2000-03-09 第147回国会 参議院 予算委員会 第8号
○政務次官(金田勝年君) ただいま御指摘の中海干拓事業でございますが、この事業の本庄工区の取り扱いにつきましてでございますが、現在、中国四国農政局に設置しました本庄工区検討委員会において検討をいただいておるところであります。そして、この委員会におきまして昨日、第十回委員会を開催いたしまして、結論の取りまとめに向けて議論をいただいておるところでございます。 今後、さらに委員会として十分議論を尽くした
○政務次官(金田勝年君) ただいま御指摘の中海干拓事業でございますが、この事業の本庄工区の取り扱いにつきましてでございますが、現在、中国四国農政局に設置しました本庄工区検討委員会において検討をいただいておるところであります。そして、この委員会におきまして昨日、第十回委員会を開催いたしまして、結論の取りまとめに向けて議論をいただいておるところでございます。 今後、さらに委員会として十分議論を尽くした
○政務次官(金田勝年君) 委員御指摘ありましたように、農業技術の開発研究、そういうものと普及の流れといいますか、そういうものが十分に図られるように、あるいは生産者等のニーズの流れといいますか、そういうものがよく十分に一体的に図られるように直結した、そういう研究になるように図っていきたい、こういうふうに思っておる次第であります。
○政務次官(金田勝年君) ただいま委員が御指摘ございました独立行政法人農業技術研究機構におきましては、稲あるいは麦、大豆、果樹、野菜、畜産といったような作目別の試験研究機関と地域別の農業試験場の業務、そういったものを引き継ぎまして、農業生産における現場のニーズに直結した研究に大規模かつ一体的に取り組んでいきたい、このようにしておるところでございます。 農林水産省といたしましては、農業技術研究機構が
○政務次官(金田勝年君) 委員から御質問ですのでお答えさせていただきますが、農業を魅力ある職業とするということは非常に重要なことでございまして、そのためには農業経営に携わります家族の皆様が、家族員が経営内においてそれぞれの人のお立場、地位、役割を明確化していく、そしてそれぞれの方々の意欲と能力が十分に発揮できるような環境づくりを行うということが重要であるというふうに考えております。 このために、その
○政務次官(金田勝年君) ただいま委員御指摘の実態、平成九事業年度におきます農協の女性正組合員は七十三万人でございますが、正組合員全体に占める割合が一三・五%、そして地域別に見ますと、これが今御指摘のような数字になっておるというふうに私どもも認識しております。 これは、こういう格差が出ておりますのは、県の間で格差が生じているわけでございますが、ことしの十月に全国農業協同組合中央会が報告書をまとめております
○政務次官(金田勝年君) ただいま渡辺委員からの御質問でございます。農山漁村におきます女性の地位向上を図るためには、農業経営におきます女性の役割を適正に評価して社会参画、経営参画を支援していくことが重要であるというふうに考えておるわけでございます。 ただいまのお話にもありましたが、JA等の農業団体に対しましては、これまでも農業・農村パートナーシップ推進事業、ただいま御質問の中にありましたこの事業におきまして
○金田政務次官 委員のただいまの御指摘に対しましてお答え申し上げます。 ミニマムアクセス米の販売については無理にそれを行っているんではないかという御指摘でございますが、ミニマムアクセス米につきましては、国内の需要者の購入申し込みによる販売を行っておるところでありまして、決して、食糧庁あるいは私どもがミニマムアクセス米の販売を押しつけているといったようなものではないわけでございます。
○政務次官(金田勝年君) ただいま委員御指摘の中山間地域等に対する直接支払い制度につきましては、現在なお、ただいまのお話にありましたように、予算要求中ではございます。けれども、全国段階及び各地方ブロックにおきまして地方公共団体等に対する説明会を開催しておりますし、またパンフレットを作成するなど、制度の周知徹底に現在努めているところであります。 また、平成十二年度から制度が円滑に実施されますように、
○金田政務次官 ただいまの委員の御質問に対しまして、まず影響でございますが、茨城県産の農林畜水産物につきましては、主要卸売市場等におきます入荷量そして取引価格が、事故後二、三日の間は一部の品目、例えばレンコン、カンショといったものを中心に入荷量の減少、価格の低落が見られましたものの、十月五日以降は事故の前の水準に戻っておりまして、ほぼ平常どおりの取り扱いが行われております。 また、一部の加工食品、
