1974-05-30 第72回国会 参議院 社会労働委員会 第14号
○藤原道子君 どうもありがとうございました。
○藤原道子君 どうもありがとうございました。
○藤原道子君 私、思いがけなく、議会といたしましては初めてのようなこの感謝の会をお持ちいただきまして、まことにありがとうございます。 私は、終戦後初めて衆議院に出まして、自来ずっとつとめさしていただきましたが、皆さま御案内のように、うちが没落いたしまして、尋常五年の中途退学、十一から印刷女工をいたしまして、夜学に行ってやっと尋常小学校だけを卒業した者でございます。 無学な私が大正十四年から社会運動
○藤原道子君 私はいろいろ調べますけれどもね、児童家庭局の予算が総額少ないですね、これはもっとふやすように努力していかなきゃならないということを、今度こうした計画を見てしみじみ考えましたので、とにかく児童対策に対してもっと真剣に考えていただきたいということを強く要求いたします。 そこで、母子保健対策でございますが、重症心身障害児の発生予防が最も重要であると思いますが、これに対してどのような対策を考
○藤原道子君 いまの御答弁でございますけれども、私はこの保育所であるとか、あるいは学校から帰った子供たちの保護であるとか、あらゆる問題はずいぶん取り上げてきているんですよね。そのたんびにあなたのいま言うような答弁をしていらっしゃる。だけれども、あまりにもいま保育所その他少なさ過ぎると思うんです。それから保育所の時間が非常に働く女性にとっては足りないんですね。勤務が五時までといっても帰る時間がちょっとあれになると
○藤原道子君 私は児童手当法についての質問をしたいと思いますが、まず最初にお伺いしたいのは、二十世紀は児童の時代であるとエレン・ケイ女史が言われた、そのことばのとおり、世界各国の児童福祉は競うように著しい発展を見せてまいりました。ひるがえってわが国の児童福祉を見ると、戦後著しい発展を遂げ、児童福祉法はじめ母子保険法あるいは児童扶養手当、特別児童扶養手当等一応の法体系は整備されてまいりました。 しかし
○藤原道子君 私は、雇用保険法案の提案理由についてお伺いしたいと思うのであります。 まず、労働省が今回提案した雇用保険法案は失業保険の給付のみならず、法案に盛られた雇用促進、能力開発、あるいは労働者福祉といった、いわゆる三事業についても重大な問題点を抱えており、全く無視できない法律案であります。そこで、私は女性問題を主としてお伺いしたいのでございますが、まず最初に、雇用失業情勢の現状及び失業保険の
○藤原道子君 私は、そこで伺いますが、中小企業とかそうした人たちの医療ですけれども、公費負担医療と国民健康保険との調整についてはどういうふうに考えていますか。 結局、公費負担医療と国民健康保険の医療給付費の調整については、現在三割の自己負担がありますが、他の社会保険の場合と同様に無料となるように改善すべきではないかと思いますが、この点はいかがですか。 国民健康保険の仕組みを健康保険における保険給付
○藤原道子君 私は、口だけではなくて、真剣にやってもらわなければ困ると思うのです。 昭和四十八年十一月に結核予防審議会から「結核健康診断及び予防接種の実施方法について」という答申が出ておりますが、その中の施策の実施にあたり留意すべき事項については、今後どのようなお考えをお持ちですか。
○藤原道子君 私は、先日質問いたしましたけれども、時間の関係で抜けたところがたくさんございますので、それを補充して質問さしていただきます。 そこで、結核の現状から見まして、将来、結核対策全般についての展望をまずお聞きしたいと思います。
○藤原道子君 私は今回の結核予防法の一部改正の理由は、きょう提案理由の説明で聞きましたけれども、ほんとうの理由はもっと別にあるんじゃないかと、こういうふうに思うんです。私は結核予防会発行の「複十字」という雑誌を見たのですが、このナンバー一一六、ことしの三月号に厚生省の公衆衛生局の結核成人病課長さん、島田さんが寄稿していらっしゃる、「昭和四九年度結核対策関係予算案の概要とその解説」という題で載っております
