2017-06-08 第193回国会 参議院 内閣委員会 第11号
○里見隆治君 今御答弁いただいたように、テレワークの推進に当たっては、その労働の質について十分配慮いただく必要があると考えます。 先ほど申し上げた労働時間の問題に加えまして、賃金についても十分な配慮が必要だと考えます。 例えば、テレワーク推進と併せてこのような主張がございます。深夜労働の時間帯の割増し賃金、すなわち二五%以上割り増して賃金を支払わなければならないとの規定は、もうテレワーク、時間に
○里見隆治君 今御答弁いただいたように、テレワークの推進に当たっては、その労働の質について十分配慮いただく必要があると考えます。 先ほど申し上げた労働時間の問題に加えまして、賃金についても十分な配慮が必要だと考えます。 例えば、テレワーク推進と併せてこのような主張がございます。深夜労働の時間帯の割増し賃金、すなわち二五%以上割り増して賃金を支払わなければならないとの規定は、もうテレワーク、時間に
○里見隆治君 テレワークの意義、これは非常に十分理解できますし、一方で様々な課題も指摘されております。 労働政策研究・研修機構の一昨年の実態調査によりますと、テレワークの実施の課題として企業からは、進捗状況などの管理が難しい、また労働時間の管理が難しいといった意見が出されております。また、働く皆さんからは、仕事と仕事以外の切り分けが難しい、長時間労働になりやすいといった意見が多く寄せられております
○里見隆治君 公明党、愛知県選出の里見隆治でございます。先週に続いて質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 特区では、各事業分野について規制改革を進めるとともに、人の働き方にも変化をもたらします。本日は、特区と働き方改革についてお伺いをしてまいります。 本法案には、テレワーク活用のための事業主等に対する援助に関する規定が盛り込まれております。テレワークには、働く方にとってはライフ・ワーク・バランス
○里見隆治君 さらに、済みません、同じこの案件でもう少し深く掘り下げていきたいと思うんですけれども。 日本企業のCSR活動、どちらかというと、これは私が受けていた印象かもしれませんけれども、最初に環境面での取組が進んで、ようやくここ最近、人権とか労働といった面にだんだん重点を置いてきたのかなというふうに思っております。 そうした意味で、人権、労働、こうした点をきちんと日本企業も理解していないと、
○里見隆治君 大変ありがとうございます。 私も、このサプライチェーン含めてのバリューチェーンをつくっていくと、この点、今後、世界経済をこのSDGsに即した活動に近づけていくという意味で大変重要だというふうに考えております。 二〇二〇年のオリンピック・パラリンピックに向けても、この三月に組織委員会が持続可能性に配慮した調達コードを策定されて、今後その推進に当たられていくと。SDGsの推進という観点
○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。質問の時間をいただきまして、誠にありがとうございます。 また、本日は、四人の参考人の先生方、貴重なお話をいただきまして、本当にありがとうございます。 先生方にお伺いをしてまいります。 まず、上野明子参考人にお願いをしたいと思います。 本日、議題となっております持続可能な開発、成長の実現には、政府また国際機関が主導、推進するのみならず、いかに裾野を広
○里見隆治君 是非、そうした検証も丁寧に行っていただきたい。そうした事後のフォローアップがしっかりなされるという保証があってこそ、じゃ試してみようかなということでまた規制改革の道も開けていくというふうに思いますので、そうした取組を是非ともよろしくお願いいたします。 それでは、規制の各論について伺ってまいります。 まず、農業外国人の就労解禁についてでございます。 農業分野は、成長産業として更に発展
○里見隆治君 こうした丁寧な調整、是非ともよろしくお願いいたします。 また、規制の特例措置を決定する事前の調整のみならず、事業を開始した後の検証、評価も重要であると考えます。国家戦略特区の規制の特例措置の全国展開の好事例としては、今国会で成立した都市公園法の改正がございます。東京都と荒川区が提案をして、国家戦略特区制度を活用して、荒川区の都立汐入公園内に保育所を設置するという事業がこの四月にスタート
○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。 この特区法案、私にとっても大変思い入れのある法案でございます。と申しますのも、この構造改革特区については、五年ごとに新たな規制措置の提案募集や特区計画の認定申請の期限の延長をしております。この法案につきまして、五年前に私もこの特区法案の提出の担当者として、事前の説明から審議の対応まで、当時の内閣府の担当参事官
