1968-03-30 第58回国会 参議院 逓信委員会 第8号
○参考人(赤城正武君) これにつきましては、そういう先ほど申し上げましたようなことでございますので、全国の視聴率調査をやっておりますが、それにはもちろん男女別、職業別等の分析と、それから婦人対象につきまして特に意向調査、婦人の聴視者の意向の調査などを付帯調査としてやっておりまして、そういう結果を番組の編成、作成の上に反映させております。ことに女性の方々の非常に聞きやすい好適時間といいますか、そういうのを
○参考人(赤城正武君) これにつきましては、そういう先ほど申し上げましたようなことでございますので、全国の視聴率調査をやっておりますが、それにはもちろん男女別、職業別等の分析と、それから婦人対象につきまして特に意向調査、婦人の聴視者の意向の調査などを付帯調査としてやっておりまして、そういう結果を番組の編成、作成の上に反映させております。ことに女性の方々の非常に聞きやすい好適時間といいますか、そういうのを
○参考人(赤城正武君) 一般的に申し上げますと、これはやはり女性のほうが多いんじゃないかという感じは持っております。放送時間と放送内容によりまして、一がいには申し上げられないのでございますが、NHKの世論調査所では定期的に聴視者の世論調査を行ないまして、あるいはその意向調査を行ないまして、そういう調査におきましては、たとえば職業別とかあるいは年齢別あるいは男女別のやはりいろいろなデータが出ておりますが
○参考人(赤城正武君) 四十三年度を簡単に申し上げますが、編成の基本計画としましては、先ほど来問題になっておりますカラー放送の拡充が、やはり一番大きい問題ではないかと思います。それが第一番でございます。 第二番目には、教育関係の問題でございまして、現在におきましても大学講座を放送をしておりますが、これを来年度拡充いたしまして、さらに勤労青少年、あるいは学校放送番組の拡充をやっていきたい、こういうふうに
○参考人(赤城正武君) 来年度カラー放送の時間増は、お話しのように二時間半という計画をしております。本年度は大体ただいま現状は一日——これは総合、教育テレビを通じてでございますが——七時間半平均してカラー放送をしております。これはいろいろカラーの設備も必要ですし、そういう設備が整ってまいりますと同時に、一方やはりカラー受像機の増加傾向に従いまして漸増していくという考え方を持っております。で、とりあえず
○赤城参考人 来年度の宇宙中継の計画は、大体先のお話ですが、一応予算的には年間三十回程度考えております。これはメキシコ・オリンピックを除外しての計算でございます。一応いろいろな予想される問題もございますが、たとえばアメリカの大統領選挙とかあるいは来年の年頭教書とか、いろいろそういうものも具体的にはもうはっきりしているものもありますけれども、大体そういうことで約三十回宇宙中継を計画してございます。その
○赤城参考人 四十三年度の予算編成にあたりまして、まず最初にやはりNHKとしてきめておかなければならぬものは、いま先生の御指摘の四十三年度における番組の編集の基本計画でございます。これは先ほど会長からお話しありましたように、中央番組審議会にかけまして、理事会、経営委員会を経て最終的に決定したものでございます。この計画に基づきまして予算案もできておりますので、その項目は八項目あげておりますが、これを具体的
○赤城参考人 相手方があるものですから、早急にとりたいとは思いますが……。
○赤城参考人 松山放送管弦楽団からの提案がございませんで、こちらにそういう……。(森本委員「提案がないならば、では、くれということがないのだな。」と呼ぶ)はい。
○赤城参考人 学校放送を非常に系統的にやっているところの一、二の例をとりますと、イギリスのBBCあるいはフランスのORTFなどがそのおもなものでございますが、これとNHKの場合と比べてみますと、ラジオについて申し上げますと、英国のBBCが一週間に十一時間放送しております。それからフランスのORTFが二十一時間、NHKが二十三時間でございます。 それから、テレビを比較いたしますと、これはたいへん違いまして
○赤城参考人 この利用の効果がはたして実質的にどの程度あがっているかということは、いろいろな調査をやっておりますけれども、非常にむずかしい問題でございます。しかしながら、やはり放送をしている以上は、その学校においてどういう効果をあげているかということを知らなければ番組の編成はできないものですから、従来とも、いろいろな面で効果測定をやっております。一つ一つの番組の効果を調べるのと、もう一つは、その一つの
