1968-05-22 第58回国会 衆議院 文教委員会 第21号
○西田参考人 本部の事務費につきましては、人件費及び物件費——これは普及のための事業費も含めてでございますが、すべて国の補助金によってまかなわれております。なお、支部につきましては、支部関係の職員が二百四十二人おりますが、この分の人件費は一切国の補助金によってまかなわれております。 そこで、支部における物件費がほぼ七千万円余り要るわけでございますが、これが従来は零細な掛け金によってまかなわれておったという
○西田参考人 本部の事務費につきましては、人件費及び物件費——これは普及のための事業費も含めてでございますが、すべて国の補助金によってまかなわれております。なお、支部につきましては、支部関係の職員が二百四十二人おりますが、この分の人件費は一切国の補助金によってまかなわれております。 そこで、支部における物件費がほぼ七千万円余り要るわけでございますが、これが従来は零細な掛け金によってまかなわれておったという
○西田参考人 安全会の経理は業務経理と給付経理に分かれておりますが、給付経理のほうは、ただいまお話のありましたように、設置者及び保護者から出します掛け金によって収入がまかなわれております。その総計が四十二年度で十二億六千三百五十九万円でございます。そのうち共済掛け金にかかるものが十二億四千四百九十七万七千円、それからその内訳がまた分かれまして、純粋に共済掛け金にかかるものが十二億二千三百四十一万六千円
○西田参考人 ただいま継続給付の期間のお話がございましたが、二年を三年に延ばしたいということで目下検討中でございまして、そのことに関する調査をいたしております。まだ完全にまとまっておりませんけれども、大体いま集まっている報告によりますと、六十件見当じゃなかろうかというふうに考えておる次第であります。
○西田参考人 説明が不十分で失礼いたしましたが、本部がやっておる学校安全全体を踏まえての講習会には二百人見当でございますが、そのほかにブロックで——全部のブロックではございませんけれども、大体半数のブロックで、ブロックの安全講習会をやっております。それから各県でも、約十県足らずでございますけれども、学校安全の研究会を行なっておるのが普通でございます。なお、研究校がございますが、研究校は必ず発表会を行
○西田参考人 ただいまお話しのように、学校安全会法によりますと、給付の事業とあわせて普及啓発の事業をやるという法律上のたてまえになっております。安全会ができて以降、主として給付のほうに重点が置かれてきたうらみがございますが、それにはその財源がやはり大蔵省の補助金にあやかってきておったというような状況もあるのですが、従来やってまいりましたのは、二、三の例を申し上げますと、一つは、各府県に学校安全に関する
○西田参考人 その後、私ども千葉県の支部の関係者を呼びまして事情をお尋ねするとともに、私自身、この事故にあいました城谷先生及び二人の生徒の追悼号とでも申しますか、学校のほうで雑誌を出しておられますので、そうした雑誌もお読みいたしました。城谷先生の人となりなり、教育に対する熱情あるいは生徒と先生との間の師弟の情のこまやかさ等、いろいろと感銘深く拝読さしていただいたような状況でございますが、さて現行の規定
○西田参考人 ただいま斉藤委員からもたいへん詳細なお話がございましたが、お話しのとおり、当該計画につきましては、旅行の計画書が詳細なものが出ております。二泊三日で軽井沢のユースホステルを根拠地といたしまして、浅間山に二日にわたって植物採集を兼ねた旅行をするという趣旨のものでございます。そしてその計画書につきましては、ただいまお話のありましたように、生活指導部長さん及び山岳部の主任さんがその計画に印を
○西田参考人 安全会の事故に対する救済措置といたしましては、負傷、疾病、それから廃疾、死亡、この四つの態様の事故に対して給付を行なうことになっておりますが、法のたてまえが学校の管理下で起きた事故を救済するというふうになっておりまして、しからば学校の管理下という範囲はいかようなものかという点につきましては、同施行令にこまかい規定がございまして、これを申し上げますと、一つは学校が編成した教育課程によって
○西田参考人 お答えいたします。 運営審議会の委員は現在二十名任命をされております。大体学校関係の方、それから設置者関係の方あるいは医療関係の方、それに学識経験者、大体四名ずつぐらいで四分野から選出をお願いいたしておるような次第でございます。 なお、運営審議会は、規定によりまして予算及び決算の審議を主としてお願いすることになっておりますので、これは定例で六月と二月に行なっております。なお、掛け金
