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78件の議事録が該当しました。

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1950-03-24 第7回国会 衆議院 労働委員会 第10号

賀來政府委員 この点につきましては、ただいま前田委員より御指摘がありましたように、神奈川県、愛知県、兵庫県の労働委員会当局も非常に希望が強いのであります。のみならず、全国の地労委の協議会におきましても、こういう特定府県の増員をすみやかにはかるようにという希望があつたことは、了承いたしておるのでありまして、また実際の取扱い状況を見ますと、ごもつともな点もあるわけであります。しかしながら今度の改正

賀來才二郎

1950-03-24 第7回国会 衆議院 労働委員会 第10号

賀來政府委員 組合法改正施行されましてから、今日までの経験から申しまして、御指摘にもありましたように、今後もう少し様子を見た上で、改正を要するのじやないかという点はございます。ただいま御指摘組合規約の問題にいたしましても、これは五條の問題でございますが、二條五條と関連いたしまして、もう少し適当な、実際に合うような状況に持つて行つた方がいいのではないかということも、感じて来ている点はあるのでございます

賀來才二郎

1950-02-07 第7回国会 参議院 労働委員会 第4号

政府委員賀來才二郎君) 国が配付をするということを通告いたしました金額は、これは間違いなく配付をいたしております。ただ地方では従来、これは終戰後の大体の方針でございますが、二分の一を負担するということを地方にずつと言つておるわけであります。従つて地方では地方予算を増額する都度、二分の一は歳入として国から来るものとして地方予算に計上いたしたのであります。ところが国の方の予算は御承知のように、さように

賀來才二郎

1950-02-07 第7回国会 参議院 労働委員会 第4号

政府委員賀來才二郎君) 本年度までは大体基本額と申しますか、基本額の二分の一という目度で従来やつて参つたのでございますが、地方におきましては、積極的に労政関係をやつて貰いました関係もありまして、地方予算増額が非常にスピードが早かつたのでございます。これに関連いたしまして、国の方が確実に二分の一によつて増額されておりません関係上、事実上は地方予算の総額に比しますと、四分の一乃至三分の一という程度

賀來才二郎

1950-02-07 第7回国会 参議院 労働委員会 第4号

政府委員賀來才二郎君) 労政局関係数字につきましてはお手許に差上げてございますので、詳細につきましては申上げませんが、大体の概況について私から御説明を申上げたいと存じます。  職員の方は本省労政局は百七名の定員になつております。私の方の所管の分といたしましては、独立はいたしておりまするが、一応世話を燒いております中労委が九十九名、公共企業体労働関係法仲裁調停委員会事務局が百五十三名ということになつておるのであります

賀來才二郎

1949-12-01 第6回国会 衆議院 労働委員会 第4号

賀來政府委員 守衛の問題につきましては、御指摘もありますし、なお実際はどうなつておりますか、注意いたしてみたいと思つております。  公企法に基きます調停仲裁状況は、専売公社の点につきましては、先ほど申し上げた通りでありますが、国鉄仲裁委員会も、爾来一箇月の審理の結果、一両日中にその裁定案が発表せられるという進行状況なつております。     —————————————

賀來才二郎

1949-12-01 第6回国会 衆議院 労働委員会 第4号

賀來政府委員 専売公社の非組合員組合員との区別でありますが、これは御承知のごとくに公労法によりまして、労働省が政令で定めることになつております。しかしながら立法の場合にも申しましたし、また精神から言いまして、事実上非組合員組合員範囲わけ方は、一方的に労働省決定するということをせずして、両者意向をくみ、あるいは交渉をさせまして、その上でできるだけ納得ずく範囲をきめていくという方法をとつたのであります

賀來才二郎

1949-12-01 第6回国会 衆議院 労働委員会 第4号

賀來政府委員 専売公社職員賃金値上げの問題について、お答えいたしたいと思います。御承知のように専売公社職員は、賃金値上げにつきまして、公共企業体労働関係法に基きまして、専売公社調停委員会に申請をいたしております。その後約一箇月にわたつて調停委員会審議を続けておりますが、われわれの得た情報によりますと一両日中には、この調停案両者に提示する段階に至つていると承つておるのであります。なお調停委員会

