2017-02-22 第193回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
○金子(一)分科員 四百が市町村として策定が見込まれるというお話を伺いました。 市町村は何の調査をやっているんですか。危険な箇所が何カ所ある、つまり、特定空き家というのがどの程度存在するということを把握しようとしているのか。あるいは、空き家を何か有効に利活用するためにはどうしたらいいかということまで含めて調査をしているのか。単純に、今、岡山市の例がありましたけれども、A、B、C、D、Eランクで、これはちょっと
○金子(一)分科員 四百が市町村として策定が見込まれるというお話を伺いました。 市町村は何の調査をやっているんですか。危険な箇所が何カ所ある、つまり、特定空き家というのがどの程度存在するということを把握しようとしているのか。あるいは、空き家を何か有効に利活用するためにはどうしたらいいかということまで含めて調査をしているのか。単純に、今、岡山市の例がありましたけれども、A、B、C、D、Eランクで、これはちょっと
○金子(一)分科員 我が国は、これだけ成熟した社会にありながら、住宅については、ストックの評価、効果というものをなかなか残念ながら得られていない。そういう意味で、諸外国なんかは本当に住宅を持てばそれでもって退職後もそれを活用して何とかやっていけるという、ストックの社会というのをなかなか我が国はまだ実現できていないというところが一つの大きな点。それに着目して、やはり評価方法を変えて、住宅を一つの長いライフスパン
○金子(一)分科員 おはようございます。自由民主党の金子一義でございます。 石井大臣、私、自由民主党で住宅調査会長という、住宅問題を預からせていただいておりまして、従来、住宅は新築をどうしていくかということが主力だったのでありますけれども、ここ数年前から、有効利用を図っていこうという観点から、中古流通というのに非常に政策のウエートを変えてまいりました。新築も大事だけれども、しかし、中古流通をどうやってふやすかという
○衆議院議員(金子一義君) 平成十四年の規制緩和、これ自身については、新規参入、事業への参加、あるいはいろいろな経営のインセンティブを高めるということ、努力を求めるということで、これ自身は間違っていたとは思っておりません。 しかし、長引くデフレ、デフレがずっと続いてまいりました結果として、お客さん、つまり需要が一貫して減り続けてきていた。先ほど申し上げましたように、需要が減ってまいりますと、一方で
○衆議院議員(金子一義君) タクシー事業の場合には、運賃体系が歩合制という労使慣行が定着しております。それがゆえに、お客、つまり需要が減ってきますと、どうしても事業者は車を増車、供給を増やして売上げを補っていこうという傾向がありがちであります。その結果として何が起こってくるかということになりますと、タクシーの運転者の賃金が低下していく。その結果として、労働条件が悪化していく。 本来守るべき、タクシー
○衆議院議員(金子一義君) 御質問ありがとうございます。 二十一年の制定では、特定地域、行き過ぎた供給過剰の地域についてはそれぞれの地域で自主的に減車ができるという大きな枠組みをつくらせていただきました。全会一致でありました。ただ、その後、自主的に減車ができるという枠組みがゆえに、減車をしている会社あるいは減車に応じない会社、減車をした結果として損をすると、言い方は悪いんでありますけれども、そういう
○衆議院議員(金子一義君) ただいま議題となりました特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 タクシーは地域公共交通として重要な役割を担っていますが、一般乗用旅客自動車運送事業では、供給過剰が発生しやすく、一旦発生すると、運転者の賃金の減少などの労働条件の悪化に直結
○金子(一)議員 御指摘いただきましたように、二〇〇九年の特措法は、我々も、それなりの効果は認めております。ただ、供給過剰の解消というところに至っていない。 私、先ほど、二〇〇九年の特措法で、我々が想定していなかった、あるいは気がつかなかったという点は、前回の特措法では自主的に減車ができるという枠組みはつくらせていただいたのでありますけれども、地域によって、減車を協力するところ、あるいは協力しない
○金子(一)議員 心は、内閣の提出されました二〇〇九年の法案は、五年間ということで運用されておりますので、来年度以降でないと改定ができてこない。しかし、我々、供給過剰の状況が、二〇〇九年以降、思ったほど進んでいない。つまり、二十一年のときの改正で想定されなかった状況というのが出てきているな。これは一刻も早く手当てをしていきたい。 もう一つは、今お話がありましたけれども、運転者、従業員の方の賃金というのが
