1980-10-31 第93回国会 衆議院 運輸委員会 第8号
○赤井醇君 お尋ねの第一点でございますが、私の申し上げましたのは、要しますに、いままでなかなか赤字再建ができなかったその経過の中で、今度はそれらを踏まえつつ、いわゆる国鉄の使命をもう一度考え直して、それに基づく国鉄のあり方を明確に位置づけたということでございます。そして、これに基づきますたとえば構造的欠陥の問題であるならば、国は十分これに対して助成をする、こういう中でこの国鉄の再建をとにかく急がなければならぬ
○赤井醇君 お尋ねの第一点でございますが、私の申し上げましたのは、要しますに、いままでなかなか赤字再建ができなかったその経過の中で、今度はそれらを踏まえつつ、いわゆる国鉄の使命をもう一度考え直して、それに基づく国鉄のあり方を明確に位置づけたということでございます。そして、これに基づきますたとえば構造的欠陥の問題であるならば、国は十分これに対して助成をする、こういう中でこの国鉄の再建をとにかく急がなければならぬ
○赤井醇君 まず第一点の特別運賃に関連します問題でございます。 お話しございましたように、たしか五十一年の年に五〇%くらいの値上げをした。これがきっかけであったかどうかは別にいたしましても、確かにおっしゃるように、運賃の収入の減というようなことで、かえって俗に言われる国鉄離れ、私ども、その点はよく承知をいたしております。 私、考えますのに、国鉄離れという現象の中には、一つは、確かにそういう運賃によります
○赤井醇君 私、赤井でございます。早速公述させていただきたいと存じます。 まず、国鉄の再建計画は、昭和四十四年に国鉄財政再建促進特別措置法に基づきまして国鉄の財政再建に関する基本方針が閣議決定されまして以来、国鉄自身の企業努力、国の行財政上の支援、利用者負担による運賃決定を三本柱とする基本的考え方で進められましたが、近年、この運賃改定によります収支の改善は必ずしも期待できない状況に立ち至り、結局残