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145件の議事録が該当しました。

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1978-10-18 第85回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第2号

野村参考人 いえ、むつ港に係留されておりましたときにも、そういう船内の保健物理の立場からの防護という措置を講じて、いわゆる一般見学者と言ってもいいと思いますが、見学者の方がお入りになった部分ですね、そこと同じところまでお入りになったわけでございまして、それ以上はもう入れないわけでございます。

野村一彦

1978-10-18 第85回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第2号

野村参考人 原子炉の公開といいますのは、記者団が八人お乗りになって、そして航海中ずっと船員と起居をともにして生活されました。それらの方々に対しまして、原子炉格納容器の中、圧力容器の外側、そこのところまで、規定の服装をして、そして規定防護措置をしてごらんになったわけです。もちろんコントロールルームとか一般的な船舶としての機器の部分とか、そういうところもごらんになったわけでございます。

野村一彦

1978-08-10 第84回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第19号

野村参考人 これは結局、設計に基づきましてあるいは今後の改修の予測に基づきまして私どもとしてはある数字を申し上げて、科学技術庁科学技術庁でまたそれをいろいろと御検討になって、双方から、言わば五十四年度の予算要求を前にして詰め合っておるわけでございます。したがいまして、私ども科学技術庁との間にも、何といいますか、かっちりした詰めはまだ行われておりませんが、午前中先生もいらっしゃったと思いますが、

野村一彦

1978-08-10 第84回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第19号

野村参考人 遮蔽改修並びに安全総点検予算につきましては、ただいま専務理事からお答えいたしたようなことでございますが、私どもとしましては国民にお約束をして、そして原子力船の安全ということに一番眼目を、当然のことでございますが置いておるわけでございますので、それを確保するための予算、これはもう科学技術庁にもお願いをして十分獲得していただく、そういうためにいま最大限の努力をいたしたい、こういうふりに考

野村一彦

1973-08-28 第71回国会 参議院 運輸委員会 第25号

政府委員野村一彦君) 私どもが管内の管区本部あるいは保安部保安署等に対しまして配備を指令する場合には、いろんな、情報確度等によりまして、いろんな段階があるわけでございます。今回のものは、先ほど申し上げましたように、金大中氏が東京のホテル・グランドパレスから何者かに不法に拉致されたというニュースでございまして、それ以外の詳しい情報はわからないということから、来日中の韓国人金大中氏が、本日午後、

野村一彦

1973-08-28 第71回国会 参議院 運輸委員会 第25号

政府委員野村一彦君) 先ほどもお答えいたしましたが、私どもテレビニュースでこの事件を知りましたので、警視庁のほうに同夜問い合わせをいたしたわけでございますが、何ぶん事件発生直後のことでございますので、先ほど私が申し上げましたような、テレビニュースで発表されたような事項以外に詳しい情報はその当時得られなかったわけでございますけれども、しかし私どもといたしましては、かねて海上保安庁警察との間に業務

野村一彦

1973-08-28 第71回国会 参議院 運輸委員会 第25号

政府委員野村一彦君) 金大中氏の事件発生海上保安庁が知りましたのは、八月八日の十六時五十分のNHKテレビ臨時ニュースで知りましたのが第一報でございます。したがいまして、私どもとしては、この臨時ニュースのときに、警察がすでに捜査に着手しておられるということを知ったわけでございますが、そこで私どものほうから警察のほうに対して詳細な問い合わせをいたしたわけでございますが、ニュースで発表せられました

野村一彦

1973-07-11 第71回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第11号

政府委員野村一彦君) お答えいたします。  ただいま大臣からの御答弁にもございましたように、交通ルール特にレジャーボート等の普及に伴いまして、小型高速船交通ルールを確立するということは非常に必要なことであると思います。したがいまして、これを法律技術的に可能であればそういう立法を考えるということは私は一つの前進であろうかと思います。当面の問題といたしましては、御承知のように、この検査対象