○政府委員(西田剛君) ただいまお話しのとおり、体育の日は、国民一般、老若男女を問わず、全国津々浦々で体育の実践をしてもらおうという趣旨で、これはいわば体育を日常生活の中に取り入れてもらう、いまの社会が近代化されまして、健康を、体力を阻害する原因も多いおりから、これはぜひ国民生活の中に定着するように、根をおろすようにぜひしたい、こういう願いに立っておるものでございますから、そういう趣旨に沿った計画を
○西田政府委員 ただいまの定時制関係の体育の大会をやることと、それから全日制も含めました大会をやることとの関係でございますが、まず、定時制を中心とした体育連盟が、他の全日制の高校を対象にし定時制も含めましてやっておるものから離れて、別立てになっておるものが、たとえば東京の例につきまして先生からお話がありましたが、そのほかに四県ばかりございます。ただ、そうした場合、お話のように、たとえば野球とか陸上とか
○西田政府委員 ただいま定時制の高校の生徒につきましていろいろと貴重な御意見をいただきましたが、現在の高等学校の生徒は全国で三百八十万ばかりになりますが、そのうち約一四%に当たります五十一万の生徒が定時制に学んでおるというような状況でございます。定時制の高校、特に夜間の生徒は、いわゆる働きながら学ぶという勤労青少年でありまして、さような面から特別に配慮してまいる必要があるのではないかというふうに考えております
○西田政府委員 定時制の生徒の年次数字でございますが、三十八年が、国、公、私立を合わせまして四十五万九千九百四十七名、それから、三十九年が四十八万二千百五十七名、四十年が五十一万四千三百二名、こういうふうな数字でございます。漸増しておるような事情でございます。
○西田政府委員 お話のように、スキー、スケート等を小学校、中学校でやれることになっておりますが、そう活発にやっていないのじゃないかというお話でございます。これは地域の事情にもよりますし、自然的な条件にもよろうかと思います。ただ、一般にこれを施設面から見ますと、私どもの手元にあります資料で見ますと、スキー場でありますと全国で六百六十九ばかり、これには私営のものも入りますが、公営のものがそのうち三百四十四
○西田政府委員 ただいまの小平先生からの質問に関連いたしまして、実は御案内のように、オリンピックそのものは国際オリンピック委員会がやる、ただ実施は当該国の、日本でいえば日本オリンピック委員会に一応権限が委任される。ところが、一体協の中の日本オリンピック委員会、当該国のNOCということでは力不足なので、一般には政界その他を含めまして、国民的な組織としまして組織委員会をつくるという慣例になっております。
○西田政府委員 冬季オリンピックに対処しての選手強化というお尋ねでありますけれども、基本的には、選手強化の責任主体は体育協会になるわけでございます。したがいまして私どもは、体育協会としてどういう対策を講じていくか。これは、フィギュアのようにごく若い年齢層からやらなければらないものもございますし、スキーあるいは長距離レース、特にリュージュとかボブスレーのようなものは新しい種目でございまして、ほとんど日本
○西田政府委員 いろいろ考え方もございましょうかと思いますけれども、冬季オリンピックが大体どういうふうな規模で、どういう場所で行なわれるかということになり、たとえば、観客がどのくらい来ることが予想されるとか、選手がどれくらい予想されるというような、ほぼ基礎になるような素材が整った段階において、それとの関連におきまして、それぞれの省は今後の計画を立てるというような段取りになろうかと思います。そしてそういう
○西田政府委員 冬季オリンピックの全体計画を進めていく上で、政府側として各省の連絡、分担等をきめて、それらのことについて連絡、調整をしていくというような必要性が将来どの程度生じてき、具体的にどういう局面でそういう問題が取り上げられるかというような問題もございますが、それらは、組織委員会においてどういう課題が取り上げられるかという問題が、まず先決であろうかと思います。夏季のオリンピックの例によりますと
○西田政府委員 ただいま原田市長からお話もありましたとおり、大筋として冬季オリンピックにどれくらいの金がかかるかというアウトラインがまだつかめておりません。したがいまして、いまお話がありましたように、施設そのものでは、いろいろ数字の変化等もございましたが、現段階では、直接の施設としてほぼ三十億くらいかかるのじゃないか、そしてその周辺のパーキングスペースとか、環境整備とかいうようなものを含めて二十億くらいかかるのじゃないか
