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513件の議事録が該当しました。

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1974-09-11 第73回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号

西村国務大臣 いわゆる老朽ため池です。昔の人は生活の方法としてああいう降った水はためなければならぬということであった。しかしその後、農業用水も他の方法によってまかなえるものだから、自然にいわゆる老朽ため池という名ができたぐらいに手を入れていないことは、柴田さんのおっしゃるとおりでございます。  私は、実はため池に非常に関心を従来から持っておりまして、これに対して相当な経費をつぎ込まなければならぬということを

西村英一

1974-09-11 第73回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号

西村国務大臣 この多摩川事故につきまする技術委員会は、建設省だけの技術委員会でございます。私ももちろん関心は持っておりまするが、先般国土庁でつくりましたのは由比の地すべりの対策、これは建設省のみではございません。農林省に関係があり、いろいろな鉄道にも関係があり、道路局にも関係があり、いろいろなところに関係があるから、私のところで所管いたしておる次第でございます。したがいまして、その目的は、主として

西村英一

1974-09-11 第73回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号

西村国務大臣 このたびの多摩川災害につきまして、これは法律できめられたことは全部その法に基づいてやるわけでございますが、しかし、さりとて、なかなか法にひっかからないところがある。したがいまして、地方公共団体等につきましても、その補助を、いろいろ救済の手を差し伸べまするが、政府といたしましても、地方への交付税等の考慮によりまして、ひとつ住民が貧困におちいらないように、困らないように、それだけの措置

西村英一

1974-09-10 第73回国会 衆議院 建設委員会 第3号

西村国務大臣 琵琶湖の総合開発を大プロジェクトとして国土庁が全部まとめていくかどうかということは政令できめなければならぬことになっておりまして、まだ政令のあれはないわけでございまするが、やはりああいう総合的にやらなければならぬところはいずれ国土庁政令で定めることになると思います。したがって、そうなりましたら、そういうような趣旨でこの法律に基づいて予算その他についていろいろ調整をしていかなければならぬ

西村英一

1974-09-10 第73回国会 衆議院 建設委員会 第3号

西村国務大臣 琶琵湖総合開発特別措置法ができましたときに、開発ということよりも資源保全が第一じゃないかというので、第一条の目的は、特に野党の方々のあれもありまして、保全という、資源の保護をするということを第一条に修正でうたった点もあるわけでございまして、あくまでも開発はしなければならぬけれども、保全をしつつ開発をするんだということを中心考えておるような次第でございます。

西村英一

1974-09-09 第73回国会 参議院 建設委員会 閉会後第1号

国務大臣西村英一君) 午前中にもその質問が出ましたので私ちょっと申し述べたんですが、とにかくいままでは通産省とそれから建設省地下水のくみ上げの法律をつくってやっておったんですが、やはり法律もずいぶん前の法律でございまして、なかなか都市化も全国に進みますし、そういうような方法ではやはりいまのような現象が進むと思いますので、実は国土庁水資源局というのがございまして、水資源局を督促しまして水全体につきまして

西村英一

1974-09-09 第73回国会 参議院 建設委員会 閉会後第1号

国務大臣西村英一君) いままでずいぶん地盤沈下のことを言われておりましたし、それから各省でいまお話がありましたようにばらばらでやっておるわけでございまして——それはそうでしょう、通産省工業用水考えるのが主でございます。また、建設省ビル用水はそういうことでやっておったんですが、なかなか非常に広範囲な問題でして、むずかしいものだから、政府全体としても総合性がなかったことも認めなけりゃならぬと思

西村英一

1974-09-09 第73回国会 参議院 建設委員会 閉会後第1号

国務大臣西村英一君) 一言あいさつを申し上げます。  去る六月二十六日、国土庁発足に伴い国土庁長官を拝命いたしました西村英一でございます。  土地問題をはじめ水問題、過密過疎問題、災害対策など国土行政の当面いたします課題はきわめて重大なものばかりであります。私は、さきの国会で成立いたしました国土利用計画法立法趣旨に沿って適確に施行するほか、真の国民福祉向上を目ざした国土行政推進に微力

