2017-04-21 第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
○菊田委員 ありがとうございました。 もう時間ですので、最後に一問、三名の参考人にそれぞれお答えいただきたいと思います。 設置基準が非常に大事だということでありますが、専門学校のそれよりもかなり厳しくなるということが想定されますが、ハードルが高ければ専門学校からの参入というのは限られてくるでしょうし、逆に、設置基準のハードルを低くすれば、今度は質の確保という観点から問題が出てくるというふうに思います
○菊田委員 ありがとうございました。 もう時間ですので、最後に一問、三名の参考人にそれぞれお答えいただきたいと思います。 設置基準が非常に大事だということでありますが、専門学校のそれよりもかなり厳しくなるということが想定されますが、ハードルが高ければ専門学校からの参入というのは限られてくるでしょうし、逆に、設置基準のハードルを低くすれば、今度は質の確保という観点から問題が出てくるというふうに思います
○菊田委員 ありがとうございます。 小出参考人にお伺いいたします。 全国で私大は六百校ですか、現状あるというお話でありましたけれども、この私大を取り巻く経営環境の現状について、少しお聞かせをいただきたいというふうに思います。 また、先ほど、お話の中で、現場からはすこぶる不安があるという声も聞こえてくるというお話がありましたが、今回の制度化に関しまして御懸念があるとすれば具体的にどのようなことであるのか
○菊田委員 民進党の菊田真紀子でございます。 きょうは、お三方の参考人におかれましては、大変お忙しい中、こうやって御出席をいただきまして、それぞれの立場で御意見をお述べいただきましたことを心から感謝を申し上げたいと思います。 それでは、私の方から質問をさせていただきたいというふうに思いますけれども、まず、永田参考人と本田参考人に御意見を伺いたいと思います。 先ほど小出参考人の方から御発言がございまして
○菊田委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 独立行政法人日本学生支援機構法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び関係者は、本法の施行に当たっては、次の事項について特段の配慮をすべきである。 一 政府は、給付型奨学金制度を継続的かつ安定的に運用できるよう、必要な財源の確保に努めるとともに、
○菊田真紀子君 民進党の菊田真紀子でございます。 私は、民進党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました独立行政法人日本学生支援機構法の一部を改正する法律案に対し質問いたします。(拍手) 今国会ほど、文部科学省に対して国民の大きな注目と関心が集まり、連日、松野大臣が弁明に追われる国会は珍しいのではないでしょうか。 教育をつかさどる文部科学省の事務次官や歴代の人事担当者、さらには文科省OB
○菊田委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 教育公務員特例法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び関係者は、本法の施行に当たっては、次の事項について特段の配慮をすべきである。 一 文部科学大臣が策定する指針については、教育委員会等が地域の実情に合わせた指標を自主的・自律的に定めるための
○菊田委員 ありがとうございました。 続きまして、協議会について御質問いたします。 例えば横浜市など、現行においても多くの地域で、教育委員会と大学が協議の場を持ったり、独自に指標を策定するところもある中で、なぜ今回、教育委員会と大学等が協議会を設置し、指標を策定することを法制化するのでしょうか。その必要性について御説明ください。
○菊田委員 先ほどの伊東委員の質問にもありましたけれども、離職に至るまでに休職している先生方も非常に多いというわけでありまして、これはしっかりと分析をされて、そして精神的なサポートを含めてこういったことがなくなるように、ぜひ文科省として真剣にお取り組みをいただきたいというふうに思います。 それでは、法案について質問させていただきますが、国が策定する指針についてでございます。 法案が成立した場合、
○菊田委員 民進党の菊田真紀子でございます。 まず冒頭、三笠宮崇仁親王殿下の御冥福を心よりお祈り申し上げます。 質問に入らせていただきます。 人口減少、少子化、IT化など社会の変化がますます加速する中にありまして、我が国のさらなる発展と繁栄のためには、一にも二にも教育、人材育成が何より重要であり、我が党は、一貫して人への投資を最重点政策の一つとして取り組んでまいりました。 学校教育の最前線に
○菊田委員 三十六年ぶりとなる朝鮮労働党大会におきまして、金正恩第一書記は、拉致問題には何ら言及をいたしませんでした。その一方、日本について、我が民族への過去の罪悪を反省し、謝罪すべきで、南北統一を妨害してはならないと述べたと報じられています。 二〇〇二年九月の日朝平壌宣言では、「日本側は、過去の植民地支配によって、朝鮮の人々に多大の損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と
○菊田委員 もう二年近く北朝鮮は約束を全く果たしていないわけでありますし、本当に、被害者の御家族の皆さん、そして多くの国民の皆さんがじりじりとした思いで待っているわけでありますので、私は、交渉事ですから、やはりここは期限をしっかり区切って、いつまでに返事を出せ、誠意ある態度を見せろと言うことが、今やるべき交渉ではないかと思うんですが、改めて、大臣、いかがですか。
○菊田委員 民進党の菊田真紀子でございます。 北朝鮮は、ことし一月に四度目となる核実験を実施し、その後も弾道ミサイル発射を実施するなど、我が国と東アジアの平和と安全にとって重大な脅威を繰り返しています。 このため、我が国は独自の対北朝鮮措置を決定しましたが、北朝鮮は、日本がストックホルム合意の破棄を公言したことになると一方的に主張し、二月十二日、拉致被害者を含む日本人行方不明者の調査の全面中止と