野村一彦

1973-07-11 第71回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第11号

政府委員野村一彦君) ただいまも申し上げましたように、海上保安庁としてもそういう施設面の改善のための検査ということに非常に賛成でございます。  なお、本日の議題にはなっておりませんが、船舶職員法の一部改正の案もただいま御審議お願いをしているわけでございますが、これとあわせて、両方――施設の面と人の面と、両方からこの小型船規制を加えていくことによってより安全が確保されるという見地から、私ども船舶局

野村一彦

1973-07-11 第71回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第11号

政府委員野村一彦君) お答えいたします。  海難発生状況は、御指摘のように、その対象といたしまして、大型船小型船、それからまた設備、構造の面に基因する事故、それから運航面に基因する事故、いろいろの見方があるわけでございますが、たとえば、いま御指摘数字うち、一番最近の事例を申し上げますと、四十七年の海難船舶は二千六百五十七隻でございます。このうち普通小型船といっております総トン数二十トン

野村一彦

1973-07-04 第71回国会 衆議院 運輸委員会 第32号

野村政府委員 たとえば新居浜で先般そういう漁業者の方と公害源となっている企業との間の紛争がございました。また最近でも各地でございましたが、私どもとしては結局海上においてそういう漁民の方がデモをされる場合には、これは港内にありますれば港則法によって届け出を出していただいて、正々としたデモをやっていただく。私どもはその場合に巡視艇等を出しまして海難事故等が起こらないようにそれを警戒するということでございます

野村一彦

1973-07-04 第71回国会 衆議院 運輸委員会 第32号

野村政府委員 私のほうが海洋の調査をやっておりますのは二つ観点からやっております。一つ取り締まり観点から、具体的に油が海上に流れたりあるいは工場の排水、廃液等海上に流れた場合に、それを監視して取り締まるという一つ一つの起きている現象を具体的に追って、これを取り締まるという取り締まり業務一つでございます。  それからもう一つは、私ども所掌の中に水路部というのがございまして、これは全般の海洋

野村一彦

1973-07-03 第71回国会 参議院 運輸委員会 第18号

政府委員野村一彦君) 大型タンカーの入湾規制の現状をまず申し上げますと、現在までは大型タンカーが、たとえば二十二万重量トン以上の大型タンカー貨物を積んで東京湾に入るというような場合には、船主またはその船のオペレーターから十分入湾に際しては安全な措置をとりますということを、書面でもって運輸省及び私のほうに提出をさせまして、そして十分安全対策を確認した上でそれを励行するということをいままでやってきておるわけでございます

野村一彦

1973-06-28 第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第16号

野村政府委員 警察海上保安庁との関係につきましては、業務の協定を結んでおりまして、私どもは、ことに湖については全然権限がございません。したがいまして、警察は、いま目に余りますレジャーボート的なものの取り締まりについて、いろいろと条例のモデルみたいなものをつくられて、それを各県の公安委員会に流して、各県の公安委員会でそれぞれの実情に応じた迷惑防止条例的なものをつくっておるということを承知しておりますし

野村一彦

1973-06-28 第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第16号

野村政府委員 ただいまの先生の御質問でございますが、海上保安庁といたしましては、法令海上における励行ということで、ただいまの御審議議題に関連いたしますことについては、海上運送法船舶安全法船舶職員法海上において厳密に励行させる、そしてこれの違反について取り締まるということでございます。したがいまして、一般の海浜、海べにおきましても、これらの法律違反をするということであれば、これを取り締まらなければなりません

野村一彦

1973-06-28 第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第16号

野村政府委員 お答えいたします。  暦年四十七年じゅうに発生しました救助を要する海難船舶、これは漁船、商船合わせまして二千六百五十七隻でございます。このうちいわゆる小型船といわれております総トン数二十トン未満の船舶海難は、九百九十三隻でございます。  これらの小型船を、一般船漁船に分けて申し上げます。また、距離別に申し上げます。  まず距岸——岸を離れること何海里かという、距岸十二海里以内で