○里見隆治君 こうした状況を踏まえまして、他省庁でも相当の対応が求められておりますので、各省庁に順に伺いたいと思います。 まず、経済産業省に伺います。 最低賃金を始め、賃金の引上げについては、特に支援の必要な中小企業への配慮が重要だと思います。官公需法に基づく中小企業者に関する国等の契約の基本方針においては、適切な予定価格の作成が明記されていると承知をしておりますけれども、その趣旨、また中央省庁
○里見隆治君 今大臣から御答弁をいただきました中小企業の生産性の向上への支援、また中小企業がしっかりと経済の中で活躍をいただけるような取引条件の改善、これに政府としてもしっかり取り組んでいただきたいと思います。 この中小企業支援に関しては財政支援も重要でございます。この取引条件の改善につきましては、中小企業等に先駆けて、中央省庁、各省庁、また地方自治体で率先垂範をいただくことが重要と考えます。その
○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。 先月の省庁別審査に続き、二度目の質問の機会をいただきましてありがとうございます。本日は、三月で政府決定された働き方改革実行計画に関連してお伺いをいたします。 最低賃金の引上げに関連して実行計画では、「最低賃金については、年率三%程度を目途として、名目GDP成長率にも配慮しつつ引き上げていく。これにより、全国加重平均が千円になることを目指す。」とされております
○里見隆治君 よろしくお願いいたします。 この持続可能性に配慮した調達コードにおきましては、農産物の調達基準について、障害者が主体的に携わって生産された農産物を調達することが推奨される事例として提示をされております。また、政府で本年二月に丸川大臣の下で決定をされたユニバーサルデザイン二〇二〇行動計画においては、「障害のある人にとっての職域や収入拡大を図る」、途中省略をいたしますけれども、「農福連携
○里見隆治君 ありがとうございます。 今時点でこの調整結果がどうということはないかと思いますけれども、是非とも日本全体で盛り上げていく、国と東京都、また大会組織委員会、そして関係の県、皆さんが納得のいく調整をいただくよう、リーダーシップの発揮をお願いいたします。 それでは、私の元々の関心事項の方に入ってまいりたいと思います。 今週末の日曜日、五月十四日は母の日でございます。皆様、お母様への感謝
○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。本日は質問の機会をいただきましてありがとうございます。 三年後の二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、スポーツのみならず、社会、文化、芸術面で様々なムーブメントを起こそうという機運が盛り上がっております。本日は、御担当の丸川大臣を始め、政府に対してその取組についてお伺いをしたいと思います。 その前に、冒頭、この論点に入る前に、丸川大臣
○里見隆治君 是非、こうした運用面においての効率的、効果的なデータ収集の方法、これを運用の中でまた更に改善をしていっていただきたいと思います。 医療の情報を収集するといいましても、以前の、昔の、今日午前中も紙という話がありましたけれども、紙のカルテをスキャナーで読み込んでいたのでは利活用は困難でございます。医療情報のデジタル化が前提となると考えますが、電子カルテの普及が徐々に進んでいると。その上で
○里見隆治君 ありがとうございます。 この医療分野の研究開発を推進していく上では、あらゆる情報を全国民分収集する必要はなく、統計的に有意であるなど研究開発に必要な質の高い情報を収集していくことが肝要だと考えます。そうした観点からは、認定事業者については、単にデータの量の拡大を目指すのではなく、医療分野の研究開発のニーズを踏まえて研究開発に資する情報を収集していく必要があると考えております。 例えば
○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。本日は質問の機会をいただき、ありがとうございます。 本法案は、我が国における健康・医療に関する先端的研究開発や新産業創出を促し、健康長寿社会を実現していく上で重要な取組であるというふうに考えております。私からは、衆議院での議論を踏まえ、本法案の意義や本法案に基づき匿名加工された医療情報の医療分野の研究開発への利活用が円滑に進むために、施行に際して重要と考
○里見隆治君 最終的には議運等、院としての判断に懸かると思いますけれども、事務局としてその手法、選択肢の可能性、また費用対便益などをしっかり調査をして、その判断に資するような準備をお願いしたいと思います。 次に、働き方改革、特に建設業、自動車運送事業における労働条件の改善についてお伺いをいたします。 先月末には政府において働き方改革実行計画が決定されました。私ども公明党も、働き方改革実現推進本部
