1965-05-19 第48回国会 衆議院 外務委員会 第22号
○針谷政府委員 何とかここでしっかりした方向へ改良しなければならないということは十分考えておりまして、調査もし、また向こうの幹部とも毎週定期的に会合をして、いまどうしたらいいかという方途を練っている次第でございます。
○針谷政府委員 何とかここでしっかりした方向へ改良しなければならないということは十分考えておりまして、調査もし、また向こうの幹部とも毎週定期的に会合をして、いまどうしたらいいかという方途を練っている次第でございます。
○針谷政府委員 人数はよくつかんでおりませんが、民間の方でいろいろ世話をしておる方がございまして、東京では、たとえば穂積五一先生のやっている寮とか、京都では、京都の民間でやっておる寮とか、各種ありますが、その数はほんの一部だろうと思います。
○針谷政府委員 いま政務次官から申し上げましたように大ざっぱに分けまして国費留学生と私費留学生とございまして、国費留学生は、来て帰るまで全部文部省所管でその宿舎から進学すべてをあっせんしております。私費留学生のほうは、国費留学生と違いまして自分の意思でやってくることでございますから、これは人数も多いし総体的に国家として特にお世話しておりませんが、ただ、一部の者につきましては、外務省の補助団体であります
○針谷説明員 いままでなかったところに、日韓間に新しく外交関係が正常化するというその際に際しまして、文化交流の一環として渡すということで、その裏には、日韓間に新しく正常な外交関係ができることを喜ぶというような気持ちはあるものと思います。
○針谷説明員 今度の会談を進めるにつきまして、正常な日韓外交関係の新しくでき上がることを祝福し、あわせて将来に対する文化交流のまず手始めとして、何がしかの渡せるものは渡したらいいのではないかという考えでやっております。
○針谷説明員 お答えいたします。 ただいまお話のときの状況は、私たちも書類で調べる以外に手はないのでございますが、ただいま文化財の局長さんからお話があったように、当時、第四次会談を開こうとするまぎわでございまして、あわせて、当時、抑留日本人漁夫の送還問題などが起こりましたので、この向こうの言ってきております百六点を向こうへ渡すことによって、少しでも友好な雰囲気をつくって、円満に日韓間の交渉を発展さしていきたいという
○針谷説明員 ただいまの事実は知っておりますが、私どもは文化の交流というものにつきましては、なるべく民間の自由な意思に基づいて行なうという建前に立っておりますので、あえてこれを勧奨するとかなんとかいうことはしておりません。そしてその金がどういうふうに使われているかということをコントロールする権力もまたございませんので、事実どういうふうに行なわれているかということについては、詳しいことは存じません。
○針谷説明員 ガリオア・エロアの返済資金は非常に莫大な額でございまして、これが使途は日本の文化並びに教育の交流につきまして非常に貢献するものと思いまして、私たちもこれが有効な使い方について期待しておる次第でございます。 この金は、御承知の通りアメリカの在外資産でございまして、こちらだけの思うように使えるものではございません。従いまして、私たちはアメリカの方と今までも話をしながら、こちらの考え方を伝
○針谷説明員 ただいま初めてここで聞いた問題でございますから、これについては、また関係方面とも十分協議して、事実を確かめてみたいと存じます。
○針谷説明員 一般的の問題については、いろいろな資料などをいただいておりますが、特にこの引揚者の方がどういう地位におるかということについては、まだわれわれ伺ったことはありません。
○針谷説明員 ただいまお話を承わりましたように、事実まことに困ることがあれば、その施政権者であるアメリカが、当然その住んでおる住民に対する責任を持っておるわけでありますから、これについては、日本国といたしましても十分話し合いをする余地が残っておるわけでございます。ただし引揚者という特殊の範疇に分けることは、これは話し合いの上に問題があるかと思います。ただ一般に困窮者の立場をアメリカは見なければならないという
○針谷説明員 沖縄の問題は、アメリカにおきましても最近問題が起っておりますように、非常に関心を持っておるわけでございます。従いまして、この郵便貯金の問題につきましても、むしろアメリカの方が、こういうことをやることによって住民のアメリカに対する感情などの融和をはかる一つの方法じゃないかと考えておると思います。そうして国会の空気、委員会の空気などを私らも話しましたが、多分にその重要性は納得したものと思いますが
○針谷説明員 この問題につきましては、先般の国会のときも沖縄からの陳情団も見え、また春日先生の強い御要望等もあって、事の重要性、緊急性につきまして、関係方面ともそのやり方、方式等について十分協議を進める一方、外務省といたしましても、アメリカに数回折衝いたしまして、この問題の重要性について説明いたしておるわけであります。 すなわち、この沖縄の郵便貯金がいかに緊急性があるかということの認識をアメリカに
○針谷説明員 「日本国政府は、奄美群島におる郵便組織のすべての金融上債務を負うものとする。血美辞岳における郵便組織と南西諸島のその他の島における郵便組織との間の勘定は、日本国政府とアメリカ合衆国政府との間で、奄美群島における郵便組織のその他の資産並びに南西諸島のその他の傷における日本国政府郵便組織の戦争前の資産及び債務を考慮に入れて、後日合意されるとおりに決済しなければならない。」以上であります。