○西田政府委員 ただいまお話がありましたように、冬季オリンピック大会が成功するかどうかという点で、選手村がいいものができるかどうか、非常にいいという選手の高い評価を受けられるかどうかというのが、確かにやはり一つのポイントだろうと思います。それで選手村につきましては、準備委員会の当初から、ただいまお話のありました真駒内地区、スケートリンクのごく近くに、住宅公団方式で千五百人くらいの選手、役員が泊まれるような
○西田政府委員 ただいまお話がございました執行部といいますか、冬季オリンピック大会の全体の準備を進めていく責任主体といたしましては、さきのオリンピック大会と同様に組織委員会というものができて、そこで責任をとっていくという形になろうかと思います。そういたしますと、諸般の準備を進めてまいる組織委員会を、何と申しましても一日も早く発足させるということが必要な問題ではなかろうかというふうに思います。そういう
○西田政府委員 冬季オリンピックの招致が、ただいまお話のありましたように、圧倒的な結果で札幌にきまりましたことを、心から喜んでおる次第でございます。ただ、さてきまったということになりますと、さっそく準備をいたさなければならぬのでございまするが、いまお話もありましたように、時期は一九七二年でございまして、七年先というような感触もいたすけれども、実際問題としましては七二年の二月ということになりますので、
○西田政府委員 お答えいたします。 小学校は、御案内のように全教科制でございますので、それらの先生方は、それぞれ教員養成の課程において、体育関係の課程を履修するという最低の限度がきまっておりまして、それらによりまして十分な充足ができておる状況でございます。ただ一般的な傾向といたしまして、だんだんに女子の先生が多くなってきておるような傾向がありますので、この活発な活動を行なうという意味では、小学校の
○西田政府委員 なま乳の学校給食における拡大、これはなま乳の国内における生産の関係、あるいは需給調整の関係等もございまして、主として農林省の所管になっておりまして、このなま乳に対する補助金は、いわゆる通常十円八十銭ぐらいいたしますが、そのうち一合について五円の補助を国がいたしておりますが、その補助金も農林省のほうで計上されておるというような事情でございまして、なま乳の今後の学校給食への拡大というのは
○西田政府委員 御承知のように、最近児童生徒の体位は非常な伸びを示しておるわけでございますけれども、これと学校給食との関係、これは非常に深い関係があるというふうに学者先生は論証されております。特に東北大学の近藤名誉教授等その他大ぜいの先生方が、これを立証いたしておりますけれども、ほかのいろいろな要素もございますので、最近の児童生徒の体位の伸びというものが、ただ学校給食による栄養改善によってのみ進行してきたと
○西田政府委員 学校給食は、終戦後二十年を経まして年々普及、発達をしてまいりまして、現在の普及の状況を概括して申し上げますと、小中学校合わせまして、ミルク給食も含めまして考えますと、八五・四%の普及率になっております。なお、そのうち完全給食につきましては、全国で五七%という程度でございます。なお、そのうち特に小学校の普及率が非常に高うございまして、小学校の場合、児童数で申しますと九三%のミルク給食を
○西田政府委員 オリンピックに際して、世界青少年キャンプが御案内のとおり行なわれまして、たいへん有意義であったのでございますが、来年行なわれます学生オリンピック、ユニバーシアード大会に際して、そのような催しが考えられないかというお話でございますが、たいへんけっこうなお話とは存じますけれども、来年といいましても八月のことですし、準備の都合もあり、現実の問題といたしましては、ユニバーシアード大会そのものの
○西田政府委員 体育協会その他の関係団体の招致運動とも関連いたしまして、政府側といたしましても十分協力してまいりたい、かように思っております。
○西田政府委員 お答えいたします。 現在の学校医の給与が低過ぎるのではないかというお話でございますが、実情を見ますると、お話のように非常に上下がございます。一応、地方財政におきましては、学校医及び歯科医の場合、二万二千円という積算をいたしております。これは三十九年まで一万八千円でございましたが、昨年三割五分ばかりのアップをいたしまして、二万二千円の積算といたしておるわけでございます。そしてその根拠
