1973-09-19 第71回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第17号
○説明員(辻良四郎君) いま林業関係で、先生からお話のありました除草剤あるいは野鼠を退治する殺鼠剤等につきまして、使用の現況を申し上げます。 除草剤につきましては、主としてササ生い地でございますが、ネマガリザサ等のはえておるそのササ生い地に対しまして、塩素酸塩系の薬を使っております。この薬の使用にあたりましては、もちろん御指摘のありました生物に対する影響等も十分考慮いたしまして、そういうような害のないような
○説明員(辻良四郎君) いま林業関係で、先生からお話のありました除草剤あるいは野鼠を退治する殺鼠剤等につきまして、使用の現況を申し上げます。 除草剤につきましては、主としてササ生い地でございますが、ネマガリザサ等のはえておるそのササ生い地に対しまして、塩素酸塩系の薬を使っております。この薬の使用にあたりましては、もちろん御指摘のありました生物に対する影響等も十分考慮いたしまして、そういうような害のないような
○辻説明員 アカエゾマツにつきましては、これも土地の条件その他によるわけでございますが、やはりある程度長期間、先ほど先生は百年ぐらいというお話もございました。百年までは私かからぬと思いますが、ある程度長期かかる、このように考えております。 それからカンバの類でございますが、これはわりあいに生長も早い樹種でございますので、一つの林相を形成するまでにはおおむね一、一十年ぐらいあれば一つの林の形にもなる
○辻説明員 お答えいたします。 恵庭岳の札幌オリンピックのスキーのコースの復元につきましては、札幌オリンピックの組織委員会で復元計画を立てまして、目下その工事を行なっておる、このように聞いております。 工事の概要について簡単に申し上げますると、大きく分けて二つございまして、一つは堰堤等をつくる治山工事でございます。もう一つは、木を植えたりあるいは緑化工を施す緑化工事でございますが、これらの工事のうち
○辻説明員 旭川営林局で計画しております林道は、大雪縦貫道の予定地とはかなり場所も離れておりますし、そういう関係はない、こういうふうに考えております。
○辻説明員 伐採をしまして、伐採をしました個所が一応原則的には造林をする個所になるわけでございますが、平均しまして約一年ないし一年半前後のゆとりは見ております。したがいまして、四十八年度につきましては約七万ヘクタールは国有林としましては早急に造林をなすべき面積である、このように考えております。
○辻説明員 四十八年度はおおよそ七万ヘクタール前後であると考えております。
○辻説明員 お答えいたします。 青森営林局管内の三本木営林署及び秋田営林局管内の十秋田営林署におきまして、地元部落とイタヤ、カエデの樹液の採取につきまして毎年契約を行ないその採取をさせてきたわけでございますが、この採取の区域が先生御指摘のありました十和田の国立公園の特別地域の中でもあり、自然保護の観点から見まして今年からはこれを中止することにしたわけでございます。 御指摘の、そうしたイタヤ、カエデ
○辻説明員 そのようにいたしたいと思います。
○辻説明員 お答えいたします。 実はただいまの恵庭営林署管内の土地につきまして、防衛庁のほうで演習地に使うという計画があるというようなお話でございますが、林野庁といたしましても実は初めてお伺いするお話でございまして、さっそく調査いたしまして、そういうような動きがあるのか、またそういうときにはどうするか、調査の結果お答え申し上げたいと思います。
○辻説明員 保安林等の指定はない、このように聞いております。 なお、伐採に関しましては、現地の主任が鉱山の監督者と十分連絡をとって伐採等を行なった、このように聞いております。
○辻説明員 お答えいたします。 宮田又鉱山の隣接の国有林は秋田営林局の管内の大曲営林署部内にあります牛沢又沢八十七林班でございます。ここには林齢百五十年の広葉樹天然生林の国有林があるわけでございますが、その個所におきまして昭和十九年以来昭和三十七年までの間で五回伐採いたしております。 それから、この地区につきましては、ただいま先生から保安林ではないか、こういう御指摘があったわけでございますが、保安林等
○説明員(辻良四郎君) ただいまの鉄道建設公団から青函トンネルの掘さくによりまして、出ました排せつのズリの捨て場といたしまして、国有林を使用したい旨の申し入れが今年の二月に青森営林局にありましたことは聞いております。この場所は、増川営林署管内の三厩村地籍にありまして、約三十五ヘクタールございます。この場所は灌木林を主体としておりました西向きの緩斜地でございまして、また風当たりの強い風衝地にもなっております
○説明員(辻良四郎君) 大沢くずれのうち、標高千二百五十メートルから千六百メートルまでの間が国有林でございますが、この間の従来までとってまいった措置につきましては、昭和三十三年から昭和四十五年までの間に堰堤工五カ所、床固め工一カ所、水制工十カ所、護岸工一カ所を施工いたしまして防御の措置をとってまいっております。
○辻説明員 お答えいたします。 森林の自然保護、特に鳥獣等の保護との関連におきまして、どのような伐採がなされておるか、あるいはするつもりかという御質問であったかと思いますが、森林につきましては、御承知のような鳥獣保護区を全国的に設定いたしておりまして、そういう保護区につきましては、それぞれの伐採につきましての制約も課せられております。また特に国有林におきましては、そうした点を重視いたしまして、今後
○辻説明員 森林の伐採につきましては、森林法に基づきまして地域森林計画及び森林施業計画を立て、これによりまして計画的に行なわれております。また森林の所有者は、森林施業計画をつくりました場合には、都道府県知事の認定を受ける必要があることになっております。このつくられましたものを順守する義務が定められております。また順守いたしてない場合には、都道府県知事は施業の勧告を行ないまして、また森林所有者は伐採にあたりましては
○辻説明員 林野庁といたしましては、松代地震地区の加賀井地区につきまして約三十五ヘクタールを地すべり指定いたしたわけでございます。この地区につきましては、主として排水工事等に使う経費といたしまして、三百六十万円を考えております。なお、その周辺の地区につきましても、約九千万円の直接の経費並びに補助で四百万円の経費をもちまして、同じような対策を考えております。さらに今後必要に応じましてはそれぞれ緊急治山