○足鹿覺君 先ほど河口委員の米審の問題についての御質問に、大臣の御答弁は、なるべく国会の審議に支障のない日程で考えたいという意味の御答弁をなさったと思うんです。といたしますと、二十四日が本国会の会期末になりますから、二十四日から米審を招集なさいますと、二十四、二十五、二十六、三日間を予定しなければならない。三日間を予定して大体米審が答申にこぎつければいいけれども、そうでない場合が出てくるかもしらぬ。
○足鹿覺君 ちょっと一番大事なはっきりしておる点は、船積みをしたものについては、やむを得ずこれを認める。しかしそれ以外の契約は解除するのだ、新しい契約もしないのだということは間違いないようです。商務長官と農務長官が共同記者会見で言っておるのだから。いま大臣のお話を聞きますと、七月二日までに全貌を明らかにするというような話でありますが、問題は、そのような情報をキャッチされたのはどこから——アメリカの日本大使館
○足鹿覺君 関連。 大臣のほうには情報が入っておるかどうか知りませんが、われわれのキャッチした情報によりますと、本日アメリカの農務省と商工省が長官名で日本向け大豆の輸出禁止規制を実行したということであります。現に契約したもので船積みしたものについてはこれを認めるが、船積みしないものは全部解除するんだ、こういう状態だと聞いております。これは、たった先般問題になり、先日政府その他のほう、あるいはアメリカ
○足鹿覺君 関連。 開拓政策の問題がいま村田委員から提起されておりますので一問だけ関連ですから。 ただいまいただいたこの資料を見ますと、きょう審議するのに、きょうこういう資料をもらったんじゃちょっと困るんですけれども、「道路等補修事業実施状況」というものが一〇ページにありますね。この総量、事業費と国費に分かれて年度別に出ておりますが、いわゆる道路補修の総延長は開拓道路の何割を占めておりますか。第二問
○足鹿覺君 聞けば、東銀あたりに職員を派遣して中金は猛烈な訓練を始めておるとも聞いておるのでありますが、農林省はそういう指導の立場に立って、そういう内容については全く関知していないのですか。
○足鹿覺君 そうしますと、外国の銀行とコルレス契約を結べないと、あるいは日本の他の銀行が外国に支店を持っておるものとの提携問題が起きてくると思うのですが、どの銀行と提携をしていこうとしておるのでありますか。
○足鹿覺君 私もすわったままやらしていただきますので、大臣以下政府委員の方もおすわりになったままでよろしゅうございますから、御答弁をお願いいたします。失礼いたします。 まず、最初に、農林中金の外国為替業務の内容について伺いたいと思いますが、農林中金法の改正点のうち、金庫が、外国為替業務を行なえるようにした点でありますが、御承知のように、外国為替業務を行なう銀行は、大蔵省の認可が必要であるわけであります
○足鹿覺君 これは、十数年前のことなんですが、宮城県に大沼知事という県知事がおられました。私ども懇意にしておった人であります。全販連に職を奉じておった人であったので、私は特に懇意にしておりましたが、その知事さんが、当時県条例でもって負債整理の問題と取り組まれました。その後、あまりこの種の負債問題についての取り組みがどうなっておるかということは、私はつまびらかにしておりませんが、いまの内村局長の御答弁
○足鹿覺君 関連。 いま堀本さんからも御意見があったのですが、裏側から見ますと、農家の負債、ということになってあらわれておると思うのです、結局ですね。元金なり利息の重圧に耐えかねて、結局麦なんかつくっておって手間ひまかけるよりも、出かせぎに行く、日雇いに行くと、こういう形になって農外所得で金利なり元金を戻すという、こういう姿になっておる。これは系統金融に限らず、制度金融も私は同様だと思うのです。で
○足鹿覺君 よろしくどうぞお願いします。 農林中金法関係四法をめぐるその背景とでも申しますか、そういうことについては宮脇全中会長からもお話になりましたが、農業、農村、農民の危機とでも申しますか、その状況はきわめて深刻である。したがって、母体が危機に直面しておる限り農協が安泰であるということはいえるはずがない。すなわち都市化が、都市の膨張によって一段と激化をする。日本列島改造によって地方にまでこれが
○足鹿覺君 委員長のお許しをいただきましたので、ちょっとすわったままでお尋ねをいたします。たいへん失礼でありますが、参考人の皆さんも気楽に、すわったままでひとつ御意見をお聞かせいただきたいと思います。 最初に委員長にお願いがあるんでありますが、本日は、日本の農協運動のトップクラスの中央会長、中金理事長、一楽農協研究所理事長をお呼びいただいたわけでありますが、この次の機会に、全農の会長、それから全国生協