野村一彦

1973-06-28 第71回国会 参議院 運輸委員会 第17号

政府委員野村一彦君) この問題につきましては、先般森中先生からも御質問がございましたときにお答えいたしましたように、これは二年ほど前の問題でございますが、私どもその後、当時の事情いろいろ調査いたしまして、はっきり申し上げられるのは、よく世間で四日市公害が非常に大きいと、その四日市から田辺にやったのは左遷ではないかという御質問でございますが、端的に申し上げますと、四日市は確かに公害監視取り締まりという

野村一彦

1973-06-28 第71回国会 参議院 運輸委員会 第17号

政府委員野村一彦君) 海洋汚染防止法の四十三条に「何人も、船舶海洋に捨ててはならない。」という規定がございます。この海洋には港湾も当然含むわけでございますので、港湾船舶を捨ててはならないということでございます。したがいまして、先生のいままでに御質問になりました大阪とか、神戸その他の地区において、それにもかかわらず廃船といいますか、沈船がいろいろあるわけでございまして、私どももこの法律が施行になりました

野村一彦

1973-06-28 第71回国会 参議院 運輸委員会 第17号

政府委員野村一彦君) 私ども海上保安庁法によりまして、港湾を含む海上における法令励行あるいは犯罪捜査ということをやるわけでございますので、海洋汚染防止法その他の海上における公害関係法令につきましては、港湾を含む海上における一切の取り締まりをやるべき責任があるわけです。したがいまして、いまお示しのように、また先ほど港湾局長が答えましたように、港湾というものの境界はどこにあるかということでございますが

野村一彦

1973-06-26 第71回国会 参議院 運輸委員会 第16号

政府委員野村一彦君) この廃油処理施設利用状況が非常にまちまちであるということは、先生の御指摘のとおりでございます。また私のほうも、いま御指摘になりましたような、岡山県等の廃油処理施設利用が少ない。この原因は何であるかということでございますが、私は他に比べて取り締まりが手ぬるいために、その辺で油を流して、処理施設利用しないということではないのではないか。——これは地元の県知事さんとも瀬戸内海

野村一彦

1973-06-21 第71回国会 参議院 運輸委員会 第15号

政府委員野村一彦君) 流出油等防除対策といたしましては、本土でやっております制度にならいまして、四十七年の十一月に金武中城湾流出油防除協議会という官民合同協議会をつくってやっております。そこで製油会社三社及び貯蔵タンクを持っております四社、合わせまして、民間だけで三千八百メートルのオイルフェンス、それから七万四千百トンほどの処理剤を持っております。なおそのほかに、私どもの第十一管区として、

野村一彦

1973-06-21 第71回国会 参議院 運輸委員会 第15号

政府委員野村一彦君) 沖繩周辺海域海図は、御指摘のように非常に不備でございます。現在約二十の海図が刊行されておりますけれども、これの測量が実施されたのは、一番新しいのは昭和十年ということで非常に古うございます。その後、一部は米軍資料等に基づいて補正等をやっておりますけれども、全般的には非常に未整備状況でございます。  そこで私どもとしては、沖繩返還後、昭和四十七年度は約千二百万円の予算によりまして

野村一彦

1973-06-19 第71回国会 参議院 運輸委員会 第14号

政府委員野村一彦君) 先般、先生から御質問がございましたときにお答えいたしましたが、全国各地におきまして、私ども監視取り締まりをやっておりますが、この海洋汚染の、特に油による汚染件数は非常に多いということでございます。東京湾地区におきましても、この前先生から御質問ございまして、そのとき手元に資料がございませんでしたので、お答えできませんでしたが、本日資料を持っておりますのでお答えいたしますと、

