2020-02-25 第201回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
○萩生田国務大臣 大学入試、入学の共通テストは、大学入学志願者を対象に、大学教育を受けるために必要な能力について把握することに加え、高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定することを目的としております。 高等学校における外国語教育については、英語に限定されるものではなく、他の外国語を指導する場合についても英語における目標及び内容等に準じて行うこととされており、大学入学者選抜において、英語以外
○萩生田国務大臣 大学入試、入学の共通テストは、大学入学志願者を対象に、大学教育を受けるために必要な能力について把握することに加え、高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定することを目的としております。 高等学校における外国語教育については、英語に限定されるものではなく、他の外国語を指導する場合についても英語における目標及び内容等に準じて行うこととされており、大学入学者選抜において、英語以外
○萩生田国務大臣 英語民間試験活用のための大学入試英語成績提供システムについては、経済的な状況や居住している地域にかかわらず、ひとしく安心して受けられるようにするためにはさらなる時間が必要だとの判断から、来年度からの導入を見送り、延期したものです。 現在、私のもとに設置した大学入試のあり方に関する検討会議において、新学習指導要領で初めて実施する入試となる令和六年度、二〇二四年度の実施の大学入試に向
○萩生田国務大臣 おはようございます。 令和二年度文部科学省関係予算案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 令和二年度予算案の編成に当たっては、教育再生、科学技術イノベーション、スポーツ、文化芸術関連施策を推進するため、文部科学省関係予算の確保に努めてきたところです。 文部科学省関係予算案は、一般会計五兆四千百五十二億円、エネルギー対策特別会計千八十六億円などとなっております。 よろしく
○萩生田国務大臣 多分、事の内容については本多先生も御理解いただいているんだと思います。 すなわち、代理を立てるということはルール上できるんですけれども、しかし、その条件が地元の政務、どういう中身であったとしても、地元の政務だったときに、大臣としてそれでいいのかと問われれば、ここは真摯に反省して、今後、緊張感を持ってしっかり職務に当たってまいりたい、こう思っているところでございます。
○萩生田国務大臣 二月十六日の新型コロナウイルス感染症対策本部の出席につきましては、「緊急事態発生時における閣僚の参集等の対応について」に基づき、危機管理上のルールにのっとり、省として役割分担しながら、文部科学省においてあらかじめ調整していた副大臣に出席をしていただいたものでした。 もちろん、当日の会議の終了後には会議の内容については速やかに報告を受け、対応には万全を期しておりましたが、きのうも大西先生
○萩生田国務大臣 お答えします。 二月十七日の時点で、共産党の宮本議員が質問通告をしておりまして、問合せがございました。 私どもとしましては、欠席の理由は政務ということを明快に答えております。私も、某、よく誤報のある新聞を見て、私が公務に入っていたので、何でなんだろうなと思って。最初から政務ということは正直に申し上げております。
○萩生田国務大臣 当日の本部の出席につきましては、「緊急事態発生時における閣僚の参集等の対応について」に基づき、危機管理上のルールにのっとり、省としては役割分担しながら、文部科学省においてあらかじめ調整していた上野副大臣が出席したものでした。また、会議終了後には、その内容は承知しています。 ただ、政務と公務、どっちが大事なんだという御指摘をいただければ、そこはもう真摯に受けとめたいなと思っております
○萩生田国務大臣 その日は地元の消防団の団長の叙勲の祝賀会がございました。先生御案内のとおり、消防団は非常勤の地方公務員ということで、事務局も市役所にありまして、私との日程調整をした結果その日になったという経緯もありましたので、私としては、副大臣が会議に出ることで対応できる、そういう判断をいたしました。
○萩生田国務大臣 二月十六日に開催された第十回の対策本部の開催時間に、私、地元で政務がありましたので、副大臣の対応としたものです。これは、十四日の金曜日の段階で、仮に週末に政務日程上出席が困難となる時間に対策本部が入る場合には、副大臣の対応とすることを決めていた方針に沿ったものです。 なお、当日の対策本部の議論の内容については出席した上野副大臣から、事務方を通じ、直ちに報告を受けているところです。
