1981-04-15 第94回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
○西井説明員 条件といたしましては、ただいま先生のおっしゃいましたとおり、地域集団電話という集団性の条件を著しく欠いてこれはどう見ても地域集団電話ではないというのは、切りかえたいというのが趣旨でございます。ただその場合でも、交換機を設置してまだ間もないのもございますので、わざわざ新しい交換機を撤去してまで種類変更を加入者の方に強制してお願いをするということは、住民の方の御理解と御納得をなかなか得にくいのではないか
○西井説明員 条件といたしましては、ただいま先生のおっしゃいましたとおり、地域集団電話という集団性の条件を著しく欠いてこれはどう見ても地域集団電話ではないというのは、切りかえたいというのが趣旨でございます。ただその場合でも、交換機を設置してまだ間もないのもございますので、わざわざ新しい交換機を撤去してまで種類変更を加入者の方に強制してお願いをするということは、住民の方の御理解と御納得をなかなか得にくいのではないか
○西井説明員 ただいま先生のおっしゃいましたとおり、十分の一以下という、地域集団の集団性を明らかに欠いておるというような方を、なぜその交換機が老朽化するまで待たなければならないか、こういうことかと思いますが、先ほど申しましたとおり、私どもが地域集団電話の一般化のこの法律をお願いをしておりますのは、地域集団電話の一つの特徴といたしまして、そのための交換機を別に置かなければならない、それが一つの大きな特徴
○西井説明員 ただいまの先生の御質問でございますが、いわゆる債権債務をお互いに負っておりますこの加入契約の内容を変更する場合に、法制上の考え方は一体どういうことかという御質問かと思いますが、ただいま先生もおっしゃいましたとおり、地域集団電話といいますのは、設置に当たりまして法律にいろいろな条文がございまして、どういうものが地域集団電話に該当するかということが公衆法上要件として明定をされておるわけでございますが
○西井説明員 お答えいたします。 ただいま先生おっしゃいましたとおり、現在の公衆電気通信法では、共同使用、他人使用あるいは回線接続について一定の制限がございます。 ただ、ただいまの公衆電気通信法ができましたのは昭和四十六年のころでございまして、そのときの改正で、当時から見ますと画期的な回線開放をわれわれとしてはいたしたつもりでございますが、余りにも民間を初めといたしますデータ通信の進歩が激しゅうございまして
○西井説明員 ただいま先生から御指摘のございましたとおり、公社の中において諮問委員会というのを設けまして、そこに、公社のような公共企業体というところに果たして収支差額は認められるべきものであろうか、また、利益というものを仮に認められたときに、その限度はどういうふうにあるべきかということを一つの大きな柱として諮問をいたしたところでございます。その結果、ただいま先生がおっしゃいましたとおりの答申が出てまいったわけでございますが
○西井説明員 お答え申し上げます。 公社は、御存じのとおり、昨年の十一月二十七日から夜間におきます割引の時間帯の拡大並びに長距離の割引率の拡大を行っておりまして、これにつきまして大体平年度約千三百億の減収の見込みでございます。それから、ただいま国会にお願いをいたしております、五百キロメートルを超えます長距離区間の料金の値下げ、それから日曜、祝日の割引できる根拠を法律でお願いをいたしておりますが、これの
○説明員(西井昭君) 重ねての御質問でございますが、ただいま申しましたとおり、各種の端末機器に関しましてはいまの料金が、先ほど申しましたように、物によって多少のでこぼこがございますが、料金が大体原価にほぼ見合っておるというふうに御理解いただきましたら結構かと思います。 で、そのほかにネットワークにかかわりますサービスにつきましては、電話は、御存じのとおり端末、それから加入者に至ります加入者線路、それから
○説明員(西井昭君) 最初に、料金の面について御答弁を申し上げます。 ただいま先生がおっしゃいましたとおり、電話のサービスの種類の中にいろんなものがございます。先生がたくさんおっしゃっていただきましたそれ以上のいろんなサービスがございますが、こういったサービスの中で私どもは大きく割りましてネットワークにかかわるものと端末にかかわるものとありまして、各種の多彩な端末サービス等にかかわります料金と申しますのは
○説明員(西井昭君) ただいまおっしゃいますとおり、公社はいろんなサービスを提供いたしておりますが、そのサービス別の原価の把握ということは、こういう公共企業体として必要なものかと思っております、そういう意味で私どもは、公社が行っております事業を五つに割りまして、電信事業、それから加入電信事業、それから電話事業、専用事業、データ通信事業、五つの事業に割りまして収支把握をいたしまして経営の参考にいたしているところでございます
