2006-03-16 第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
○金子大臣政務官 伊藤委員におかれましては、日ごろから我が国の農政に対しまして積極的また建設的な御意見を賜っておりまして、心より感謝申し上げます。 今お話がございました輸出拡大に向けた取り組みでありますが、まさに攻めの農政が今から必要なことだと思っております。政府といたしましては、農林水産物の輸出額を平成二十一年までの五年間で倍増させることを目指しておりまして、先ほど委員からお話がありましたように
○金子大臣政務官 伊藤委員におかれましては、日ごろから我が国の農政に対しまして積極的また建設的な御意見を賜っておりまして、心より感謝申し上げます。 今お話がございました輸出拡大に向けた取り組みでありますが、まさに攻めの農政が今から必要なことだと思っております。政府といたしましては、農林水産物の輸出額を平成二十一年までの五年間で倍増させることを目指しておりまして、先ほど委員からお話がありましたように
○金子大臣政務官 お答え申し上げます。 国と都道府県の水産研究機関におきましては、地方にできることは地方にということで、政府レベルでの観点も踏まえまして、国と地方の役割分担を図りつつ調査研究を行っているところでございます。 例えば、複数の都道府県をまたぐ広い海域に生息する水産資源につきましては、国の水産総合研究センターが中心となって、都道府県の研究機関と連携しながら調査研究を行っております。一方
○金子大臣政務官 今の松木委員と厚生労働省、文部科学省それから外務省とのやりとりをありがたく拝聴しておりました。まさに委員の言われるとおり、いろいろな方面に働きかけ、そして連携をすることが需要の拡大につながっているということで、大変重要なことだと思っております。 特に、先ほどからお話がありましたように、学校給食というのは需要拡大という意味では非常に大きな部分だと思っておりまして、これまでも、学校給食
○金子大臣政務官 今、松木委員の方からお話があったとおりでございますが、現在、加工原料乳生産者補給金制度におきまして、飲用向け生乳に比べて価格面で不利な加工原料乳の生産者に補給金を交付することによりまして、加工原料乳の再生産を可能とし、生乳全体の需給安定を図っているところでございます。 この制度のもとにおきまして、我が国酪農の生産構造は順調に強化されてきており、例えば、二〇〇一年におきましては、我
○金子大臣政務官 おはようございます。 最近の生乳の需給につきましては、もう松木委員も十分御承知だと思いますが、生産が非常に安定的に推移している一方で、飲用需要の伸び悩み等から緩和基調となっております。この結果といたしまして、脱脂粉乳とかバターの在庫が高水準で推移しているところでございます。 十八年度限度数量につきましては、こうした需給の状況及び生産者団体の需要拡大の取り組みを踏まえつつ、生産者
○金子大臣政務官 政務官として初めての答弁の機会をいただきまして、心より感謝申し上げます。 近藤委員におかれましては、農山漁村の振興においては、自由民主党の都市と農山漁村の共生・対流を進める調査会の事務局次長として、積極的に議論をし、また意見を取りまとめ、昨年六月には貴重な提言もいただいております。その取り組みに対しまして、心より敬意を表します。 今、近藤委員からお話がありましたように、農山漁村
○大臣政務官(金子恭之君) 先般、農林水産大臣政務官を拝命いたしました衆議院の金子恭之でございます。 中川大臣の下、宮腰、三浦両副大臣の御指導をいただきながら、小斉平政務官共々、農林水産行政の諸課題に全力で取り組んでまいります。 岩城委員長を始め委員の皆様方の御指導のほど、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。
○金子大臣政務官 先般、農林水産大臣政務官を拝命いたしました金子恭之でございます。 中川大臣のもと、宮腰、三浦両副大臣の御指導もいただきながら、小斉平政務官ともども、農林水産行政の諸課題に全力で取り組んでまいります。 稲葉委員長初め委員各位の皆さん方の御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ありがとうございます。(拍手)
○金子(恭)委員 済みません、時間が参りましたので終わらせていただきますが、この改正を機に、より一層主体的に取り組んでいただきまして、地域再生の中心になって頑張っていただきますようにお願いをいたしまして、質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。