○萩生田国務大臣 先生の問題意識、私、十分理解しているつもりでいます。 これが例えば義務教育の小中学校であれば、国が一律にルールをつくって、インクルーシブ教育は大事だと、障害のある人たちとも一緒に学び合う環境をつくっていくために、例えば人的サポートも入れながら学校現場をしっかり回していこうということはできるんですけれども、高等学校ですから、まずその設置者の皆さんの意向というのが大事だと思います。
○萩生田国務大臣 高等学校入学者選抜の方法等は、都道府県教育委員会等の実施者が決定をし、各高等学校長が、学校及び学科等の特色に配慮しつつ、その学校及び学科等で学ぶための能力や適性を入学者選抜により判定し、入学を許可することとされています。 志願者数が定員に満たない場合の対応等については、都道府県教育委員会における方針を調査しており、最新の調査の結果によれば、四十七都道府県のうち、三十二が定員内でも
○萩生田国務大臣 お答えします。 パラリンピックを含めた障害者スポーツは、誰もが個性や能力を発揮し得る機会であり、多様性を認め、全ての人がともに生きていく社会をつくるための重要なヒントが詰まっています。 このため、地域において、スポーツ、福祉、医療等の関係者間の連携を進め、障害者の身近な場所でスポーツが実施できる環境を整備することや、スペシャルプロジェクト二〇二〇として、特別支援学校を地域のスポーツ
○萩生田国務大臣 二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を間近に控え、スポーツへの機運が国民全体で大きく高まる中、これを一過性のものとせず、そのレガシーを継承、発展させていくことが大変重要だと考えております。 このため、文部科学省としましては、「スポーツが変える。未来を創る。」をスローガンに、第二期スポーツ基本計画に基づいて、国際競技力の向上に加え、スポーツインテグリティーの確保
○萩生田国務大臣 子供たちが感染症の予防や対応について正しく理解し、行動することができるよう学校教育の中で指導することは重要であり、文部科学省としては、学校での保健教育の中で、手洗いの大切さ等の感染症対策について指導を行っているところです。 今般の新型コロナウイルス感染症に関しても、現在の知見のもとでの新型コロナウイルス感染症に関する適切な知識をもとに、発達段階に応じた指導を行うこと等について教育委員会等
○萩生田国務大臣 現在、ベネッセコーポレーションがID管理システムの管理をしております。(発言する者あり)
○萩生田国務大臣 先生御指摘のジャパンeポートフォリオのことだと思いますけれども、学力の三要素、とりわけ主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を大学入試で評価するツールとして、高校生活における活動成果を記録し、大学入試等に利用することができるもので、文部科学省の委託によりまして関西学院大学等が開発し、現在、一般社団法人教育情報管理機構が運営を行っております。
○萩生田国務大臣 学力の三要素であります、とりわけ主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を大学入試で評価することについては、先週七日の私の記者会見で既に説明をしておりますように、これまでの取組を踏まえて、学びのデータをどのように入試で活用するかということは検討していきたいと思っているんですけれども。 今先生御指摘のこの資料は、これは文部科学省がこういう点数配分をしたのではなくて、関西大学の方で
○萩生田国務大臣 先ほども答弁しましたとおり、講座は開いておりますけれども、まだ二学年生までしかいらっしゃらないということで、この九つの大学には入っておりません。
○萩生田国務大臣 文部科学省におきまして、我が国において初めて感染症が確認された段階で、海外の拠点で感染症研究を実施している大学、九つの大学に対して、情報収集及び調査研究の検討について指示をいたしました。 これを受け、複数の大学において、現地の情報を収集するとともに、新型コロナウイルスの迅速な診断や診療法に資する研究について検討していると報告を受けております。 文科省としては、厚生労働省及び国立感染症研究所
○萩生田国務大臣 岡山理科大学の獣医学部につきましては、内閣府を中心とした国家戦略特区のプロセスの中で、獣医学部設置の構想が、人獣共通感染症を始め、家畜、食料等を通じた感染症の発生が国際的に拡大する中、先端ライフサイエンス研究の推進や地域の水際対策など、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応することのできる獣医師の養成を目的としたものであることを確認し、設置許可のプロセスを経て、平成三十年四月
○萩生田国務大臣 教員不足の実態に関しましては、平成二十九年度に十一県市の教育委員会に対しアンケート調査を実施し、各都道府県、指定都市教育委員会における教員の不足の要因や対応策などについて把握に努めてきたところです。 加えて、令和元年度に、現場の実態を更に深く把握するため、直接、教育委員会に抽出で聞き取り調査を行いました。年度当初における小学校の学級担任の不足の事例、今先生からも御披露いただきましたけれども
