1958-07-02 第29回国会 衆議院 商工委員会 第7号
○鈴木参考人 私は、日中貿易促進会の仕事をやっております。昭和二十四年から日中貿易を促進するために約八年間この運動をしてきたものであります。今の長谷川委員長もその当時からいろいろと御尽力いただいております。そういう立場から御報告を申し上げたいと思うのです。 皆様御承知のように、すでに日本からフィリピン、ビルマ、インドネシア、こういった諸国に対しまして戦争による損害の賠償支払いが始まっております。言
○鈴木参考人 私は、日中貿易促進会の仕事をやっております。昭和二十四年から日中貿易を促進するために約八年間この運動をしてきたものであります。今の長谷川委員長もその当時からいろいろと御尽力いただいております。そういう立場から御報告を申し上げたいと思うのです。 皆様御承知のように、すでに日本からフィリピン、ビルマ、インドネシア、こういった諸国に対しまして戦争による損害の賠償支払いが始まっております。言
○参考人(鈴木一雄君) 先月の二十八日に全国の業者が集まりまして大体二百五十ほどの団体、三百五十人ほどが出席をいたしましてこの第四次協定を早く締結するように、これを促進する大会を実はやったわけであります。これは私ども実は一九四九年から中日貿易会、昔は促進会といっておりましたが、それから促進の仕事をやって参ったわけでありますが、約八年の間でありますが、その経験を通じましても、珍しくあらゆる業界の方がこの
○参考人(鈴木一雄君) 根本的にはパーターでございます。それで昨年の三月の十四日に全国バーター貿易暫行弁法という法律を作りまして、自由主義諸国とやる場合は原則としてバーターです。暫定的に香港におきますところのスターリングを使いまして、それでやろうという考えがあるわけです。併し最近香港におきましてローカル・コントロールをやる形勢が大分ありますので中国側といたしてバツク・ツー・バツクというようなパーター
○参考人(鈴木一雄君) 問題点だけ申上げたいと思います。最初に考えますのは、戦前と戦後におきまして、世界の経済のあり方が非常に変つて来たということであります。これに目を塞いでおりますと、我我の貿易政策の根本が立たないわけであります。それは申すまでもなく、我々の自由主義諸国と、それから新らしく大きな勢力になりました社会主義並びに新民主主義諸国、これともう一つ戦争によりまして解放されました南方アジアの諸民族
○参考人(鈴木一雄君) 中国との貿易につきましては、今までいろいろ御意見が出たことと思いますが、私は日本と中国の全体の立場から若干申述べて見たいと思うのであります。