○藤原道子君 私は時間もございませんけれども、結核予防法等の一部を改正する法律案について、まず第一に基本的事項についてお伺いをいたします。 結核対策の基本方針はどうであるか、結核対策について行政は広範多岐に分かれているが、その実施状況についてお伺いしたいと思います。
○藤原道子君 私は、日本社会党を代表して保健師法案、栄養士法の全部を改正する法律案、理学療法士及び作業療法士法の一部を改正する法律案、臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律の一部を改正する法律案、診療放射線技師及び診療エックス線技師法の一部を改正する法律案、及び歯科技工法の一部を改正する法律案、以上六法案について、その提案理由を一括して御説明いたします。 最近、地域医療や住民医療ということが強調
○藤原道子君 私はこれから看護婦の問題について少し質問していきますけれども、いまの現状をお考えいただきまして、国民の医療が完全に行なわれるのには看護婦の充実ということが絶対必要だと思うのです。そういう点で、さらに人事院としてはお考えを願いたいということを強く要望いたしておきます。 参議院の社会労働委員会の決議といたしまして、昭和四十四年の六月十日に社労委員会で「看護職員の不足対策に関する決議」が行
○藤原道子君 私は、現在の看護婦の実情からいたしまして、やはり教職員と同じような時期にやってほしかった。それと同時に、看護協会の要望も一五%ですね。それから私たちは二〇%と言っていたんです。で、看護協会では一五%と言ったのが、実施されるのは九%ですか。それで、教職員のほうと時期がおくれたとしても、実施するのはいま決定するんだって、一月からしたって、さかのぼったっていいんじゃないですか。 それからもう
○藤原道子君 お伺いいたします。 看護婦給与についての人事院勧告でございますが、看護婦関係団体の要望でもあり、また自民党看護問題小委員会の決議もございまして、それによりましても、勧告の時期を教職員のそれと同時に行なうこと、上げ幅は二けた以上とすることというふうな、それから三としましても、実施時期は本年一月にさかのぼって行なうこと、こういう要望でございます。この項目も去る三月二十六日付の人事院勧告は
○藤原道子君 看護婦が足りない、このことはもうずいぶん長い間のわれわれの要求なんですが、それがどうしてできないのですか。看護婦の養成機関の問題、それから潜在看護婦の対策、あるいはまた保育所等がないために看護婦さんはやめていく人が多いのですよね。こういうことに対して、一体厚生省は、——給与の問題もありますが、どう考えているのか。看護婦が足りないということは患者に対して非常に大きな迷惑をかけている。ことに
○藤原道子君 勧告があってから、もう八年たっているですね。それでいまだに半分にも達していないですよ。いま二人夜勤が療養所では三三%、それから、らい療養所では四三%、それから国立病院では五〇%、がんセンターは八二%やっているようでございますけれども、これを、いつになったらこの勧告が実施できるんですか。一人夜勤が非常にまだ多い、らい療養所が五七%も一人夜勤、療養所は六七%も一人夜勤、これをそのままにしておいて
○藤原道子君 まず第一に、国立病院と国立療養所におけるニッパチ勧告がどのように実施されているか、その実施状況についてお伺いしたい。
○藤原道子君 真剣にやってください。
○藤原道子君 私は、きょうは簡単にしておいていずれあらためて質問いたしますけれども、いつも看護婦の養成はするすると言いながらきょうまでしていない。大臣、ほんとうに看護婦の養成を国の費用でやってもらいたい。いま非常に重労働だから、看護婦さんの腰痛症が非常にふえている。いま文部省の関係だと言うけれども、養護学校が初めてできるのに保母さんを七人、看護婦七人、——保母がたった三人集まっただけで、看護婦はゼロ
○藤原道子君 関連して、簡単に御質問したいのでございますが、私は、いま健康を悪くして静養中でございますので、あまり委員会に出ておりませんけれども、この間新聞を見ましたら、国立久里浜養護学校というのができるのですね、今度。ところがここに身障児を三十人ばかり入れるのだそうですが、これに対して看護婦さんが七人、それから保母さんが七人というものを集めようとして努力したけれども、ついに看護婦さんは一人も集まらない