○萩生田国務大臣 特別支援教育において、障害の状態や特性等に応じてICTを活用することは、各教科や自立活動などの指導においてその効果を高めることができる点で有用であると考えています。 これまで文科省としては、紙の教科書の使用が困難な児童生徒のため、音声教材の製作、普及促進に係る調査研究や、学習用デジタル教科書の効果、影響に関する調査研究、高等学校段階の入院生徒に対する遠隔教育の有効な活用方法等に関
○萩生田国務大臣 おはようございます。 今回の補正予算による整備については、各自治体が安価に学校ICT環境を維持管理できるよう、文科省として、事業者への働きかけも含め、さまざまな施策を講じているところであり、整備が円滑に進むよう、引き続き丁寧に対応してまいりたいと思います。 更新に際しての費用負担は当然考えていかなくてはならないと思っておりますが、まずは、関係省庁や地方自治体と協議しながら検討を
○萩生田国務大臣 先生の問題意識は、私、理解できます。 しかしながら、日本の奨学金というのは、貸与した学生が返還して、またそれを次の世代に貸すことによって、この制度がつながってきていることがあります。 御指摘があったように、返済が困難な人にまで直ちに返せ、すぐ返せというような制度ではなくなっていることは御理解いただけると思います。最低は月二千円の返済から可能になってきましたし、金利についても元金
○萩生田国務大臣 既に令和二年度の大学入試が各大学で始まっております。 文科省としましては、一月三十日付で、各国公立、私立大学に対し、受験生が新型コロナウイルスに感染した場合、あるいは感染が疑われる場合、受験生の進学の機会の確保を図る観点から、振りかえ受験の実施、また大学入試センター試験を参考にした合否の判定等、柔軟な対応について検討を依頼する文書を送付しています。 受験生の進学の機会を確保することが
○萩生田国務大臣 これまで申し上げてきたとおり、今般の幼児教育、保育の無償化の対象となっていない施設につきましては、法令上の定めや基準等はなく、多種多様なものが存在していますが、各地域に固有の、さまざまな歴史的な経緯を経て、現在も地域や保護者のニーズに応え、重要な役割を果たしているものもあると考えております。 当初、政府としては、このような施設について、子育て支援の観点から市町村が地域に欠かすことができないものと
○萩生田国務大臣 高等教育の修学支援新制度は、経済状況が困難な家庭の子供ほど大学等への進学率が低い状況も踏まえ、国公立、私立の学校種の別を問わず、真に支援が必要と考えられる低所得世帯の子供に支援の手が確実に行き渡るよう制度を整備し、その結果、支援対象となる学生数、金額が大幅に拡充されるとともに、個々の学生の支援も手厚く行われることになりました。 その上で、御指摘の、現に国立大学において支援を受けている
○国務大臣(萩生田光一君) 昨年のフォーラムにおける私の発言は一議員としての意見を述べたものであり、文科大臣として出席しているこの場でコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) 私、海外の企業から資金提供も講演料もいただいたことはございませんけれど、参議院の方でお決めになられれば、それはそれで従いたいと思います。
○国務大臣(萩生田光一君) まず、政治活動に関する収支は法令にのっとり適正に処理をして、その全てを報告しております。 その上で申し上げれば、御指摘の海外企業からパーティー券を購入していただいた記録は私どもの方にはございません。そして、報道にありました日本企業が、当時、日本企業がパーティー券の購入をしたという事実はありますけれども、当時、IRに関係しているという認識はございませんでした。
○国務大臣(萩生田光一君) まず、私、文部科学大臣として委員会に出席をしておりまして、所管外でございますから本来お答えする立場にないと思いますけれども、せっかくの御指名でございますので。 先ほど官房長官もお話ししましたとおり、年度当初あるいは年当初、年度当初は、総理の公務日程が立て込む関係で、党の総裁としての様々な日程の取り合いというのは結構苦労がございます。そういう中で決まってきたものだというふうに
○国務大臣(萩生田光一君) 文部科学省としましては、令和元年度の補正予算案のGIGAスクール構想の実現において、令和の学校のスタンダードである児童生徒一人一台コンピューターや高速通信ネットワークなどの一体的整備に必要な経費を計上させていただきました。 この端末整備は、特別な支援を必要とする子供たちに対しても、個々の能力や適性に応じた最適な学びが実現できるものと考えており、例えば、御指摘の読みに困難
○国務大臣(萩生田光一君) お答えします。 まず、大前提として、日本学生支援機構の奨学金事業は、貸与した学生からの返還金が次の次世代の学生たちの奨学金の原資になっておりますので、返還できる方はしっかり返還してもらうことが重要であるというふうに考えています。一方、様々な事情により、卒業後厳しい経済状況に置かれ、奨学金の返還が困難な方に対しては、きめ細かな対応が必要と考えております。 これまでも、御党