賀來才二郎

1949-11-25 第6回国会 衆議院 労働委員会 第3号

賀來政府委員 会計士の問題でありますが、実は御指摘のように、われわれといたしまして、会計士が相当多額の報酬をとろうとしておるという話を聞きましたので、計理士会の代表を呼びまして、いろいろ事情を聴取いたしたのであります。聞いてみますと、相当手数を食うので、ある程度の報酬を要求されることは、ごもつともであるとは思いましたけれども、一万人以上の組合に対しましては五万円以内というような金額では、これはご指摘

賀來才二郎

1949-11-24 第6回国会 参議院 予算委員会 第4号

政府委員賀來才二郎君) 経営参加の問題について、特に経営協議会の問題についての御意見、御質問でありましたが、労働省といたしましては、従来我が国労働組合労働協約によつてつておりました経営協議会の、大功績については我々は一応認めておるのであります。と申しますのは、今日労働組合運動が極めて現実的になり、本年上半期から下半期の当初にかけて行われました企業整備に当りましても、又最近の石炭、電力或いは繊維等

賀來才二郎

1949-11-24 第6回国会 参議院 予算委員会 第4号

政府委員賀來才二郎君) 実情につきましては、今栗山委員の御質問になりました中、——一部は我々もさような傾向のあることを認めております。具体的に申しますならば、労働協約は、組合法改正趣旨に副うて、目下これが改訂期に入つておるのが多いのであります。併しその大部分は労資の協力によりまして、極めて合理的な労働協約が続々締結せられておりまするけれども、一部では業者側におきまして、この機会に反動的と申しますか

賀來才二郎

1949-11-21 第6回国会 衆議院 労働委員会 第2号

賀來政府委員 私からは労政関係につきまして前国会以来今日までに至りまする状況について、簡単に申し上げたいと思います。  第一は前国会におきまして非常にごやつかいになりました労働組合法並びに労調法改正のその後の状況について申し上げたいと存じます。御承知のように今回の改正のおもなる点は、労働組合をして自主性民主性責任制明確化をはかつて行く。従いまして官庁が労働組合の設立その他に関与することを排除

賀來才二郎

1949-07-19 第5回国会 衆議院 労働委員会 第22号

賀來説明員 お答えいたしますが、私が暴力行使が頻発しておると申しましたのは、改正労働組合法がこの前の議会へかけられましたときに、この暴力行使とは一体いかなることかということが非常に問題になりまして、検察当局の御解釈があつたのでありますが、この御解釈に從いますと、最近各地の労働組合團体交渉その他において行われております状況は、やはり組合法弟一條第二項の暴力行使と解せらるべき筋合いの事件が頻発

賀來才二郎

1949-07-19 第5回国会 衆議院 労働委員会 第22号

賀來説明員 お答えいたします。公共企業体労働関係法につきましては、これの対象になりまする労働者國有鉄道並びに專賣公社労働者でありまして、その数六十万前後であります。從いましてあの法律施行せられます以前に、特に予算をいただきまして、ポスターを刷る、あるいはこれらのリーフレットをつくる、あるいは解説書をつくる等によつて宣傳をいたし、その徹底をはかつたのであります。しかも各駅区ごとにこれが徹底をはかり

賀來才二郎

1949-07-18 第5回国会 衆議院 労働委員会 第21号

賀來説明員 簡單に申し上げます。最近最もクローズ・アップされておりますところの労働問題といたしましては、大きく二つにわけることができます。一つは民間企業整備並びにこれに伴いまする問題ということになるのであります。  民間企業整備状況についてまず申し上げますと、現在までのところ、東芝を除きました大企業におきましては、人員整理の過程におきましては多少の曲折があつたにいたしましても、結果的にはほとんど

賀來才二郎

1949-05-31 第5回国会 衆議院 労働委員会 第20号

賀來政府委員 私が申し上げましたのは、政府の全体の意向として、最後的決定について申し上げたのではないのであります。昨日あるいは一昨日以來、労政局長といたしまして、鉱山局長といろいろ打合せておるのでありますが、鉱山局長見通し及びそれに対しまするわれわれの考え方から見ましても、先ほど申しましたように、非常にこの問題は——たとえば價格は國際的な面からこれをやらなければならないとか、あるいは輸出入の問題

賀來才二郎

1949-05-31 第5回国会 衆議院 労働委員会 第20号

賀來政府委員 先ほど申しましたように、またただいま石野委員から御指摘がありましたように、中労委におきましても、非常に解決努力をいたして参りましたし、また今努力をいたしておられるのでありまするが、やはりこの問題の解決は、数字で申してはいかがと思いますが、七割くらいまでは鉱業政策いかんということか、非常に影響を與えているのだ。末弘会長と昨日打合せましたところでは、われわれの方の政策をすみやかに方角づけることも

