1963-03-25 第43回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第1号
○政府委員(藤牧直君) よろしゅうございますか。――なお、最近の数字の三十六年度を申し上げておきますと、件数が落ちておりまして四百四十一件でございます。普通局が二百七十三件、六二%、他が特定局というふうになっております。
○政府委員(藤牧直君) よろしゅうございますか。――なお、最近の数字の三十六年度を申し上げておきますと、件数が落ちておりまして四百四十一件でございます。普通局が二百七十三件、六二%、他が特定局というふうになっております。
○政府委員(藤牧直君) ただいま申し上げましたのは犯罪件数の総体でございます。普通局と特定局別に分けますと、勢い犯人のあがったもの、検挙した結果によりまして、普通局あるいは特定局というふうに分けることができるわけでございます。なお、現在のところの検挙の平均率というのは、大体五三%くらいになっております。したがいまして、件数が合わぬのでございますが、あらかじめ申し上げておきます。三十四年度におきまして
○政府委員(藤牧直君) 三十六年度の郵政犯罪、これは部内あるいは部外等にまたがるわけでございますが、この総計が三千四百十八件でございます。この件数は三十二年度の二千六百一件を一〇〇といたしますと、件数にいたしまして一三一というふうにふえております。それからやはり金額につきましては三十二年度を一〇〇にとりますと、三十六年度は一六八に指数が上がりまして、三十六年度におきましては二億三千四百万円の国損を、
○政府委員(藤牧直君) 先ほど官房長から御説明申し上げたとおり、省をあげて防犯対策を講じておるわけでございます。お説のとおり、まず第一になさねばならぬことは、省をあげて防犯意識を高めることであろうかと思います。それにつきましては、昨年八月に本省内に防犯対策協議会というものを設置いたしまして、着々防犯意識の向上の施策をやったのでございます。なお、昨年八月と本年二月、再度にわたり、事務次官から部内一般に
○政府委員(藤牧直君) ただいまお尋ねの生野鶴橋の局長の横領事件につきまして、やや詳細に御説明申し上げてみたいと思います。 本件は、一月二十五日から二月の四口までの間、わずか十日間に、七名の預金者から総額二千四百万円の定額預金の申し込みがあったわけでありまするが、そのうち二百四十万円、一割相当額でございますが、これを正当計理いたしまして、残額の二千百六十万円、これを友人の橋本某に事業資金として全額融通
○藤牧政府委員 郵政犯罪の現在の状況、あるいは過去五カ年と比較してどうなっておるかと申しますと、昭和三十二年度が部内、部外含めまして、貯金、保険、郵便全部含めました犯罪件数が二千六百一件でございます。三十六年度におきましては三千四百十八件、三十二年度の指数を一〇〇にいたしますと、三十六年度は一三一というふうに件数において伸びております。また犯罪金額におきましても相当の伸びといいますか、ふえております
○藤牧政府委員 さように考えます。
○藤牧政府委員 大阪市の生野鶴橋郵便局長が定額貯金を横領いたしまして、その全額をほとんど友人に融資した事件が二月八日に起きたわけでございます。今日、鋭意捜査継続中でございますが、ただいままでにわかりました範囲でお答えを申し上げます。 生野鶴橋郵便局は定員五人の郵便局でございます。一月の二十五日から一月の三十一日まで七日間に、六人の預金者から二千四百万円の定額貯金を預かったわけであります。二千四百万円
○藤牧政府委員 どうも私の答弁がまずくて先生に誤解をいただいておるようでございますが、私どもは無人局舎の侵入——人がいないから犯罪があっても仕方がないということを申し上げたつもりはないのでございまして、郵政犯罪の件数がたくさんあるのだ、その件数の中身は無人局舎に忍び込んだというようなものもその件数の中に入っておるのだ、そういう説明を申し上げたわけです。(上林山委員「局舎侵入の四割のうち九割がそうだとあなたが
