1974-03-13 第72回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号
○金井参考人 ただいまの御質問について非常に抽象的な話になろうかと思うのですけれども、実は御存じだと思いますが、昨年の十二月に、非常にインフレがひどいということで労働組合などがインフレ手当を出せ、こういう戦いをしたことがあります。その際、公務員について年度末手当のうちの〇・三カ月分を繰り上げて十二月に支給しょう、こういうことで実は話がついたということで、私どもの職場の下部末端までいろいろ徹底をしたわけであります
○金井参考人 ただいまの御質問について非常に抽象的な話になろうかと思うのですけれども、実は御存じだと思いますが、昨年の十二月に、非常にインフレがひどいということで労働組合などがインフレ手当を出せ、こういう戦いをしたことがあります。その際、公務員について年度末手当のうちの〇・三カ月分を繰り上げて十二月に支給しょう、こういうことで実は話がついたということで、私どもの職場の下部末端までいろいろ徹底をしたわけであります
○金井参考人 はい。扶養控除の大幅引き上げは、私は一定の評価を申し上げたいと思います。しかし、基礎控除及び配偶者控除が二十三万二千五百円、扶養控除が二十二万円とされた算出根拠が全く不明であります。もしこの金額で私たち勤労者に一年間生活をしろというならば、物価高のおりでもあり、憲法第二十五条にいうところの健康にしてかつ文化的な最低限度の生活は保障し得ないのではないかと考えるわけであります。もしほんとうに
○金井参考人 自治労の金井であります。私は現在労働組合の役員をしておりますけれども、本日はそのような立場よりも、サラリーマンの一人として、源泉所得税制度による納税者という立場で、税制の不平等性、名目所得上昇に伴う税負担の拡大、来年度税制改正上の問題点、政府税制調査会のあり方など、四点にわたって意見を申し上げたいと思います。 まず第一に、現行税制度の、とりわけ所得税法の持つ不平等性について申し上げたいと