1978-04-20 第84回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
○野崎政府委員 私どもといたしましては、六十年度目標を達成いたしたいと考えておりますし、それに向かっていま極力いろいろな施策をやっておりますので、六十年目標を達成する見込みは当然あると思いますし、そういうふうに努力をしたいと考えております。
○野崎政府委員 私どもといたしましては、六十年度目標を達成いたしたいと考えておりますし、それに向かっていま極力いろいろな施策をやっておりますので、六十年目標を達成する見込みは当然あると思いますし、そういうふうに努力をしたいと考えております。
○野崎政府委員 最近の情勢を見ますと、てん菜の面積も非常にふえてまいりました。われわれが予想しておった以上にふえてまいっておるわけでございます。今後もてん菜等につきましては、先ほど出ました転作奨励金を特定作物として認めておりますし、その他いろいろな生産奨励対策も講じておりますので、その目標を達成するように極力努力をいたしたいというふうに考えておるわけでございます。
○野崎政府委員 砂糖類としましての自給率でございますが、六十年度に二八%まで持っていく、それから国内の生産量を百六万四千トンにする、これは四十七年度対比の六十年度の目標でございます。
○野崎政府委員 いまおっしゃいましたような事故が発生した場合、農業者の災害補償制度といたしましては、去る昭和四十年以来労災保険の特別加入という制度が認められまして、農業事業主あるいは指定機械を使っている農業従事者、そういう方たちに特別加入制度が認められたわけでございまして、これらの制度への加入の促進を大いにこれからもやりたい、そのためにいろいろなPRもしたいと考えております。 一方におきまして、農協共済
○野崎政府委員 いまお話がございました病害虫防除の現状と今後の対策でございますが、病害虫の対策につきましては、毎年国と都道府県で病害虫発生予察事業を実施いたしております。これは稲も入るわけですが、麦、大豆等の畑作物についても同様でございまして、病害虫が出るかどうかあらかじめ予察をいたして農家に知らせて適切な防除をやってもらうということでございまして、都道府県で設置いたしております病害虫防除所が全国で
○野崎政府委員 先生おっしゃいましたように、地域地域に合った作物等の体系指導、そういうものは当然必要になってくるわけでございまして、今回の水田利用再編対策に対しましても、農林省でも技術指針というものを出しておりますし、それから各都道府県でもそれぞれ地域の特性に応じた技術指針というものをつくっておるわけでございます。また、特に農林省では、今回改良普及事業を拡充いたしまして、特に水田利用再編等促進特別営農指導事業
○野崎政府委員 ただいま先生おっしゃいましたように、四十三年に初めて登録をされまして、これは水稲の病害虫それからてん菜、したがいまして北海道が相当多いわけでございますが、生産量を申し上げますと、昭和五十年を見ますと約二千二百九十四トン、輸出量が十一トンということになっております。それから、五十年に輸入が約五十トンということでございます。 それから、さっき先生おっしゃいましたように、厚生省の残留農薬評価委員会
○野崎政府委員 説明だけさせていただきます。 いま、残留農薬研究所というのがございまして、厚生省等から委託を受けまして、そういうところでもやるような体制を進めておるわけでございます。
○野崎政府委員 確かに、住友化学の資料等もこれは参考にいたしているわけでございますが、これは厚生省からわれわれ聞いておるわけでございまして、企業のデータだけじゃなしに、東京歯科大あるいは外国の中立的な試験研究機関のデータを基礎にしている、そういうふうに厚生省から聞いているわけでございます。 いま御指摘のとおり、昭和四十四年から四十六年にかけまして、東京歯科大学の上田先生がスミチオンの慢性毒性に関する
○野崎政府委員 いまおっしゃいましたように、転作の円滑な推進を図るためにその条件整備は当然必要でございますし、いまおっしゃいましたようなそういう加工施設の整備等も当然必要になってくると思います。 そこで今回、例の百二十億の転作促進対策特別事業というものを設けたわけでございますが、その中に、一つは地域利用施設整備事業、そういう新しい事業が入っておるわけでございまして、この中に加工施設、これは野菜等をつけものにするような
○野崎政府委員 いま先生おっしゃいましたように、たばこの耕作面積は専売公社で例の審議会に諮って毎年の面積を決めるわけでございます。ただ個々の葉たばこの耕作農家は、その許可された面積の中では水田でつくろうと畑でつくろうとそれは農家が決めることでございますが、われわれといたしましては、水田転換という意味もございまして、水田でそういうものをつくっていただくように誘導するという意味もございまして、転作奨励金