○藤牧政府委員 お答えいたします。 最後の分からお答えいたします。詳細の資料をただいま持ち合わしておりませんので、この次お手元まで御配付申し上げたく思っておりますが、局舎侵入は九分九厘まで無人局舎でございます。管理者のいるところへ入る者はまず例外でございまして、夜間無人になるところへどうしても入ってくる、こういうものでございます。 それからなお予防措置が重要だというお話でございますが、まことにごもっともで
○藤牧政府委員 お答えいたします。年々歳々、犯罪が跡を断つどころか漸増の傾向にあるということにつきましては、部下指導等に十分力を尽くしておりますものの、まことに申しわけなく存じておる次第でございます。 郵政犯罪と申しまして、郵便あるいは貯金、保険あるいは共通関係と四種類ございますので、各別々に申し上げます。 郵政犯罪の九〇%が郵便並びに貯金でございます。それから保険、共通の犯罪の占める割合は、郵政犯罪
○説明員(藤牧直君) お答えいたします。まず最初に、郵政監察官の職務権限でございますが、これは特別司法警察職員としての権限を持っております。したがいまして、郵政犯罪につきましての捜査、刑訴上の捜査の責任に当たる、こういう職務を持っております。一方郵政事業各般にわたりまして、業務の考査をやる、で業務の能率的運営ができるかどうかというようなことについて考査をするという権限も持っておる次第でございます。それで
○説明員(藤牧直君) 部内犯罪が依然として跡を断ちませんということにつきまして、まことに申しわけなく存じておる次第でございます。この部内犯罪には、御承知のとおり、郵便犯罪、貯金犯罪、あるいは保険犯罪と、いろいろあるわけでございます。 郵便犯罪につきましてまず申し上げますと、最近新聞紙上等をたいへんにぎやかにしておりまする郵便抜き取りというものがあるわけでございます。これにつきましては、書留扱いのものにつきましては
○説明員(藤牧直君) お答えいたします。 大体、いうところの家族従事員と申しますか、そういったものを持っております特定局は、全国で一万七千四百余のうち、五千局程度が特定局として存在いたしております。過去の犯罪の統計等から見ますと、必ずしも家族従事員局に犯罪が多いということは言いがたいのであります。ただ、家族従事員がいる局で、非常に成績のいい局と、極端に成績の悪い局というものが存在いたしております。
○説明員(藤牧直君) まず第一に、人員が多少不足いたしておりまするので、増員ということと、大都市におきまして、御承知のとおり、現在のところは郵政監察局というものが置かれておりまして、その下には、監察局所在地には支局というものが現在置かれていないのでございます。したがいまして、東京、大阪等におきましては、郵政監察局の官の一つの組織というようなものもあわせて考える必要があるのではないかというように考えておる
○説明員(藤牧直君) お答えいたします。実は最近犯罪が非常に目立っております。大きな犯罪が出ておりますというようなことに関連いたしまして、従来の監察官あるいは監察官補という人員のもとにおきまして、業務考査あるいは防犯考査というようなものを非常にきめをこまかく徹底的にやるというふうな方針にいたしました。したがいまして、考査あるいは調査の対象数というような、数は減ろうかと思いますが、量より質というふうに
○説明員(藤牧直君) お答えいたします。現在の監察官制度は、御承知のとおり、昭和二十四年の六月、郵政省が設置されるとともに発足いたしておりまして、監察官の人員等につきましては増減がほとんどございません。ただ、昭和三十二年に監察官補の制度を創設いたしまして、百二十名くらいの増員になっております。将来あるいは現在、犯罪等がお説のとおり多発いたしておりまするので監察官補あるいは事務職等について、多少の増員
○藤牧説明員 ただいまのところ、共犯ということで送検されております。母の川端まつゆというのは、単独横領と業務上横領の共犯、二つの罪名で逮捕されております。
○藤牧説明員 お答えいたします。 犯行が継続いたしました間が六年六カ月ぐらいに相なろうかと思いますが、前後十二回の年次考査あるいは事故調査等をいたしております。
○藤牧説明員 お答えいたします。 新聞紙上等に報道されております以外のことというふうな特段なものは、実はないわけでございます。