2004-05-11 第159回国会 衆議院 法務委員会 第23号
○藤川参考人 お答えいたします。 大変難しい問題で、私のような法律の素人には答えられるかどうかわかりませんが、そうであってほしいし、そうあるべきだというのが私の基本的な考えでございます。 今御指摘のありました、例えば環境の問題です。 私は三年ほど四国に赴任したことがあるんですが、そのときに白砂青松の浜辺を埋め立てるという問題がありました。埋め立てて工業用地をつくる、そのときに、漁業補償、これは
○藤川参考人 お答えいたします。 大変難しい問題で、私のような法律の素人には答えられるかどうかわかりませんが、そうであってほしいし、そうあるべきだというのが私の基本的な考えでございます。 今御指摘のありました、例えば環境の問題です。 私は三年ほど四国に赴任したことがあるんですが、そのときに白砂青松の浜辺を埋め立てるという問題がありました。埋め立てて工業用地をつくる、そのときに、漁業補償、これは
○藤川参考人 大変難しい御質問であるとともに、私も身につまされて、そうだろうなと思います。 義務づけ訴訟でこの議論をしてきたときには、御指摘のようなところは実は余りしてこなかったような気がいたします。例えば、あのとき議論の頭にありましたのは公害規制ですね。深刻な公害が起きているのに、行政がそれに対して規制権限を行使しない、そういう場合、公害の被害者から規制してくれという訴えを認めるべきではないか、
○藤川参考人 おはようございます。日本経済新聞の藤川でございます。 お手元に簡単な資料をお配りいたしましたので、それに基づいてお話をさせていただこうと思います。 今、塩野先生から、日本の行政訴訟法の第一人者としてのさまざまな学問的な立場からのお話がありました。この後、水野弁護士から、実際に行政訴訟を長く手がけてこられた弁護士の立場からのお話があると思います。そうなりますと、私は、行政訴訟を利用する
○藤川参考人 お答えいたします。 先生御指摘のとおりで、私は、これは平成の大改革の一里塚とすべきだと考えています。これで、明治三十四年の施行以来百二年間変わっていない担保法制が変わったんだと思ってもらっては困る。 もっとあけすけに言いますと、私は、ウナギのにおいをかいできまして、担保法に手をつけるというので、きっとウナギが出てくると思ったんです。ところが出てきたのは、どうもメソウナギどころかドジョウ
○藤川参考人 お答えいたします。 大変勉強されておられて、私も、かえってこちらがきょうは勉強させていただいたような気がいたします。 一新聞記者ですので、どこまでお答えできるかわかりませんけれども、今の御指摘、この短期賃借、三百九十五条というのは梅謙次郎さんが入れたと言われていますけれども、その趣旨は、今のお話のとおり住宅流通の保護ということとともに、もう一つは、よく言われていますのは、建物の荒れることを
○藤川参考人 おはようございます。日本経済新聞の藤川と申します。 本日は、担保法とそれから執行法を改正するための法律案の審議に当たって、私の意見を述べる機会を与えていただきまして、まことにありがとうございました。 個々の改正案の具体的な意見を申し上げる前に、基本的な考え方というものを私はまず述べてみたいと思います。 お手元にレジュメをお配りいたしましたけれども、まず初めは、今回の改正は、単に執行妨害
○藤川参考人 先生がLECの講師をしていたとは知りませんでした。 私は、附属資料の中に、法科大学院を根づかせるためにという、私どもがつくっております司法改革国民会議のホームページに載せた文章をお配りしてあると思いますけれども、実は、私は今のお話の予備校に通ったことがございます。しかも、論説委員になってからでございますので、ごく最近でございます。予備校の教育の実態がどういうものかというのはそこにつぶさに
○藤川参考人 お答えいたします。 今のお話は、大変傾聴すべき点が多いかと思います。 ただ、その場合、私考えていますのは、司法試験というものを非常に高いレベルで考えておられるので、むしろ、司法制度審議会の過程で議論になりました、法科大学院を出れば七割、八割の人が受かるという制度にしておけば、今先生のお話のとおり、何も改めて第1種試験をやる必要はなくて、司法試験が受かったことをもって第1種の合格とみなすというようなことをやればよろしいのではないかなと
○藤川参考人 おはようございます。私、日本経済新聞の藤川と申します。 本日は、法曹養成制度の改革に関する二つの法案について意見を述べる機会を与えていただきまして、まことにありがとうございました。 私は、長年司法問題を取材してまいりました。毎日のように司法と社会という問題を取材しております。その取材の経験を通じまして、一日も早くこの法案を通していただきたい、今、司法制度改革についてこのような改革をすることは
○参考人(藤川忠宏君) 私は、一番初めに申し上げましたように、メディケアという考え方が実は背景にあるんだというふうにイギリスの方はおっしゃっておりましたけれども、その考え方でいいますと、外国人が病気をしています、その方が不法に残留した人であるという場合、治療しなくていいかどうかと。治療しなくていいかどうかという問題とそれを国民の税金で負担するかどうかというのはまた議論が別でしょうけれども、しかし社会保障
○参考人(藤川忠宏君) お答えいたします。 まさにお話のとおりです。この取材をしていまして、実はこういうことを多くの方から聞いたんです。初め、三百万のお金を多重債務者、若者でもだれでも結構です、お父さんがついてきて三百万用意して、先生、これでけりをつけてくださいと。その場はけりがつくわけです。そうすると、五年後に今度は五百万持ってくるんだそうです。五百万で、先生、これが最後ですからまたお願いします
○参考人(藤川忠宏君) 藤川でございます。本日は、民事法律扶助法について意見を述べる機会を与えてくださいまして、大変ありがとうございました。 既に、山本先生から学問的な見地からの御意見、それから小寺弁護士からは、これまで法律扶助を進めてこられた実務経験に基づいて御意見の開陳がありました。私は新聞記者でございますので、今までの新聞記者の取材を通じてこの今の日本の法律扶助についてどう感じたか、あるいは