1951-10-29 第12回国会 参議院 電力問題に関する特別委員会 第3号
○参考人(藤波收君) 北海道は何といいますか、天然資源、主に地下資源、殊に石炭のようなものがたくさんございますし、それから農産物、水産物のようなものもございますが、どうもまだ内地並みの開発をいたしておりません。いわばまだ子供のようなものです。でそれを開発することが国土の狭くなりました日本では非常に急務であると考えております。それにはほかの地域よりも何といいますか、露骨に言いますと、採算を超えて国が資金
○参考人(藤波收君) 北海道は何といいますか、天然資源、主に地下資源、殊に石炭のようなものがたくさんございますし、それから農産物、水産物のようなものもございますが、どうもまだ内地並みの開発をいたしておりません。いわばまだ子供のようなものです。でそれを開発することが国土の狭くなりました日本では非常に急務であると考えております。それにはほかの地域よりも何といいますか、露骨に言いますと、採算を超えて国が資金
○参考人(藤波收君) 大体の見通しはそんなことでございまするが、お尋ねでもありますれば、わかつたことは何でも御説明申上げます。 それから三ページの最後のところに今後の需給状態というのをちよつと書いてございます。大体申しましたような趣意のことになつていると思うのであります。状態が非常に惡ければ一番最後に書いてありますが三万七千キロ、八%ばかりの不足が予想されることもあるということでございます。危機に
○参考人(藤波收君) 藤波でございます。只今お尋ねがございましたので逐次御説明申上げたいと思います。 先ず第一の今後の電力危機に対する具体的方策についてでございますが、北海道のほうはこの夏から今まで殆んど電力の制限はいたしておりません。若干都合の悪い時分にピークの時間を少しシフトして頂くという程度のことはやつておりましたけれども、電気の量を全面的に制限をするということはしなくて済んだのでございます
○参考人(藤波收君) 私は北海道電力の藤波收でございます。私は最近数年間電気事業を離れておりましたのでございまするが、最近になりまして北海道電力に就任をいたしましたような次第で、詳細のことについてはまだ通じておりませんので、その点は後ほど会社の他の者から御説明を申上げるごとにいたしまして、大綱につきましてお話を申上げたいと思います。 先ほどから東北電力の丙ケ崎社長並びに東京電力の安蔵社長からいろいろお