2014-05-29 第186回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第6号
○諸葛参考人 御質問ありがとうございます。 リスク評価というのは、やはり高度な専門性が要求されるのだと思います。高度な専門性を有するということは、その分野との広範な、産業界、研究機関、さまざまなところとの情報交換も必要になってまいります。ですから、そういう人たちは、独立性というよりも、コミュニケーションを広くとる、情報を収集するという面を強化するべきではないかと。 そうしますと、それはリスク管理
○諸葛参考人 御質問ありがとうございます。 リスク評価というのは、やはり高度な専門性が要求されるのだと思います。高度な専門性を有するということは、その分野との広範な、産業界、研究機関、さまざまなところとの情報交換も必要になってまいります。ですから、そういう人たちは、独立性というよりも、コミュニケーションを広くとる、情報を収集するという面を強化するべきではないかと。 そうしますと、それはリスク管理
○諸葛参考人 御質問ありがとうございます。 実は、その点は、先ほど私の御説明で少し舌足らずでございましたけれども、リスク評価とリスク管理を峻別すべきだというところが今の塩崎先生の御質問へのお答えでございます。 原子力学会で、この問題を、一昨年の秋にシンポジウムを開催いたしまして、そのときに、研究機関のある方が調査された資料から少し補足して御説明いたしますと、リスクを扱う分野を四分野、その研究者の
○諸葛参考人 諸葛でございます。 きょうは、原子力規制委員会が発足して一年八カ月ほどたったわけでございますけれども、この規制委員会の規制行政について思うところを述べよ、こういうお話でございましたので、お手元に資料を用意させていただいております。 最初に、この規制委員会が発足して改善された点、よくなったところはマスメディアも余り取り上げませんので、いろいろ難しいところが報道されるわけでございますが
○諸葛参考人 先生の御質問は大変難しい御質問でございますけれども、私も、先ほど人材の問題を申し上げさせていただきまして、非常に大きな問題だと思います。 ただ、今回の法案でうたわれている、原子力工学、土木工学の専門家というくだりもございますけれども、先ほど山名先生がプロジェクトマネジメントのことを御指摘されましたけれども、私は、この新しい組織に求められる人材は、全体を俯瞰して、そのプロジェクトのマネジメント
○諸葛参考人 今回の汚染水問題の根源的な原因は、QMSと私ども呼んでおりますけれども、原子力施設の場合には、通常の施設よりも高い品質で、設備、機器の設計、製作、工事に当たらなければいけないということで、非常に厳しい品質の目標が設定されているわけです。 ただ、緊急事態でございますから、緊急事態に、出血しているのに品質なんて言っている場合ではございませんので、緊急措置として行われたものに品質は目をつぶって
○諸葛参考人 諸葛でございます。おはようございます。 私自身は原子力学会でさまざまな活動に携わっております。せんだって、事故調査委員会の報告書を三月の八日に公表いたしまして、その事故調査委員会の幹事役として廃炉の部分も担当させていただいておりました。それから、事故直後はチーム福島という福島の建設やら運転に携わった学会のメンバーを集めまして、今大活躍している循環冷却システムの提案を行いました。 さまざまなそういう