○里見隆治君 私もこの対応要領、拝見いたしまして、この中には障害者の方への国会の参観また傍聴の案内の取組が紹介をされておりまして、特に耳の不自由な方には、事前に申し出れば、参議院事務局が費用を負担し、手話通訳者又は要約筆記者を派遣しますという記載がございます。相当な手厚い体制が取られていることが分かります。 しかしながら、その利用実態、実績については、過去五年間で聴覚障害者の方からの手話通訳者また
○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。 本日は質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 まず、参議院における障害者の皆様への対応についてお伺いをいたします。 昨年四月、障害者差別解消法が施行されました。また、本年二月にはユニバーサルデザイン二〇二〇関係閣僚会議で行動計画を策定し、全国において、ユニバーサルデザインの街づくりと心のバリアフリーを政府一丸になって、しかも民間企業
○里見隆治君 私ども公明党といたしましても、この働き方改革実行計画を受けて、更にその推進に取り組んでまいります。 この働き方、さらに人権や環境に配慮した経済活動を推進すべきとの考えは、公明党が重視をしてまいりました人間の安全保障という観点から国際社会にあっても同様と考えます。 卑近な例といたしまして、私の地元愛知県の名古屋市は、熊本市に次いで日本で二番目のフェアトレードタウンに認定されております
○里見隆治君 今インターバル制度の法律上の位置付けということを明確におっしゃっていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。 実行計画を受けて、今度は法制度の整備とともに具体的な改革について働く現場で労使の皆様にお取り組みいただく段階に入ります。既に先週集中回答日を迎えた春闘では、ベースアップの流れが四年連続で続いていたことに加えて、電機業界が長時間労働を減らすことで労使が初めて共同宣言をまとめたり
○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。よろしくお願いいたします。 まず、働き方改革についてお伺いをいたします。 政府の働き方実現会議において重ねられてきた議論がいよいよ実行計画として結実をいたします。公明党といたしましても、働き方改革実現推進本部として安倍総理に対して、昨年十二月に続き、働く人の立場に立った働き方改革の実現に向けた提言をさせていただくこととしております。 具体的には、罰則付
○里見隆治君 確かに、企業の経営判断ということが最終的にはあると思いますけれども、国土交通省におかれては、是非ともそういった周知、また御指導をよろしくお願いいたします。 冒頭申し上げましたとおり、今や二〇二〇年のオリンピック・パラリンピックを前にユニバーサルデザインの町づくり、そして心のバリアフリーを官民で取り組んでいると。その中で、政府を挙げて民間企業とも協力をして取り組んでいただきたいと思います
○里見隆治君 ありがとうございます。 この資料にはございませんけれども、身体、知的が一〇〇%導入されているという一方で、この配付資料の一ページにあるとおり、これ平成十八年からとなっておりますが、これは手帳に顔写真が貼られるようになって本人確認ができるようになった年だというふうに認識をしておりますが、それ以降、導入件数が少しずつ伸びているとはいえ、導入率が四割に満たないというのは公平性を欠くものであるというふうに
○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。 質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックに向けまして様々な取組がなされております。公明党としましても、世界に誇れるバリアフリー先進都市東京、そしてその全国展開に向けて全力で取り組んでおります。 政府におかれても、本年二月、ユニバーサルデザイン二〇二〇関係閣僚会議で行動計画
○里見隆治君 ありがとうございます。 こうしたイメージを前提として、IRによる経済効果、またそれに付随して、負の側面、社会的コスト、例えば治安ですとか依存症に与える社会的影響、これについてお伺いをしておきたいと思います。 これにつきましても、昨日の参考人からの御説明、これも様々、もう百八十度違うような捉え方もございまして、これも国民の皆様、審議を御覧になってちょっと不安になっておられるのかなと。
○里見隆治君 どうもありがとうございます。 まさにこの依存症対策、これもう、法律通る通らない、その時期にかかわらず、早急に御対応をお願いしたいと。公明党としましても、党内でしっかり検討チームを設置し、政府にも提言をしていく予定でございます。どうぞ取組についてよろしくお願いいたします。 次に、法案に関しまして、発議者に御質問をさせていただきます。 私は、本法案に関しましては、地域の創意工夫及び民間