○足鹿覺君 あまり、国会の法案審議には大臣が神経をとがらせるようなほどのことは私は、ないと思うんです。それはほかの要因であって——法案そのものの問題は、ほかの要因によっていろいろな波乱が起きるか、起きないかということで、法業外の要因によって起きることなんで、大臣があまりそういうことを気にされると、ひょうたんからこまが出ると、こういうことにもなりかねないと私は思うんです。その点十分御留意になって、まさに
○足鹿覺君 最初に、本問題に入るに先立ちまして、昨日の衆議院の農水委で米の問題について質問があったようでありますので、重複を避けてほんの簡単に伺いますが、第一点は、米価審議会の日程は、新聞等では拝見しておりますが、大臣の現在の見通しはどういう見通しでありますか。さらに、生産者米価と消費者米価を分離審議するという御方針のようでありますが、それは事実であるかどうか。この点をまず伺いたいと思います。
○足鹿覺君 去る三月十三日に最高裁が、入り会い権は明治初年の山林原野等官民有区分処分によって当然には消滅しなかったものと解すべきであると判示し、従来、これが大正四年のことでありますから六十年近い前のことであります。これを政府が金科玉条としてきた、国有地に入り会い権が存在しないという考え方であった。これが今回くつがえった。これは個々のケースと言われますが、北富士に対しては適用しないという考え、あるいは
○足鹿覺君 関連。 関連でありまから簡潔にお伺いいたしますが、昭和四十七年十月十七日、参議院内閣委員会におきまして山下元利内閣官房副長官は、私の質問に答えて、「御意見は十分承りましたが、政府といたしましては、司法権の意思というものが最終的に最高裁の判決で示されている限りは、それに従うことであると考えておるわけでございます。」と明確に答えておるのです。ただいま総理は、その意味を踏まえて御答弁になったと
○足鹿覺君 愛知さんは、十四日の夜の記者会見で、「ドルの信認回復のためにはドルと金との交換性回復が必要であり、これを米国に対し主張する」と、特にこれは「田中首相とも打ち合せた上で」ということを記者会見の際述べておられますが、四十八年三月十五日の各紙は報道しておるのであります。それが、ただいまのような御答弁では、私は満足できません。ところが、十五日パリ発の毎日の歌川記者の報告では、これです、「欧州の報道
○足鹿覺君 次にパリ会議と前回の私への答弁の食い違いについてお伺いいたしますが、前回の私の質問に答え、総理は、非常に意欲的に、金とドルとの交換性回復をアメリカに要求すると述べられた。今回のパリ会議で、蔵相はそのことを主張されましたか、各国からはどのような反響がありましたか。
○足鹿覺君 緊急にまずお尋ねいたしたいのでありますが、先ほどの横川委員の質問に対し、通産大臣は、二回にわたる円切り上げで四〇%程度になるので、中小企業の打撃は大きい旨答弁をされましたが、そうしますと、前回一六・八八%ですから、差し引きずると二三%です。四〇%程度とは言っているから、幅はあるでしょうが、これから見て二〇%以上の円切り上げを予想しておるということになりますが、大蔵大臣、通産大臣、両大臣から
○足鹿覺君 これからの質疑を通じて、内政問題にどう取り組むかを具体的に追及してみたいと思いますが、第一に、順序として、国際通貨問題について伺います。国民の素朴な疑問に答えてください。 東京市場も二日から今週一ぱい閉鎖という、かつてないきびしい状況でありますが、この責任はきわめて重大であります。再開の見通しはいかがでありますか、今日までとられた措置とあわせて伺いたい。
○足鹿覺君 私は、結論として、外遊もけっこうでありますが、国民生活に密着した内政問題のどれとどれに当面特に力こぶを入れるということを、この機会に明らかにしてもらいたい。
○足鹿覺君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十八年度予算の審議にあたって、当面の重要問題について、田中総理以下各大臣に対し所信をただしたいと存じます。 まず最初に、田中内閣の政治姿勢といいますか、田中総理の政治信条について伺いたい。 田中内閣が誕生したとき、国民の人気は確かに田中内閣に集まった。これは、あながち、佐藤内閣の政策の行き詰まりと、一面国民からあきられたこととの反動ばかりではなかったと
○足鹿覺君 ちょっと関連してお伺いします。 国営パイロットの開拓地の問題でございますが、各地でいま大きな事業が進んでおるわけですが、一応候補地を買いつけたと、ところがやはりまあ誤算もあるでしょうし、見込み違いもあるでしょうし、開発に適しないところもあるでしょう。しかし、それらいろいろな理由が混在しておりますが、相当面積を大企業観光資本、その他いろいろな人たちにすでに分売をしておる。これは不適地だという