○金子(恭)委員 もう一つの問題として、今全国で市町村合併というのが行われているわけでありますけれども、参考人のお話にもございましたけれども、農業委員会の活動エリアというのがかなり拡大することになりますけれども、それによって、農業委員会の地域に密着した活動に支障が出るようなことがあっては困ると思うんですね。 そのために、農業委員会の組織体制や集落との連携の強化というのが必要だと考えておりますけれども
○金子(恭)委員 自由民主党の金子恭之でございます。 参考人の皆さん方におかれましては、御多忙の中、御出席をいただき、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。限られた時間でございますので、私は、農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律案に絞って、中村、佐野両参考人に御質問をさせていただきたいと思います。 先ほど両参考人の方から、農業委員会の皆さん方が日ごろから地域農業の再生
○金子(恭)委員 どうもありがとうございました。 大臣並びに政府に、改めてまた、この災害に対する対応、そして今後の対応に対しましてお願いを申し上げまして、終わらせていただきます。
○金子(恭)委員 大臣、ありがとうございました。 本当に、災害復旧とともに、被災者対策の方、今、大臣からお述べいただきましたように、お取り組みをいただきたいと思います。 それと、これは大臣の管轄ではないと思いますが、厚生労働省の担当でしょうか、現地に行きまして、ボランティアで頑張っていただいている方には頑張ってくださいということで励ます方法はあるんですが、被災をされた方、特に、御家族を亡くされたり
○金子(恭)委員 自由民主党の金子恭之でございます。西川委員に引き続きまして、九州を襲いました豪雨災害につきまして質問をさせていただきます。 西川委員とともに、災害が起きました当日、市長、県議とともに現地を見させていただきました。本当に災害の恐ろしさ、自然の脅威というのを肌で感じたわけであります。それと同時に、現地に行きましたら、被災をされた家族の皆さん方が非常にもう涙ぐんで救出を祈っていらっしゃる
○金子(恭)委員 ありがとうございました。大臣のリーダーシップによりまして、万全の態勢で臨んでいただきたいと思います。 今、地方を歩いておりますと、農協の女性部が直接運営をしておるふれあい市場等々が非常ににぎわいを見せております。やはりこれは、生産者の顔が見える農産物ということで、みんなが安心をして買っていただいているからではなかろうかなと思っております。そういう意味で、これから、顔の見える、そういう
○金子(恭)委員 ありがとうございました。 今後の食品安全行政において、農林水産省は農林水産物の生産段階を中心として食品のリスク管理の業務を担うわけでございますが、今回の法案の中で農林水産省の組織再編があるわけでございますが、その組織再編によりまして、食の安全、安心対策はどのように強化されるのか、お答えください。
○金子(恭)委員 自由民主党の金子恭之でございます。 同僚の岩倉委員に引き続きまして、議題となっております食の安全関連法案につきまして質問させていただきたいと思います。 国民の食生活を取り巻く環境というのが非常に多様化している中で、一昨年のBSEの発生以来、食品の不正表示の問題、また外国産の残留農薬の問題、そして無登録農薬の問題等々、いろいろな、農業また消費者を取り巻く大きな問題が発生しております
○金子(恭)委員 一連の偽装表示の問題によりまして国民の食品に対する信頼が失墜したことは、憂慮にたえません。 表示は、食品の安全確保のみならず、消費者の商品選択に役立つことなど多面的な役割を担っていますが、国民の安心と安全を確保する上で、法案では食品表示の問題についてどのように位置づけているのでしょうか。私は非常に、この食品表示の問題というのは基本にあると思います。これが揺らぐ以上は、このシステム
○金子(恭)委員 ありがとうございました。 続きまして、食品安全の確保というのは、国、地方公共団体、事業者、消費者といった関係者がそれぞれの責務、役割を果たすことによって初めて可能になると考えられます。輸入食品の増加など、国民の食生活が多様化する中、この法案ではこれら関係者の責務や役割についてどのように位置づけをしているのか、具体的な内容についてお伺いいたします。
○金子(恭)委員 おはようございます。自由民主党の金子恭之でございます。 本日は、食品安全基本法案につきまして質問をさせていただきます。 国民の食生活を取り巻く環境が大きく変化する中で、一昨年の忌まわしいBSEの発生を初めとしまして、昨年には、外国産野菜における農薬の残留とか、国内においては無登録農薬の使用など、食品の安全にかかわる問題が相次いで発生いたしました。食品の安全性の確保に対する国民の
