1973-04-09 第71回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第4号
○説明員(蔭山昭二君) お答えいたします。 ただいま御指摘の戦車、装甲車、まあジープと申しますと、私どもでは四分の一トントラックと称しておりますが、これらは供与の時期はおおむね昭和二十七年から昭和三十三年の間でございますが、昭和二十九年の五月一日に発効いたしました日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定、これに基づきまして米国から供与を受けております。戦車は総体で約千両でございます。それから
○説明員(蔭山昭二君) お答えいたします。 ただいま御指摘の戦車、装甲車、まあジープと申しますと、私どもでは四分の一トントラックと称しておりますが、これらは供与の時期はおおむね昭和二十七年から昭和三十三年の間でございますが、昭和二十九年の五月一日に発効いたしました日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定、これに基づきまして米国から供与を受けております。戦車は総体で約千両でございます。それから
○蔭山説明員 車力村のミサイル試射場の設置問題につきましては、お説のような、これは取りやめたらどうか、反対であるというふうなことの意思の表明があることは十分承知しておるわけでございますが、防衛庁ではこれまでもたびたび申し上げておりますように、現在ナイキ、ホークの年次射撃訓練は米国内で実施しておるのでございますが、やはり本来こういった射場は国内で保持して訓練を実施するのが望ましい。また米国内の試射場は
○蔭山説明員 先生御指摘の下北試験場には左京砂丘、田代砂丘、赤沼砂丘、大沼砂丘、この四つの砂丘があるということでございます。これを保護いたしますことは、防衛庁におきましても、従来からその環境を保持するという意味で努力をしてきているところでございます。特に、ここは各種の技術試験弾、領収試験弾というものの発射をいたしておるわけでございますが、この試験の際にはこうした砂丘をそれぞれの弾種によりまして距離をとりまして
○蔭山説明員 お話でございますが、現在、麻生さんが採石場として使用されております土地は、先生御承知のように佐世保の市有地になっております。また、この進入路は御指摘の弾薬庫の前面を通って、米軍の提供施設の中をほぼ一キロメートル以上通らなければならない、こういうふうな状況になっておりまして、私どもといたしましては、土地所有者であります佐世保市、それから土地の提供業務を担当し、かつこの防護施設の設置工事を
○蔭山説明員 先般この委員会でお答えいたしましたとおり、すでに防護さくにつきましては、簡単なものを、昭和四十五年度は金網及びワイヤロープによるものを設置しておるのでございますが、なおより完全な防護施設というものを設置する予算が今四十七年度に成立いたしましたので、さっそくその資金を現地福岡防衛施設局のほうに示達をいたしまして、現地防衛施設局で現在技術的な検討を行なっている状況でございます。また、すでに
○説明員(蔭山昭二君) その北部演習場地域の自衛隊の使用の問題につきましては、防衛庁としては当初から、こういう地域に演習を考え、復帰後においてもこれを検討の対象とするということは、作業としてもやっておりません。ただ、幾つかの出版物に、そうした計画があるのではないかという推測がなされたことは、承知はいたしております。さらに四月二十八日の沖繩タイムス、五月二日の琉球新報に、先生御指摘のような記事が載っておりますけれども
○蔭山説明員 ただいま御指摘の予算委員会、去る三月二十七日の総理答弁のことを御指摘だと思いますが、お話しのように、地域住民の理解と協力を得てこそ初めて防衛の実があがるというおことばがございました。その趣旨に沿いまして内部で検討中でございます。 現在この射場につきましては、いまお話しのように、地元車力村関係、地方公共団体関係の漁業団体等で反対の意思が表明されておることは十分承知いたしております。ただ
○説明員(蔭山昭二君) これは、先生のおことばではございますが、現在新田原基地は、九州におきますF104Jの唯一の飛行場でございます。実はこれは先生御案内のように、飛行場の設置につきましては、たいへんいろいろな問題をかかえて、それの解決をしていくという実は問題がございます。もとより、先ほど御説明いたしましたような、地形上、運用上の周囲の難点、それから第三の政策面の調整が十分つけられるのでありますならば
○説明員(蔭山昭二君) 新田原基地が、現在滑走路延長は二千七百メーターでございます。幅は四十五メーターでございます。この飛行場につきましては、一つは地形上の問題と、もう一つは運用上の問題と、難点があると考えております。 まず、地形上の問題といたしましては、いま申し上げました一本の滑走路を中心といたします着陸帯の幅、これだけが飛行場地区になっております。したがいまして、これに民航用のたとえばターミナル