西村英一

1974-08-21 第73回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号

国務大臣西村英一君) 仰せのとおりでございまして、仕事各省で、それぞれの分野で、やっぱり専門ですからやらざるを得ないのですが、総合的な計画実施につきましては、私のほうでいまでも相当に私はやかましく言って連絡会議を持たせましてやっておる次第でございまして、さいぜんも申しましたように、仕事によっては県の単位ではやれない仕事もある。いま巴川の話が出ましたが、私が言うと約束することになるから、二百億も

西村英一

1974-08-21 第73回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号

国務大臣西村英一君) 先般、私も現場を拝見いたしまして、拝見します目的二つほど考えておったのですが、ここは御指摘のようにあらゆるメーンの幹線の交通機関が全部通っておる。一体そのうちのものを迂回はできないのかと、トンネルで、というよりなこともちょっと考えておったわけでございます。行って驚いたことには、一号線のバイパスバイパスぐらいは迂回してもいいんじゃないかというようなことを考えておりましたが

西村英一

1974-08-09 第73回国会 衆議院 建設委員会 第2号

西村国務大臣 私は、ずいぶん広い意味でいま国土庁任務を申し上げたのでございますが、もちろん土地対策中心でございます。その土地対策のうちで諸悪の源泉といわれておった地価の問題、これを規制することが緊急の課題であることはもう申すまでもございません。したがって、私がさいぜん申しましたのは、やはりいろいろの行政としての任務を広く言ったのでございまして、その中心はあくまでも土地対策、なかんずく地価対策にあることはあなたと

西村英一

1974-08-09 第73回国会 衆議院 建設委員会 第2号

西村国務大臣 まあ国土庁ができまして、いわゆる国土行政をやっていく役割りでございますが、このたび政府があまり機構等をつくることを賛成しないのにあえて国土庁をつくったという意味は、国土行政をやってもらいたい。しかし、国土行政とは一体どんなことかという御質問でございますが、皆さま方今回、与野党合意のもとにおつくりになりました国土利用計画法中心にいたしまして、土地対策大都市対策あるいは地方振興対策

西村英一

1974-08-09 第73回国会 衆議院 建設委員会 第2号

西村国務大臣 去る六月二十六日、国土庁発足に伴い、国土庁長官を拝命いたしました西村英一でございます。  土地問題、過密過疎問題など、国土行政の当面いたします課題は、きわめて重大なものばかりであります。私は、当委員会で御提案になりました国土利用計画法立法趣旨に沿って適確に施行するほか、真の国民福祉向上を目ざした国土行政推進に誠心誠意当たってまいりたいと存じます。  練達堪能なる委員各位の御指導

西村英一

1974-08-01 第73回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号

西村国務大臣 いままで総理府中央防災会議はやっておったのでございますが、ややともすれば、これは総理府を悪く言うわけではございませんが、各省数字だけを集計しておったというようなこともあるわけでございます。しかし、政府はあまり機関をつくりたくないのにあえて国土庁というようなことをやるし、皆さま方の御賛成を得て国土庁という庁ができましたことにかんがみまして、やはり国土を守る——守られていないからこのような

西村英一

1974-08-01 第73回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号

西村国務大臣 激甚災指定公共土木について特におくれる。災害につきましては、いろいろやってきておりまするが、残念ながら毎年毎年、雨の降り方によっては災害が起こるのでございまして、いままで相当に事務的な問題としては詰めてまいっておるわけでございますが、いま仰せのとおり、農地等あるいは中小企業等に対する激甚災指定やり方土木災害についてのやり方とは、いまの定めでは違っておるわけでございまして、あくまでも