○金田政務次官 委員のただいまの御指摘は、私も同感であります。これからの生産振興、本格的な生産振興を図る上で、水田の汎用化を含めて基盤整備や乾燥施設等の施設整備、そういった各般の施策をしっかりとやっていくということが非常に重要であるというふうに考えております。そのためには、私ども農林水産省としてはしっかりと所要の予算の要求もしていかなければいけませんし、その整備に力を入れていくつもりでおります。
○金田政務次官 委員ただいま御指摘されましたとおり、米以外の作物の定着を考えた場合、麦、大豆等の水田における定着、そういったもののためには、やはり排水改良等の基盤整備による水田の汎用化というものを着実に推進していかなければいけない、こういうことが重要なわけでございます。 委員おっしゃいますように、今後のかんがい排水施設等の生産施設を整備していくという観点に立って、第四次土地改良長期計画に即して、平成十八年度
○金田政務次官 二十一世紀に向けて活力ある農業、農村を確立するためには、今申されました専業的な担い手農家に代表されますような効率的、安定的な農業経営が生産の相当部分を担う農業構造を確立していくということが極めて重要だと思います。 このために、農地の利用集積、スーパーL資金等の低利資金の融通等の各般にわたる分野において、認定農業者等の意欲ある担い手の育成に重点を置いてきたところでございます。認定農業者数
○金田政務次官 このたび農林水産政務次官を拝命いたしました金田勝年でございます。 玉沢大臣の指導をいただきながら、谷津総括政務次官と力を合わせまして、農林水産行政の遂行に全力を尽くしてまいる所存であります。 委員長を初め委員の皆様の御支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ————◇—————
○政務次官(金田勝年君) このたび農林水産政務次官を拝命いたしました金田勝年でございます。 玉沢大臣の指導をいただきながら、谷津総括政務次官と力を合わせ、農林水産行政の遂行に全力を尽くしてまいる所存でございます。委員長を初め委員の皆様の御支援、御協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げる次第であります。 どうもありがとうございました。(拍手)
○金田勝年君 生産性の高い事業あるいは高い分野に経営資源をシフトさせていく、そういう考え方が今言われたわけですけれども、やはり我が国の産業活力ということを見たときに、その九九%近くを占める中小企業というものが我が国経済を支えている現状というのはきっちりとあるわけでありまして、そういう中小企業の再生なくして我が国経済の再生というものはあり得ないというふうに思う一人でございます。その中小企業に対する業況判断
○金田勝年君 通産省からもおいでいただいていると思いますが、きょうは経済・産業委員会で産業活力再生法の審議を行っておるわけでございますが、今回の法案が、この税制上の措置も一緒にどの程度の緊急性にこたえたものとなっているのか、それから全体の措置とも相まってどの程度効果が期待できるのか、そういうことにつきましてわかりやすく簡潔に教えていただきたいと思います。
○金田勝年君 今回の租税特別措置法案につきまして十五分の時間をいただきました。そこで、しっかりと質問をさせていただきますので、ひとつ考えを明らかにしていただきたいと思います。 今回の産業活力再生法及び税制上の措置というのは、去る六月八日に私どもの党の臨時経済再生・産業競争力検討チームにおきます取りまとめに基づきまして、六月十一日に政府におきまして産業構造転換・雇用対策本部決定の緊急雇用対策及び産業競争力強化対策
○金田勝年君 そういう業務の内容の中でしっかりと私どももその方向を具体的にまたフォローしていきたい、こういうふうに思うんです。 さて、私は東北代表としてと先ほど申し上げた内容に時間の関係で移らせていただきますが、今お見えになりましたので大蔵大臣にお聞きしたいと思います。 大蔵大臣は四月二十一日の衆議院の大蔵委員会で、「北東公庫が達成しようとしていまだ達成していない使命について十分に重点を置いて考
○金田勝年君 今、開銀総裁からお話があったわけですが、北東公庫も同じ状況で伸びておるというふうに聞いておるわけでございます。いずれにしても、十二年度末までの臨時措置とはいえ、やはりこうした貸し渋り対策をしっかりと実施していくことも大事である、これを明るい材料として堂々とPRして頑張っていただきたい、こういうふうに思うわけであります。 続いて、政策投資銀行として三本の柱を掲げておられる。これは目的規定
○金田勝年君 限られた時間でありますので、私の方からは、今回の開発銀行と北東公庫の統合によりまして日本政策投資銀行ができるに当たりまして、この参議院で二日にわたる審議でございますけれども、先ほど北海道の代表として峰崎委員が御質問されたことと多少重複するところがあると思うんですが、私も東北の代表として重ねて互角に質問させていただきたいことがあるわけでありまして、それを中心に行わせていただきたいと思う次第
