1959-03-05 第31回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第7号
○葛西参考人 お答えいたします。その点は、ちょっと私の言葉が足りなかったかもしれません。この十五億円を単位としまして引き受ける場合に、その引き受けの対象というものは、構内の施設によるわけでありまするが、その施設から放射されました放射能の被害は、これはもちろん構外にも及び得る、こういう考えでございます。そのようにお受け取り願います。
○葛西参考人 お答えいたします。その点は、ちょっと私の言葉が足りなかったかもしれません。この十五億円を単位としまして引き受ける場合に、その引き受けの対象というものは、構内の施設によるわけでありまするが、その施設から放射されました放射能の被害は、これはもちろん構外にも及び得る、こういう考えでございます。そのようにお受け取り願います。
○葛西参考人 お答えをいたします。この点は、いろいろむずかしい点があろうと思いますが、一応は、何といいますか、原子炉施設のあります、たとえば東海村に例をとりますれば、いわゆる原子炉設置の構内というのは、一応常識的に考え得ると思うのです。ワン・コンパウンドとわれわれはふだん言っておりますが、そういう概念で申し上げた構内でございます。廃棄物の処理というふうなことから、相当構外にパイプが走っておるとかいうふうな
○葛西参考人 参考人としてお呼び出しを受けました損害保険協会の葛西でございます。私が本日参考人として御指名を受けましたのは、先ほど来お話のあります、本委員会でただいま御審議中の核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案に関してで、提案理由の御説明を拝見いたしますと、原子力の賠償責任保険制度の発足が予定されているというふうな御趣旨が述べられております。その点につきまして、
○葛西参考人 御趣旨に十分沿いませんで恐縮でありますが、その資金源の点になりますと、私が先刻申し上げました通信費とか、あるいは交通費という費目によりまして、やはり事業費として支出しておるのが大部分ではないかと私は考えます。
○葛西参考人 その点につきましてお答え申し上げますと、ただいま冒頭に申し上げましたような立場でありますので、実態的にどこの会社がどういう方法で資金の捻出をやっておったかということを申し上げる具体的な材料は持ち合せませんが、いろいろ業界のうわさ話等で私が承知いたしますところでは、多くの会社が、交通費であるとか、あるいは通信費とか、冠婚葬祭、盆暮れの季節的な儀礼というような名目で、一応世間の常識を越したような
○葛西参考人 本日は、本委員会から私どもの協会長に参考人として出るようにという御連絡がございましたが、やむを得ざる事情のため、私が田中会長の代堤として出ましたことをお許し願いたいと思います。 ただいまの春日先生からのお尋ねは、保険募集の方法といたしまして、今回日本火災社において問題となりましたような方法が他にもあるか、また、それがないとすれば、他の今会社はどういう方法で財源捻出をやっているか、お前
○参考人(葛西浩君) ございます。全体で支払いました金額が記憶で六百九十件、支払い保険金三億一千万円、そうしますと平均……。
○参考人(葛西浩君) はい、先ほど申上げました工場、倉庫というような特殊なものを除きまして、一般民家、店舗その他のものの、平均額が三十二万円。倉庫などには非常に大きな金額も入つております。
○参考人(葛西浩君) 日本損害保険協会の葛西でございます。御諮問によりまして保険業者といたしまして若干意見を述べさせて頂きます。 私も損害保険事業に相当長らく携わつておる者の一人でございます。 戦争前数十年に亘りまして私どもは通念といたしまして保険事業は保険業法によつて免許される株式会社乃至相互会社の形態以外では行い得ないと、こういうふうに長らく実は考えて承知をいたしておりましたわけでございます
○葛西参考人 お答えいたします。御質問の純保險料、付加保險料の区分は、私ども保險業者といたしましてもむずかしい問題でございます。ことに御質問にありました住宅物件だけに対しての経費割合がどうなつておるかということは、ちよつと区分して数字的に申し上げにくいと思います。と申しますのは、火災保險、損害保險と大きく分けまして、火災保險のうちでも住宅外の店舗物件、工場物件、倉庫物件等もございますが、そういうものを
○葛西参考人 ただいまの御質疑に対してお答えをいたします。住宅公庫の保險に関しての再保險の問題でありますが、これはただいままでの経過では、私は一つも例外がないかあるかはちよつとわかりかねますが、大部分はまだ再保險をするに至らない、かように考えます。と申しますのは、二十五年の十月から発足なされまして、建物の密度というか、一箇所に多数の建物が集約的に建築されるというのは、まだ多く実現してないのではないかと
○葛西参考人 ただいまの山根参考人からのお話とやや重複する点もあるかと思いますが、災害補償制度の問題についてわれわれ新聞等で承知いたしまして、損害保險業者といたしまして、それに対する意見をそれぞれ関係の方面にすでに提出いたしてございます。右いずれも御質問済みの問題ではないかと考えます。 ただいま山根さんからお話のありましたように、被融資人の負担が軽減されるかどうかということにはまつたく同じ趣旨の考