○萩生田国務大臣 御指摘の実施大綱は、大学入学共通テストにおける出題教科・科目やその選択範囲及び試験時間等の共通テストの実施に必要な基本的事項について定めているものです。その内容については、大学関係者及び高等学校関係者等の意見を踏まえ、大臣が了解した上で高等教育局長から通知をしています。 しかしながら、御指摘のとおり、受験生、高等学校関係者や大学関係者等の本大綱が影響を及ぼす範囲の広さや内容が重要
○萩生田国務大臣 来年度から実施される大学入学の共通テストについては、昨年六月に、文部科学省から出題教科・科目及び試験時間を、大学入試センターから出題範囲や問題の作成方針をそれぞれ決定し、公表しているところです。 しかし、昨年十二月の国語及び数学における記述式問題の導入見送りに伴い、試験時間等の必要となる見直しを大学入試センターと連携して行っているところです。何よりも、共通テストを受験する予定の高校生等
○萩生田国務大臣 所管外のことなんですけれども、当時、私、官房副長官でございました。総理の外遊の首席随行員としてあらゆる外遊に陪席をしていました。その朝食会にも私は出席していました。
○国務大臣(萩生田光一君) 高等学校における教育は、中学校における教育の基礎の上に、心身の発達及び進路に応じて、高度な普通教育及び専門教育を促すことを目的としているものであり、御指摘のとおり、大学入学者選抜のために行われるものではないと、こう考えております。 大学入学者の選抜は、各大学が入学者の受入れ方針に基づいて、生徒が高等学校段階までに身に付けた資質や能力を評価して大学教育を受ける能力を把握するために
○国務大臣(萩生田光一君) 我が国の障害者スポーツ団体には、財政基盤等の面で脆弱な団体もあり、単独での存立に不安を持つ団体があると聞いております。また、障害の有無にかかわらず、一体的にスポーツ環境を提供していく観点から競技団体間の統合が進んでいる国があることも承知をしております。他方で、各スポーツ団体は民間の団体でありまして、統合を進めるとしても、どのような効果や課題があるかについて、まずは各団体で
○国務大臣(萩生田光一君) 一言ではなかなか言い尽くせないと思うんですけれど、やっぱり社会の変化の中で学校の先生方というものがある意味特殊な勤務体系で仕事をしておりまして、それが結果として学校がいろんなことを背負い込む、しょい込むことになってしまったということにもつながると思います。 一方、先生方からも御指摘いただいていますが、給特法の施行からもう五十年たつんですけれど、この間、公立小中学校では、
○国務大臣(萩生田光一君) 今先生から、今回の学校における働き方改革の、言うならば留意点について全て触れていただいたというふうに思っておりまして、感謝を申し上げたいと思います。 学校教育では、何といっても教師の存在、これが一番重要です。子供にとって教師が最大の教育環境であり、学校の質は教師そのものの質に左右されると言っても過言ではないと思います。 教育に生きがいを感じ、教育に携わることを天職と考
○萩生田国務大臣 まず、英語の民間試験の導入に関しては、私のもとに設置する予定の検討会議において、過去の意思決定過程や、導入を延期せざるを得なくなった要因、指摘された課題についても検証し、英語四技能を適正に評価するシステムを国が責任を持って実施できる体制について、今後一年を目途にしっかりと検討してまいりたいと思います。 また、今御指摘のありました記述式の問題導入につきましては、平成二十九年、三十年度
○萩生田国務大臣 委員会などでもさまざまな御指摘をいただいております。 必要な採点者数をしっかり含め、採点体制などの詳細について、現在実施している採点に関する準備事業の結果も踏まえて、しっかりとした体制づくりに努力をしてまいりたいと思います。
○萩生田国務大臣 子供たちを交通事故から守ることは、学校安全の視点として極めて重要であり、平成二十九年に閣議決定された第二次学校安全の推進に関する計画でも、学校の管理下における児童生徒の死亡事故を限りなくゼロにすることを目指すとしています。 本年五月、大津市で発生した事故を受けて、文部科学省として直ちに、幼稚園及び特別支援学校幼稚部の安全管理の徹底についての通知を発出するとともに、六月から、全国の
○国務大臣(萩生田光一君) 先生、様々な視点で御指摘をいただきました。 我々、この法案を提出するときに、冒頭申し上げたように、この法案一つ可決をしていただければ全てバラ色になるわけではなくて、もう様々な取組をしていかなくてはならない、その覚悟で提出をさせていただきました。同時に、この趣旨が徹底するためには、法律が成立するだけではなくて、直接現場を持っている地方自治体の皆さん、地方教育委員会の皆さんが