○西田政府委員 お答えいたします。 文部省のほうでは、学校及び国民一般の体育、スポーツ関係の振興につとめておりますが、これはスポーツ振興法に基づくものでございまして、アマチュアスポーツの振興に限るというふうになっております関係から、一般のプロスポーツにつきましては、文部省の所管から一応はずれておるような状況でございます。 なお、アマチュアスポーツにつきましては、御案内のように年々盛んになりまして
○西田政府委員 お答えいたします。 体育関係の予算は、主として体育施設の整備を中心といたしまして、その他青少年関係の体育団体の助成を含めまして、全体といたしまして十六億、昨年度の十三億に比較いたしまして、二億八千万円ばかりの増加になっております。
○政府委員(西田剛君) このなま乳関係の予算及び執行は、すべて農林関係の予算に計上され、実施をされ、計画もされるわけでして、当方の文部関係の予算には計上されておりません。繰り入れの予算額としましては百万石で、農林省の予算として五十億がついております。
○政府委員(西田剛君) これは農林関係の予算で、また政策に関係することでございますが、おっしゃるとおり、ことしは七十万石で明年は百万石になっておるわけでございます。そうして年次計画といたしましては、まあ五年計画で、大体、農林大臣のお話では、全体をなま乳に切りかえますと、約三百五十万石ぐらいかかるわけですが、それを逓増する方向で酪農振興を大いにさせて、全面的に切りかえ得るような方向で進めたいというお話
○政府委員(西田剛君) ただいまの第一点の、準要保護児童生徒に対する単価が実情に沿うておらないのではないかというお尋ねの点でございますが、実際には、準要保護児童に対しては市町村が半額以上出した場合には国は必ず実績において半分を見る、こういうやり方になっております。したがいまして、実行上は市町村が出す分の二分の一は出す、こういう形になっております。ただ法律上、たとえば完全給食の場合、三十円なら三十円かかった
○西田政府委員 前からございます。ただ、運動場の場合には、土地購入費が認められませんので、整地費とか、ネットとか、さくとか、そういうものがおもな対象になっております。
○西田政府委員 文部省関係の健康、体力関係施策の概要、方針につきまして、最初に一言ごあいさつを申し上げます。 国民の健康、体力の増強対策につきましては、さきのオリンピック東京大会におけるわが国選手の体力の劣位性を反省しまして、政府におきましても体育、スポーツの振興をはじめ、広く国民の保健、栄養の改善等をも含め基本方針を閣議決定し、これが具体的施策の実施について検討をいたしておる次第でありますが、さらに
○政府委員(西田剛君) 道のほうからの処置については承知いたしておりませんが、地元からは、死者に対して弔慰金十万円、それから負傷者に対しては一万円、五千円、千円というような段階を設けて出しておるようでございます。それから、政府といたしましても弔慰金、見舞金を持ってまいっておるようでございますが、金額をさだかにしておりません。なお、この災害は学校管理下における災害でございますから、学校安全会としては当然対象
○政府委員(西田剛君) 北海道の教育委員会からも報告がまいっておりますが、十月五日に釧路市の共栄小学校の六年生八組三百六十人が、例年実施しております新富士海岸に炊事の遠足に出かけて、そこでまあ炊事訓練を行なっておりましたが、大体コンロを用いて炊事を行なっておりましたところ、海岸にストーブに適したバケツのような形の漂流物がつきましたので、子供がこれを、ストーブに非常に適しておるというので、それを使って
○西田(剛)説明員 欠食児童につきましては、三十九年六月現在の調査によりますと、都市及び都市近郊では小学校で〇・一〇%、農村で〇・八八%、山村になりますと一・〇六%、漁村が一・一%、平均して〇・六六%というような状況でございまして、これを見ましても、どちらかと申しますと、農山漁村が特に欠食児童が多いという実情でございます。
○西田説明員 お答えいたします。 学校給食では、ミルクのほかに魚介類、獣鳥鶏肉類、あるいは卵類といった動物性たん白質を一定量とるように基準が設けられておりまして、それによって指導をいたしておりまして、卵の生産地に近い学校等におきましては、鶏卵の使用は相当量に及んでおります。私どものサンプル調査によりますと、一食当たり三・三グラム使用されているというような状況で、約九百万近い児童生徒の完全給食数とにらみ
○説明員(西田剛君) ただいまの御決議につきましては、政府といたしましても、その趣旨の実現にできる限りの協力をいたしたいと存じます。