○蔭山説明員 先ほどの私のお答えの中で一カ所抜けておりましたので訂正いたします。 四十七年度完全な防護壁をつくるということでございますが、現在完全なものではございませんが、実は予算措置が間に合わずに、現在火薬こそ入れておりませんけれども、もし火薬を入れておればもう少し完全なという程度のものはつくっておるわけでございます。ただ、先生御指摘の採石業の方の、私のほうの弾薬庫との、いわば主客転倒の関係につきましては
○蔭山説明員 本件につきまして種々の経緯がございましたことは、先生の御指摘の御調査になりました結果、私どもも調査いたしました結果でもあまり相違ございません。ただ昨年の、先生御指摘になりました日にち以降におきまして、四十六年八月に防衛庁長官あてに麻生さんのほうから陳情書を受けております。同じく九月に——この陳情の内容と申しますのは、防護土塁の設置、これが先生御指摘の同意書の第一項にございます問題であります
○蔭山説明員 説明会その他の活動につきましては、これは私は車力のほうに限りませず、いろいろな基地関係につきましては、私どもの説明不十分と理解がまだいただいてないというようなことで反対等を受けておることがございます。しかし結局は、そういった方々に対しましても、やはり対話は、これはパイプを通ずるということは、これは絶やすことなくやっていきたいということでございます。(津川分科員「ナイキ基地は」と呼ぶ)これは
○蔭山説明員 実は、地元の方に対する説明その他広報活動につきましては、いままで努力をしてきたつもりではございますが、なお最近のそういった動きがあることは、私どもの説明等がまだ不十分であるというふうに考えております。 なお、百町歩ほどということにつきましては、私どもは全然そういうことは考えておりません。
○蔭山説明員 実はナイキ射場につきましては、昨年の十二月に、先生の仰せになりましたように、強行という問題につきましては、私どもは十分地元の関係、もちろん最近に至って村、県のほうの議会筋の態度も伺っております。しかし、この点につきましては、私どもの説明等がまだまだ不十分であるということで、十分これは理解をいただくようになおこれからも努力をしたい。強行するということは考えておりません。
○蔭山説明員 この事務の一時停止というお話でございますが、一時停止と申しますのは、私もどういう意味なのかよく理解できませんけれども、ともかくせんだって公害対策委員会でも御指摘いただきました、その後でも関係各省庁にはいろいろと調整いたしておりますし、また部内でもなお検討しなければならないことが残っております。こういうものも現在なお詰めております段階でございますし、それから地元の方にも、いろいろとこの問題
○蔭山説明員 第一点について私からお答え申し上げて、第二点以下につきましては防衛施設庁施設部長からお答えいたします。 用地の確保に際しましては先ほどお答え申したとおりでございますが、これを私のほうは既成事実として強行するという考え方は持っておりません。なお十分関係各省庁その他関係の皆さま方と調整をいたしまして、円満に進めてまいりたいということでございます。
○蔭山説明員 このナイキ、ホーク共用射場は、昭和五十年度から運用を開始するという計画を立てまして、そこで、年次的に一応のスケジュールを組んでみましたところ、大体四十六年度、今年度中ということで用地買収を得たいということでございます。したがいまして、用地買収にあたりましては、それぞれ所有者の方及び関係の村長さんその他の方には接触はもとよりいたしておりましたが、この問題が、なお今後私どもで計画を進めます
○蔭山説明員 先ほど御指摘の四次防の拡張の有無の問題でございますが、先ほど申し上げました約七十二万平米の必要な規模と申しますのは、これは共用の標準的なものでございまして、現実に取得をいたします場合のものにつきましては、なお現地防衛施設局と地元の関係者との間の話し合いの結果きまってくるものでございます。当面取得できましたもののその後の四次防における計画といたしましては、拡張の考えは現在持っておりません
○蔭山説明員 射場の設置の場所といたしましては、青森県西津軽郡車力村字屏風山というところでございますが、この射場の規模といたしましては、ナイキ、ホークの共用射場でございまして、その発射地区、これが約二十五万平米、それからホークにつきましては、標的機を発射いたしますその地区といたしまして約三万平米、それから、レーダー、隊舎、弾庫、そういった施設をいたしますところが約四十四万平米、合計約七十二万平米の地域
○蔭山説明員 防衛庁におきましては、ただいま御指摘の青森県車力村、この地区に地対空誘導弾ナイキ及びホークの年次訓練を——現在アメリカ合衆国内の試射場で実施してきたのでございますが、本来この種の射場は国内の保持して訓練を実施するというのが望ましい、それからまた、アメリカ合衆国内の試射場につきましては、今後とも長期にわたって使用できる見通しが必ずしも明らかでないということ等の事情から、国内に射場を建設するということで