西村英一

1974-08-01 第73回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号

西村国務大臣 今回の災害における被害等について御報告をするに先立ちまして、一言あいさつを申し上げます。  国土庁発足とともに国土庁長官を拝命いたしまして、国土行政一環として災害対策の重責に携わることになりました。  国土庁におきましては、従来総理府審議室において取り行なわれていた中央防災会議事務局運営その他、災害対策全般にわたる連絡調整事務を行なうことになるものであります。  今後、委員長をはじめ

西村英一

1974-07-19 第72回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号

国務大臣西村英一君) 国土庁といたしましては、最も大事な水の問題を扱うところでありますので、従来地下水問題についてはいろいろな弊害があっていろいろ指摘されたところでありますので、政府としてはいままでいろいろな手を講じてやってはおりますが、これから国土庁として水問題を扱うからにはいま一ぺん先生の御注意を受けてひとつ十分水資源の問題として検討してみたい、あくまでやはり地下水にはたよりたくないと、こういう

西村英一

1974-07-19 第72回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号

国務大臣西村英一君) 都市災害でございますが、従来の例を多少私は知ってはおりまして、それがどういうことがおもな原因かということも大かたわかっておるのですが、説明も聞きましたが、何さま私は今回はまだ現地を見ておりませんので、私が申し上げることが的確であるかどうかはわかりませんが、   〔理事川野辺静君退席、委員長着席〕 ややもしますと、とにかく都市河川——河川が適正な幅で広げられておればいいけれども

西村英一

1974-07-19 第72回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号

国務大臣西村英一君) 今回の災害における被害等につきまして御報告を申し上げる前に一言あいさつを申し上げたいと存じます。  去る六月二十六日国土庁発足いたしまして、はからずも私長官を拝命いたしましたが、皆さま方の御協力のもとにこの大任を果たしたいと存じますので、何とぞよろしくお願いを申し上げる次第でございます。  国土行政のまた一環といたしまして、この災害対策の本委員会任務であります災害対策

西村英一

1974-03-29 第72回国会 衆議院 商工委員会 第22号

西村説明員 鉄道弘済会が、駅ビルまたは鉄道施設高架下でございますが、そういうところに投資をいたしまして子会社を持つということが最近行なわれておることは事実でございます。ただ、この駅ビル投資をいたしますにつきましては、日本国有鉄道のほうも、最近は通常投資をいたしておりまして、駅に付随して駅の用地を立体的に活用する。その際には、当然のことながら、鉄道利用客中心といたしましたお客さん方に食事施設だとか

西村英一

1974-03-29 第72回国会 衆議院 商工委員会 第22号

西村説明員 鉄道弘済会社会福祉事業部門を持ちまして、年間二十一億ほどの経費を使ってこれの運営に当たっておりますことは先生も御承知であろうかと存じますが、実はその財源につきまして、弘済会といたしましては非常に苦慮するような事態になっているわけでございます。その一端は先生がたただいま御指摘なさいましたような点であるわけでございますが、今日の経済情勢からいいまして、社会福祉的な事業を固有の財源だけで、

西村英一

1973-06-21 第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第15号

西村説明員 お答えいたします。  自動車事故が起きまして事故被害者が病院にかかる場合に、健康保険適用制度の上で規定されてはいないわけでございます。先生承知のように、健康保険でなくて自由診療でやってほしいというお医者さん側の要望が多いことも事実でございます。ただ、健康保険適用を現に受けておられる方もございまして、そうした場合には、健康保険管掌者のほうから自賠責保険へ、第三者の加害行為によるものでございますから

西村英一

1972-06-16 第68回国会 参議院 建設委員会 第22号

国務大臣西村英一君) 川島君がきわめて正直言ったのでございまして、実はこの首都圏整備委員会にしても、近畿圏にしても、中部圏整備委員会にしても、私は責任者でございます。しかし御案内のように、事務局を持っておって、主として各省総合調整をつかさどっていこう。したがいまして、総合調整をつかさどるというからには、ここはこういうふうにしたらいい、あそこはこういうふうにしたらいい、こういう机上のプランだけはまことにりっぱにできるのでございます

