1955-05-11 第22回国会 衆議院 建設委員会 第6号
○野口参考人 その点につきましては、最近新契約の状態等もだいぶ順調に進みつつございまして、先刻ちょっと申し上げました税制改正の問題なんかについても、一時はほとんど絶望状態になっておりましたけれども、大体一万五千円の程度までは、政府としては何かお考えになっていただくようなふうになっておるようでございます。そういうふうにして参りますれば、現在よりも契約の状態等ももっと順調に参ります。それから保全関係――
○野口参考人 その点につきましては、最近新契約の状態等もだいぶ順調に進みつつございまして、先刻ちょっと申し上げました税制改正の問題なんかについても、一時はほとんど絶望状態になっておりましたけれども、大体一万五千円の程度までは、政府としては何かお考えになっていただくようなふうになっておるようでございます。そういうふうにして参りますれば、現在よりも契約の状態等ももっと順調に参ります。それから保全関係――
○野口参考人 ただいま御質問を受けました点は、私どももむしろありのままを申し上げたいと思っておった次第でございます。それで、今ちょうど生命保険会社の民間の資金の総量が、二月末の実情を見ますと、正確な数字で申し上げますと千三百五十二億一千三百五十五万余でございます。その中で、ただいま貸付金が全体の五一・六%を占めておりまして、その貸付金の中には、ただいまお話がございましたように、不動産抵当貸付金のほかに
○野口参考人 本日の建設委員会に、私も参考人として御推薦をいただきましたことを、まことに光栄に存ずる次第でございます。 今回の御推薦の一番の理由といたしましては、おそらくただいま委員長殿からもお話しになりましたように、今回政府が本年度の施策としまして四十二万戸の家屋の建設をする。それに対しまして、さらに東京その他の大都会を中心といたしまして、勤労者を対象とする建設をやる。そのために政府資金のほかに
○野口参考人 ただいま佐久間大蔵委員殿から御質問がございましたが、先刻私が申し上げましたように、まず今回の問題といたしましては、時期的に今国家の一番重大なときであつて、戰争中に大蔵省において一元化されたときより以上に、今は戰争中ではないけれども、戰後の独立国家の育成という意味において非常に大事な時期でありますので、こういう時期に今この問題をただちに取上げるということは、私は適当でないということを申し
○野口参考人 議題の点につきまして、私は参考人として、一言私の意見を申し述べさせていただきたいと存じます。 第一に、簡易保険年金積立金は、これを国家資金としてでき得る限り統合して効率的に運用し、もつて国民経済の基本的要請に応ずることが、国営保険事業の本質から考えて適切であるということであります。保険事業の国営がいいか民営がいいかというような基本的な問題は別といたしまして、すでにわが国においては国営事業
○公述人(野口正造君) 本日のこの公聴会におきまして意見を申述べさして頂く機会を得ましたことは、私の衷心から感謝に堪えない次第でありまするが、私はこの機会に先ず国民大衆の一人としての立場から、及び現在私が所属しておりまする生命保険業者の立場から、この双方の立場からの意見を申述べさして頂きたいと存ずるものでございます。 終戦以来すでに六カ年を経過いたしまして、今や講和条約の調印もすでに成りまして、いよいよ