1983-04-05 第98回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
○遠藤参考人 国鉄の赤字が出る原因については先ほど申し上げたとおりであります。国鉄の労働者に責任があるかという意見もないわけじゃありませんけれども、しかし、国鉄の労働者は直接その経営の決定に参加しておりませんし、与えられた結果に基づいて苦しめられているというのが現状であります。もしその点で具体的に意見を聞かれるあるいは取り入れるという形態でもあれば、はっきり申し上げてこのような経営計画というものには
○遠藤参考人 国鉄の赤字が出る原因については先ほど申し上げたとおりであります。国鉄の労働者に責任があるかという意見もないわけじゃありませんけれども、しかし、国鉄の労働者は直接その経営の決定に参加しておりませんし、与えられた結果に基づいて苦しめられているというのが現状であります。もしその点で具体的に意見を聞かれるあるいは取り入れるという形態でもあれば、はっきり申し上げてこのような経営計画というものには
○遠藤参考人 私は、この法案に反対の立場から、立場上現場の声を代表するつもりで幾つか申し上げたいと思います。 第一点は、この法案は国鉄の再建にとっては全く無縁である、解体構想であるということであります。 この法案は臨調答申を尊重してというふうになっており、臨調答申では、五年以内に七ブロック程度に分割し、民営にする、そして最終的に国鉄は解散する、こういうふうになっております。また、「分割会社は、私鉄