賀來才二郎

1949-05-31 第5回国会 衆議院 労働委員会 第20号

賀來政府委員 大臣お答えに対しまして、補足的に申し上げたいと思います。大体の筋につきましては大臣から申し上げた通りでありますが、本日から予定通りつておりますならば、全國の硫化鉱三十四山が、本日からストに入つておるはずであります。石野委員の御指摘のように、硫労連すなわち硫化肥料組合連合会は、きようあすと、同情スト的な入り方でありまするが、出荷停止のストライキを二日間やるということになつております

賀來才二郎

1949-05-20 第5回国会 参議院 労働委員会 第18号

政府委員賀來才二郎君) さような場合に知事が勝手に止めておくというようなことはこの法律で決めてなくても、一般行政法関係條理上、当然直ちに審査しなければならんということになつておりますから、特別に知事が調査をする必要があるということであれば別でありますが、そうでない場合には、知事は直ちに処理しなければならんということになつております。

賀來才二郎

1949-05-19 第5回国会 参議院 労働委員会 第17号

政府委員賀來才二郎君) 御質問の要点は二つに考えます。前の方の御質問は、將來可能性があると思う。その際にかような規定を置きますと、この可能性が現実化しやしないかという御質問と思います。我々は現に漸減しておりますから、將來さようなことは組合自主性によりましてしないだろうと思いますが、併し團体交渉というものは水物でありますから、それから非常にむずかしい問題も起つて來ますので、或いはあり得るかと思

賀來才二郎

1949-05-19 第5回国会 参議院 労働委員会 第17号

政府委員賀來才二郎君) 前段の御質問につきましては昨日も申上げましたように、政府といたしましては憲法二十八條がこの第一條の全面的な基盤なつておるわけであります。それでこの二十八條で保障されておりまする團結権團体交渉権並び團体行動権につきまして所要の具体的な事項を、特に労働組合運動につきましての必要な事項をここに特に明確化いたしたのでありまして、その明確化状況と二十八條とは必ずしも幾何学的

賀來才二郎

1949-05-19 第5回国会 衆議院 商工委員会労働委員会連合審査会 第2号

賀來政府委員 ただいまの石野委員のお話は、合理的でない労働強化はいけないということであると思いますが、われわれといたしましても、あらゆる法規を嚴正に施行いたしますとともに、單なる法規だけでなくして、施策は総合的に行われなければならぬと考えるのでありまして、石炭廳からもそういう意向はないということを承つておりまするが、ただ單に石炭廳だけでなしに、関係各省とも十分連絡をとりまして、さような方向に努力をいたしたいと

賀來才二郎

1949-05-19 第5回国会 衆議院 商工委員会労働委員会連合審査会 第2号

賀來政府委員 先ほどの石野委員の御質問に対しまして、まだ情勢がわかりませんからと申しておきましたが、ただいま私の方で——というのは労政局で、大体推定情報によりますと、組合側は十一時から中闘を開いております。使用者側は十二時から協議を開始することになつております。從いましてこの機関がいかかる決定をするかということにつきましては、これは全然推定はできません。ただ非常に委員の皆さんも御心配になつていただいておりますので

賀來才二郎

1949-05-19 第5回国会 衆議院 商工委員会労働委員会連合審査会 第2号

賀來政府委員 一應このあつせん見通しについて、それからその後における処置いかんという御質問だと思いますが、まずその後の処置については渡邊次長から申し上げると思いますが、私からは今の前の問題につきましてお答えいたします。原則としてお答えを申し上げなければなりませんのは、けさ六時にあつせん案が出たのでありまして、午後三時に両者回答ということになつております。けさ私どもが両方に連絡をとりましたときには

賀來才二郎

1949-05-18 第5回国会 参議院 労働委員会 第16号

政府委員賀來才二郎君) この労働組合法がその目的といたしますところの地位の向上ということを達成するために、政治活動も必要でありましようし、又國際的な労働活動も必要であろうということは十分認められるのであります。ただ第二條におきましては、政党的な……、政党的なと言いましようか、政党と同じように政治活動のみをやる場合には、これは労働組合とは認められないということがありまして、そうでない場合には労働組合