野村一彦

1973-06-19 第71回国会 参議院 運輸委員会 第14号

政府委員野村一彦君) 私どもがお聞きしましたのは、昭和四十六年の年末に起きました明原丸の問題について、明原丸が流したと思われる油が千葉県の木更津といいますか、あの方面の海岸に漂着をしたと考えられる、したがって、その辺の漁民の方が被害を受けたということについて、その賠償を関係者に求めるように、現在訴訟が行なわれているわけでございますが、それについての、何といいますか、論議が行なわれたということも、

野村一彦

1973-06-15 第71回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第5号

政府委員野村一彦君) ただいま大臣関係局長がお答えいたしましたことに関連してでございますが、船全体としては、たとえば先ほど海運局長が申し上げましたように、満載喫水線許容限度内である、しかし、その中に乗っている個々のトラックは過積みになっておるというケースが一番問題でございます。で、先生もちょっとおっしゃいましたように、これは私の所掌ではございませんけれどもカーフェリーボートに車が乗る前に、

野村一彦

1973-06-15 第71回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第5号

政府委員野村一彦君) 最近五ヵ年間のカーフェリー事故を申し上げます。  まず、件数を申し上げますと、四十三年が四隻、四十四年が九隻、四十五年が三隻、それから四十六年が十一隻、四十七年が十二隻、四十八年は本件を含めまして四隻と、こういうことになっております。  それで、その事故内容でございますが、これは、いわゆる旅客船その他一般海難と大体似たり寄ったりでございまして、衝突とか乗り上げとか、火災

野村一彦

1973-06-14 第71回国会 参議院 運輸委員会 第13号

政府委員野村一彦君) まとめて申し上げますと、昭和四十七年、暦年でございますが、当庁で確認いたしました全部の海洋汚染件数は二千二百八十三件でございます。その中で、いま申し上げました油による汚染が千九百八十三件でございます。油による千九百八十三件のうち船舶からが千九十件、陸上からが九十八件、不明のものが七百九十五件、こういうことになっております。  そして、これらのものの中で、いわゆる検挙と申

野村一彦

1973-06-14 第71回国会 参議院 運輸委員会 第13号

政府委員野村一彦君) 海洋汚染の形態についてはいろいろございますが、私ども昭和四十七年に海上保安庁で確認いたしました海洋汚染の現実の姿を見ますと、油によるものが千九百八十三件、これは全国で私どもで確認したものでございます。その中で、船舶からのものが千九十件ということで非常に多い。したがいまして、船舶からの油の不法な排出、投棄と申しますか、これを押えるということが非常に汚染防止上重要なことである

野村一彦

1973-06-05 第71回国会 参議院 運輸委員会 第12号

政府委員野村一彦君) 先ほど申し上げましたように、巡視船について出動命令を出しましたが、私のほうで、この付近には八尾航空基地がございます。ここにベルのKH4というのが一機ございまして、これは夜間も当直が一名おりまして、いつでも出動指令があった場合には、大体四十五分で離陸可能、それから「せとうち」の火災現場まで四十分で到着ということで、合計一時間二十五分で現場まで行けるという状態にあったわけでございますが

野村一彦

1973-06-05 第71回国会 参議院 運輸委員会 第12号

政府委員野村一彦君) カーフェリー「せとうち」は、愛媛県の川之江から神戸へ向け航行中、先ほど政務次官がおっしゃいました五月十九日の午後八時二十八分ごろと推定されますが、淡路島北端江崎灯台から二百四十九度、九・四マイル付近、これはちょうど播磨灘の第六号灯浮標というものがあります、その付近でございますが、そこの海域機関室排気管付近から出火をいたしました。機関室当直中の二名が炭酸ガス消火器消火

野村一彦

1973-05-30 第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第10号

野村政府委員 先ほど七千メートルと申し上げましたが、そのとき申し上げましたように、火災発生位置は、これは大体の推定でございますが、大体当時の電報等から見てあの付近であると考えられる、その位置から沈没した位置までが大体七千メートル程度であろうということで、必ずしも正確な七千メートルかどうかということについてはまだはっきりいたしておりません。  それから、御設問の、事故が起こりかけた場合に浅瀬等にのし