○藤原道子君 これは実態調査の報告書はまだできていない、——早くつくってください。 それから日雇い労働者が、いまの賃金のことを聞いてもそうですが、就労しながら生活保護を受けているという話ですが、どの程度が生活保護を受けているのでしょうか。
○藤原道子君 労働省では調査の結果報告書が出ているわけですね。この点で、十分今後とも対策を立てて生活ができるような方向に持っていっていただきたい、努力してほしいと思います。 そこで、日雇い健康保険の実態はいかがでございましょうか。
○藤原道子君 日雇い健保について御質問いたしますが、この前質問最中に質疑打ち切りの動議で中断。したがって途中からお伺いしますが、あるいは重複するかもわかりません。 そこで、まず第一に、日雇い労働者の実態についてお伺いしたいのですが、日雇い労働者の賃金、就労、生活実態はどうでしょうか。労働省にお伺いいたします。
○藤原道子君 この日雇い健保に対してはずいぶん陳情が出ているはずです。田中総理に対してもいろいろと、ここに私も拝見しておりますけれども、たいへんな陳情が出ている。今度あなたがおっしゃったように改正を出した。ところが今回、健康保険法をはじめとして他の医療保険はさらに給付内容を改善しているのでその格差はますます拡大されてる、日雇い健保との。その格差はますます拡大されているが、改正案が段階的改善と言われるならば
○藤原道子君 いろいろな事情を言われるけれども、とにかく、昭和三十六年以来、給付内容の改善が行なわれていない。十二年間も放置してきたことは、政府の怠慢のそしりは免れないと思うのです。 今回の改正案は、当面の財政対策を主眼としたものであって、給付内容は、単に申しわけ的なびほう策を行なっているにすぎないと私は思いますが、どうですか。
○藤原道子君 私は、日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案について御質問したいと思います。 まず第一に、基本的条項。日雇い健康保険法は、制度発足した昭和二十八年当時から、給付内容が、他の医療保険と比較して社会保険としての体をなしていないといわれる劣悪な内容であったが、今日までどのようにその内容の充実に努力してきたかという点について、まずお伺いをしたいと思います。
○藤原道子君 順次お伺いしたいと思います。戦後処理の基本方針のもとに具体的な計画があって遂行されたんでしょうか。つぎは対策だけでなく一つの方針があったのかどうか。
○藤原道子君 それだけ。——私は、農地報償とか引揚者給付金とかあるいはまた旧令の共済組合特別措置法とかまだいろいろあったと思うんですが、どうなんですか。
○藤原道子君 私は、まず基本的事項からお伺いしたいと思います。 今次大戦後、二十八年が経過して、近年経済の著しい繁栄と相まって、戦後はすでに終わっている、このような情勢において戦争犠性者の現状を見るとき、ここではまだまだ戦後の処理は終結していないといわなければなりません。 そこで、戦争犠牲者に対し、政府は今日までどのように戦後処理を行なってきたか、この点についてまずお伺いをしたいと思います。できますならば
○藤原道子君 そこで、原爆被爆者の援護については、国家補償の理念で対策を考えるべきではないかということで、国会における法案の審議を通じてきょうまでわれわれは努力してきたはずなんです。絶えず論議された重要点であり、また原爆被爆者の願望としては当然のことと思われる。しかるに政府は、原爆被爆者に対する特別措置は社会保障の範疇で解決して、今回の改正案においても法の性格を依然として改めようとしていないのは理解
○藤原道子君 何といっても戦後三十年近くたっていまだに今日の状態。そういうことを思うと、政府ではいつも今後努力いたしますという御答弁はいただいておる。けれども、それが実行されていないということで、国民がどういう気持ちでいるかということをお考えいただいて、真剣に進めてほしい。 そこで、原爆の被爆者の対策についても、これまでの経緯や今回の改正案を見ましても、十分な施策がなされているとはいえない。原爆被爆者