○金子(一)議員 タクシー業界だけなぜというお話がありました。 我々も、三党でいろいろな議論をしている過程で、居酒屋がふえたから減らせというのかよという御意見から、飲食業がふえたから減らせという議論まで多々ありました。 タクシーについては、一番我々三党が位置づけておりますのは、タクシーは公共交通機関の一環である、そういう意味では利便者、利用者の輸送の安全を守るという大事な観点が損なわれるようなことがあってはいけない
○金子(一)議員 行け行けどんどんの時代、タクシーの運転者の経験として大変な御苦労されたお話も今伺いました。大西先生には提案者側にお座りいただいてもいいのではないかと思います。 御指摘ありましたように、タクシーは、バス、鉄道と同じように、公共交通機関の一部でありまして、それだけに、守るべき利用者の利便、つまり、輸送の安全というものは最も大事にしてもらわなければいけないんだと思っております。 しかし
○金子(一)議員 平成十三年に原則自由化、このときは道路運送法を改正しました。この道路運送法による原則自由化というのは、事後ずっと続いておりました。本件においても、原則自由化の中で行われる法律であります。 二十一年の特措法のときもそうでありましたけれども、供給過剰が著しい地域において一定期間自主的に減車をできるという枠組みをつくったわけでありますけれども、今回もその基本的な枠組みは同じであります。
○金子(一)議員 早速に御審議ありがとうございます。 平成十三年に、それまで新規参入、増車について需給調整をやっておりましたけれども、十三年に実質の規制を緩和して、自由にいたしました。ただ、その結果、地域によりまして著しく供給過剰が発生するという状況が出てまいりました。その弊害も出てまいりましたので、平成二十一年に、地域によって一時的に期間を限定して減車ができるようにという枠組みをつくりました。しかし
○金子(一)議員 ただいま議題となりました特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 タクシーは地域公共交通として重要な役割を担っていますが、一般乗用旅客自動車運送事業では供給過剰が発生しやすく、一旦発生すると、運転者の賃金の減少などの労働条件の悪化に直結し、安全性や
○金子一義君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました各案につきまして、賛成の立場から討論を行います。(拍手) 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会が四月二十六日に本院に設置されて以来二カ月、審議時間も百二十時間を超える過程で、政府提出法案の問題点が次々に明らかになってまいりました。 そして、最終局面で、自民、公明、民主三党間の修正協議が行われ、六月十五日に修正協議が
○金子(一)委員 会期をにらみながら最大限の努力というのは、ちょっとニュアンスが違う。私が、記者会見のこれは文章ですけれども、トーンが変わっちゃっているな、トーンダウンしているなという感じがします。 ただ、総理が今、会期中、二十一日までに採決、責務ということに対して、自民党執行部は、輿石幹事長含めて、民主党の幹事長、本当に同じ思いなんだろうかというところに、失礼ですけれども、疑問、疑惑を持っていました
○金子(一)委員 修正協議を何とかまとめたいということで申し込まれたのは民主党の方なんですよね。野田総理の方なんですよ。それが、党内の足元が、外で活動する。これは、我々にとって、一体全体修正協議にどういう影響を与えるかということをやはり総理もよく考えていただいて、党内をしっかりグリップ、握っていただかなきゃいけないと思いますよ。 総理は、今会期中、六月二十一日ですけれども、今会期中までに採決すること
○金子(一)委員 衆議院の金子一義でございます。 冒頭の民主党の議員の質疑の中で、何とか十五日までに修正協議をまとめてほしい、民主党として応援すると、まことに力強い正論の発言がありましたけれども、総理、一方週末、何があったのか。各地区で民主党の議員の皆様方が消費税反対運動をやっておられるじゃないですか。のぼりを立てて、消費税反対と街頭演説している。党議拘束をかけていないんですか。
○金子一義君 自由民主党の金子一義です。 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました両法案につきまして、野田内閣総理大臣に対し、質問いたします。(拍手) その前に、ただいま自民党野田毅議員への答弁に対し、我々が本当に聞きたいことは全てこれからの審議を通じてと繰り返された答弁、この本会議の場を審議の場と考えておられないんでしょうか。 一番聞きたい問題で、小沢さんの問題はどうなったんですか
○金子(一)委員 よくわからないんですけれども、きのう、この予算委員会で、この大綱から、本来越権行為とも言える、議員定数の削減について削除しろという意見が出されました。これは野田総理なんですけれども、削除する方針は、お考えはありますか。そうじゃないと、自見大臣が浮かばれないですよ。