野村一彦

1973-05-30 第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第10号

野村政府委員 お答えいたします。  略図に図示いたしましたように、火災発生地点と推定される地点は、播磨灘の六番ブイに比較的近い位置でございますが、沈没いたしました位置、これは確認されておりますが、五番ブイの南のほうでございます。これは、要するに船が火災を起こしまして、総員が退避して操船能力が失われまして、結局潮流に流されて約七千メートルくらいずれて、南西と申しますか、そちらのほうに下がってきた、

野村一彦

1973-05-30 第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第10号

野村政府委員 御報告申し上げます。  「せとうち」の火災事件の問題でございますが、二十時二十八分ごろ、フェリーの「せとうち」の機関室から発火をいたしております。二十時三十一分から三十三分ぐらいの間に「せとうち」から緊急通信の発信がありまして、神戸の第五管区海上保安本部では、播磨灘六番ブイ付近を通過したところで機関室から火災発生し、乗客三十五名、乗り組み員二十三名だという報告を受けております。二十時四十分

野村一彦

1973-05-10 第71回国会 参議院 運輸委員会 第11号

政府委員野村一彦君) 私のほうは、業務の性質といたしまして、海上保安庁法規定及び海洋汚染防止法規定によって仕事をやるわけでございます。海上保安庁法におきましては、「海上保安庁は、法令海上における励行海難救助海洋汚染防止、」云々という規定がございまして、一言で言いますと、海上における安全の確保と、それから公害防止を含む安全の確保と、それから法令励行犯罪捜査ということを仕事にいたしておるわけでございます

野村一彦

1973-05-10 第71回国会 参議院 運輸委員会 第11号

政府委員野村一彦君) 設備の問題、私に御質問でございますが、まあ私のほうは取り締まりをするのが仕事でございまして、港湾における処理設備あるいは船自体設備の問題、港湾については港湾局長からお答えがあるかと思いますし、また船の問題についてはきょう船舶局おりませんけれども、私どもとしては、お説のように、船自身から設備をして排出をしないようにしてもらいたい。それから陸上工場から排出しないようにしてもらいたい

野村一彦

1973-05-10 第71回国会 参議院 運輸委員会 第11号

政府委員野村一彦君) 海洋汚染監視取り締まりは、私どもにとって非常に重要な業務一つでございますので、いわば随時監視取り締まりを行なうということでやっておったわけでございますが、今年度に入りまして、初めて一斉の監視取り締まりを行なうその状況を申し上げます。  歴年四十七年に行ないました監視取り締まり状況を四月二十一日に発表したといいますか、説明をいたして明らかにしたわけでございます。状況を申

野村一彦

1973-05-08 第71回国会 参議院 運輸委員会 第10号

政府委員野村一彦君) この事故が起こりました海域は、ちょうど昨年御審議、御決定いただきました海上交通安全法が来たる七月一日から施行されるわけでございますが、その海上交通安全法規定されております十一航路の中の、いわゆる伊良湖水道航路というちょうど航路付近でございます。この航路は岩礁が非常に付近に多うございまして、航路の幅というものが非常に狭い。たとえば東京湾浦賀水道に比べますと、浦賀水道は二

野村一彦

1973-05-08 第71回国会 参議院 運輸委員会 第10号

政府委員野村一彦君) 五月三日の日に伊勢湾の伊良湖水道付近におきまして、日聖丸という内航のタンカーが西ドイツの貨物船マリアン号によって追突をされまして沈没をし、そして犠牲者の方が出られた。それから、また油が流出いたしまして付近漂着をしたという状況でございます。  その被害ということでございますが、これは私のほうで目下油の広がりを防止する、あるいはいろいろな防除作業をやっておりまして、正確な被害

