2006-03-24 第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
○蓮舫君 この質問の通告をしなければ知らなかったと理解をさせていただきます。 この制度は、出発は私的保険制度だったんですが、その後、自治体も国も支援をしてきています。障害児を育てている保護者の不安を軽減するのも、支援策を進めるのも、あるいは障害児がはぐくんでいく環境を育てるのも政治がやらなければいけないと思いますが、猪口大臣、川崎厚生労働大臣、この保険制度、必要ある、必要ない、どちらとお考えか、その
○蓮舫君 この質問の通告をしなければ知らなかったと理解をさせていただきます。 この制度は、出発は私的保険制度だったんですが、その後、自治体も国も支援をしてきています。障害児を育てている保護者の不安を軽減するのも、支援策を進めるのも、あるいは障害児がはぐくんでいく環境を育てるのも政治がやらなければいけないと思いますが、猪口大臣、川崎厚生労働大臣、この保険制度、必要ある、必要ない、どちらとお考えか、その
○蓮舫君 お手元にパンフレットの資料をお配りしておりますけれども、この共済制度は障害児の保護者が入る私的保険制度の一種として始まったものです。障害を持つお子さんを育てている保護者の最大の悩み、考えるとつらいのは、自分が死んだ後、子供は生活していけるのか、もっと言えば生きていけるんだろうか、こういう不安の声にこたえたのが障害者扶養共済制度なんです。 猪口大臣はこの制度を御存じでしたでしょうか。障害児
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫です。 今日は、障害を持つお子さん、障害児について質問していきますが、まず川崎厚生労働大臣、障害者扶養共済制度について、その概要について教えてください。
○蓮舫君 特定独法の見直しをするんであれば、非公務員化だけが目的になってはいけなくて、その業務、果たしてこの業務が本当に正しく行われていて、そこのお金というのは大変正しく使われているのかどうなのか、この見直しも大切だと思うんですが、機構の仕事を見ますと、国が直接行った方がいい業務もあるし、そうじゃなくて民間に任せても大丈夫なんじゃないかという仕事もあるように思えるんですね。 例えば、機構では大切な
○蓮舫君 今大臣、御答弁でもありましたが、非公務員化するというのがこの情報通信研究機構の最大の目的というふうにうたわれております。 お配りしている資料の一ページ目なんですけれども、これを読みますと、法律案の要旨、目的によると、非公務員化することで公務員法にとらわれない戦略的な人材獲得ができるとうたわれている。つまり、逆に言うと公務員法内では戦略的な人材が獲得できないんではないかと、そうなると今働いている
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今回提案される独法二法案、対照的な内容になっているんですが、独立行政法人の消防研究所は解散をされて、その業務は消防庁に吸収されると。ただ、その一方で、特定独立行政法人の情報通信研究機構は、特定を外して、業務は独法で引き続き行うという、この違いはなぜ発生したんでしょうか。
○蓮舫君 全国千八百二十一か所ある市町村で、文部科学省が行っている幼稚園に通うお母さんへの育児支援というのは、モデル事業でわずか五十か所です。到底足りないものだと指摘をさしていただきたいと思います。 川崎厚生労働大臣にお伺いします。 文科省でフォローし切れていないすべての保護者に対する育児支援というのは、十二分に今予算案で措置されているとお考えでしょうか。
○蓮舫君 犯行を犯した容疑者は、自分の子供が幼稚園で孤立していると思っていたと。で、幼稚園側に何度も相談をしていて、幼稚園側も孤立していないんだと何度も伝えていた。幼稚園としては、この加害者となったお母さんが育児ストレスで心療内科に通っていた事実も知らされていなかった。同僚の滋賀選出の林久美子議員が調べると、この幼稚園では子供だけじゃなくてお母さんを支援するには予算も人も足りないと、これは政治に行ってもらいたいと
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。 私は、去年から始まったとされる人口減少に大変強い問題意識を持っております。これまで出生率を上げることができなかった政府の施策をこのまま延長するだけではこの人口減少という有事に到底対応できないという観点から、子供の安全、少子化対策について御質問させていただきます。 まず、先月、滋賀県で幼児が二人、同級生のお母さんに殺害されるという大変痛ましい事件がありました
○蓮舫君 児童虐待に対しては、今おっしゃること大変よく分かるんですけど、徹底的に足りないのは、一時保育所とか児童養護施設の予算と人がもう徹底的に足りないんですよね。ソーシャルワーカーもバーンアウトしてしまうようなそれぐらい、もう本当、制度疲労というか、大変つらい状態の中で仕事をさせられておりますので、この部分に予算が付かないと、今担当の方がおっしゃっているものはもう絵にかいたもちになるということは十分