○西井説明員 ただいま少し申し上げましたとおり、これは確かに先生のそういう御質問ございましたので、公社の中でも学識経験者を交えまして、どういう考え方でどういうふうに原価計算をするべきだろうかということの検討を実はいたしたところでございます。 少し長くなりますが、そのときのことを申しますと、結局電気通信技術といいますのは非常に技術の進歩が激しいということと、それからその中に古いもの新しいものが混在しておる
○西井説明員 ただいまおっしゃいましたいわゆる電話の通話料原価の距離別のお話かと思いますが、これはあのときにも当時の秋草総裁からお話をいたしたかと思いますが、電話をかけますときに、御存じのとおり電話といいますのは一つの通話路で通話ができるわけではございませんということと、設備が古いの新しいのいろいろございまして、なかなか算出が困難である。これはわが国だけではございませんでして、諸外国とも電話の距離別原価
○西井説明員 ただいま先生のおっしゃいましたとおりでございまして、こういう公益企業といいますものは総合原価主義で運営するのが一般的な通説でございまして、そして公社としましては総体の原価を総体の収入で償うといったてまえでまいったわけでございますが、ただいま先生のおっしゃいましたとおり、それでは余りに大ざっぱ過ぎるではないか、もう少しきめの細かい原価計算を行うべきじゃないか、こういう御指摘がございまして
○西井説明員 ただいま郵政省から全体的なお話がございまして、その中で電電公社のことにつきましてもお話をいまいただきましたとおりでございます。公社といたしましても、ただいま先生のおっしゃいましたとおり、また国際障害年のテーマであります参加と平等、こういう目的に沿いまして郵政省の御指導を得まして対処してまいりたい、こういうふうに考えているところでございます。 具体的には、公社はいままでそういう身体障害者
○西井説明員 お答えいたします。 ただいま先生のおっしゃいました、また公社がいままで答弁しておりました建設業者といいますのは、一般的な電信電話の機械、線路、土木、こういったようなものを工事する業者でございまして、ただいまお話のございましたポケットベルとか自動車無線と申しますのは、たとえばポケットベルを例にとりますと、たった一つの商品、単品の商品を利用者の方に販売、保守をしておる会社でございまして、
○西井説明員 お答え申し上げます。 公社が新しい商品を販売いたしますときは、機器の性能あるいは使いやすさということの御意見を承ることももちろんでございますが、その機器がどれくらいで売れるかということになりますと、需要数と実際その機器を生産するときの創設費と申しますか、これは非常に密接に関係してまいるわけでございます。したがいまして、新しい商品を販売するときには、この小型ファクス以外のものにつきましても
○西井説明員 公社はいろいろな新しい機器を開発いたしておりますが、その機器を開発いたしますときには、その機器を利用されるであろうと思われる方の御意見も承りまして機器を開発しておるところでございます。一番端的な例で申しますと、肢体不自由者の方とか身体障害者等の機器等につきましては、そういう方のところに最初に開発しました機器を持ち込みましていろいろな御意見を承りまして、直すべきところは直し、物によっては
○西井説明員 お答え申し上げます。 ただいま先生からお話のございました、ミニファクスとかファクスミニとかホームファクス、いろいろな言い方をしております小型のファクスを開発いたしておりますことは事実でございますが、私どもといたしましては、これの提供条件、その前提になります需要予測その他についてただいま詰めておりますところで、また、そういうやり方についてただいま郵政省御当局と打ち合わせ中でございまして
○説明員(西井昭君) ただいまのところ公社から格別のPRもいたしておりません関係で利用数はきわめて少のうございまして、御存じのようにサービス開始をいたしましたのが八月十五日からでございますが、この九月末、約一月半ほどの間で大体百二十通程度ぐらいの利用がございます。
○説明員(西井昭君) 先生の御質問は、たしか公衆ファクスのときにどういう認可申請をし、そのときの経緯はどうかということかと思います。
○西井説明員 お答え申し上げます。 ただいま先生がおっしゃいましたとおりでございまして、わが国の電話料金は、近距離は欧米諸国に比べて非常に安くなっておりますが、遠距離は高いということで、いわゆる遠近格差が大きいという料金体系になっております。ただ、これを抜本的に改正いたそうといたしますと、違距離をわずかに下げるためにも近距離をかなり上げなければいけない、こういう収入構造になっておりまして、したがいまして