○金子(恭)委員 今局長の方から現状の問題点についてお述べいただいたわけでありますが、私もある意味ではこのインターネットオークションを規制に加えることについては賛成でありますが、中には、法規制までしてこれをやる必要があるのかという方々も大勢いらっしゃるわけでありまして、そのことについてもっと犯罪の内容とか件数とか詳しい内容をお聞かせいただいて、そのことについての反論といいますか、御意見をお伺いしたいと
○金子(恭)委員 今大臣の方からお話がありましたように、非常に今インターネットの利用人口が急激にふえている、それに伴って電子商取引というのも非常に市場規模が毎年急激に増加しているという中で、だれもが気軽に、手軽に参加できるということで、インターネットオークションというものもここ数年間に非常に急激に伸びている分野であろうと思います。 そういう中で、今大臣の方からもお話がありましたように、今回の改正の
○金子(恭)委員 おはようございます。自由民主党の金子恭之でございます。 今回議題になっております古物営業法改正につきまして質問をさせていただきます。 この古物営業法につきましては、御案内のとおり、古物営業における盗品等の売買の防止、早期発見等を図るための古物営業について必要な規制等を行い、もって窃盗その他の犯罪の防止を図り、その被害の迅速な回復に資することを目的として昭和二十四年に制定されたわけでございまして
○金子(恭)委員 自由民主党の金子恭之でございます。 私は、与党三党を代表して、ただいま議題となっております銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論を行います。 本案につきましては、昨年の臨時国会において成立しました銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正し、銀行等保有株式取得機構が、銀行の保有する株式に加え、新たに銀行と株式持ち合い関係にある
○金子(恭)委員 ぜひ、そういういわゆる意欲ある漁業者を支援していただきたいと思います。 続きまして、今後の漁業経営を考えるに当たりまして、今回法律の中で、資源管理への取り組みというのが書いてあるわけでありまして、これは非常に重要なことだというふうに私も認識しております。 その中で、水産庁で本年度予算で資源回復計画に取り組んでいらっしゃっているわけでありますが、その資源回復計画の作成状況についてはどういう
○金子(恭)委員 ありがとうございました。 この法律の中に、いろいろな言葉が出てくるわけでありますが、意欲ある漁業者などの創意工夫を生かした経営改善制度への移行ということが書いてあるわけであります。農業にしろ、意欲ある農業者ということが出てまいります。その中で認定農業者制度というのがあって、税制的や金融的な優遇措置とかがあるわけでありますけれども、この法律の中で意欲ある漁業者というのはどういうものであって
○金子(恭)委員 自由民主党の金子恭之でございます。 岩倉委員に引き続き、水産四法案につきまして質問させていただきます。 昨年六月、水産政策の改革に向けて、水産関係者の議論を踏まえた上で、この委員会で審議をした上で、水産政策の理念や施策の基本的方向を明らかにするということで水産基本法が制定されました。それを具体化する一環として、ことしの三月に水産基本計画が策定され、そしてそれをまた具体的にするためにこの
○金子(恭)委員 改めて答弁を聞きますと、非常に私たちも心配になってくるわけでございます。その中で、このまま財政が悪化していきましたときにどういう状態になるのかというのは、やはり国民の方にも知っていただく必要があるのではないかというふうに思っております。 そういう中で、もう一つの観点として、日本がこれから破綻したらどうなるかということはなかなか考えにくいことでありますけれども、例えば、最近破綻をした
○金子(恭)委員 今、御答弁がございました。国民全体から見れば、なかなかまだ目に触れる機会は少ないと思います。そういう意味では、こういう取り組みをさらに進めていただきたいというふうに思っております。 とはいっても、まだなかなか国民の人にぴんとこないというのが現状だと思います。そういう意味では、私たちもいかに具体的にわかりやすく説明するかというので苦労するわけでございますが、その一つの工夫として、国際的
○金子(恭)委員 自由民主党の金子恭之でございます。 本日は、我が国の借金について、わかりやすく質問をさせていただきたいというふうに思っております。 国と地方の長期債務残高が六百九十三兆円にも上る。昨年に比べて、またふえてしまいました。現在、我が国の財政事情というのは非常に厳しい状況であるわけでございますが、私たち国会議員としましても、国民にその状況をわかりやすく説明する義務があるのではないかというふうに