西村英一

1972-06-16 第68回国会 参議院 建設委員会 第22号

国務大臣西村英一君) この前文には、あなたのおっしゃいますようにいろいろなことが提案されております。しかし後段に至りまして、さしあたりひとつこれはやるべきだというのが、一は工場に対する規制の強化の必要性、二、三とこう続いておるわけでございます。なかんずくその中で、取り上げられなかったものもありますけれども、一番むずかしかったのは、この前文に書いてある事務所の問題でございまして、事務所の問題につきましては

西村英一

1972-06-16 第68回国会 参議院 建設委員会 第22号

国務大臣西村英一君) 所感と申しますか、答申答申として受け取ったわけでございまするから、こちらも答申趣旨に沿うて法律の改正をやらなければならぬと思ったわけでございます。いままでも大体答申に沿うような線で首都圏法律もつくられておるのでございますけれども、さらに、今回の答申はいろいろな面を強化していけということでございますから、それを受けまして法律提案になったような次第でございます。中にはいろいろむずかしい

西村英一

1972-06-16 第68回国会 参議院 内閣委員会 第21号

国務大臣西村英一君) 土木工事大分技術が進んできましたし、また、工事を早く進めるといった上におきましていろいろな手続きを省こうじゃないかということは建設省でも議論されておりまするが、まあ、中間検査、やはりその場合場合によって考えなければならぬことはあると思います。現にあなたがおっしゃいましたように、大阪におきましてはああいう高速道路のまことに申しわけないようなことをいたしておるのでございます

西村英一

1972-06-16 第68回国会 参議院 内閣委員会 第21号

国務大臣西村英一君) それはあれです、やはり計画都市計画決定して——建設省だけが好きだからここをこうするんだということではございません。十分都市計画決定して、その都市計画の決定にはいろいろ手続を踏んで、そうしてそれがよかろうということによってわれわれはやる立場をとっておるのでございますが、決して建設省だけで独善でここに道路をつくる、そういう横着なことはできるはずはございませんから、また、やることにつきましては

西村英一

1972-06-16 第68回国会 参議院 内閣委員会 第21号

国務大臣西村英一君) 岩間さん、せっかくいろいろなお尋ねでございます。当該道路につきましては道路局長からお話ししましたが、私はいま高速道路をつくります建設省基本姿勢でございます。まあたいへんわれわれも公害あるいは環境その他を考えなければならぬようになりました。非常にむずかしいところ、立場でございます。しかし、私は現地指導につきましても、これは少し金がかかっても、あるいは時期が少しおくれても、

西村英一

1972-06-12 第68回国会 参議院 建設委員会 第21号

国務大臣西村英一君) 沢田さん十分にわかっての御質問でございますが、私もこれは大臣もあまり長くないということでしょう、ですから、なおさら在任中にはなかなかそういうことができなかったから事務当局に対しては、建設省に対しては強くいろいろな面をいまいろいろ指示しておるんです。結局あなたの言われるように、土地問題はやはりその長期的な観点とやはり短期的に考えなきゃならぬ。私は自分考えとしては、工場の分散

西村英一

1972-06-12 第68回国会 参議院 建設委員会 第21号

国務大臣西村英一君) 仰せのごとく、今回の新都市基盤整備法案土地問題の根本に触れておるとは私も思っておらないのでございます。その点はあなたと全く同感でございまするが、大体やはり土地の偏在によって大都市圏はたいへん土地の値段が上がる。しかし、それはやっぱり土地需要供給関係だと、なるべく住宅地を大量に供給してやれば、土地問題についても効果があるということで、いままでいろいろ大規模宅地開発をやってまいったのでございます