○藤原道子君 それでは、まず第一に、基本的事項についてお伺いしたいと思います。 戦争犠牲者に対して今後戦後処理方針はどうなっておるか。また一般戦災者で死傷者については救済措置を考えておいでになるのかどうか。最近になって外地の戦死者とか、負傷者とか、あるいは遺児などの問題が大きく取り上げられておりますが、これについてまずお伺いをします。
○藤原道子君 寝たきり老人が結局自宅におりまして食事がなくて餓死したというような例がたくさんある。外国へ参りますと、給食を三食ともに運んでいるというような施設がずいぶんふえておるわけです。こういうことに対してお考えになっていらっしゃいますか、どうですか。
○藤原道子君 結局ホームヘルパーが非常に足りないことは私たちも残念に思うんですが、いまこの待遇の改善を考えているとおっしゃいますが、どの程度に改正しようとしていらっしゃいますか、あまりひどい待遇だと思います。 〔委員長退席、理事大橋和孝君着席〕
○藤原道子君 私は、厚生大臣の所信表明に対しての御質問を申し上げたいと思いますが、健保とか年金は法案のときにお伺いをするといたしまして、まず具体的な問題を御質問したい。ぜひとも大臣から御答弁を願いたいと思います。 まず第一にお伺いしたいのは、この寝たきり老人に対して医療のみで対策とするのか、——この所信表明を見ますと、住宅は一体どうするか、生活はどうか、ホームヘルパーあるいは給食、こういう点が寝たきり
○藤原道子君 私は、先ほどから皆さんが御質問になりましたので、ごく簡単に二、三伺いたいと思うのです。ことに参考人の皆さんがたいへんお疲れになっているようにお見受けいたしますので、ごく簡単なお伺をしたいと思います。 私は教育問題につきまして、過日も、高校だと思いますが、合格したのに最後にからだが不自由で体育ができないからというので不合格にしたのがありますね。体育ができなくとも頭脳の非常にすぐれた人ならば
○藤原道子君 現在の状態を見ると、入社後数年で習熟する仕事しか企業が女には与えてない。同時に、企業への貢献度云々とするのはまことに本末転倒であると思うんです。同じ事務職であっても、男性は二、三年たつと昇格していくんです。ところが、女性は短くても四、五年かかります。昇格しない。同じ仕事しかさせてくれない。管理職にはつけない。さまざまな手を打ってまいります。官庁あたりを見ても、婦人の課長はまことに少ないでしょう
○藤原道子君 私は、具体的な問題で御質問いたしますが、いま大臣が言われましたように、企業に対しての指導その他について今後これからお伺いしたいと思う。 いま、婦人の現状を見ると、私は暗然たる気持ちになる。大臣も御承知と思いますが、先日、女子の五十歳定年は適法という、こういう驚くべき判決がございました。その判決の中に、女子従業員は職場が男子より狭く限定されており、入社後数年で仕事に習熟し、それ以上つとめても
○藤原道子君 私はただいま須原委員の質問に対しまして、大臣がお答えになりました、労働者の味方であるという労働省の精神をあくまでも守っていただきたいということをさらにお願いをいたしておきます。 きょうは福岡で全国婦人会議が開かれております。またことしは婦人月間が制定されて二十周年になる。したがいまして、私はきょうは婦人問題にしぼって大臣にお伺いしたいと思います。 近年婦人の職場への進出は目ざましいものがございます
○藤原道子君 私はぜひ研究機関を拡充してほしいと思うのは、サリドマイドの問題で、アメリカでは犠牲者はたった四人か五人です。アメリカでは、非常にきき目のある薬であることは事実だけれども、副作用の点がまだ明確でない。だから、これを許可するわけにはいかぬといって、先進国で許可しなかったのはアメリカだけなんです。それで被災児はたった五名くらいだったと思います。それは、よそへいって買ってきたかもしれない。その
○藤原道子君 私は詳しくはまた社労でお伺いしますけれども、薬事法で少々問題があっても、禁止できないというのはおかしいですね。 それからもう一つ、薬の承認申請の数は年間八千件くらいある。ところが、これの審査の担当官はたった五人だ。これでできるんですか。これが問題だと思う。八千件からある薬の審査担当官はたった五人だ。こんなことで国民が安心していられるでしょうか。これは大きな問題だ。同時に、これを担当する
