。 防衛庁長官山中貞則君は、かつて総理府総務長官、沖繩開発庁長官を歴任をしまして、若手閣僚としてその清新さを、実務的能力と鋭い判断力、機敏な活動力等々、名大臣としての評価が高かったのであります。特に、沖繩復帰にあたっては、沖繩県民に対して、政府における唯一の理解者として
○鈴木力君 委員長、もう一点だけ。 私の質問申し上げた意図をすりかえてもらっちゃ困るんですよ、大臣。私は手続的に違法か合法かという議論をしていないんです。総理大臣が外国へ行ってものを言ったということは、これはもう総理大臣とか政府とかという問題じゃなくって、国全体の権威の問題だということを私は言っておるんです。だから、大蔵大臣がいま、国会にあとで予算を計上して、そこで審議をしてもらって決定をされれば
○鈴木力君 関連。 いまの意図の表明ということなんですけれども、これは、私はきわめて重要な問題だと思いますから関連して伺っておきたい。 確かに、内閣なり政府なりが意図の表明をするということはあり得る。また、あってもいいと思います。一般的には。ただ、事態によると思うんですね。少なくとも総理大臣が外国に行って、何かの意図を表明したという場合には、これは、やっぱり国民は——国民はというか、議会も含めて
○鈴木力君 その順序はそういう順序だと思うのですがね。結局、先に法律が通っているわけですから、筑波研究学園都市建設法、通っているわけです。そのときにほんとうは議論すべきことだったかもしれない。何となしに筑波研究学園都市をつくるんだという、ぼんやりしたと言うとおしかりをいただくかもしれないけれども、それが一つ先にできた。その次には、まあ基本方針とか、そういうのはあとでまた少し伺いますけれども、それは文章
○鈴木力君 そこで、もう一つ私は最初に伺っておきたいのは、この閣議決定と、それから実施本部がもう事業を開始した、その関係は行政的にどうなっているのです。つまりあれでしょう、今度の建設省設置法の提案理由にも、閣議決定はことしですか、四十八年ですか、そうして実際は四十二年から事業を開始しているわけですね、この辺の関係はどうなっているのです。
○鈴木力君 まず私は、最初に、どうもこの建設省設置法の、今度の機構はよくわかるんです、理解できますけれども、問題は、この筑波研究学園都市という、これが幾ら読んでみてもよくわからぬ。それで、ほんとうを言えば、質問申し上げる前に現地調査を主張しておりましたけれども、その現地調査の機会もなかったものですから、したがって、私のこれから質問申し上げることは、あるいはとんちんかんなことがあるかもしれませんけれども
○鈴木力君 そういう御答弁をいただくと十五分ではできないと思うんですがね。この歩積み両建て制度が現象的に——まあ歩積み両建てということばが適当かどうかわかりませんけれども、拘束性のある預金がだんだん減少していく、そういうことをおっしゃっている。それは統計上はそう減少しているかもしれない。その減少していくものの、それなら、減少していくあるいは残っておるそれの規模別のような分析等は政府はしたんですか、しないんですか
○鈴木力君 いまの御答弁のうち、今度の中小企業の動向に関する年次報告でも拘束性の預金が減少しておるということの報告はされております。そういう傾向をもって大蔵省はこの歩積み両建て制度についてきめこまかく指導しており、実効が上がっておる、こういう判断をされての御答弁ですか。
○鈴木力君 だいぶ時間が経過しておりますから端的にお伺いをいたしますが、大蔵省の方、おいでですか。まず大蔵省の方に伺いますけれども、いまのこの銀行あるいはその他の金融機関にまあ歩積み両建てということが常識みたいに行なわれている。しかし、制度的には歩積み両建てというものに対して、どうなっておるんですか、まずそれを伺います。
○鈴木力君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました国土総合開発庁設置法につき、若干の問題点について質問いたします。 本法案は、国土総合開発法、国土総合開発公団法とともに、田中総理の日本列島改造論を具体的に推進する措置であると解しますが、昨年総理がこの改造論を発表して以来、企業の土地、株式への投機をあおり、地価、物価の著しい騰貴を招きましたし、また、全国土に乱開発による荒廃を来たし、さらに