○針谷説明員 ただいま郵政当局の方からお答えいたしましたように、郵便貯金につきましては、奄美群島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定第三条第三項に、「南西諸島のその他における日本国政府郵便組織の戦争前の資産及び債務を考慮に入れて、後日合意されるとおりに決済しなければならない。」という項目がありますから、この線において何とか決済をすることにいたして参りたい、これについてはいろいろ技術的にも込み入
○針谷説明員 李ライン問題につきましては、長い間政府といたしましては努力いたしておることでございまして、最近におきましても重光大臣と金公使が会見いたしまして、まず大村の問題とわが方の釜山におります漁民の交換をやって、緩和された空気を作って、その上李ラインその他かねてからの懸案の解決をはかることとすることにしまして、目下その会談のために努力をしておる次第でございます。
○針谷説明員 太平洋におきますアメリカの原子力実験につきましては、国会両院の決議のこともあり、また決議のときも向うへ伝えましたし、また最近におきましても、わが方の禁止をしてもらいたいという基本的態度については十分向うに伝えてあります。今後ともその線に従って機会あり次第努力をいたしたいと思います。
○説明員(針谷正之君) それは、方針というより、向うの方で日赤なんかと協議した上、事実上そういうことになったそうでございます。政府としてバターフィールド号で帰す方針ということではなく、日赤並びにすわり込みをやっておる方たちの間で、事実上帰るというととが決まったそうでございます。
○説明員(針谷正之君) お答えします。日赤前のすわり込みの朝鮮人の方については、非常に気の毒なケースであると思いまして、関係各省とも寄り寄り協議いたしておりましたが、きのうのお話によりますと、来月の二十二日バターフィールド号で帰ることに手はずがきまりまして、日赤のあっせんで動いておるそうでございます。 それから一つ今羽仁先生のおっしゃられた中に、十二月十六日外務大臣が船賃を出すと言われたということは
○説明員(針谷正之君) お答えします。最近厚生省で生活保護をやっておりまして、中に不当に取っている方があるので、それを慎重に審査した上、不当に取っておる者は中止をし、また取るべくして取らない方がおったら出すという建前で厚生省はやっておるはずでございますから、その点は、取るべくして取る人は当然取っており、また取ってはいけない人はこれを打ち切ることは、厚生省としてこれはやむを得ないことだと思っております
○針谷説明員 抑留漁民の返還につきまして、去年の八月以来向うは帰さないようになっておりまして、これについて在京韓国ミッションと交渉を続けてきておりましたところ、大村にいる韓国人の収容者のうち、約三百人ばかり刑事犯罪人がおりますが、その国内における即時釈放をしない限りは抑留者を帰さないという態度を、去年の八月以降はっきり示しました。そこで外務省及び法務省と協議の上、何とか解決をしようと思いまして、来年
○針谷説明員 お答えいたします。船及びその乗組員の償捕されるごとに、厳重な抗議を突きつけておりますが、韓国側は、何しろこの問題は日韓全般の問題に関連して解決するという強い意思をかねてから示しておるものですから、この見通しは、残念ながら日韓の全般的の解決が進まない限りは、解決できないものと考えております。
○針谷説明員 お答えいたします。日韓交渉は、昨年の八月以降、はっきり申し上げれば全くデッド・ロックに乗っておりまして、全然進行しておりませんが、この際アメリカのあっせんを頼んで何とか打開策を講じたいと思って、その方にただいま努力しております。
○針谷説明員 今申し上げたように、特におくれているようなことはありませんから……。
○針谷説明員 お答えいたします。地質学会の問題は実はあらかじめこの会議が開かれる前に連絡がなく、開かれるまぎわについ数日前に連絡がきましたのでございます。大体外国の方が日本へ入って来られますのは、普通の方でも何も制限なくどんどん入れるのではありませんでして、どういう人間であるかということを言うのは、これは万国共通でありまして、一国をかまえる以上は当然のことであります。従いまして、この場合も急に出て来
○説明員(針谷正之君) 外務省欧米局渡航課長針谷正之であります。
○説明員(針谷正之君) 最初の旅券の体裁の件でありますが、これは私たちもできるだけ立派なものにしたいと考えまして研究しておりまして、更に今後研究を続けたいと思います。それから只今の一般旅券の発行につきましては、手数料千五百円印紙で納めるというふうに法律できまつております。法できまつておりますが、必ずしも旅券の単価等の関係は恐らく何も考慮しないで作つたものと思います。ですからこの関係というものは必然的
○針谷説明員 そういうことはございません。今までも中共へ入つた方などでも、二度目に出ておる方はかなりございます。要するにその都度の旅行がいいかどうかということで、それが国の利益に反するという場合には、お断りしているだけでありまして、今帆足さんがおつしやつたような原則はございません。
○針谷説明員 いやそういうことはありません。そのそれぞれの目的によつて判断して参ります。
○針谷説明員 お答えします。ただいま帆足さんから仰せになつた件は、もう大分長い間方々で論議された点であります。まず第一に、国の利益に反するということをもつて、共産圏へ行くのを禁止することはないかといいますと、これは共産圏に限らず、もし国の利益に反するようなものでありましたら、外務大臣がこれを判断して禁止するものと考えられます。それから第二の御質問の点の与党もしくは、野党の区別をするということは、少くとも