○西井説明員 お答え申し上げます。 ただいま先生からお話のございました夜間通話料の割引の問題でございますが、御存じのとおり現在、いわゆる市外通話と申しておりますものの中で六十キロメートルを超える区間につきましては、午後八時から午前七時までおおむね四割引きの夜間割引をいたしておるところでございます。それに対しまして、わが国の通話料金体系と申しますのは、近距離は欧米等の諸外国に比べて二分の一ないし四分
○西井説明員 お答え申し上げます。 ただいま先生からお話のございました吉田、大月、都留地区、いわゆる郡内地域のポケットベルのサービス開始でございますが、現在本年末を目途にいたしましてサービス開始をできるべく鋭意工事を進めておりまして、格別の電波障害その他が発生しない限りは、年内に、ことしの暮れになろうかと思いますが、サービス開始できる予定で進めさしていただいております。(鈴木(強)委員「暦年でいいんですか
○説明員(西井昭君) 実施時期でございますが、この実施時期につきましては、この案を実施いたそうといたしますと電話の料金の課金機器の取りかえ、またあるいは改造工事が全国的に必要でございまして、どうしてもかなりの時間がかかるわけでございますが、公社としてはできるだけ速やかにこれを実施に移したいということで最大限の努力をいまいたしておりまして、最終的にいつできるかというのをただいま詳細に検討中でございますが
○説明員(西井昭君) 深夜料金の問題につきましては、具体案をただいま郵政省と御相談をして最終案を詰めておりますところでございます。これはただいまお話のございました諸外国に比べて高い遠距離区間を主に夜間割引制度の改定を行いまして、深夜にもう一段の割引を実施をすると、こういう方向で考えておりまして、具体的な案といたしましては、現在午後八時から翌日午前七時まで四割引きの夜間割引を六十キロメートルを超える区間
○説明員(西井昭君) ただいま先生の御指摘のとおり、わが国の電話の通話料は、近距離通話は諸外国に比べて非常に安うございまして、反面長距離通話が非常に高いと、こういうことになっております。で、公社といたしましても、この点についてこの格差の是正というものを何らかの形で行うことは必要であると考えておりまして、御存じのとおり昭和二十二年にはこの遠近格差が一対二百以上ございましたのを、機会をとらえて逐次いままで
○西井説明員 私からお答えするのが適当であるかどうかあれでございますが、公社としてもまことに結構なことだと考えておる次第でございます。
○西井説明員 お答え申し上げます。 これを実施いたしますときには、現在の各加入者ごとについております課金機器を全面的に改造しなければいけませんでして、その工事にかなりの時間がかかりますので、公社といたしましてはかなり努力をいたしましても、ことしいっぱいこの課金機器の改造にかかるということでございますが、なおこういう御時世でございますので、少しでも、一日でも一週間でも繰り上げるように、ただいま詳細なる
○西井説明員 お答え申し上げます。 最初に、先生からお話のございました、今回の深夜料金割引の問題は公社の発意かどうかということでございますが、わが国の電話の通話料と申しますのは、近距離は諸外国に比べまして二分の一ないし四分の一という非常に安い料金でございますが、遠距離につきましては諸外国に比べて一・五倍ないし二・五倍という高い料金になっております。そしてこのいわゆる遠近格差という問題につきましては
○西井説明員 利用者委員会につきましては、ただいま先生からお話のございましたとおり、五十二年から現在に至りますまでに地方と中央に利用者委員会が設けられまして、それぞれ非常に活発に活動をしていただいておるところでございます。そしてそこに利用者の皆様方の各層の代表の方に出ていただきまして、公社の業務に関する御要望を承る場として非常に重要な意義を持っていると考えているところでございますので、今後ともその内容
○西井説明員 お答え申し上げます。 公社は国民のための電信電話事業を運営しております関係で、利用者委員会でございますとか、あるいは各種のユーザーの団体でございますとか、各家庭の奥さまモニターでございますとか、そういう団体を通じていろいろの御意見を承りまして、そしてそれを公社事業に反映をいたしておるところでございます。また、個々の問題につきまして、監督官庁でございます郵政省と御相談を申し上げますような
○説明員(西井昭君) ただいま先生からお話しのございましたとおり、スピーカホンと申しますのは、もともと身体不自由者の方に開発したものではございませんでして、普通の方が同時に通話したいとか、そういう御要望に応じるために開発いたしましたものでございます。しかし、現在お話のように、それが肢体の不自由な方にも非常に有用であるというお話も承っておりまして、実は公社はこのスピーカホンと別に肢体の不自由な方でも簡単