○野崎政府委員 私どもの方の局で担当しております大豆その他雑穀等について申し上げますと、大豆につきましては、これはいま先生もおっしゃいましたように大体余り供給過剰になる心配はございませんし、例の全農、全集連で集めるということもございますし、大豆なたね交付金暫定措置法、こういうようなことで価格の安定を図っているわけでございますし、価格の下落の心配はないわけでございます。 小豆につきましては、現在需要量
○政府委員(野崎博之君) 同和地区に対しますいろんな経営技術の指導のために、必要に応じまして農業改良普及事務所に同和担当の窓口を設ける、実際には改良普及事務所の次長クラスがそれの担当者になりましていろいろ指導援助をいたしておるわけでございますが、現在二十一県につきましてそういうことをやっております。さらにまた、普及活動を計画的に実施するということで、普及計画の中に特に同和地区の農家に対する指導をあらかじめ
○政府委員(野崎博之君) 農業改良普及事業につきましては、それぞれの地域に応じたいろいろなやり方で普及に当たっておるわけでございますが、同和地区を見ますと非常に経営内容が多岐にわたっております。したがいまして、特定の普及員を置いて、その普及員に同和地区の問題全部を当たらせるというよりも、やはりその指導内容に応じましてそれぞれ専門家の普及員を置きまして、その普及員がお互いに補完をし合いながら同和地区の
○政府委員(野崎博之君) 粗収入が九万二千円でございまして、その経営費を差し引きますと十アール当たり六万六千円の純所得になりまして、それに転作奨励金五万円を加えまして約十一万六千円というふうに聞いております。
○政府委員(野崎博之君) おっしゃるとおり、東雲地区の大豆転作は全国的にも非常に優良な事例であるというふうに考えております。
○政府委員(野崎博之君) 先ほど御指摘がありました行政管理庁の方の問題につきましては、検査組織の縮小、それから自主検査の推進、検査手数料の適正化、検査区分の一本化等の答申が出ているわけでございますが、それに即しまして、われわれの方も種々対策を立てておるわけでございます。したがいまして、検査要員も、順次機械化あるいは合理化等によりまして人員を縮小していく、あるいは自主検査の指定基準の緩和を行って自主検査
○政府委員(野崎博之君) 一般に飼料作物につきましては、水の少ない、乾田地帯が非常に適当でございますが、湿田地帯あるいは隣接の水田から水が入ってくるというような地帯では、やはり飼料作物として青刈り稲というものが非常に有力なものでございます。そういう意味で、青刈り稲につきましても転作作物の対象といたしておるわけでございますし、まあ湿田地帯でございますので、大型機械がなかなか入らないという点はございます
○政府委員(野崎博之君) 先ほど大臣から御答弁ありましたように、昨年末にガイドポスト的に市町村に転作目標を配分いたしまして、二月末現在で集約をいたしておるわけでございますが、その数字を見ますと、国から宮城県へ示した目標が七千百十ヘクタールでございますが、宮城県から市町村へ配分した目標は七千三百二ヘクタール、これはいろいろ懇談会を通じて市町村で集約した数字を県へ挙げてきた数字であるというふうにわれわれは
○政府委員(野崎博之君) 先生おっしゃいましたように、普通のミカンについても非常に価格が低落した場合に、個々の農家と個々の金融機関との融資条件の緩和ということについて、農林省も金融機関等に対して依頼をいたしておりますので、ハウスミカンについても、今後そういうことがあれば同様な措置をとりたいというふうに考えております。
○政府委員(野崎博之君) 先生がおっしゃいましたように、ハウスミカンについては、ちょうどオレンジ輸入期の出回り期になりますので最も懸念されるものでございますが、現在は非常に量も少なく大体一万トン程度でございますし、贈答用や特殊な用品に提供されるものでございますので、関係団体とも十分協議をしながら、綿密な出荷計画を立てて出荷をするように指導をいたしたいと考えておるわけでございます。なお、そのハウスミカン
○政府委員(野崎博之君) この政策によりまして、一つは米の単年度自給の回復、それから増産すべき農産物への転換、それから米のみに依存しない農家の育成、あるいは地域の実情に即しました農業生産の推進といいますか、そういう点でメリットがあったと思っておるわけでございます。たとえて申し上げますと、転作面積が割合で非常に少なかった五十一年度を見ましても、飼料作物で全体の作付面積の中に占めるウエートが約六%、それから