○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。本日は、質問のお時間をいただきましてありがとうございます。 まず、質問をさせていただきたいのが、依存症対策についてでございます。本法案を議論している中で、既存のギャンブル依存症について、その実態が必ずしも正確に把握されておらず、また、その対策を拡充していくことの必要性が明らかになってまいりました。 私は、地元愛知県で、カジノあるいはギャンブルではございませんけれども
○里見隆治君 今おっしゃったような経済効果といいますのは、先ほども皆様方の御意見をお伺いしておりますと、ターゲットが、日本人の比率が相当程度、依存症等の配慮で低く見るのか、あるいはある程度の規制をもって日本人もまあまあ、ある程度の割合まで認めるのかということによっても大きく違うと思いますし、また外国人を、いずれにしても国際観光立国ということで進めるといっても、富裕層が少なくなって、ある程度中間層をターゲット
○里見隆治君 今のお話は、IR、この統合型リゾートの中でのお話が主だったと思いますけれども、もう一点の論点でございます地域経済への波及という点についてももう一つ詳しくお伺いをしたいと思います。
○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。 本日は、この分野に御専門の参考人の先生方から貴重な御意見をいただきまして、誠にありがとうございます。 今回の議題、議案となっておりますこの法案につきましては、その基本理念にございます地域の創意工夫及び民間の活力を生かした国際競争力の高い魅力ある滞在観光を実現するという点において、我が国の観光立国を目指す上で大変重要なものであるというふうに考えておりますけれども
○里見隆治君 公明党の里見隆治です。 ただいま議題となりました公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案について、公明党を代表して質問いたします。 くしくも、本法律案が衆議院で可決、参議院に送付された翌十一月三十日は年金の日。厚生労働省がいい未来にとの思いを託して設定したと承知をしております。私も、いい未来にとの思いで、まずは、本法案の名称ともなっている公的年金制度
○里見隆治君 是非ともこの休業取得促進、よろしくお願いいたします。 こうした育児、介護と同様に、最近、休業・休暇制度において注目をされておりますのが、病気の治療と仕事との両立でございます。先般、国家公務員に対する病気の治療と仕事の両立支援策について資料をいただきましたところ、こちらは民間準拠というよりも、むしろ公務の方が進んでいるのではないかという内容でございました。その概要について、御紹介の意味
○里見隆治君 大臣、是非とも総人件費の抑制を併せて進め、国民の皆様の御理解をいただけるようお願いを申し上げます。 次に、育児休業、介護休暇の充実、介護時間の新設についてお伺いをいたします。 こうした休業制度で重要なことは実際に活用してもらうことということであります。平成二十七年度の人事院の調査結果では、常勤職員について、特に男性の育児休業取得率はまだ九・五%と、二〇二〇年に出産時又は育児休業を取得
○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。本日は、一般職の給与法等の改正案、また関連をいたしまして、公務における働き方改革について質問してまいりますので、よろしくお願いいたします。 最初に、法案による給与改定に関し、前提条件として確認させていただく点がございます。 現下の厳しい財政事情を考えたときに、月例給やボーナスの引上げを進める一方で、
○里見隆治君 是非ともよろしくお願いいたします。 山本大臣と武村政務官には御退席をいただいて結構でございます。ありがとうございました。
○里見隆治君 私もこの事業、しっかりと支援、応援をしてまいりたいと思いますので、大臣、引き続き御指導よろしくお願いいたします。 本年六月に閣議決定されました日本再興戦略二〇一六には、国家戦略特区について、公共施設等運営権の活用等によるインバウンドの推進を重点として取り組むべき分野として例示をされております。今後、空港、水道、下水道、また、文教施設、公営住宅など、ほかの分野への展開について、事業の効率的
○里見隆治君 公明党の里見隆治でございます。先般の参議院選挙で愛知選挙区において初当選し、今回初めて質問に立たせていただきます。 私は、昨年まで厚生労働省で勤務をしておりまして、これまで内閣官房あるいは内閣府において、行革事務局、あるいは地方創生推進室に当たる当時の地方活性化推進室で勤務した経験もございます。その意味で、御縁ある内閣委員会に今回所属となり、大変うれしく、また有り難く思っております。