○藤原道子君 私は、難病対策についてお伺いしたいのでございますが、その前に、ちょっと大臣にお伺いしたいと思います。 昨日の、キノホルムに対する佐々木さんの質問に対して、大臣をはじめ、御答弁はたいへんよかったと思います。けれども、これを私は、あくまで実行していただきたいと思う。ということは、例のサリドマイドの問題でございます。三十六年にドイツでサリドマイドが危険であると、こういうことで、全部これを禁止
○藤原道子君 私は一昨日、医科大学の付属病院で、看護婦養成とそれから退職者とどの程度になっているかということを聞きましたら、ほとんど同数だと言うんですよ、就職した数とやめる人と、そういうようなことなんです。厚生省で、いまあなたはたいへんいいような答弁でございますけれども、退職者は、あなたの言ったおとり間違いございませんか。
○藤原道子君 ただいま喜屋武さんの御質問がございましたが、売春問題にしても麻薬問題にしても、社労委員会で私どもも取り上げてきているんです。そのときの答弁がありながら一向にそれが実現されていない。で復帰後の沖繩の人たちが不平を言い、あれされることは当然だと思いますので、特に売春、麻薬それからハンセン氏病、これは日本のハンセン氏病院においても職業的な人に切りかえるということになってその約束の期限は過ぎているけれども
○藤原道子君 私は、岡山の検診をするときにずいぶんここで御質問したはずなんです。それでまあ子供を守る会の代表を、お医者さんを入れたわけなんです。それが両方の意見が合わないでまた今度そういうふうな発表ということになると、森永の側に立つ医者がやっているんだと、厚生省も問題をあれされたくないから、こういう検診をするんだというような疑いをますます守る会のほうへ与える結果になる。学問的なものでございますから、
○藤原道子君 やっぱり与えられた時間が短いものですから、少し要領よい答弁をしていただきたい。 そこで、皮膚の障害が残っていると、こういうのは後遺症になるんですか、これが一つ。 それからいま一つは、岡山県の検診は政府が責任を持ってやらしたわけですね。その後、他府県に対して検診の指示はどのようになされておるのか。それから岡山の検診のときに、守る会からいろいろ異議が出まして、守る会の関係の医師、これも
○藤原道子君 私は、大臣にお伺いしたいのでございますが、森永砒素ミルクの問題でございますけれども、最近非常に騒ぎが大きくなっているようです。この問題については、私はたびたび、三十年ごろから委員会で質問いたしており、そのつどいろいろ御答弁はいただいておるけれども、一向に解決に向かっていかない。そこできょうは、ここ一年ばかりの間に起こっておりますいろいろな問題の経過を一応お伺いしたいと思います。
○藤原道子君 関連して。私は、いま大橋さんが言われたから言うことないようですけれども、この問題あまりに長過ぎる。こんななまぬるい態度では安心して労働者はいられないと思う。特に、各地でガードマンの暴力事件が起きているわけでございます。こういう意味からも、この何回かやった委員会で同じような答弁できょうまできている。ぜひ早急にこの問題を調査していただきたい。特に大臣新しくなられたけれども、最初の仕事としてひとつがんばっていただきたいということを
○藤原道子君 在日米大使館と外務省との間でABCCに関する口上書というものができていますね、これの効果は、効力はどうなんですか。
○藤原道子君 私は、外務省の時間的な影響があるそうで、質問の順位を変えまして、ABCCに関しての御質問をいたしたいと思います。 そこで、四半世紀にわたって広島、長崎で原爆放射線の医学的調査、研究を続けてきた米国のABCCのあり方をめぐって、最近大きな問題点として国会でも議論されているので、若干お尋ねしたいと思います。 そこで、昭和二十七年の対日講和条約によって米国の独占行政がはずされてから、もう
○藤原道子君 第一班は、去る八月一日より四日までの四日間、矢山委員長、石本委員、高山委員、それに私、藤原の編成によりまして、岡山、広島両県下の厚生、労働行政の実情調査をしてまいりました。 両県における調査項目は、離島の医療対策、心身障害児者施設の状況、同和鉱業株式会社棚原鉱業所の合理化問題、スモン病対策、原爆被爆者対策、勤労者の福祉施設の整備、保健所の運営、福山地域の水質汚濁状況等の諸問題でありました