○政府委員(野崎博之君) ただいま大臣からも御答弁がありましたように、昭和四十五年から五十年までは米の生産調整に重点を置いた緊急避難的といいますかそういう政策が中心でございまして、五十一年から始まりました水田総合利用対策は食糧農産物の自給力の向上、そこに重点を置いた水田の効率的利用、そういう点に中心を置いたわけでございまして、水田利用再編対策は長期的あるいは構造的な施策から農業の生産体制、生産構造それ
○野崎政府委員 基準糸価の問題につきましては、先生御承知のように、繭の生産事情、それから需給事情、経済条件、そういうものを種々しんしゃくいたして適正な水準に定めるということになっておるわけでございます。今後、蚕糸業振興審議会の意見を聞きながら決めてまいりたいと思っておるわけでございます。 いまの桑の三年のお話でございますが、果樹五年、桑三年ということになっておるわけでございますけれども、成木になる
○野崎政府委員 先ほど桃栗三年というお話が出たわけでございますが、確かにその着果期日は場合によっては早いものもあります。ただし、そういう成木になるにつきましては、やはり果実の方は相当時間がかかりますし、桑は大体三年で成木になる。たまたま私の方にありますいろいろな試験場のデータをとってみましても、桑は、一年目はもちろん低いわけですが、収桑量でいいますと、十アール当たり四百七十八キロ、それから二年目が千六百九十七
○野崎政府委員 果樹、桑等につきましては、育成期間が比較的長くかかる、そういうようなことで、奨励金を大幅にアップいたしておるわけでございますが、果樹は桑に比べてやはり育成期間が長い。桑は大体三年で成木になるし、果樹はそれ以上の期間がかかって成木になるわけでございますし、そういう意味で、桑は三年というふうに決めておるわけでございます。また、奨励金につきましても、従来果樹は四万円であったのを五・五万円に
○野崎政府委員 自力開田につきましては、この前の通達の中で、自力開田をやった場合翌年度の面積に二倍を加算をして上乗せをしますと。われわれとしましては自力開田は厳に抑制をしていただきたい、これは前から言っておったことでございますので、そういう措置をとっているわけでございます。
○野崎政府委員 いまのお話、直接は私は存じておりませんが、自力開田につきましては……(安宅委員「私が読んでも、あなた、見ておりませんが、なんということを言わないでよ」と呼ぶ)いや、市町村長のその書類は見ておりませんが、自力開田につきましては、翌年度その二倍の面積を加算をするというふうな方針になっているわけでございます。
○野崎政府委員 自給率は、全体の生産量の中でどれだけ国内で生産できるか、自給力は、それをどういうふうにやって高めていくかという一つの施策の問題でございます。
○野崎政府委員 ただいまの乾田率につきましては、土地基盤整備基本調査というものをやっておりまして、これは五十年三月現在の数字でございますが、それによります、地下水位七十センチメートル以下の水田の割合を用いているところでございます。
○野崎政府委員 いま先生おっしゃいましたように、国からの都道府県に対する配分につきまして、いま申し上げました七つの要素をとることにいたしたわけでございますが、県内、市町村内の配分につきましては、それぞれ一番末端の事情をよく熟知しておられる都道府県知事や市町村長にお任せをいたしておるわけでございますし、県なりあるいはまた市町村で持っている一番使いやすいデータといいますか、非常に詳しい、県なり市町村の持
○野崎政府委員 その予想といいましても、これは余りはっきりした当初の予想というものはなかなかなかったわけでございますが、決してそう減っているという数字ではないと思います。
○野崎政府委員 昭和五十二年度の被害について申し上げますと、愛知県が実施した調査によりますと、発生が認められた面積が四千五百九十八ヘクタール、地域は知多、三河等で約二十二市町村ということでございます。
○野崎政府委員 いまおっしゃいました飼料用の青刈り稲につきましては、次の条件を満たした場合に奨励金の対象にいたしておるわけでございます。 まず一つは、あらかじめ青刈り稲の作付を行う旨の実施計画書が出されておること、それから二つ目には、畜産農家が飼養家畜に供するために行うもの、あるいは畜産農家との供給契約のあるもの、それから三番目は、登熟期以前に市町村職員等の確認者の立ち会いによりまして刈り取りが行
○野崎政府委員 おおむね一ヘクタールまででございます。
○野崎政府委員 いまおっしゃいましたように、圃場整備とか、そういうものの条件整備が必要でございまして、特に御希望のものにつきましては、ことしは特別対策事業といたしまして百二十億円の経費を計上いたしまして、特に排水改良を重点としまして、非常に小規模な、一ヘクタール以下というようなところも対象にできるようにいたしておる次第でございます。