西村英一

1972-06-12 第68回国会 参議院 建設委員会 第21号

国務大臣西村英一君) ただいま議題となりました首都圏整備法等の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  首都圏既成市街地における工業等制限に関する法律は、首都圏整備法母法といたしまして、既成市街地への産業及び人口過度集中を防止するため、既成市街地のうち、東京都区部、武蔵野市及び三鷹市を工業等制限区域とし、この区域内においては、一定規模以上の工場、学校

西村英一

1972-06-09 第68回国会 衆議院 建設委員会 第24号

西村国務大臣 わかりました。そういう意味で非常に混乱してきておる点はあります。私もレクリエーション都市なんて……。しかし、いま環境保全とかその方面は非常に重大視されましたから、各省自分の所管でもっていろいろやりますからやや混乱を来たしておるわけですが、この際やはりそれをもう一ぺん見直して、あなたが言ったごとく皆さん方にちゃんとよくわかるようにするということは、私もそういう気がいたしますから、今後ひとつ

西村英一

1972-06-09 第68回国会 衆議院 建設委員会 第24号

西村国務大臣 あなたが言ったように、目的はまさにそのとおりでございます。しかし、一がいにそう言いましても、これで法律をつくる場合にはその法律の中によってやはり位置づけをいろいろしなければならぬ。同じ休憩の場といっても、大規模に自然を守っていこうという場所と、都市内においてそういう場所をつくろうとするものは、おのずから違った名称でいわれても不自然じゃないと思います。したがいまして、国立公園自然公園

西村英一

1972-06-09 第68回国会 衆議院 建設委員会 第24号

西村国務大臣 私、学問上の定義は知りませんけれども、大体いままで、前の厚生省があずかっており、いまの環境庁があずかっておるのは、これは自然を保護しようという立場から、一番初め国立公園という制度ができた。いまではそれが自然公園という名称になりまして、その自然公園名称の中から、国立公園国定公園と、それから都道府県都道府県立公園、こう三種類になっておるのでございます。それは同じ公園という名称は使っていますが

西村英一

1972-06-09 第68回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号

国務大臣西村英一君) いま申しましたように、やはり関係者を集めまして、これを機会にひとつもう一ぺん対策をさらに練り直してみるということをやりたいと思っております。できるだけひとつ人命の損傷がないように、また、たいへんむずかしい問題ではございまするが、ベストを尽くしてやるつもりでございますから、どうぞよろしくお願いをいたします。

西村英一

1972-06-09 第68回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号

国務大臣西村英一君) 私もあれ以来ずっと考えてきておるんですが、これは正直なところ源頭部に対する工法をどうするか、やり方をどうするかというようなことは、これは専門屋にまかせる以外には方法がないんですが、何と申しましても衆知を集めなければならぬというので、せっかくあれ以来、国としてできましたのが防災科学技術センターでございます、防災科学技術センターは、そういうことに非常に取り組んでおる役所でございます

西村英一

1972-06-09 第68回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号

国務大臣西村英一君) 私どもも先般ちょっと拝見いたしまして、非常に事の重大性に実は驚いたわけでございます。と申しますのは、土砂が砂防ダムを突破して、さらに下の道路、百三十九号線ですか、道路を越えて人家の付近まで行っている、そのすぐ下にはもう多少人家があるのでございます。あの量はあれだけでもって済んだものの、あれがもう少し多かったら、これは人命被害が起きているということで、実はびっくりしたようなわけでございます

西村英一

1972-06-08 第68回国会 参議院 建設委員会 第20号

国務大臣西村英一君) 地価が上がるというその意味ですがね、やはり山地、農地開発しなければそのままの地価ですから、開発してやはりそれが便利になって、利用の価値が上がればそれは世間並みの相当な地価が上がる。あなたの上がるというのは不当に上がるということじゃないかと思うのです。その不当に上がるということについてはいろいろなやはり施策をもってしなければならぬ、ただ、上がるということは原地のままにしておいて