○赤城参考人 純粋に各県向けのローカル放送の時間を統計で見ますと、一県一局ありますいわゆる県単位にある標準放送局の一日当たりのローカル放送時間は、平均して一時間と二分ちょっとになるようでございます。それから、関東地区のような広域圏におきましては、もちろん広域向けの一般的なローカル放送もありますが、県単位の時間を算定いたしますと、大体一日八分ぐらいに当たりまして、県単位にある標準放送局から比べますと、
○赤城参考人 われわれはそうは考えておりません。放送法に書かれておる不偏不党、公正という立場で、あらゆる問題について、あるいは自民党と社会党だけしか出ない国会討論会もございます。そういうふうに、問題別にしぼってわれわれは編成しているのでありまして、単に数字的な、形式的な考えによって少ないとか多いとか、そういうことは考えておりません。
○赤城参考人 ただいま御質問のあったことは、国会討論会あるいは政治討論会の問題にしぼられて御質問があったように思いますが、この番組だけを問題にすると、あるいは共産党の出方が少ないというふうな御印象もあると思います。しかし、これの編集方針としましては、そのときどきに起こる問題を中心にしまして各党の方々に御出席いただくわけでございまして、たとえば、今度の通常国会に臨む各党の態度というような国会討論会をやっておりますが
○赤城参考人 カラー化問題につきましては、長期的な見通しを立てまして、技術、器材、あるいはその他のもので相当費用がかかりますので、漸増計画を立てておるわけでございます。現在、大体一日七時間半のカラーの放送をしておりますが、これは総合、教育三十六時間放送の中で、来年度は平均して十時間、約二時間半の増加をはかりたいと考えております。 その内容を申し上げますと、現在でもお昼あるいは夜のニュースをカラー化
○参考人(赤城正武君) 別に特別の企画はやっておりませんが、現在沖繩にニュースはそのまま流れておりますから、そのニュースの中で当然今度先島のほうのテレビにも映ると、これはそういうことじゃないかと考えております。
○赤城参考人 相当長い監事の監査報告書が出ておりますが、概要を申し上げたいと思います。 第一に、建設計画の実施状況ということでございます。これは第二次六カ年計画の最終目標を四十一年度中に達成する見込みとなった。四十年度において、そういうところまで建設計画がいっておる。放送センターの建設工事でございますが、第一期工事が完成いたしまして、さらに第二期工事を引き続き実施中であり、この完成によってさらに番組
○赤城参考人 その印鑑を盗用しております。たとえば、副部長が外出したときに、机の引き出しからそれを持ち出して印鑑を盗用しておるものですから——管理職の印鑑がありますと、経理はそれを証拠として支払うということになっておりますので、経理的にはそれを発見することが非常にむずかしかったわけでございますけれども、盗用をしておるわけでございます。
○赤城参考人 ただいま資料を持っておりませんので、記憶をたどって御答弁申し上げたいと思いますが、昨年よりことしにかけまして、御指摘になりました四名の者が、私的な関係において遊興した費用を、公の打ち合わせその他に使ったということで、NHKの会計からそれを支払わせるような手続をとりまして、その一部が、四十万ちょっとでございましたが、支払われておるわけでございます。先生のいまおっしゃいました六十何万円の最後
○赤城参考人 技術局長で行ったのが一名、その下に三名の技術者が行っております。それから番組関係で一名行っておりますが、これはいま十二チャンネルの理事をしております。行っておるのは大体その五名だろうと思います。
○赤城参考人 口頭で報告しております。
○赤城参考人 たいへんおそくなりまして申しわけございませんでした。今後は、資料要求に対して、なるべく早く委員会のほうに提出したい、かように考えております。
○赤城参考人 三十九年度の実績でございますが、厚生文化事業団につきましては、四十年の一月に、それからNHKの交響楽団につきましては、同じく四十年の一月に監査当局が監査しております。これは厚生文化事業団と交響楽団は、内部的に申し上げますと、放送業務局が監督のあれに当たっておりまして、放送業務局の監査をする際に、それと同時に、関連事業として監査をすることにしております。これは内部監査でありますが、また会計検査
○赤城参考人 サービスセンターとか出版協会とか美術センターとか、そういう関連事業体がございますが、それは個々の業務の委託契約によってやっておりまして、助成金として予算に計上いたしまして助成している団体は、いま森本先生のおっしゃいました三団体でございます。