○金田勝年君 今、大臣からお話がありましたように、貸し渋り対策として、あるいは景気対策としていち早く対応した、そういう非常に評価してよい公庫の役割というものが出てきたわけですけれども、今回の統合法案というのはまさに平成九年九月二十四日に閣議決定をされました特殊法人等の整理合理化に基づいて出されたわけでありまして、流れとしては官から民へという流れもあり、そういう中でまさにただいま両公庫の総裁、理事長、
○金田勝年君 駆け込み寺とかあるいはラストリゾートという形で政府系の金融機関が言われておる、そういう状況というのもあるわけでありまして、民間金融機関が貸し渋るその厳しいときに政府系金融として非常に大きな役割を果たしてきた、この件に関しては非常に評価をして、その重要性というものを国民が再認識しているという面があるんだろうと思うわけであります。マインドも少しよくなってきているというお話もあったわけですが
○金田勝年君 自由民主党の金田でございます。 本日は、国民金融公庫と環境衛生金融公庫の統合法案につきまして、極めて限られた時間ではありますけれども、質問をさせていただきたいと思うわけであります。 まず、法案の中身に入ります前に、景気情勢が非常に悪化してまいりました平成九年の秋以降でございますが、御承知のように北海道拓殖銀行あるいは山一証券といった金融機関の破綻があって、全国的に民間金融機関による
○金田勝年君 私は、自由民主党並びに自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました三法律案について賛成の立場から討論を行うものであります。 まず、恒久的減税法案について申し上げます。 本法案では、内需の拡大や我が国企業の国際競争力の強化を図るため、従来なし得なかった思い切った内容の所得税及び法人税の恒久的な減税を実施することといたしております。 具体的には、所得税の最高税率を三七%へと大幅
○金田勝年君 私は、ただいま議題となりました法律案につきまして、自由民主党及び自由党を代表して、賛成の立場から討論を行うものであります。 本法律案は平成十一年度の厳しい財政事情のもとで公債発行の特例措置を定めようとするものでありまして、これにより二十一兆七千百億円の公債の発行が見込まれるものであります。 経済再生内閣を表明している小渕内閣のもとで、平成十一年度予算は緊急、最大の景気対策を盛り込んだものであり
○金田勝年君 個人所得課税の恒久的減税、これが今回の税制改正の最大のポイントだと私は思うわけです、もちろん法人課税もそうですが。 そこで、昨年の十年度は、昨年の二月以降実施された二兆円の特別減税と四月の経済対策で追加されました二兆円の特別減税、合計して四兆円規模の特別減税が定額減税という方式で実施された、こういうことなんですけれども、今回の最高税率の引き下げ、その結果としての累進構造の五段階から四段階化
○金田勝年君 大臣からは、今回の税制改正、税制の基本原則である公平、中立、簡素というものの妨げになるのだけは避けたい、そういう中で、景気対策として、あるいは先ほど私が申し上げましたグローバルな見地、経済構造改革にも資するという今の状況を踏まえて、それを最優先してやった結果だ、こういうふうにお聞きしたわけでございます。 次に、大蔵大臣は、恒久的減税、「的」という言葉が入るわけでございますが、将来の抜本的
○金田勝年君 自由民主党として、私の方からまずきょうは税法につきましての質問をさせていただきたいと思います。 今回の十一年度税制改正でございますけれども、これは何よりもまず現下の厳しい経済情勢、景気情勢というものに最大限の配慮を行うという考え方でできたものでありまして、それに加えて税のグローバルスタンダードの観点、それから二十一世紀に向けての経済社会の構造的変化への対応、そういう性格をあわせ持つ措置
○金田勝年君 分析はいいんですけれども、やっぱり対策をしっかりと、外国ではどういう対策を講じて、少なくともアメリカなんというのは今我が国が直面している問題で十年ぐらい先を行っていたわけですよ。ですから、国民性とか文化とか、そういういろんなものが違います。違いますが、しかしそういう手法なりをもっともっと取り入れた形で各省が、この総務庁の八ページにある、非常に縦割りの細かいこういう施策をもっと横で連携させ
○金田勝年君 それでは、一言だけ三省庁の方にお聞きしたいし、特に総務庁の方に聞きたいのです。 今資料を拝見していて、いつも思うのですが、こういう青少年とか子供たちの将来に対して非常に深く掘り下げて皆さんよくやっておられるのですが、今の時代というのは、自分がどう生きるべきかということを子供さん方が、あるいは青少年の成長の過程でそれぞれが悩みながら、親に聞いてもよくわからぬし学校の先生に聞いてもよくわからぬ