○国務大臣(萩生田光一君) 先生御指摘いただきましたとおり、学校における働き方改革は特効薬のない総力戦であり、文部科学大臣である私の責任において、あらゆる手だてを尽くして総合的に取り組む決意であります。 具体的には、今回の給特法改正により、公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインの考え方を踏まえた指針を法律に定めることで実効性を強化するとともに、夏休み等の休日のまとめ取りを推進するほか、
○国務大臣(萩生田光一君) おはようございます。 この度、政府から提出いたしました公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国の教師の業務は長時間化しており、近年の実態は極めて深刻となっております。持続可能な学校教育の中で教育成果を維持し、向上させるためには、教師の働き方を見直し、子供たちに対して
○萩生田国務大臣 ベネッセグループの関連企業である学力評価研究機構は、共通テストにおける記述式問題の採点業務を受託しており、同業務は高い信頼性及び中立性が求められているものであることから、社会的に疑念を招くことのないよう、是正及び留意を求めたものであります。 先ほど解説しましたけれども、今のこの契約には、当然、利益相反、誤解されるような誘引事項はしちゃいけないということは規約になっているんですけれども
○萩生田国務大臣 株式会社ベネッセコーポレーションは、平成二十九年に同社が開催した高校向け研究会における配付資料において、大学入試センター記述式採点業務アドバイザリー業務の受託と記載をしておりました。 このことは、大学入試センターとベネッセコーポレーションが締結した平成二十八年度のアドバイザリー業務に係る契約書において、当該業務を受託する事実を利用した取引を誘引することを禁ずる旨の規定がないため、
○萩生田国務大臣 その会議のたてつけですとか位置づけによってもまた違うと思いますし、また、その前後の発言も、私、今回確認しましたけれども、最終的な決定権は大学にあるということを当時の文科大臣もおっしゃっていますので、そういうことを踏まえて職員としては対応したんじゃないかというふうに推測できます。 自分が言ったことがやられなかったらどうかと言われると、やめてみないとわかりませんけれども、多分にそういうこともあるかもしれません
○国務大臣(萩生田光一君) 斎藤議員にお答えします。 まず、桜を見る会についての私の答弁や招待者の推薦についてお尋ねがありました。 御指摘の十三日の衆議院文部科学委員会において、私から、後援会の常任幹事の中で、都道府県連の団体などの長で招待された方がいたので、その方たちと現場でお会いしたのは事実ですと述べておりますが、たまたま会った、偶然会ったなどとは述べておりません。 実際に、十五日の衆議院文部科学委員会
○国務大臣(萩生田光一君) こやり議員にお答えいたします。 まず、教員への信頼回復の取組についてお尋ねがありました。 神戸市の事案については、児童に対していじめは絶対に許されないことを指導する立場であるにもかかわらず、複数人で暴力行為等を繰り返していたことは、児童を預かる教師として言語道断であり、極めて遺憾です。 本来、教職員間に問題があれば学校の管理職が解決に当たるべきであり、仮にそこで解決
○国務大臣(萩生田光一君) 公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 我が国の教師の業務は長時間化しており、近年の実態は極めて深刻となっております。持続可能な学校教育の中で教育成果を維持し、向上させるためには、教師の働き方を見直し、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるようにすることが急務であります。 この
○萩生田国務大臣 国語の自己採点と採点結果の不一致については、大学入試センターにおいて、正答の条件の意味や内容をわかりやすく整理して高等学校へ周知するとともに、その内容を生かして受験生が何らかの形で自己採点をシミュレートできるような仕組みを提供できないか、今、大学入試センターと協議をしております。 また、現在実施中の大学入学共通テストの準備事業を通じた一連のプロセスの検証、改善を通じて、採点基準のあり
○萩生田国務大臣 記述式問題については、一定の条件を設定した上で、その条件への適合性を評価するものであり、多数の受験者の答案を短時間に正確に採点することが必要です。そのため、採点に当たっては、その観点からの処理能力や信頼性、実績などを有する民間事業者を活用することとしております。 大学入試センターにおいては、採点事業者に対し、適正な試験等によって質の高い採点者を確保すること、必要な研修プログラムを
○萩生田国務大臣 お答えします。 まず、試験実施前においては、試験問題、採点基準、採点マニュアルなど、試験問題及び試験問題を類推できる情報がセンターに承認された者以外の採点者に開示されることはありません。また、採点者への試験実施前の研修でも同様に、これらの情報が使用されることはないと承知しております。 さらに、大学入試センターと採点事業者の間で締結した業務請負契約書において、相手方から知り得た一切