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。 両省に四点ぐらいお伺いさせていただきたいと思います。 まず最初、文部科学省さん。 放課後子ども待機スペース交流活動推進事業、すばらしい企画だと思っております、本当にできればと思うんですが、こういう推進事業をするんであれば、厚生労働省も放課後児童クラブの拡充に更に予算を付けておりますけれども、ここ連携をすれば予算ももっと厚くなりますし、無駄ないわゆる
○蓮舫君 麻生外務大臣にお伺いいたします。 十一月十六日、昨年に行われました日米首脳会談におかれまして、外務省でBSEに関する想定問答集というのも作られましたか。
○蓮舫君 済みません。つまり、十一月の二十二日までは再開前と後に査察を行う必要があるとお考えになられてて、十一月二十二日より後の時点で再開後の査察で大丈夫だと認識でしょうか。
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。 まず最初に、中川大臣に伺わしていただきます。 三十日の夜に出された政府統一見解、十一月十八日の閣議決定を、閣議決定で考え方は是としたが、特定の行為は決定していない。やっぱり分かりにくいんですね。 そこで、詳しく御説明をいただきたいんですが、政府や大臣は、いつの時点まで輸入再開を決定する前と後ろに日本の代表団を派遣する必要があると考えていて、いつの
○蓮舫君 佐藤総裁におかれましては、最近メディアにおいて国家公務員試験のⅠ種、Ⅱ種を取り払うべきだと、一本化すべきだという非常に前向きな姿勢、考え方をお示しになられておられますので、どうぞこの対象企業規模の見直しにおいても積極的な改革を行っていただきたいとお願い申し上げます。 続いて、地域手当を今回新設するということでございますが、この地域手当、人口五万人以上の市の民間事業所の賃金指数を算出とあります
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。 今、那谷屋委員から佐藤総裁に質問がありまして、国家公務員の給料の高いか低いか、それは最良の方法で行っているという御答弁がございました。最良の方法はともかく、じゃ、その対象となる国家公務員の給料の高い低いを比較する民間企業の規模なんですけれども、この四十年間、企業規模百人以上、事業所規模五十人以上と変わっていないということに、私は甚だ現状を把握しているのかどうなのかという
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました電波法及び放送法の一部を改正する法律案に対し、反対の立場より討論を行います。 以下、反対の理由を申し上げます。 まず、電波利用料の見直しについてですが、本法案では、電波利用料の算定に当たっては電波の出力や逼迫の程度などを勘案するとしています。しかし、これまでと同様に、総務省が恣意的に電波の
○蓮舫君 ありがとうございます。 幼保一体化に対しては、文科省も厚労省もまだ一緒にやっていくとかどっちが主導を握るという結果が出ていないというのがよく分かりました。第三の施設とそれぞれが考えておられる。 大変危惧するのは、幼稚園があって保育所があって、そして総合施設があると、それぞれに予算を今後付けなきゃいけない。広く薄くなるということを非常に危惧しております。例えば、文科省においては子供のところで
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫です。 両省にお伺いをいたします。 まず、少子化対策やらなければいけないのは、私は、子供をいつでも安心して預けられる、そういう場所を確保するところだと思っております。その部分では、厚労省の子ども・子育て応援プラン、この一枚表には幼保一体化についての記述がないんですが、文科省のペーパーには最後のところに申し訳なさ程度に幼保一体化施設についての記述がございますが、両省
○蓮舫君 情報開示の標準化では、事実情報を開示するだけで、そこは評価とか格付は行わないんだとする。そうすると、例えば事実情報で、バリアフリーになっているかとか、あるいは排せつ時にプライバシーに配慮をしているかとか、あるいはおふろの前に体温とか脈を測るとか、こういう事実情報を並べてマルかバツかというのが事実情報なんですけれども、そうするとすべての事業者が全項目クリアになってしまう、そういう事態も否定はできませんし
○蓮舫君 つまり大臣、それは、政府が強力に推し進めようとしてきた第三者評価という方向性は介護の分野においては適切ではないと御判断されたんでしょうか。