○説明員(蔭山昭二君) 現在、航空自衛隊が使用いたしております区域は、当面の使用区域としてお認めをいただくということと、それからもう一つは、将来の——これは同じ板付飛行場の区域内ではございますが、運輸省で計画をされますところの空港整備、これに支障を与えないような場所に移転をするというふうなことを含めました、そうしたお話を続けておりますということであります。
○説明員(蔭山昭二君) 板付飛行場につきましては、御承知のように、第一義的に民間航空が利用するという飛行場となるわけであります。防衛庁といたしましては、現在、航空自衛隊が物資輸送、連絡用務等のために若干の要員と、それから若干の航空機、それからYS、C46といったような定期便が若干ございます。こういうものの機能はそのままといたしまして、拡大をしないということで共用をさせていただきたいということで、現在運輸省
○蔭山説明員 これは、現在東部方面総監部は東京都にあるわけでございますが、やはり宇都宮とということになりますと非常に遠く離れておりますので、当面東部方面総監部に接近したところに持っていきたいということで立川を考えておりますが、もとより地元の御要望等も——これは大蔵省といろいろ協議中でございますけれども、十分その御意向も考えながら進めていきたいという考えであります。
○蔭山説明員 東部航空方面隊は、司令部を移します。それからそれに付随いたします部隊、これは東部方面航空隊、それからいま御指摘の上浦の面につきましては、なお現在検討中でございます。当面はいま申し上げました東部方面管下の部隊でございますが、将来土浦の部隊も立川へ移したいと考えております。
○蔭山説明員 立川の問題につきましては、先生御指摘のように現在宇都宮にございます東部方面航空塚管下の飛行部隊を立川のほうに移したいという考え方でございます。
○説明員(蔭山昭二君) その点に関しましては、地目上はその町有地というものの中に山林と区分されているものも、それも合わせまして二百八十万ということでございます。
○説明員(蔭山昭二君) これは順次段階を追うて買収をいたしておりまするので、この町に支払いをいたしたものはそれだけでございます。
○説明員(蔭山昭二君) 領収書につきましては、これは宿泊のほうは別といたしまして、いわゆる会食関係、それだけを一つ別に領収書をとりまして、あと宿泊はそれぞれ別個になっておるように思います。
○説明員(蔭山昭二君) 宿泊費は、それぞれ宿泊をいたした者が払いまして、もちろん白山町の関係者もそれぞれ払っております。この金額と、それから会食をやっておりますが、それに対しても白山町の方がそれぞれ負担をしておるものがございます。それをそれぞれ合わせますと、白山町側で払いましたものは約四万円弱になっております。
○蔭山説明員 それは通常設置個所を選定いたしますにあたっては、ある程度私どものほうとしては複数の個所というものを一応頭上に描きまして、そうしてそれぞれ防衛関係の専門家、それからいわゆる取得の難易につきましては、局のほうのいろいろな情報というふうなものを総合いたしまして、だんだんと一つにしぼっていく。この能勢町につきましては、そうしたある程度一つにしぼられていくような過程でもってこれが出たということでございます
○蔭山説明員 先ほど申しました技術的調査につきましては、航空自衛隊のいわゆる航空幕僚監部の系統の制服の者がいたします。それから地主等の意向の調査につきましては、防衛施設庁の出先機関であります防衛施設局がやっております。
○蔭山説明員 三次防におけるナイキの設置の問題でございますが、まず三次防では、一次防で第一ナイキ、二次防で第二ナイキ、三次防では第三ナイキとして、北海道地区に、道央地区にこのナイキ基地を設置するということで、今回のいわゆる中京、京阪神地区を一体とします候補地としては、第四ナイキということで計画をいたしておるわけでございます。 第四ナイキにつきましては、昨年四月、この第四ナイキの実際の設置の考え方と
○蔭山説明員 参議院内閣委員会の調査団がお見えになりまして、懇談会を開催いたしました。その際に、現地におられたという方の御発言が確かにございました。ただしかし、これは部隊のほうでそういう事実を確認はいたしておりません。したがいまして、私どもは、この報告に特に変更はないと申し上げたわけでございます。
○蔭山説明員 私どもとしては常に地元の住民の方たちとは、町長さんをはじめ関係住民の方と直接演習場を管理いたします部隊とそれからそれを統括いたします中部方面総監、このほうで接触をいたしておりまして、その報告をもとにしてあの報告書を作成したものでございます。
○蔭山説明員 せんだっての二十四日に日本原演習場の概要につきまして内閣委員会で防衛庁長官の御答弁申し上げた御報告は、特に変更の必要はないと思います。