○金子(一)委員 今の自見大臣の発言、大綱で議員削減を盛り込むのがおかしい、政党でそれは議論すべき話だと。 大綱で署名されたということは、自見大臣も削減に賛成、国民新党も賛成、こういう話ですよね。
○金子(一)委員 自由民主党の金子一義でございます。 冒頭に、きのう、税と社会保障の一体改革について閣議決定されたことがこの予算委員会でも取り上げられました。その中に、議員定数の削減が盛り込まれた、政府方針として盛り込まれたのでありますが、この点について、自見大臣、署名をされたんですか。
○金子(一)委員 きょうは、マニフェストに関しまして、四Kの一つ、高速道路料金の問題について御質問をさせていただきたいと思います。 大畠大臣、料金割引で平日二千円というものを政府・与党で決められた、近々パブリックコメントに出されるのかとも思いますが、なぜ平日二千円なんですか。
○金子(一)委員 総理、それでいいですね。総理も覚悟として、衆議院を出ていく段階で、当然ですけれども、予算と税制は一体で出されるという、最大限の努力をされるとおっしゃってください。
○金子(一)委員 自由民主党の金子一義でございます。 冒頭に、ニュージーランドで昨日起きました大規模な地震について、ニュージーランド国民に対してお悔やみを申し上げますと同時に、我が国も一刻も早く救助、支援を送るという、もう既にけさ会議もやっていただいたようでありますので、全力を挙げて同国の復旧、そして被害に遭われました日本人の救出に御努力をいただきたいと、冒頭にお願いを申し上げます。 きょうの新聞
○金子(一)委員 片山さん、そのままどうぞ。 だって、来年度予算、二十三年度予算は、去年補正で積み上げたものを持ってきたわけでしょう、ここに。一兆円の補正、補正予算でやったじゃないですか。与謝野さんは反対したけれども、この補正予算。一兆円、去年の補正で積み上げたものを来年度の本予算に積み上げているんじゃないですか。 どうして、二十四年度、その先同じことがやれるんですか。剰余金が同じように出るわけがないでしょうよ
○金子(一)委員 大臣、そのまま。 私が伺っているのは、ことしの話。来年度予算じゃないの。次の年の予算の発射台はこれがベースになるんですねと聞いているの。
○金子(一)委員 自由民主党の金子一義でございます。 片山総務大臣に、我が国の今度の予算のフレームについてお伺いします。 地方交付税が七千億、当初予算が減っていますよね。七千億減っているんですけれども、来年度の当初予算はここが発射台になるんですか。
○金子(一)委員 大臣が注意をされたんだけれども、大西社長は聞き流しているんですよね、馬耳東風。うっかりすると、なめられちゃっているという表現すら使えるかもしれない。そんなことはやはり許しておけないと思うんです。 繰り返しますけれども、今までやってきた商取引は守りますというのは、実は、前の社長がやめる前に言っちゃったことなんですよね。これは私、変だなと思ったんだけれども、従来の商慣行、商取引は守ります
○金子(一)委員 大西社長が言われた言葉は、略奪的な運賃ではないという言い方なんですね。略奪的というのは、ほかからお客をとってくるという話じゃないんです。ところが、現行行われている割引ならある意味いいだろう、許されるだろうという感じを我々は受けるんです。そうすると、現状の割引というのが本当に適正なのかどうか、かつ、公的資金を受ける会社が現状は引き続きいいんだという前提でいいのかというところが問われているかなと
○金子(一)委員 午前中に引き続き、JALの問題について大臣に伺います。 これまでの質疑で、安売り問題について随分出てきた。大臣も、安売りということについては稲盛CEOにも注意をされた、これは報道でありますけれども、再三、安売りというのがおかしいよねということはおっしゃっておる。ところが、依然として安売りが継続されているようだ。 先般、我々委員会でJALにお邪魔したときにも、この問題について大西社長
○金子(一)委員 官房長官いないんだよ、委員長。こんな大事なときに官房長官がいないので、私、本当は審議できないんだけれども、来るまで。委員会をとめたいのよ。だけれども、それまで我慢して、官房長官が来られたらまた官房長官にお伺いしますが。 何で私が箇所づけというのを問題にしているのか。箇所づけというのは、国民にちょっとなじみがないんです。 前原大臣、ちゃんと聞いてください。改めて申し上げたいんだけれども
○金子(一)委員 枝野大臣、今おっしゃったことをよく覚えておいてください。国民があなたの発言をこれから注視します。いいですね。 ところで、箇所づけと言われているものについて、箇所づけと言われる問題について今我々は御質問をさせていただいています。資料を出していただきたいという要請を再三にわたりお願いしていますけれども、いまだに出てきません。どういうことですか、前原大臣。