○足鹿覺君 もちろん、水をさすなどということはもってのほかのことであります。もう少し具体的に、この際、政府の朝鮮民主主義人民共和国に対する政策ももちろん固まっておらないことはいまの答弁でわかりますが、もう少し具体性のあるお話を私は求めておるのであります。このアジアにおける分裂国家は、米国のアジア侵略によりつくり出されたものでありまして、その一方の国とのみ条約を結んだ、国交を持ったことがいかに虚構であるかは
○足鹿覺君 具体的に伺いますが、その第一点は、朝鮮民族の統一問題について、ただいま概括的な御所見が首相から述べられました。 外務大臣に伺いますが、われわれは日韓条約に強く反対をしました。反対をした根本理由は、朝鮮人民の統一の悲願を妨げることをしてはならないという判断にほかなりません。日韓条約成立六、七年しか過ぎない今日、アジアの緊張緩和の流れは朝鮮民族統一の方向に好影響を与え、その方向に向かって大
○足鹿覺君 私は、四つばかりお尋ねをいたします。第一点は、田中内閣の朝鮮問題に対する姿勢と政策について、第二点は、車両制限令と北富士演習場の暫定使用協定について、第三点は、田中首相の日本列島改造構想と農業政策について、第四点は、社会保障問題、特に五万円年金問題を中心にお尋ねをいたしたいと思います。 まず、田中内閣の朝鮮問題に対する姿勢と政策をお示し願いたいと思います。すなわち、外交問題については今国会
○足鹿覺君 歴史的な長い経過をたどった北富士の演習場に関連する問題でもありますし、また、判例は戦前戦後をめぐった事実関係を明らかにされるためにもきわめて時間が短かったと思います。したがって、若干の時間が延びましたが、私はただいまの三参考人の御公述に対しましてお尋ねをいたしたいと思います。 で、今度は順序を逆に田山参考人からお伺いいたしますが、それはただいまお述べになりました民法六百四条問題についてであります
○足鹿覺君 ちょっと恐縮ですが、例によりまして、健康上の都合ですわったまま質問いたします。参考人なり政府委員の皆さんにも、たいへん失礼でありますが、すわったまま御質問いたしますので、皆さんもそのままでけっこうでありますので、よろしくお願いいたします。 当委員会におきましては、北富士演習場問題が基地問題として提起された行政協定発効当初から、すなわち調達庁の福島慎太郎長官時代からこの問題を取り上げ、その
○足鹿覺君 そうしますと、外務省に伺っておきますが、現在、米軍の軍用物資の検疫は、地位協定によってですね、日本側では農林省が担当しておる。こういうはっきりとした御答弁があったにもかかわらず、日本側ではすべてノーチェックで自主検疫で放任をしておる。こういう事実が明らかになっておりますが、これは外務省としては、そのような地位協定の運営でよろしいのでありますか。
○足鹿覺君 それでは九州班の派遣報告を便宜私から申し上げたいと存じます。 高田委員長、峯山委員並びに私の三名は、去る九月四日から八日まで五日間の日程をもちまして、鹿児島、熊本、大分の三県に出張し、国の出先機関、公務員制度及び自衛隊の実情を調査いたして参りました。今回は特に、現在当委員会において農林省設置法の一部改正法案が継続審査中なることにもかんがみまして、農業関係の生産、流通部門諸施設を視察対象
○足鹿覺君 きょうは、米価審議会も開かれておりますし、知事会議も招集されておるということでありまして、多くの時間、長官をここでおとどめすることもできませず、足立農相にも日本列島改造と海洋と国土の関連について私は伺いたかったのでありますがこれはあとで農林省当局にも構想があれば承っておきたいと思うのです。 ただ、長官も御存じでありましょうが、前の大石長官は五月二十二日だったと思いますが、瀬戸内海環境保全対策推進会議
○足鹿覺君 長官、そういうことは一般論でありまして、この七月十八日付、私どもの党の土井たか子さんが提出いたしました瀬戸内海の海水汚濁政策に関する質問に対し、答弁をあなた方は政府の名においてなさっておる。現内閣になってからですよ、七月十八日付で。それを見ますと、大体書いてあるのです。それよりもあなたの御答弁は抽象的です。私はそういうことをあなたから聞く前に、この答弁書を読めばそれでもう事足りておる。またわが
○足鹿覺君 ちょっと腰を痛めておりまして、失礼ではありますが、すわったまま質疑をさしていただきますので、御了解をいただきますとともに、政府側もどうぞそのままで、質疑に対する御答弁をするようにお願いしたいと思います。 私は、本日は、「日本列島改造論」をまず質問の前提において、具体的には去る七月以降約七十億の養殖ハマチその他の大被害を出しました瀬戸内海全域あるいは長崎その他において起きましたいわゆる異常海水被害