賀來才二郎

1949-05-18 第5回国会 参議院 労働委員会 第16号

政府委員賀來才二郎君) 労働者立場といたしましては、只今の御指摘の点に関連いたしまして、かような規定がありますことに関連をいたしましては、只今檢務局長から申上げましたように、御質問のような御懸念はないものと考えますけれども、今度の運営につきましては、さようなことが、一件と雖も起ることのないように関係庁とも十分連絡をし、特に末端におきまするそれぞれの関係庁にはその趣旨徹底を図らねばならんと、かように

賀來才二郎

1949-05-18 第5回国会 参議院 労働委員会 第16号

政府委員賀來才二郎君) お答えいたします。第一條現行法の第一條趣旨を具体化いたしたものでありまして、現行法趣旨とは變らないのであります。ただ現行法は新憲法以前に公布されましたので、労働者團結権團体交渉権及び団体行動権を特に労働組合法におきまして、規定をする必要があつて、これを規定いたしたのでありますが、この言葉と殆んど同じような言葉を以ちまして、労働組合法によりまするよりも、憲法で廣く

賀來才二郎

1949-05-17 第5回国会 参議院 労働委員会 第15号

政府委員賀來才二郎君) この外局といたしました結果は一應御説明を申上げました。ただやはり中野委員の縣念されておられますことは、第一に、これをこういうふうに持つて行つたその意図の中にこの独立性を阻害しようという意図があつてつたのではないか、この点につきましては我々といたしまして、さような意図は持つていない、先程説明も申上げましたような意図からいたしまして、かような制度にいたしましたということを申上

賀來才二郎

1949-05-17 第5回国会 参議院 労働委員会 第15号

政府委員賀來才二郎君) この前も休憩中でございましたか、開会前でありましたか、中野さんから非常に只今のような御質問なり御意見趣旨を詳細承つたのでありまするが、只今の御質問は、現在の労働委員会を、或いは今度の改正法によります労働委員会というものを見ると、どうもその独立性というものが侵される虞れがあるように考える、そこで然らざるような組織にすることについての考え方、即ち若しそういう組織が必要であるというならば

賀來才二郎

1949-05-17 第5回国会 参議院 労働委員会 第15号

政府委員賀來才二郎君) 只今質問の大体の趣旨労働委員分制度というものに対しましてこれを中央においては外局扱いにし、或いは又中央地方ともに労当大臣或いは各知事委員を職権委嘱し罷免することができるとこういうふうになつておるので、この労働委員会というものの民主的な性格というものをそうでないものにして行こう、労働大臣或いは知事が支配するというようなふうな形に持つて行く意図が現われておるではないか、

賀來才二郎

1949-05-16 第5回国会 参議院 労働委員会 第14号

政府委員賀來才二郎君) 重ねてこちらから質問申上げて恐縮でありました。我々がこういう議論の起りますところは、生産管理という概念自身がすでにもう不明確な点がございますために、とかくこういうお互いに間違いを起すのであります。從いまして先程松崎課長から申上げましたように、生産管理自身は直ちにそれが違法となるわけではないが、併し我々はいわゆる通常申しまする生産管理、即ち使用者管理を排除して、そうしてその

賀來才二郎

1949-05-16 第5回国会 参議院 労働委員会 第14号

政府委員賀來才二郎君) これはもう原さんに御説明申上げるのは失礼と存じますが、我々は十五日以内に再審査を中労委へ申告しなければそれで三十日以内に確定いたします。三十日以内に地裁へ提訴しなければこれは三十日以内に確定する。若しそれを経まして提訴するということになりますれば、地裁緊急命令によつて処置をしたい、大体こういう建前をとつておるのであります。ただ御質問趣旨はそういう技術的な点ではないと思

賀來才二郎

1949-05-14 第5回国会 参議院 労働委員会 第13号

政府委員賀來才二郎君) 衆議院の修正いたしました点は、三つに大体分けることができるのであります。第一は、立法技術上不適当な表現を是正する、或いは不備な点を是正するというのであります。第二点は、本法案のために他の法律改正しなければならない。例えて申しますと、労働省設置法をこの本法案に從うと、一部改正しなければならないような点があります。これらの点は改正する法律案自体においてこの法律改正するというのが

賀來才二郎

1949-05-11 第5回国会 衆議院 労働委員会 第17号

賀來政府委員 お答えいたします。昨日土橋委員からもその点の強い御指摘がありまして、お答え申し上げておいたのでありますが、ただいまのように、労働委員の選任を労資とも選挙制にしたらいいじやないかという御意見なり御希望があることは、われわれも十分認めております。これについてはいろいろ議論の余地はありますが、われわれの本法案立案した考え方といたしましては、現行法のやり方をそのままとるという建前であります