西村英一

1972-06-08 第68回国会 参議院 建設委員会 第20号

国務大臣西村英一君) 私の考え方が正しいかどうかわかりませんが、私はやはりいままでの大きい目的はやはり都市環境をよくしようとか、あるいはこの住宅のための宅地を獲得しようとかいう大きい目的は、区画整理にしても、あるいはこの新住法にしても、あるいは今回のこの法律にしても、やはり大きい目的は一緒のところがありまするが、やはり何と申しますか、いままでの区画整理、それから新住法、これは市街化区域においてそこを

西村英一

1972-06-07 第68回国会 衆議院 建設委員会 第23号

西村国務大臣 私もあなたと同感な点が多いのです。ただ、この首都圏整備法ができました当時は、やはり首都圏の範囲内でものごとは考えておったわけです。したがって結局、とにかく新設はまかりならぬ、改築もまかりならぬ、しかしあるものを、既存のものを追い出すというだけの力がない、力があるのには金を持たなければいかぬということなんです。そこでそこまでは首都画整備委員会としての力がなかったということですね。しかし

西村英一

1972-06-07 第68回国会 衆議院 建設委員会 第23号

西村国務大臣 いまあなたがおっしゃることは、端的にいって、そういう文句をわざわざ入れたの、だから具体的に何かあるか、こういうお尋ねであります。いままでの制限法というものが人口産業過度集中だけだから、こういうことでもって、これは実は審議会がございまして、審議会でそういう議論が中心でやってきたのだが、その、審議会が、いやそれではいかぬ、それだけでは目的を達せぬの、だから、人口産業過度集中を排除

西村英一

1972-06-07 第68回国会 衆議院 建設委員会 第23号

西村国務大臣 これは考え方でございまして、初めに首都圏整備法ができた当時、それは全体的なこととしてはやはりそういうような考えもあったと思います。秩序ある都市をつくるんだ、経済社会、文化の中心であるから、ということですね。それから具体的な問題になった場合の、たとえば工場制限をしようとか何とかいうようなこと、そのときの考え方中心は、何と申しましてもやはり人口産業の不要なものを外に出そうということが

西村英一

1972-06-06 第68回国会 参議院 建設委員会 第19号

国務大臣西村英一君) 私も不合理を感じておりますから、この問題につきましてはいままでもたびたび不合理な点に私は遭遇したんです、私は両県の長官ですから。したがいまして、これをいま直ちにこうするという答弁はできませんが、十分検討はいたします。  たとえば、いま河川局長は水質、水系一体でやるといっておりましても、両方のコントロールを受ければそういかない場合もできるのですから十分検討したい、かように思っております

西村英一

1972-06-06 第68回国会 参議院 建設委員会 第19号

国務大臣西村英一君) 滋賀、福井、三重、これら三県が近畿中部圏になっております。私は端的に言って、そういう二重コントロールを受けることは好ましくないと思います。しかし、これはやっぱり近畿圏中部圏の接点でございますので、いまそういう制度になっております。そこで、行政的にも非常にダブりまして、はなはだ困るわけでございます。最近もそういう例が三重県でございました。一方の近畿圏ではある地区はこうするんだと

西村英一

1972-06-06 第68回国会 参議院 建設委員会 第19号

国務大臣西村英一君) ただいま議題となりました新都市基盤整備法案につきまして、その提案理由要旨を御説明申し上げます。  最近における人口産業都市集中に伴い、土地問題は、ますます緊要の課題となりつつあります。  このための対策としては、人口産業大都市への集中の抑制、市街化区域内の土地有効利用の促進、地価形成合理化公的土地保有の拡大などの総合的施策を強力に推進するとともに、大都市及

西村英一

1972-06-05 第68回国会 参議院 地方行政委員会、建設委員会連合審査会 第1号

国務大臣西村英一君) これは田中先生非常に漸進的なお話でございますが、私たちの考えは、結局土地収用法、これが最後のものだとかなんとかいうことじゃなしに、やっぱり私権は公共のために制限ができるということもそれは納得しますけれども、少なくとも収用権を発動する以上は、やはりこの目的をちゃんときめないとそれは所有者が納得するとは思いません、私はそういうふうに考えます。やはりこういうものはちゃんとやるんだと