○政府委員(野崎博之君) 最初のソバの点でございますが、ソバの生産振興を図りますために、従来は種子の確保あるいは契約栽培集団の育成ということを図ってきたわけでございます。五十三年度予算でも総額一億ぐらいでそういう事業をやっておるわけでございますが、価格の安定が必要であるということはおっしゃるとおりでございます。そういう意味で契約栽培の増進ということに非常に力を入れておるわけでございますが、まだ契約栽培
○政府委員(野崎博之君) 現在約六%でございますが、将来は、六十年見通しでは自給率一七%に持っていく予定でございます。いま申し上げましたようないろいろな施策によりまして、四十八年度まで年々三〇%以上に及ぶ減産をしておったわけでございますが、五十二年度産麦について見ますと十六万四千ヘクタールと、四十八年産に比べて約六%増加をいたしておるという現状でございます。 それから、大豆について申し上げますと、
○政府委員(野崎博之君) 先ほど御質問の麦、大豆等について申し上げますが、一つには、いま大臣おっしゃいましたように、非常に高い転作奨励金を出して奨励をすると。それから水田裏の奨励金、これは反当六千円でございますが、そういう奨励金をつけて生産を奨励すると。それから、あるいは高度麦作集団育成ということで、主として水田裏でございますが、それらに対する地代あるいは施設の補助……
○野崎政府委員 来週中にも出したいと思っております。
○野崎政府委員 この前、川俣先生の御質問に対しまして、農林大臣から、正直者がばかを見るような結果になる、そういうようなとられ方を避けるためであったが、罰則あるいはペナルティーとして受け取る誤解が末端にある、そういう点について解くようにいたしたい、そういう趣旨の御発言があったわけでございますが、このような趣旨をほぼ全面的に盛り込んで、早急にこれを発したいというふうに考えております。
○野崎政府委員 先生のおっしゃいましたように、あくまで自主的に協力していただいて自己転作をやるのが最善だと思っておるわけでございます。
○野崎政府委員 最初の生産調整はあくまで一時的な米の生産の調整に重点を置いたもの、それから次の水田総合利用対策につきましては、食糧農産物の自給力の向上と水田の有効利用、それから次の水田利用再編対策は長期的に、構造的に不足する食物を増大して過剰な米を減らしていく、しかも中核的な農家に水田を集めていくといった農業経営の構造改善の面も考えてやっているということでございます。
○野崎政府委員 ただいまおっしゃいましたように、ミカン農家の経営の安定を図りますためには、やはり需給の安定を図るということがまず第一に必要になってくるわけでございます。そういう意味で、従来もやってまいったわけでございますが、優良系統のものに改植をするとかあるいは加工需要の拡大対策、そういうものをやってきたわけでございますが、特に五十三年度におきましては、相当予算をふやしましてそういう対策を講ずることにいたしておるわけでございます
○野崎政府委員 地域別の作物別指標といいますか、地域指標でいろいろ計算しているものがございますが、これはあくまで一つのガイドポストとしてそういう生産の地域指標の試案として作成したものでございます。ただし、地域別にどういうものをつくるか、幾らつくるか、そういう割り当て的なことをやることは、非常に需給上に問題がある作物もございますし、やはり関係者の自発性に基づいて転作の推進を図るという見地でございまして
○野崎政府委員 先ほど先生のおっしゃいましたのは、次の年の指導推進費を何でいまの予算から出しておるのかという御説問だろうと思いますが、これは従来もそういうことでやっておりまして、推進指導費の中には本年度分のいろいろな生産調整の推進費と、それから次年度の分の農民の方々の理解と協力を得るための広報宣伝だとか、あるいは推進指導とか、そういうような経費も両方が含まれておるわけでございます。これは従来も一緒でございまして
○野崎政府委員 ただいま先生おっしゃいましたように確かに名前は変わってきておるわけでございますが、需要の動向に即応した農業生産の再編成を図るための米の生産抑制の徹底と水田利用の再編成ということで、今回は水田利用再編対策と言うておるわけでございますが、これは、こういう農林行政を徹底をさせるという意味の農林省設置法に掲げてある農林省の職務権限として行っているわけでございます。
○野崎政府委員 先ほどお尋ねいただきました、単にまいておけば、ばらばらに大豆をまいておいても補助金をもらえるのか、そういうようなお話さえもあったわけでございますが、これは従来の水田総合利用対策でも一緒でございますし、今後も一そういう方針で参りたいと思っておるわけでございますが、奨励補助金の確認は市町村長がやるわけでございます。その場合に、市町村長は、栽培密度あるいは病害虫あるいは雑草の防除がうまくいっているか