○金子(恭)委員 一日一人当たり一杯食べるだけで生産調整の面積が半分になってしまうということを聞いたときに、何か、ひょっとして、努力によっては生産調整面積がどんどん減らせるんじゃないかというような希望を持ったわけであります。 女性の中には、朝、パン食になっている人がいるわけでありますから、二日に一回御飯を食べてもらうとか、一日三食したとして一ぜんを少しずつふやしていけば、何とかこの生産調整面積が減
○金子(恭)委員 半分近くに減ってしまっているわけでありますが、これも食生活の変化等々あったと思いますが、三十七年に近づけるのはちょっと無理かもしれませんが、その分析、検討をしていただいて、対策を講じていただきたいというふうに思っております。 そういう中で、生産調整面積が百一万ヘクタールというふうに言われております。何か、イメージ的によくわからないわけでありますが、具体的に、国民一人一日当たり御飯
○金子(恭)委員 21世紀クラブの金子恭之でございます。 本会議も間近に迫っておりますし、ほとんど時間がありませんので、手短に御答弁いただければというふうに思っております。 私は、米の消費拡大について質問させていただきたいというふうに思っております。 先ほど来需給についての議論がなされているわけでございますが、この需給調整については、かなりの部分が生産調整に頼らざるを得ないというのが現状だというふうに
○金子(恭)委員 どうもありがとうございました。大臣、副大臣、また幹部の皆さん方におかれましては、農林水産行政、非常に厳しい中、頑張っていただいているわけでありますが、頑張っても、責められることはあっても褒められることがない。本当にお気の毒に思うわけでございますが、気力で今頑張っていらっしゃると思います。どうぞこれからも頑張っていただきますようにお願いいたします。 続きまして、生産者に対する対策について
○金子(恭)委員 ぜひ、その辺のことはきちんとやっていただきたいというふうに思っております。 それから、大臣にお願いといいますか、質問といいますか、したいと思うのですが、大臣、私の地元は全国の畳表の生産の九割を占めている大きな産地でございます。そういう中で、中国からの畳表の輸入の急増によりまして、平成九年度には四千六百十ヘクタールあったものが、昨年には千七百八十二ヘクタールに激減しております。また
○金子(恭)委員 21世紀クラブの金子恭之でございます。 本日は短い時間でございますので、本当は狂牛病等々いろいろ質問したいこともあったわけでございますが、きょうはセーフガードに絞って質問をさせていただきたいというふうに思っております。 先ほどからお話がありました十月二十五日の夕刊に「対中セーフガード 農産物、正式発動見送り 政治決着図る」というような記事が大きく載ったわけでありますが、私の地元
○金子(恭)委員 最後の質問をさせていただきます。 遠藤副大臣に今後の土地改良事業の役割についてお聞かせいただきたいというふうに思います。 土地改良事業については、既存の施設の更新などを除きまして、その役割は終わったのではないかというような人が多くいらっしゃるわけであります。しかし、私の地元でも、水があれば、もっと生産性が上がって、自分がつくりたい農産物の幅も広がる、多様な作物をつくることができるし
○金子(恭)委員 ありがとうございました。 続きまして、土地改良施設の管理のための国の支援についてお聞きしたいと思います。 先ほど来、議論の中で、都市化、混住化が進む地域というような話が行われているわけであります。都市からの転入等により、農業集落に居住する農家以外の割合というのが九割にも達しているというふうに聞いているわけであります。そういう意味では、農業用用排水路や農道などというのは、その集落
○金子(恭)委員 21世紀クラブの金子恭之でございます。 農業の多面的機能につきましては、今後の農政を進めていく上で大きな柱になっていくわけでありますが、農業の生産性の向上とか効率的な農業を営む上で、土地改良事業のこれまで果たしてきた役割というのは非常に大きいものがあったというふうに思っておりますし、今回の改正案の中においても、現状に即応した事業実施に当たっての環境との調和への配慮とか、地域の意向
○金子(恭)委員 どうもありがとうございました。 続きまして、林野庁長官にお伺いいたします。 先ほど来、作業道の役割や重要性についてのお話があったわけであります。私の地元でもそうでございますが、地域においては後継者不足そして高齢化が進んでおりまして、また、林業の作業につきましては危険を伴う作業が多いわけでございます。そういう中で、省力化そして危険を防止するために高性能林業機械の導入というのが今図
○金子(恭)委員 ありがとうございました。せっかくこういう融資制度があるわけでありますから、利用しやすいものにしていただいて、今後拡充していただきたいというふうに思っておる次第でございます。 続きまして、武部農林水産大臣に質問させていただきます。 間伐事業やいろいろな施業につきまして、これから施業の集約化を図っていかなければいけない。そういう意味では、森林整備の担い手として森林組合の役割というのは