○赤城参考人 放送法によりますと、職務代行者の人数については別に規定してございませんから、あるいはそういう場合に応じた処置を十分考えておくべきだ、執行部としてはそういうふうに考えられます。
○赤城参考人 昨日だったと思います。
○赤城参考人 お答え申し上げます。 経営委員長はきのうから旅行の予定がありまして、連絡はいたしましたのですが、三日に帰ってくるので、四日以後ならばぐあいがいい。職務代行者の靱さんでございますが、これは順天堂病院に入院しておりますが、連絡いたしましたら、きょういまの時刻はちょっとぐあいが悪いが、二時半ぐらいならば出ていけるというような状況でございます。そういうことでございまして、国会の参考人として呼
○赤城参考人 この当時やはり有線テレビが問題になりまして、これはその放送内容からいいますと、無線でやるテレビをやはり非常に関連を持ってまいりますし、現在の有線放送業務の規定によりますと、テレビ関係のそういう有線放送に対する規定が整備されておらない、やはりこれはラジオのほうの有線放送と同じような規制が必要とされるのじゃないかというふうなことで、この問題についても意見を出しておいたほうがいいのじゃないかということで
○赤城参考人 お手元に放送法関係の協会の意見と、研究会をつくりましたその研究会の第一次報告書と、その第一次報告書のさらに追補という資料を提出してございますが、詳しくはそれに十分われわれの意見が盛られておりますので、それによって御承知願いたいと思いますが、一応NHKの放送法改正に関する意見の概要につきまして、簡単に御説明申し上げたいと思います。 第一番目に、放送法制の体系をどうすべきかという問題がございますが
○赤城参考人 テキストに関する限りは、その形をとっております。
○赤城参考人 NHKからサービスセンターに注文を出して、サービスセンターが出版協会に出版頒布の発注をする、そういう形になっております。
○赤城参考人 NHKサービスセンターがございます。これは財団法人であります。それからNHK美術センター、これは株式会社でございます。それから日本放送出版協会、これも株式会社でございます。 以上は、その内容から言いまして、サービスセンターはNHKの目的を達成するために必要な業務を行なうためにNHKと契約をして仕事をしております。それから美術センターは株式会社でございますが、美術関係の製作をしている会社
○赤城参考人 外郭団体といいますと、ちょっと問題がありますが、非常に緊密な関係を持っている団体といいますか、会社その他財団があるわけでございます。
○赤城参考人 外郭団体というものをどういうふうなことで考えるか、非常にむずかしい問題ですが、まあわれわれが普通外郭団体と考えるのは、NHKが何がしかの助成をしておる団体を、われわれの正確な意味における外郭団体というふうに考えております。この性格をいろいろ言いますと長くなりますが、現在助成金を交付している団体といいますと、NHKの共済会がございます。それから健康保険組合がございます。これは組合でございます
○赤城参考人 両方含めて考えております。
○赤城参考人 現在、現行法にきめられている聴視料というものの性格と申しますか、これはどういうものであるかということですが、これは従来先生方にもいろいろ御議論がありますし、これをいかなる性格できめていくかということは、やはり放送法の改正にとっては非常に大きい問題ではないかと思うわけであります。これには従来、税金にしたらどうかとか、あるいは公用負担にしたらどうかとか、あるいは受信の許可料にしたらどうかとか
○赤城参考人 担当としては私の方であります。
○赤城参考人 さよう解釈してけっこうでございます。
○赤城参考人 私です。
○赤城参考人 それはやはり年間予算でやっておりますので、そうたくさん赤字を出すわけにはいかないと思いますけれども、その辺は運営上いろいろ工夫いたしまして、転勤には差しつかえない借り上げをやっておるわけです。ただし転勤しないでそのまま全部を入れるという趣旨ではございませんから、転勤の場合を考えておるわけですから、その点御了承願いたいと思います。
○赤城参考人 現状から申し上げますと、やはりこれは社会的ないろいろな原因もございますが、絶対数から申しますと、そういう転勤の場合その他の場合を考えますと非常に少ないわけでございます。そういう場合は、やはりそういう家の制約によって転勤を制約することができませんので、借り上げ社宅−借り上げをいたしまして一応そこに入ってもらう、そういうことで全国的にまあ異動をやりますけれども、やはり転出する者もございますし