西村英一

1972-06-05 第68回国会 参議院 地方行政委員会、建設委員会連合審査会 第1号

国務大臣西村英一君) 私は、大体そういう諸外国のこういう制度をあまりよく知りませんが、諸外国の例にならって——ならったところもあるかもしれませんが、そうじゃなしに、われわれ独自の立場考えたのでございます。と申しますのは、いま土地問題といえば、第一番に、土地をとにかく公共で持ってもらいたい。国とか地方公共団体とか、とにかく公共で持ってもらいたいということが一つのこれは世論、またわれわれの希望でもございます

西村英一

1972-06-02 第68回国会 衆議院 建設委員会 第22号

西村国務大臣 本法案の御審議お願いして以来、本委員会におかれましては熱心な御討議をいただき、ただいま議決されましたことを深く感謝申し上げます。  審議中における委員各位の御高見については、今後とも趣旨を生かすようにつとめるとともに、全員一致をもって議決されました附帯決議につきましても、いま私も通読いたしてみましたが、その趣旨は十分尊重いたし、今後の運用に万全を期して、各位の御期待に沿うようにする

西村英一

1972-06-02 第68回国会 衆議院 建設委員会 第22号

西村国務大臣 いままでは五省協定で何とか方法を講じて事業をやってきましたし、またやれるような時代でもあったわけでございます。しかしけんとうにこれからはなかなかむずかしいと思います。したがいまして、われわれがこういうような提案をする以上は、それのうらはらになるものでございまするから、これはもちろん地方公共団体を主管しておる自治省との関係はあるにいたしましても、建設省がイニシアチブをとって、やらなければならぬ

西村英一

1972-06-02 第68回国会 衆議院 建設委員会 第22号

西村国務大臣 私が申し上げるまでもなしに、やはり秩序ある都市をつくる、また住宅を提供するということについて、建設省としては土地区画整理事業であるとかあるいは新住宅開発事業というような、それぞれの事業をやってきたのであります。それぞれの事業がそれぞれ効果をあげてきたし、また現在もあげつつあると私は思います。しかし、それらの点につきまして多少施行上のいろいろな欠点もありますので、今回はまた時代の要請

西村英一

1972-06-01 第68回国会 参議院 建設委員会 第18号

国務大臣西村英一君) とにかく法律が通りましても、四十トンをパー・セコンドで送れるものではございません。これは施設もよくしなければならぬ、水もよくしなければならぬ、そういうことをやる機会は相当に、大方この辺でというようなことは、またこれは関係知事に相談してからやることでございますから、とにかく目的をある程度達しなければすぐやれるものではございません。十分慎重な態度でやるつもりでございます。

西村英一

1972-06-01 第68回国会 参議院 建設委員会 第18号

国務大臣西村英一君) やはり十ヵ年計画でありまして事業が相当にたくさんありますが、そのうちでやはりセレクションボールで、早くやるものと何でもかんでも一緒にはできませんから、もちろん下水道等はもういますでに流域下水道もやっておるような次第でございます。おそくなればなるほどまた工事もむずかしくなります。私は、相当にスピードを出せばまだ何といっても東京の下水道をやるようなものとはやはりだいぶん違うと思

西村英一

1972-06-01 第68回国会 参議院 建設委員会 第18号

国務大臣西村英一君) あなたがおっしゃいますように、やはりこの琵琶湖のこの法案の主目的は、とにかく自然環境保全を保つ、ことに琵琶湖の水質については、ひとついろいろな手段を使ってこれを回復したいということがこの法律の主眼でございます。しこうして、その結果によって良質な水ができましたら、利用者も、これは下流の利用者のみならず、水源地それ自身の方々の利用者も、おのおのそのりっぱな水が使えるということでございます

西村英一