1957-11-04 第27回国会 参議院 商工委員会 第1号
○陳述者(野田貫造君) 今はまだ余剰金はありません。営利会社のように大きな出資がないのであります。一口百円の出資金であります。その出資金が運転資金になっております。県が二千万円の義務負担を願っておりますので、もし非常な場合におきましては、それを利用さしてもらって、火災の保険契約をやっております。
○陳述者(野田貫造君) 今はまだ余剰金はありません。営利会社のように大きな出資がないのであります。一口百円の出資金であります。その出資金が運転資金になっております。県が二千万円の義務負担を願っておりますので、もし非常な場合におきましては、それを利用さしてもらって、火災の保険契約をやっております。
○陳述者(野田貫造君) 火災共済会の趣旨につきましては、先ほど申しましたように、福岡県の中小工業者の経費の節減に資したい。それから損保会社が集めた金は東京に集まってしまう。そこで中小企業者は非常に金融に困っておりますので、地方で集めた金は地元の銀行に預けて、中小企業者の融資の一端に資したい。そして中小企業者がお互いに自粛いたしまして、団結をはかりたい。こういうことからできたものであります。農業には農協
○陳述者(野田貫造君) 私は福岡県商工火災共済協同組合の理事長といたしまして、中小企業者の立場から申し上げたいと思います。 中小商工業者を基盤といたしまして、本県におきまして、昭和二十七年に火災共済会を設立したのでありますが、その趣旨といたしましては、中小商工業者は、先ほどの陳述者も申されておりましたが、団結がないために相当な苦痛を感じております。農業におきましては農協あり、水産業におきましては漁港