○説明員(西井昭君) 諸外国と料金体系がそれぞれ異なっておりますので直接比較するのはいろいろむずかしゅうございますが、仮に三分お使いになったときにどのくらい格差があるかということで申しますと、わが国の遠距離と区域内との差は一対七二——三分おかけになったときに一番遠い七百五十キロメートルを超える区間は七百二十円の料金をいただいておりまして、区域内は三分十円でございますので、一対七二に開いておるわけでございます
○説明員(西井昭君) ただいま御審議いただいております五十五年度予算におきましては、度数量通話が大体二兆二千億ぐらいございます。そのうちの約一三%ぐらいが区域内通話の料金になっておるわけでございます。したがいまして、これは全体の二二%でございますから二千五百億ぐらいの収入が区域内通話の収入になってまいっておるわけでございます。したがいまして、これを三割値下げをいたしますと、大体その三割程度、ですから
○西井説明員 お答えいたします。 先生御存じのとおり、現在東京−広島間の昼間の料金は三秒十円になっております。それから、午後八時過ぎから翌朝の午前七時までの夜間につきましては四割引きの料金をいたしておりまして、現在五秒十円になっております。したがいまして、たとえば三分間おかけになりましたときの料金は、昼間ですと三分間で六百円、それから夜間ですと三分間三百六十円、このようになっておるわけでございます
○西井説明員 お答え申し上げます。 公社といたしましては、電話料金といいますのは当然のことながら原価を回収するという考え方をとっておりまして、その原価と申しますか経費の回収の方法は、ただいまおっしゃいましたとおりいわゆる二部料金制と申しますか、それを基本料と通話料の二つの料金によって回収するという考え方をとっているわけでございます。 そのうちにその基本料と通話料と、どういう考え方でこれを回収するかということでございますが
○西井説明員 ただいま先生からお話のございましたとおり、公社といたしましては、身体的にいろいろ障害のある方のために各種機器の開発を進めてまいりましたところでございます。ただいまございますのは、盲人用のダイヤル盤でございますとか、シルバーホンという名前でついております「あんしん」「めいりょう」「ひびき」といったようなものとか、フラッシュベルでございますとか、身体障害者用の公衆電話あるいは難聴者用の公衆電話
○西井説明員 夜間の割引についてはただいま御答弁申し上げましたとおりでございますが、これは私どもといたしましては、遠近格差の縮小の中の夜間についての先取りと申しますか、それの先行実施という考え方に立っております。したがいまして、公社としましては、先ほど大臣からも御答弁がございましたとおり、本質的にはやはり遠距離を下げまして近距離を上げていきたい、こういうふうに考えているところでございまして、そのためには
○説明員(西井昭君) ただいまおっしゃいました自衛隊法の百四条でございますが、これは同じく自衛隊法の七十六条によりまして、「外部からの武力攻撃に際して、わが国を防衛するため必要があると認める場合には、国会の承認を得て、自衛隊の全部又は一部の出動を命ずることができる」という条文がございまして、国会の承認を得まして自衛隊の出動がございましたときに、その自衛隊の任務遂行上必要があると認める場合に、その緊急通信
○説明員(西井昭君) お答えいたします。 現在の公衆電気通信法の体系から申しますと、特定地間に通信をしたいという御要望に対して、公社はお受けいたしまして、途中どのような伝送路を通じてまいるかということについては、これは一応公社側において一番適当な伝送路を使うように実施をしておるわけでございます。したがいまして、ただいまのお話のように、通信衛生を使えとか、たとえばほかの施設を使えとか、こういう御要望
○西井説明員 お答えいたします。 列車公衆電話サービスが余りよくないということは私どもも常々痛感をいたしておるところでございますが、この列車公衆電話サービスと申しますのは、国鉄が自分でつくられております業務用の通信設備を使用して提供しておるところでございまして、現在そのために使われております無線回線が六回線しかないわけでございます。この六回線を国鉄の車掌等の国鉄業務の通話とそれから一般の方がお使いになります
○西井説明員 お答えいたします。 新幹線の開通をしてからいままでどのようなサービス改善をしたかという御質問でございます。これは当然のことでございますが、新幹線の線の延長に伴いまして列車公衆のかけられる対地をふやしてございます。それから、同じ開通しております線の中でも、これは通話の関係できわめて若干でございますが、対地数をふやしまして、新幹線の列車公衆からかけられる一般加入電話、あるいは一般加入電話
