1961-03-16 第38回国会 参議院 運輸委員会 第13号
○金丸冨夫君 ちょっと一言お伺いいたすわけでありますが、従来港湾も国の財政力に応じて全部または一部補助をするというような状況で進んできておるわけですね。それを特に今回は港湾整備五カ年計画というものを作って、計画的にこれをやっていこう。言いかえれば経済の実情また港湾の使用の実情に応じてこれをやっていこうということであると思うわけですが、これはまあ私非常な進歩であり、また実際そのとき勝負というようなことで
○金丸冨夫君 ちょっと一言お伺いいたすわけでありますが、従来港湾も国の財政力に応じて全部または一部補助をするというような状況で進んできておるわけですね。それを特に今回は港湾整備五カ年計画というものを作って、計画的にこれをやっていこう。言いかえれば経済の実情また港湾の使用の実情に応じてこれをやっていこうということであると思うわけですが、これはまあ私非常な進歩であり、また実際そのとき勝負というようなことで
○金丸冨夫君 私、先ほどから組合の方にも、もう少しお伺いしたいと思いましたが、また企業者側の方々にもお伺いしようと思ったのでありますが、先ほどからいろいろお話を聞いておりますと、だいぶわかって参りました。要は、この問題が、結局スピード超過によって、いろいろ交通に対するいろいろな危険な事故が起こってくることは、統計によって御指摘になった点においても、よくおわかりだと思います。 それから、過積の点もありますが
○金丸冨夫君 取り締まりを厳重にするという反面、やはりやり得ることはよく調べてそれをやるということでなければ、なかなか納得しないだろうと思うので、そういう点、あるいは既存業者、特に一般の増車等とにらみ合わせて、遺憾のないようにやって、そうして取り締まりを厳重にするという方針には変わりはないように伺うのでございますが、そういうことだったら、一つそれを徹底してやっていただきたいと希望いたします。
○金丸冨夫君 関連して。今取り締まりの問題が非常に議論されておりましたが、特に大阪、京都の白タクの取り締まりの問題ですね、あれについて、これは白タク自体の、違法なものはどこまでも取り締まらなければならぬでしょうけれども、一方社会事情として現われた、そういうものに対する措置として、根本的な問題として、普通二つの思想があると思うのですね。それは需給がアンバランスであるという問題と、それからもう一つは、個人
○金丸冨夫君 万全の方法を一つとっていただいて、今度こそ、まだ活動をやめていないとすれば、非常に危険ですし、これは具体的の問題ですから——具体的な措置ができるはずですから、どうぞよろしくお願いいたします。 —————————————
○金丸冨夫君 関連して。今のチリの地震の問題で、これは、今まで例がなかったから、なかなか情報通知あるいは見解に手間取ったというようなこと、これは決して、気象庁自身の失態だというようなことを、われわれは考えておりませんし、またあらゆる地方において、かような天災が起こった場合のわが国に対する波及、被害というようなものについて、常に国家がこれに対して、できるだけの措置を講じて置くということも、これまた当然
○金丸冨夫君 貨物についての問題ですが、いわゆる負担力主義、まあ距離でいえば、遠距離逓減法、また負担力主義の貨物等級表というようなものが基本になっておるものが、自然原価主義というようなことに転移するということについては、世界各国において、今日の情勢はまさにさような線に沿っておる。言いかえれば、企業自体というものが、やはり原価を基本として考えられなければできないというおそらく考えで各国がこれにやっておることだと
○金丸冨夫君 そうしておりますというと、今度の改正自体は、結局旅客のいろいろ、今日まで経営してきたいわゆる鉄道政策というものを、いろいろの時代的に次々に改善されてきておるが、それ全体的のバランスが非常にとれておらない。従って運賃自体の増加はしないという範囲においていわゆるバランスをとっていく。そうして現状に合った運賃制度であり、旅客運賃制度であり、貨物については、各等級が新しい観点に立っての産業及び
○金丸冨夫君 あるいは関連するようなことになりますが、この運賃改正自体は、先ほど御説明もありましたし、また、いろいろ配付になりました資料を通覧いたしますというと、国鉄は旅客の面においても貨物の面においても、今回この運賃改正をもって増収をはかって、鉄道の経営を好転させようということの意図はないように思いますが、それはそう解釈していいわけでしょうか、それが一点。
○金丸冨夫君 いろいろの建設線の場合において、実際きまる場合においていろいろの諸情勢を勘案して決定せられるということは、ある程度やむを得ないかもしれないと思いまするが、日本の陸上運送をほんとうに責任をもってうまくこれをやっていこうということを基本として、しかもその責任において今後の経営も担任するという国有鉄道においても、あるいはまたこれを国策としてよく全体的の物資または交通路として妥当であるというような
○金丸冨夫君 今の建設審議会の問題ですが、審議会の答申をお聞きしたんですが、あのうちで特に日勝線といいますか、北海道の帯広、それから皆小牧閥の短絡線でございますね、あの問題について予算等を勘案して復興するというようなことが出ておりますが、ただいまの国鉄の経営その他から考えて、北海道において、あの奥の牧草地帯その他豊富な資源をかかえている東北地区からの全体の輸送として考えた場合に、あの短絡線は結局国鉄
○金丸冨夫君 ただいま鉄道の集約輸送に対するお話がありましたが、これについて一度大臣の御意見を伺わせていただきたい。かように考えておったわけであります。それは最近集約輸送も、だいぶ軌道に乗りまして、計画も進んで、実行の段階に至っているようであります。この国鉄経営に対する合理化という点から考えて、この考え方、構想というものは、われわれも決して理解できないものではない、ただ、ここでこれに伴っての自動車免許並
○金丸冨夫君 新線建設に関連いたしまして、この予算、資金手当の問題でもう一度お伺いしたいのは、御提出になりました東海道新幹線に対する御計画を拝見いたしますと、三十五年度は三百億、それから三十六年度四百二十億、三十七年度四百九十億、三十八年度四百八十五億、合計一千七百二十五億というようなことになっておりますね、そうすると五カ年計画、これだけを実行するということにいたしましても、実績で示されましたのは、
○金丸冨夫君 ただいま資金関係は財政資金としての手当は調査中で、これに載っていないからというお答えをいただきましたので、いささか安心をいたした次第でございますが、ただいま副総裁のお言葉にもありますように、五カ年計画自身というものが、非常に資金的におくれているということであるなら、これはゆゆしい問題でございまして、ことに五カ年計画自身というもの自体が、わが国産業から考えても、国有鉄道自体のこの近代化はもちろん
○金丸冨夫君 ただいま政務次官からお話がございましたが、四つの柱といたしましても第二の鉄道輸送というものに対する関係は、これは国鉄中心でもございましょうが、これに対してお伺いしたいのは、第一に昨年は、前年度予算額として、財政資金として五百五億を出されている、今回は百三億しかのっていない。それから一般会計の概算要求として出しているわけでありますが、私の疑問を持っておりますのは、鉄道の近代化ということを
○金丸冨夫君 金丸委員であります。東北第二班の委員派遣報告を申し上げます。第二班の調査の結果を御報告いたします。 派遣委員は、平島委員長、小酒井委員と私との三名でありまして八月五日より四日間にわたり宮城県、福島県及び茨城県における国鉄経営の現状及び運輸事情を調査して参りました。まず日程について申し上げますと、第一日は仙台陸運局、国鉄東北支社、仙台鉄道監理局、仙石線管理所及び仙台管区気象台、第二日は