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今日は三十分という非常に限られた時間でございます。そこで、これまで衆議院でもここの当委員会でも余り深く議論をされてこなかった部分において、情報開示の標準化についてどのようにお考えなのかを詳しくお聞かせいただければと思っております。 先週、私どもの山本理事の御質問に中村局長が全国で事業者数は十四万とお答えになっていて、
○蓮舫君 いや、私がお伺いしているのは、第五期で六千円になった場合には制度の持続が不可能で、それが四千九百円、ケースⅠの場合になったら持続が可能だというのは何をもっておっしゃるのか伺っているんですが。
○蓮舫君 信頼を得ていけるもの、つまりそれは自信を持っていると私は御理解をさせていただきたいんですが。 制度の持続性について一つ大きなことをお伺いしたいんですが、厚労省が財政試算を行いましたね。データとして右肩上がりのグラフがあるものなんですが、この試算によると、第五期には介護給付費が十兆円、第一号保険料が六千円になると。それを今回の改正でケースⅠ、ケースⅡに分けて縮減をされていくと。この現行制度
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫です。どうぞよろしくお願いします。 まず冒頭に、これまでの衆議院の審議、そして参議院の当委員会での審議を経て思うことなんですけれども、今回のこの介護保険法改正の議論を、実際に今現場で介護を受けていらっしゃる方、その御家族の方々、あるいは介護に携わるお仕事をしている方々、あるいは関係者の方々の不安の声というのになかなか私は明確に答えていないんではないか。それは、百六十
○蓮舫君 いろいろな貴重な意見を様々な学者の皆様から聞かしていただいて、非常に有意義な調査会だったと思います。 私自身としましても、ここまで、一・二九まで出生率が下がってきてしまったというのは、これまでの政府が真剣に子供対策に取り組んでこなかった、この部分は真摯に反省をして、その上で現実を見て施策を講じていかないと、少子化対策というのは全く進まないという危機感を持っております。 その部分では、これまでの
○蓮舫君 やはりその覚悟の裏に私どもが欲しいのは、あるいは国民に納得をしていただけるには、具体的な計画を出していただく、目で見て分かる、これなら安心かもしれない、これなら信用していいかもしれないと納得ができるような計画というものを出さなければいけないと思うんですが、三月三十一日に厚労省と社保庁さんが年金・健康保険福祉施設に係る整理合理化計画を提出されています。名前こそ福祉施設の整理合理化計画になっておりますけれども
○蓮舫君 できるだけ高く五年間で三百二十八か所の施設を売ると。これ、何をもって確信をされているのか。五年間で三百二十八か所をできるだけ高く売ると自信を持って大臣はおっしゃっているんだと思いますけれども、その自信の根拠は何ですか。
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫です。どうぞよろしくお願いいたします。 午前中から審議をいろいろ耳にしていて、改めて、新しく独立行政法人をつくることが果たしていいのかどうなのか、いま一度厚生労働省、社会保険庁の中で検討すべきではないのかなと、幾つも問題点が出てきたように思います。 その部分含めてお伺いさせていただきたいんですが、まず、大臣に冒頭に確認をさせていただきます。独法をつくって福祉施設を
○蓮舫君 今大臣の御発言の中で、額そのものだけを取り出してというのは難しいという御趣旨の御発言ございましたけれども、児童扶養手当法の第五条の手当額では、手当は一月四万一千円とすると、二人目は五千円、三人目は三千円を加算するとあるんですが、私はここの手当額というのは非常に非現実的だと思うんですね。つまり、子供がいればいるほど生活費とか教育費がこれは当然掛かってくるわけですが、そうじゃなくて、一人目は四万千円
○蓮舫君 物価スライド制度だからいわゆるかさ上げ状態を修復していくという考え方は非常に分かるんですが、理解できるんですが、私は、こうした細かな改定ではなくて、母子家庭の支援の在り方というのも含めて全体的に考え直していく必要性があると思うんですね。 お配りした資料の一枚目、データが細かく載っておるんですが、平成十五年度の母子家庭のお母さんの平均収入は二百十二万円、ここには支給された扶養手当、児童扶養手当
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、今回の児童扶養手当の法律案改定で実際に払われてきている児童扶養手当額はどのように変わるのか、お知らせいただけますか。
○蓮舫君 つまり、今お二人の局長の説明を聞いていると、同じ有期雇用労働者でも、育児休業が取れる人と、取れた上で育児休業給付金がもらえる人ともらえない人の格差が出てくると。これはなぜなんでしょうか、御説明ください。 どちらが答えるんですか。