○金子(一)委員 自民党の金子一義でございます。 枝野大臣、御就任おめでとうございます。 冒頭にお伺いいたしますが、地元さいたま市で街頭演説をやっておられた。小沢民主党幹事長に、政治を変えるために身を引くことも含めてしっかりけじめをつけることが必要と街頭演説をやられたけれども、今でも変わらないんですか。
○金子(一)委員 前原大臣、今の答弁でちょっと落とし穴にはまっちゃったよ、あなた。わかる。 地方整備局を通じて内示したと言ったけれども、まだしていないでしょう。党には話しているんだよ。だから、今の説明は全くでたらめ。整備局を通じて内示したと。まだ内示していないんだ。党に先に話しちゃったんだ。守秘義務違反なんだよね。これは、また後でやります。 そこで、馬淵副大臣に……(発言する者あり)いやいや、あなた
○金子(一)委員 前原大臣、あなたも二月の記者会見で、直轄道路の路線問題について、民主党を通じてだけ民主党県連に話をしているわけではない、つまり、民主党県連には話をしているということを認めているんだ。地方整備局を通じても自治体に内示をしていると言ったんだよ、内示。そういう言葉を使っているんだ。 こういう……(発言する者あり)いやいや、民主党を通じて県連に話をしている。これは、予算審議前にこういう内示
○金子(一)委員 自由民主党の金子一義でございます。 野党のトップバッターとして、鳩山総理、本来は、財政、経済、外交、そして政治資金問題を取り上げたいんですけれども、この大事な予算の審議入りを前にして、国会の審議を無視するという重大な国家行政の機密漏えい問題が出てまいりました。この点について、まず質問をさせていただきたいと思います。 平成二十二年度の国交省予算の箇所づけ、配分額が民主党本部に渡された
○金子(一)議員 ただいま議題となりました北朝鮮特定貨物の検査等に関する特別措置法案の提案理由について御説明申し上げます。 今年の五月二十五日、北朝鮮は核実験を実施しました。北朝鮮による核実験の実施発表はこれで二度目であります。北朝鮮による核実験は、北朝鮮が大量破壊兵器の運搬手段となり得る弾道ミサイル能力を増強させていることとあわせて考えれば、国際社会の平和及び安全に対する脅威であり、その脅威は近隣
○金子国務大臣 三条二項、第一項に、相当の理由ということを今度の法案で記させていただきました。 海上保安庁だけの情報では必ずしもそれが判断できないんだと思います。外国からの情報等々もいただいて、その上で、政府の中で関係者の協議会をつくりまして、そこで、いろいろなところからもたらされる情報を総合的に判断させていただくということ、そういう中で相当な理由かどうかの判断を、適否を決めていくということであります
○金子国務大臣 冬柴委員かねてから御指摘いただいておりますとおり、海上保安庁の役割はますます広がってきております。しっかりした海上保安庁の体制整備、装備を充実していく、このことに引き続き真剣に取り組んでまいりたいと思っております。 同時に、情報収集というのもこういう機会に非常に大事な点でありますので、その体制の整備も強化してまいりたいと思っております。
○金子国務大臣 本法に規定します検査というのは、我が国の警察権の行使という法的な性格を持っておりますので、貨物検査を実施する公海の範囲を法律上は限定しておりません。 ただ、一方、本法案が北朝鮮の特定貨物の北朝鮮への出入りを防止するということを目的としておりますことと、国連安保理事会決議のもとに国際的に連携してやるということを総合的に勘案していけば、主として我が国の近海を中心に貨物の検査を行うということが
○国務大臣(金子一義君) おはようございます。 ただいま議題となりました特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法第五条第一項の規定に基づき、特定船舶の入港禁止の実施につき承認を求めるの件につきまして、提案理由及びその内容の概要を御説明いたします。 我が国は、平成十八年十月九日の北朝鮮による核実験を実施した旨の発表を始めとする我が国を取り巻く国際情勢にかんがみ、本年四月十三日までの間、北朝鮮船籍のすべての
○国務大臣(金子一義君) ただいまの国直轄事業負担金の情報開示の徹底等についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいる所存であります。 委員長、余談でありますが、先ほど御質問がありました青い羽根でありますが、水難救済会の寄附募集で、明日から一週間募集をさせていただくところであります。余談であります。
○国務大臣(金子一義君) 直轄事業負担金について、今次の分権改革、地方分権改革やっていますけれども、あの分権改革で、今次の改革できちんと見直しができるようにということで、麻生総理から積極的に取り組めという指示をいただいております。 維持管理費につきましては、事業量の確保、それから地方財政措置も含めたどうしてもやはり地方と国の役割の分担の在り方も含めて検討せざるを得ませんものですから、このことが少しでも