○金田勝年君 私は、自由民主党を代表して、平成十年度補正予算三案に対し、賛成の討論を行うものであります。 本補正予算は、個人消費の低迷等による経済の後退や金融システム不安に適切に対処し、我が国経済を早期に回復軌道に乗せるための緊急経済対策を実施するためのものであります。短期的には十分な需要喚起が期待されますとともに、二十一世紀型社会の構築に資する景気回復策として適切な措置が講じられており、まことに
○金田勝年君 今の時点で二百二十五億ということがさらに上回っていく可能性もあるわけでありますし、日銀特融が返済されるかどうかという問題、あるいは四カ月前に一千億円を超える資産超過ということで、その時点で実態を把握するスキームの組み方が甘かったという点についてもう一度、今後どのように対処されるのか、お伺いしたいと思います。
○金田勝年君 山一証券が債務超過に陥ったという以上、この報道の中身とかを拝見していますと、劣後ローンもあるということで、現状の二百二十五億という債務超過ならば生損保十四社が計四百三十億出しているその劣後ローンで穴埋めできるというふうな考え方もあるようなんですけれども、今度基金をつくるといっても、日銀特融の場合は基金で守られるわけですが、劣後ローンの場合は基金で守られないという状況があるわけでありまして
○金田勝年君 自由民主党の金田でございます。 きょうは、九十分の時間をいただきまして、今回のこの金融四法案に関連するいろんな話をお聞きしたいと思う次第であります。よろしくお願いいたします。 関連法案の質問に入ります前に、まず新聞等でこのところ報じられおりますことについて二、三お伺いしたいと思うわけであります。 まず、山一証券の問題についてであります。 山一証券の問題につきまして、昨年来いろいろと
○金田勝年君 そもそもこの問題について振り返ってみますと、バブル崩壊後七年以上たつわけであります。不良債権問題は遅々として改善いたしておりませんけれども、このように長期間を要しながら事態が改善しておらないことにつきましては、厳しい反省が求められると思います。 そこで、大蔵大臣、よろしくお願いします。 大蔵省はこの間どのような対応を行ってきたのか、また、これまでの対応によって現在までにどの程度の不良債権
○金田勝年君 どうもありがとうございます。 そういう方針でしっかりやっていただきたいと思うわけでありまして、まず初めにお願いを申し上げた次第であります。 それでは、不良債権問題についての質問に入らせていただきたいと思います。 いわゆるバブル経済の崩壊に伴います資産価額の大幅な低下、これは金融機関の不良債権の増大をもたらしております。申し上げるまでもなく、我が国金融機関はかつてない厳しい状況に直面
○金田勝年君 自由民主党の金田でございます。 本日は、片山議員の関連質問といたしまして、主に金融の不良債権問題を中心に質問をさせていただきたいと存じます。 限られた時間でございますので、たくさんお聞きしたいのでございますが、簡単になかなか質問できないような内容が多いものですから、ひとつ御答弁の方はよろしく御協力をお願いしたいと思います。 まず、金融の前に、今回の総合経済対策の中の社会資本の整備
○金田勝年君 そしてまた、特別減税の効果をいろいろと考えました場合に、これまでの衆議院の議論等を振り返ってみますと、恒久減税化をすべきではないかという議論が幾つか見られたわけであります。本年度限りであるとしますと、今後の減税の打ち切り、あるいはまたもとに戻るときにどうなるかを考えて減税分が消費に図らずにたんす貯金に回ってしまうのではないかといったような心配も議論の中であったように思います。 その点
○金田勝年君 各般の施策をとられる中で特別減税という措置を御決断されたわけですが、さまざまな今の経済の現状に対する御認識、そしてその決断に至るまでの過程というものを伺ったわけでございます。 今まで政府が提案しておられる施策というものは非常に多いわけでございまして、この特別減税もそうですけれども、十年度の税制改正、後でまた触れるのでございますが、九年度補正予算、あるいは十年度の予算措置もそうですが、
○金田勝年君 自由民主党の金田でございます。 去る一月二十六日に大蔵省金融検査部の検査官に対します接待疑惑で金融検査部の幹部二人が逮捕されましたこと、また、それに先立ちまして元大蔵省の日本道路公団理事が逮捕されましたこと、さらに、一昨日でございますが、銀行局の幹部の金融取引管理官の方が自殺されましたこと、まことに残念なことでありました。そういう経緯の中で、三塚大蔵大臣と小村大蔵事務次官が辞任されるに