1952-12-11 第15回国会 参議院 経済安定委員会 第4号
○藤五郎君 お考えはわかつたのですが、今日、日本の商社というものが対外貿易を昔のように、昔の商社には対外貿易を主にやつておつたのでなしに、非常に国内的な面が多いと思うのですね。それだけに無制限に商社が大きくなつて行くということは、先ず第一その結果として現われて来るのは国内の中小業者を圧迫して、そうしてそれを潰してしまおうということが先ず第一現われて参るのじやないか。そういう面で私は非常に問題があるのじやないかというふうに
○藤五郎君 お考えはわかつたのですが、今日、日本の商社というものが対外貿易を昔のように、昔の商社には対外貿易を主にやつておつたのでなしに、非常に国内的な面が多いと思うのですね。それだけに無制限に商社が大きくなつて行くということは、先ず第一その結果として現われて来るのは国内の中小業者を圧迫して、そうしてそれを潰してしまおうということが先ず第一現われて参るのじやないか。そういう面で私は非常に問題があるのじやないかというふうに
○藤五郎君 大した質問をできる段階まで私は勉強がまだできていないのですが、公取委員長に一点伺つておきたいのです。まだ独占禁止法のほうも当国会には出ないようでありますが、参考までに伺つておきたいと思うことは、今いろいろな商社が、前に分断された商社が、又合同して元に戻ろうという動きが非常に大きく出ていると思うのです。そうしてその理由として、日本の商社が非常に分断されて小さい資本になつてしまつたために、外国