野村一彦

1973-05-08 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第20号

野村政府委員 お答えいたします。  特に油処理剤のもたらします二次公害の問題につきまして御懸念のようなケースがいろいろございます。私のほうではいろいろと環境庁はじめ関係の各省庁の御協力を得まして、現在のところ海上保安庁及び運輸省としての、特に海上公害に使いますところの使用基準というものにつきまして一応一つ基準をきめまして、そしてこれを処理剤を保有しております私どもの出先あるいは石油業者海運業者

野村一彦

1973-05-08 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第20号

野村政府委員 お答えいたします。  外国船につきましても、申し上げるまでもなくわが国領海内水域におきましては、わが国法律に従うべきものでございます。したがいまして、海上交通安全法が施行されました後におきましても、これに定められた航法上のルールを守るべきことは、国内船外国船といえども差異はございません。この点について、私ども十分外国船に対して事前のPRをするとともに、IMCOといいます国連の

野村一彦

1973-05-08 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第20号

野村政府委員 お答え申し上げます。  ただいままでの村田先生の御質問を通じまして、私どもいろいろと現地の声、それに基づく御示唆をいただいて非常に参考になったわけでありますが、私どもといたしましては、この事故の教訓にかんがみまして、いろいろなことを考えております。  それを要約して申し上げますと、まず第一点は、私どもの念願でございました海上交通安全法が、来たる七月一日から実施されるということになっております

野村一彦

1973-04-18 第71回国会 衆議院 運輸委員会 第18号

野村政府委員 二つ観点があると思います。  これを利用する時間帯から見ますと、Aというフェリーが一たん岸壁に着きまして、乗客及び貨物をおろして、そして港外に出ていく。そのあとに次のBというフェリーが来る。こういうふうに逐次間隔——どもの指導ではいま一時間の間隔をもってやっておるわけでございますが、現在日本沿海フェリーが一番早朝に入って、そして出ていく、それからその次に太平洋沿海フェリーが入ってきます

野村一彦

1973-04-18 第71回国会 衆議院 運輸委員会 第18号

野村政府委員 地方海運局長から管区本部長に対しまして照会があります場合に、私どもが回答いたします場合には、もっぱら航行の安全上の見地から回答するわけでございます。この苫小牧の場合におきましても、こういうことはやってはいけない、それからこういうことならば、こういう条件のもとにやっても特に安全上問題はないというような事項につきまして、たとえばいま先生のおっしゃいました時間帯について、こういう時間上の間隔

野村一彦

1973-04-04 第71回国会 衆議院 運輸委員会 第14号

野村政府委員 先生指摘のように、昭和四十七年におきまして当庁が把握いたしました海洋汚染の総件数は二千二百八十三件でございまして、その中で千十二件というものが原因不明になっておるわけでございます。  この原因不明をさらに分析いたしますと、いろいろなケースがございます。一つは、全くだれが排出をしたのかわからない。たとえば、船舶等がひそかに違法な排出をして、そしてどっかへ逃亡してしまった。それを、当庁

野村一彦

1973-04-04 第71回国会 衆議院 運輸委員会 第14号

野村政府委員 海水を汚染したその原因者が明確でない場合、これはいろいろあると思いますが、私ども臨海工業地帯等における港湾汚染取り締まりをやります上に、こういう考えでやっております。  一つは、科学的に、まず汚染された水をとりまして、そしてそれを、私ども機関、あるいは私ども機関でできません場合には、専門鑑定能力のある機関に委嘱をして鑑定をする。そして、その汚染源となったと思われる企業のそういう

野村一彦

1973-04-04 第71回国会 衆議院 運輸委員会 第14号

野村政府委員 お答えいたします。  私のほうの海上における公害に対する業務といたしましては、監視それから取り締まりということがあるわけでございます。取り締まりをやる場合、何をもって違反判断をするかという場合におきましては、当然環境庁がおきめになったもろもろの環境基準というものを越えているかどうかということが違反判断になるわけでございます。したがいまして、私ども監視をする場合にも、まずそういう

野村一彦