○西井説明員 お答えいたします。 新幹線の開通時から列車公衆電話はついております。新幹線の開通いたしましたのはたしか三十七年ごろだったと思います。
○説明員(西井昭君) ただいまのお尋ねの、長距離、近距離ごとの原価がどのようになっておるかという御質問でございますが、電気通信と申しますのは、御存じのとおり、一つの伝送路に近距離通話も乗っておれば遠距離通話も乗っておるということでございまして、また、同じ対地にかけます場合でも、そのときどきによりまして必ずしも同じ伝送路を通ってまいりませんでして、迂回中継その他の機能を持っております関係で、いろんなルート
○説明員(西井昭君) 公社の電話料金の度数料の体系のことでございますが、おっしゃいますとおり、わが国の度数料と申しますのは、市内通話の料金が、市内通話と申しますか、一番最低の単位料金区域内の料金が諸外国と安い関係もございまして、長距離と近距離とのいわゆる遠近格差が相当に開いております。で、この問題につきましては、公社も戦後いろんな機会をとらえまして努力をしてまいってきておりまして、戦後昭和二十二年におきましては
○西井説明員 お答えいたします。 利用者委員会におきます各委員から出されました意見、要望でございますが、これは大体各通信局で年に三回ないし四回程度いたしておりまして、その中で現在までの検討状況を申し上げますと、各通信局あるいは現場等におきまして御意見を承りまして、それを事業運営に反映をいたしましたものが大体四割でございます。それから、御意見を承りましたけれども検討中あるいは当面実施困難としたものが
○西井説明員 お答えいたします。 ただいま先生から御質問のございました三点についてお答えいたしますと、まず自動車電話でございますが、自動車電話、これは自動車の中に電話機を取りつけまして、そしてその電話と一般の加入電話との間で相互の通話ができるというサービスでございまして、これはことしの夏ごろサービス開始をいたしたい、こういうことで目下鋭意公社の中で無線局の設置その他の準備をいたしておるというところでございます
○西井説明員 現在のところ、ただいまお話しのございます老人福祉電話等につきましては、設備料、加入料等につきましては、すべての福祉電話について全額国あるいは市町村等で御負担をしていただいておりまして、それから基本料につきましても約九〇%の福祉電話につきまして全額市町村等で負担をしておられるわけでございます。そういう実態等も踏まえまして、さらに先ほど申しましたとおりに、厚生省等に対しましてお願いをしたところでございます
○西井説明員 お答えいたします。 ただいまお話しの第七十八国会におきます附帯決議に基づきまして、寝たきり老人の方でございますとか、心身障害者の方とか生活保護世帯等の方に対します設備料の分割払い、それから債券の引き受け免除という点につきまして、郵政大臣の認可を得まして、公衆電気通信法の一部を改正する法律案の施行と同時に実施をいたしております。 それから、そのほか、ただいまお話しの設備料、通話料等につきましては
○西井説明員 お答えいたします。 公社は、御存じのとおり社会福祉施策をみずからやるべき立場にはないわけでございますが、いまお話しのとおりに、国民の電気通信事業ということをお預かりいたしております関係で、身障者を初めといたしまして、国民のためになります福祉の各種の機器について開発し、これを提供しておるところでございます。
○説明員(西井昭君) ただいま先生がおっしゃいましたとおり、公衆電気通信法におきましては、公社の「取扱中に係る通信の秘密は、侵してはならない」ということと、それから、一方、いわゆるそれに伴いますいろいろな規定がございますが、総裁が申し上げましたのは、御存じのとおり、刑事訴訟法の百条によりまして、いわゆる被告人に関する郵便物とか通信関係の書類は、裁判所がこれを差し押さえることができるという旨の規定がございます
○説明員(西井昭君) 現在国及び市町村等がいわゆる社会福祉の一環といたしまして、ひとり暮らしの老人宅に設置しておりますいわゆる老人福祉電話と言っております電話の数は、この五十二年度末現在におきまして二万五千五百四十三台設置をされております。それで、それに対しまして、ただいま先生からお話のございましたとおり、昨年の十一月、厚生省の方から御指導をされまして、個々の電話の名義を個人名義に切りかえることによりまして
○説明員(西井昭君) お答えいたします。 先生のおっしゃいますとおりに、わが国におきます電話料金の料金体系についてはわれわれもいろいろと問題点を持っておりますところでございますが、その中で特に問題と思っておりますのが大都市近郊におきます通話料の格差の問題と、遠距離、近距離間の料金格差の問題でございます。公社といたしましては、この点につきましては、戦後ずっとこの格差是正に努力をしてまいってきておるわけでございますが