2000-05-11 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第15号
○参考人(野口和雄君) 大変難しい御質問なんですが、今回の改正について必ずしも僕は全面否定しているわけではありませんで、幾つかの条項を変えることによって相当分権型に行くんではないかなというふうに思っているところが幾つかあります。 その一つは、都道府県がつくる都市計画について市町村が提案することができるという条項がたしかあったかと思いますけれども、その部分について、実は実態として今市町村が提案といってだれが
○参考人(野口和雄君) 大変難しい御質問なんですが、今回の改正について必ずしも僕は全面否定しているわけではありませんで、幾つかの条項を変えることによって相当分権型に行くんではないかなというふうに思っているところが幾つかあります。 その一つは、都道府県がつくる都市計画について市町村が提案することができるという条項がたしかあったかと思いますけれども、その部分について、実は実態として今市町村が提案といってだれが
○参考人(野口和雄君) 大変重要な御指摘だと思います。 私も状況としてはそういうふうに認識をしておりますが、問題は、公的な権限が実は弱い部分と強い部分があるというふうに私は思っていまして、住民、土地所有者に対しては非常に弱い、一方で地方自治体に対しては非常に強いという実は関係になっているから問題である。これは逆にしなければいけないのではないか。 先ほどから皆さんに共通しているのは、土地所有は自由主義
○参考人(野口和雄君) 野口です。今言われました貧乏な民間の都市計画家でございます。 伊藤先生から概要と評価点をお話ししていただいたので、僕はやや辛口で済みませんがコメントをさせていただければと思います。 今回の改正法について、どうも建設省が発表している言葉を使うと何か評価ばっかりしちゃうんです。私のメモは、私なりの言葉でまとめ、下の方に作成野口和雄となっておりますが、連休中にちょっと時間を見てつくったものを