○足鹿覺君 その文案をお示しいただけませんか。
○足鹿覺君 そうです。
○足鹿覺君 最初に、官房長官に、北富士の問題につきましてお尋ねをいたしたいと思いますが、先般、山梨県知事との間に締結されました暫定使用協定、この案を中心に、大体についてお尋ねをいたします。 その前に確認をいたしたいと思いますが、私の手元にありますもので間違いがあるかないか、至急に関係書類を御提示を願いたいと思います。 第一点は「北富士演習場の暫定使用に関する覚書」、これは八月二十八日付で、甲は山梨県知事田辺国男
○足鹿覺君 出してもらえればいい、三十一日までに。
○足鹿覺君 きょうはもう時間がありませんから、資料を要求いたします。私はもう現地で先日いろいろ資料を収集してまいりました。正式なものではありませんから、この際要求をしておきます。 六月十日付、島田次官から田辺知事に出されたもの。同じく施設庁長官から山梨県知事の田辺知事にあてて出された文書、これは五月十五日付。及びこれは五月十五日付、演対協あてにも文書が出されております。それから五月八日付、知事から
○足鹿覺君 政務次官でもいい。これは一番大事な問題ですよ。
○足鹿覺君 補助金の問題どうですか、補助金、補助金、給付補助金。引き上げの問題。あなたが答弁できなければ専門の説明員でもいい。
○足鹿覺君 関連。 大蔵省に一、二伺いますが、先日農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案が本院で議決をされました。衆議院の修正どおりであります。その際附帯決議が満場一致で五項目ついております。先ほど山崎委員からもお尋ねがありましたが、昭和四十八年度に厚生年金制度を抜本的に再検討をすると、こういう考え方で現在御検討をされており、閣僚協議会等も今後長官のお話によりますと御検討になるであろうと
○委員長(足鹿覺君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成などにつきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(足鹿覺君) 継続審査及び継続調査要求についておはかりいたします。 昭和四十五年度一般会計歳入歳出決算、昭和四十五年度特別会計歳入歳出決算、昭和四十五年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和四十五年度政府関係機関決算書、昭和四十五年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和四十五年度国有財産無償貸付状況総計算書及び国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中もなお審査及び調査
○委員長(足鹿覺君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る五月二十五日、高橋邦雄君及び矢野登君が委員を辞任され、その補欠として前田佳都男君及び小枝一雄君が、また五月二十六日、野末和彦君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君が、それぞれ選任されました。 —————————————
○足鹿覺君 ただいま議題となりました昭和四十五年度一般会計国庫債務負担行為総調書(その2)一件、並びに昭和四十五年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外三件、昭和四十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その一)外二件、合計七件の事後承諾を求めるの件につきまして、決算委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 当委員会におきましては、以上八件
○足鹿覺君 谷口さんにお尋ねいたしますが、総理に書面で意見を具申されたということでありますが、その書面に対する総理の回答と申しますか、御意思が何か返ってまいりましたか。
○足鹿覺君 よくわからぬですが、もっと大きい声で……。
○足鹿覺君 ちょっと健康の都合上すわったまま失礼いたします。よろしくお願いいたします。なお政府委員の方にはたいへん失礼でございますが、すわったままで質疑をいたします。 最初に、総務長官なり土地調整委員長に伺いますが、公害等調整委員会設置法案の内容を見ますると、中央公害審査委員会と土地調整委員会とを統合し、総理府の外局として、公害等調整委員会を設置することになっておりますが、土地調整委員会はこの措置