○蓮舫君 つまり、一年の雇用実績の後に育児休業で休んで、子供が一歳になったときに復職をすると、その後一年以上の雇用の継続が見込まれる方が育児休業を取れると。ならば、この育児休業の対象者になった有期雇用労働者すべてが、正社員と同じように休んでいる間に育児休業給付金は受け取れるんですね。
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、昨年の臨時国会で成立した育児・介護休業改正法についてお伺いしますが、これによって有期雇用者で育児休業が取れる方はどういう方なのか、その条件をまず教えてください。
○蓮舫君 ありがとうございました。
○蓮舫君 ありがとうございました。
○蓮舫君 民主党の蓮舫でございます。 今日は貴重なお話を賜りましてありがとうございます。 私の方からは、山田参考人と袖井参考人、お二人に一問ずつお伺いをさせていただきたいんですが、まず山田参考人のお話、非常に楽しく、読み物のように聞かしていただきましたが、どうなんでしょうかね、確かに子供を育てるのにお金は掛かると。こども未来財団の研究ですと大体二千万円掛かる、お一人育てるのに、というようなデータ
○蓮舫君 でも、先行的に始まるんですよね。それでまだ詰め切れないというのは。
○蓮舫君 今日はありがとうございます。民主党の蓮舫です。 二つお聞かせいただきたいと思います。 まず一つが幼保一体化、総合施設についてなんですが、今年度から、たしか三十か所でしたっけ、先行的に試験事業、予算を付けられて始めていくと聞いておりますけれども、基本的に私は、保育に欠ける条件にかかわりなく、保護者の状態にかかわりなく子供を預けられる施設、それは長時間だろうが短時間だろうが、そこには幼児的教育
○蓮舫君 不思議なんですけれども、これ平成十三年度、待機児童ゼロ作戦を始めた年からがくっと待機児童が減るんですね。これ何でかというと、平成十三年度以前は旧定義と呼ばれるデータで待機児童の数をカウントしていたのに、待機児童ゼロ作戦をやったら新定義という新しい定義が出てがくっと減っていらっしゃる。 今待機児童の数、二万六千三百八十三人いるんですが、旧定義で取ると伍藤局長、何人おられますか。
○蓮舫君 同じデータを継続して取っていくことで初めて、実態がこれだけ改善された、あるいは悪化したというのが分かる。十二年のデータでは六か月以下の待機児童でどれぐらいで入ったかという数字を取っているのに、平成十五年度は六か月未満と、もうここで一か月の差があるのがいかがなものかと思うんですが、平成十五年のデータでは六か月未満に入所できた児童が五二・四%、それだけ待機児童が増えているんです。大臣が先ほどおっしゃった
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。 今回の改正、非常に意味のある意義の高いもので、特に、有期雇用の方が育児休業を取れるようになったこと、あるいは育児休業の期間がこれまで一年だったものを半年延長できるようにする、非常に現実的な取組で、前向きな改正で評価をさせていただきたいと思うんですが、幾つか、現実的にこの改正が、今実際に育休を取りたい、有期で、思っていらっしゃる方たちにどれだけ効果があるのかに
○蓮舫君 伍藤局長にお伺いいたしますが、虐待対策というのは、これまで市町村が行ってきた育児支援のような相談や支援ではなくて、虐待の通告を受けて虐待を疑われる児童の安全の確認をするよう努めると、介入型の取組になってくるわけですが、新たな介入型の業務を担うために、どうやって市町村に専門性、組織体系を維持させようとお考えでしょうか。
○蓮舫君 済みません。一次はどっちで、二次はどちらでしょうか。
○蓮舫君 民主党・新緑風会の蓮舫でございます。大臣、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、大臣にお伺いいたしますが、来春から虐待を疑われる児童の新たな通告先として市町村が加えられます。市町村と児童相談所の役割分担を国としてどのようにしていこうとお考えでしょうか。
○蓮舫君 民主党の蓮舫でございます。 二問、文科省と厚生労働省にお伺いいたします。 まず、文科省なんですけれども、説明ありがとうございました。 よく分かったんですが、二ページ目にある地域教育力再生プラン、新規の事業ですけれども、子供の居場所を設けてという話なんですが、これ小中学生を対象に、これはこの場において、今学校に来られない子供たち、引きこもりや不登校あるいは虐待の子供たちはどうするのか。
○蓮舫君 私、蓮舫は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま御提案のありました児童福祉法改正案に関し、担当各大臣に質問をさせていただきます。 私は、幼い子供が虐待によって命を落とすことをどうして防ぐことができないのか、親の支援や愛情ではなく暴力を受ける子供がどうして増えていくのか、あるいは感情を言葉で表現できない乳児が虐待によって亡くなることをどうして防ぐことができないのか、深く心を痛めております。