○金子(恭)委員 私は、21世紀クラブの金子恭之でございます。林業関係三法案につきまして、最後の質問をさせていただきます。 今質問されました重野委員と同じく、私も、九州山地の真ん中、林業地帯、山村の中で生まれまして、父も林業でございます。そういう中で、同じ山村出身の委員がいらっしゃって、非常に心強く今思ったような次第でございます。 私の地元は林業・木材産業が非常に盛んな地域でございまして、現況は
○金子(恭)委員 どうもありがとうございました。 続きまして、木平参考人にお伺いいたします。 先ほど、若い学生さんたちが非常に希望に満ちて勉強されている、女性の方も非常に多いということで、女性が多いことはどういうことなのかなというのが私もちょっと見当がつかないわけでありますが、そういう若い人たちが希望に満ちて勉強していただくのは非常にいいことだなというふうに思ったわけであります。 先ほどのお話
○金子(恭)委員 どうもありがとうございました。 続きまして、合原参考人にお伺いいたします。 先ほど宮崎町長の方からもちょっとお話があったんですが、国の強力な指導によって、植林をしなさい、山に手を入れなさいというようなことで、一生懸命に林業を営んでいる方々はこれまで努力をしてこられたわけでありますが、専業に近いほど、また大きな経営体になるほどそれまでの融資、いろいろな負債を抱えているのが現状であると
○金子(恭)委員 21世紀クラブの金子恭之でございます。 本日は、参考人の方々には、大変お忙しい中、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 きょう、宮崎町長にお越しいただいておりますが、宮崎町長の小国町は大分県境の熊本の北東部、私は熊本の南、球磨地方で生まれておりまして、熊本の県南地域も林業・木材産業が非常に盛んな地域でございます。私の父も林業をやっておりまして、私は長男でございまして
○金子(恭)委員 今副大臣から御答弁いただいたわけでありますが、秩序ある輸入といいますか、そればかりに頼るわけにはいきません。やはり国産材の質の向上というのも図っていって、外国、外材に負けないような質のものをつくっていかなければいけないというのが急務だろうと思っております。 その中で、先日、役所の方に話を聞いてびっくりしたんですが、外材というのは質がよくて価格が安い。そういう意味では、日本というのは
○金子(恭)委員 林業経営を圧迫している大きな一因として、外国材の輸入の問題が大きいと思います。今は八〇%が輸入というふうに聞いているわけでございますが、戦後、国内で木材需要が大きくなったときに、それに国産材が対応できなかった部分というのは仕方ないことでありますし、そういう意味では、昭和三十六年に、私が生まれた年に開放が始まり、昭和三十九年に自由化になった、そしてここまで至ったわけでございます。それが
○金子(恭)委員 私は21世紀クラブの金子恭之でございます。 私は熊本県南部、九州山地の真ん中にあります二千人余りの山村に生まれました。この地域は林業そして製材業を中心とした木材産業が非常に盛んな地域でございます。うちの父も林業を営んでおります。私も小さいころから、腰なたを腰につけて、父に山に連れていっていただきまして、下刈り、間伐、枝打ち、そういうことを実際に経験しております。そういう意味で、林業
○金子(恭)委員 どうもありがとうございました。 続きまして、植村参考人にお伺いをいたします。 この水産基本法の制定というのは、漁業系統におきまして悲願というふうに先ほど申されたわけであります。この水産基本法に基づいて行われます施策の推進についても、そういう意味では植村参考人の所属されている全漁連を含め、漁業系統で中核を担って頑張っていただかなければいけないというふうに思っております。 そういう
○金子(恭)委員 ありがとうございました。 続きまして、廣吉参考人にお伺いいたします。 廣吉先生、先ほど漁業生産活動によって多面的機能が果たされるというお話をされました。漁業生産する上で、今担い手の減少、また高齢化というのが非常に大きな問題であるわけであります。意欲的な担い手の確保が求められている一方で、収入を上げようとすれば漁獲を上げなければいけない。そうすると資源が悪化してしまう。資源が悪化
○金子(恭)委員 21世紀クラブの金子恭之でございます。 参考人の方々には、農林水産委員会にお越しいただきまして、それぞれの立場から貴重な御意見を賜りましてありがとうございます。各参考人に一点ずつお伺いさせていただきたいというふうに思っております。 まず、多屋参考人にお伺いいたします。 多屋先生は資源管理の専門家であると承知しておりますが、この水産基本法においては、水産資源の適切な保存管理を施策