1958-10-23 第30回国会 参議院 文教委員会 第5号
○参考人(西崎恵君) それは、少くとも主事を一人くらい置くというのでなければ、公民館だけがあったんじゃしようがないじゃないかと、それから人的なことも一つ書いて、そして年間いろいろやるようなことも援助指導するとか、あるいは助言するとかというようなことにしなければしようがないのじゃないかというような意見が審議会では出たように記憶しております。
○参考人(西崎恵君) それは、少くとも主事を一人くらい置くというのでなければ、公民館だけがあったんじゃしようがないじゃないかと、それから人的なことも一つ書いて、そして年間いろいろやるようなことも援助指導するとか、あるいは助言するとかというようなことにしなければしようがないのじゃないかというような意見が審議会では出たように記憶しております。
○参考人(西崎恵君) 社会教育の審議会で公民館の振興についていろいろ文部大臣に答申をいたしたのでありますが、その通りと条文とは少し違うと、むしろこの条文の方が非常に広いのじゃないかということでございますが、公民館といいますものは、御承知のように、非常にピンからキリまでありまして、文部省が補助いたすにいたしましても、あるいは奨励するにいたしましても、ほんとうに普及ということのみに重点を置いた関係上、どうも
○参考人(西崎恵君) 本日は、参議院からお招きいただきまして、社会教育法等の一部を改正する法律案の意見を徴せられますことを非常に光栄に存じます。 御承知のように、戦前は社会教育に関する立法的な根拠がなかったわけでございまして、われわれ社会教育関係者といたしましては、何とかして立法の根拠を社会教育に持ちたいという念願をいたしておったのでありますが、それが達せられなかったのであります。それが終戦後になりまして
○政府委員(西崎恵君) 国民体育大会が敗戦の日本にとりまして非常に人心を鼓舞するのに役立つたことは矢嶋委員のおつしやる通りでありまして、国民体育大会というつの大きなスポーツの祭典を通じまして、若人はもとより、国民全般の士気は大いに高揚をいたしておると考えます。そういう意味で非常に有意義でありますので将来もこれを続けて行きたいと考えておりますが、併しながら大体来年東北地方をやりまして、再来年四国をやるということが
○政府委員(西崎恵君) 只今矢嶋委員のおつしやつたことにつきましては全く同感でありまして、最近競馬に次いで競輪ができましたり、その他そういうふうな賭が非常に盛んになつて参りまして、又プロ野球等が出て参りましたので、それにも刺戟されたのと、アメリカが御承知のように職業野球にはいろいろ賭けおるようおりますので、そういう悪習も真似たような関係で、学生のスポーツに対してさえも賭をするというような傾向もあるようであります
○政府委員(西崎恵君) 只今御質問になりました防犯協会の野球大会の問題でありますが、これは私たちのほうは非常に望ましくないものと思つております。と申しますのは、主催者の中に、やはり教育的は考慮を払う教育的な団体——文部省とか、或いは地方の教育委員会とか、そういうようなものが参画いたしまして、主催者になつて、そうして教育的な考慮の下でこの計画を進めるというのでなければいけないというように考えておりまして
○西崎説明員 文化国家を標榜して立ちますところの日本といたしまして、名実ともに文化国家の名にふさわしいような実をあげるためには、まだまだいろいろな点を考えなければならないと思うのであります。ただいま若林委員からお答えになりました以外におきましても、私は図書館とか博物館とかいうものは、ある意味で文化国家のバロメーターであるといえるのではないかというような考えを持つておるのであります。欧米へ行きました者
○西崎説明員 今般の博物館法案におきましては、税金のことが、博物館にとりまして非常に有利に解決されておりますことは、私にとりまして非常にありがたいことと思うのでありまして、図書館法の制定のときにもこのように考えたのでありますが、なかなか思うように行きませんで、わずかに固定資産税のみが認められたような現状であります。さような現状でございますので、この博物館法が固定資産税のみならず、市町村住民税並びに入場税等
○西崎説明員 お答え申し上げます。社会教育施設でありますところの公民館、図書館等につきましては、すでに法律が公布されまして、それによりまして補助金を交付いたしております。大体公民館が二千万円、図書館が千万円であります。博物館ももし博物館法の制定ができますならば、補助金の交付はどうしてもしなければなりませんので、来年度相当額を要求しておるのでありますが、ただいま申し上げましたように、公民館といたしまして
○西崎文部事務官 文部省の観光事業に関します今後の方針並びに現状について簡單に申し上げます。ただいま社会科の教科書のうちには観光事業に関係することをうたつてあるのでありすが、今後の方針といたしましては、現下の情勢で観光事業が、いかに必要であるかということ、及びそれに関係いたしまして、たとえば外客に対し顰蹙せしめるがごとき行為をなさざるよう生徒の道徳方面につきましても十分に教育されるような方針で進みたいと