賀來才二郎

1949-05-11 第5回国会 衆議院 労働委員会 第17号

賀來政府委員 お答えいたします。われわれ当初には、組合基盤は何と申しましても財政でありますから、財政並びに会計について、組合員の信頼があるということが、組合を強くする重大な要件だと考えたのであります。從つて外部の公正な会計監査を受けるというふうに、いたしたいという考え方で進んでおつたのでありますが、公聽会において組合側でも、極東十六原則による規定にするならば、すべきであるということになりましたので

賀來才二郎

1949-05-10 第5回国会 参議院 労働委員会 第11号

政府委員賀來才二郎君) これは労働関係法と、公共企業体労働関係法を提案いたしましたときも御説明申上げましたように、この施行につきましては成るべく円滑に行くようにというので、常時事務当局並びに組合当局を打合わせて参つております。今度の場合でも、昨日も專賣局組合員が参りまして、まあ大体これでいいということになつておつたのであるが、今度の大会が六月の中頃になるのでどうだろうという相談に來ておりますので

賀來才二郎

1949-05-10 第5回国会 参議院 労働委員会 第11号

政府委員賀來才二郎君) 簡單に御説明を申上げます。  第一條は、只今提案理由にも申しましたように、現在この法律の適用されるべき國鉄並びに專賣局組合は、公務員法による組合として存在いたしておるのでありまするが、今度この法律施行せられますと、この法律による組合となるのであります。その移り変りの際に、組合を一旦解散をして、それから新たに作るということになりますと、組合は非常に困りますので、これはそのまま

賀來才二郎

1949-05-10 第5回国会 衆議院 労働委員会 第16号

賀來政府委員 本法案並びに労調法一部改正に関しまする法律案につきましては、先日春日委員の、この立案憲法並びに日本労働組合に関する極東十六原則違反にあらずやという御質問に対しまして、さようではありませんということをお答えいたしました通りに、われわれといたしましては現行憲法及び日本労働組合に対しまする極東十六原則に違反したものとは、考えていないのでございます。御指摘の、昨年のサンフランシスコで開かれました

賀來才二郎

1949-05-10 第5回国会 衆議院 労働委員会 第16号

賀來政府委員 ただいまの春日委員からのは、法案全体にわたりまして関係條文を例示せられまして、要するにこの法案は、首切りを予定しての使用者側擁護立場を藏しておるのだろうという御質問であつたように承ります。これは午前中大臣から特に春日委員に答弁を申し上げました通り、われわれ労働省といたしましては、労資関係が対等で正常な状態に保持せられるように、それがためには、労働者労働組合組織して使用者に相対

賀來才二郎

1949-05-10 第5回国会 衆議院 労働委員会 第16号

賀來政府委員 本法案立案建前につきましては、先日も申し上げた通りでございまして、なるべく簡素なものにいたしまして、当然かくあるべきものはというふうな規定は、これは削除するようにいたしましたこと、並びに二十五條につきましては、現行法施行以來三箇年間実効をあげておりませんし、さらに二十五條規定がありますために、かえつて労働協約平和條項が入りにくいというふうなこともありましたので、これを削除いたしたのであります

賀來才二郎

1949-05-10 第5回国会 衆議院 商工委員会労働委員会連合審査会 第1号

賀来政府委員 その賃金が払われない場合、ただちにそれが基準法違反になるとは考えておりません。さような場合に、たとえば炭労の例をとりますと、二割引になつたというような事実がありましたときに、その金額は不当であるというので裁判に出て参りますと、たいていその裁判では、特に民事裁判におきましては、特別の事情の変化のない限り、前の協定が合理的なものでありますれば、その合理的な賃金を支払えということが出ましたときに

賀來才二郎

1949-05-10 第5回国会 衆議院 商工委員会労働委員会連合審査会 第1号

賀来政府委員 炭労が連盟と結んでおります労働協約が三月にきまつて、その後この労働協約が違法であるかどうであるかと言うことが問題になつておることに関連しての御質問だと考えます。労働協約が切れましたならば、それに基いての労働契約もこれは無効になるのであります。しかしながら労働契約が無効になつたからと申しまして、その労働協約できめられましたところの労働契約賃金額というものは、これは特別に事情の変更のない

賀來才二郎