○菊田委員 熊本県内では、十万人を超える児童生徒が現在授業を受けられない状況にあるとの報道がありました。子供たちも相当心身ともにストレスや不安が募っていると思いますし、ぜひ安全を確保した上で、一日も早く児童生徒が学校に通えるように、授業が再開できるように全力を尽くしていただきたいと要望いたします。 続きましての質問でございます。 きょうは資料を配らせていただいております。お手元の資料をごらんください
○菊田委員 ありがとうございました。 昨日の新聞報道では、熊本市の幼稚園や学校などを対象に熊本市が実施をした応急危険度判定で、千二百六十七棟の建物のうち百三十四棟の校舎などが危険と判定されたと報じられています。被害の大きい地区におきましては、全ての校舎が危険と判断され、校舎全体が使用禁止となった学校もあるとの報道でした。 文科省はこれまで学校施設の耐震化を推進しており、昨年四月一日現在の熊本県の
○菊田委員 おはようございます。民進党の菊田真紀子でございます。 きょうは朝八時半からということで、委員長を初め両大臣、そして委員の皆様、大変御苦労さまでございます。 まず最初に、平成二十八年熊本地震災害に関して質問いたします。 震災対応、被災者支援に与党も野党もありません。主義主張を超えて、全党一丸となって迅速に対応していかなければならないと考えます。我が党は、先週、現地に視察団を派遣するとともに
○菊田委員 現在休校している学校がいつから授業再開できるのかどうか、今はなかなかはっきりと言えないような状況だというふうに思いますし、まだ余震が続いておりますので、これが安定するまでかなり長期化するのではないかということであります。 心的ケアは初期のケアが一番大事だと思いますので、ぜひしっかりと対応していただきたいとお願いしたいと思います。 続きまして、先ほどもお話がありましたけれども、文化財の
○菊田委員 ありがとうございました。 学校等の施設は現在避難所になっているところも多くあり、避難生活が長期化することも予想されます。現在、熊本県初め各県におきまして避難所となっている学校は何校あるでしょうか。 一日も早い復旧に向けて国として総力を挙げて被災地を後押ししなければなりませんが、同時に、児童生徒がひとしく教育を受ける機会、学習の場を確保していかなければなりません。文科省としてどのような
○菊田委員 おはようございます。民進党の菊田真紀子でございます。 まず、冒頭、熊本地震の影響についてお伺いしたいと思います。 今回の地震で、東海大学農学部の学生さん二人を含む死者四十七人、負傷者は一千百人を超え、今なお九万人以上の被災者が避難生活を送っています。また、土砂災害で崩落した阿蘇大橋付近で足取りが途絶えたと報道のある熊本学園大学の学生さんの安否も大変心配です。 お亡くなりになられた方々
○菊田委員 大臣、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、新国立競技場について質問をいたします。 先般、新たな整備計画を策定し、コストを千五百五十億円まで削減したことは評価をしたいと思います。一方、国民の皆様の間には依然として高過ぎるという声が根強くあります。言うまでもなく、オリンピック・パラリンピックの成功は、国民の皆様の広範な支持があってこそであります。ぜひ、政府におかれましては、これまでの
○菊田委員 大臣、ありがとうございました。 それでは、東京オリンピック・パラリンピックに関する質問に入らせていただきますが、質問通告と順序が変わっております。大変恐縮ですけれども、まず最初に、地域活性化推進首長連合に関しての質問をさせていただきたいと思います。 二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックは、東京のみならず日本全体の魅力を世界に発信し、地方を活性化するチャンスであると遠藤大臣も述べられております
○菊田委員 おはようございます。民主党の菊田真紀子です。 両大臣におかれましては、連日の御公務、大変御苦労さまでございます。 まず最初に、三十五人以下学級について質問させていただきたいと思います。 先月の二十七日、私たち民主党は、議員立法、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案、いわゆる三十五人以下学級法案を衆議院に提出をいたしました。 この議員立法
○菊田委員 大臣はなぜ欠席されたのでしょうか。ほかにもっと重要な公務があったのでしょうか。そして、その時間帯、下村大臣は何をされていたでしょうか。
○菊田委員 政務官、ありがとうございました。議論を聞いていただきたいんですけれども、もしもうお時間がおありでしたら、どうぞ御退席ください。ありがとうございました。 今、政務官から御説明がありましたとおり、非常にこれは内閣において重要な会議であるわけでございます。教育現場の実態に即した教職員定数の充実につきまして、今ほども笠議員からもお話がありましたとおり、当委員会におきましては与野党を問わず多くの
○菊田委員 おはようございます。民主党の菊田真紀子でございます。 きょうは最初に、大変お忙しいところ、内閣府の大臣政務官、小泉政務官に御出席をいただきました。 経済財政諮問会議という会議がありますけれども、この会議はいかなる会議であるか。安倍政権における経済財政諮問会議の位置づけについて、お聞かせをいただきたいと思います。
○菊田委員 国立大学の入学式、卒業式における国旗掲揚と国歌斉唱について伺います。 安倍総理は四月九日の参議院予算委員会において、国立八十六大学のうち、直近の卒業式で国歌斉唱を実施したのは十四大学、入学式は十五大学であることについて問われ、こういうふうに答弁しました。 感想としては、大学という性格上こういうことになっているのかなと思う。学習指導要領がある中学と高校ではしっかりと実施をされている。同時
○菊田委員 日本国憲法は、思想、良心の自由、信教の自由、表現の自由とともに、「学問の自由は、これを保障する。」と規定しています。 学問研究の機関である大学に自治を認めることは、学問の自由を守るために必要不可欠な制度的保障だと考えますが、大臣も同様の見解でしょうか。
○菊田委員 民主党の菊田真紀子です。 本日はまず、大学の自治と政府との関係について質問いたします。 今から六十五年前の一九五〇年、我が国の国内では講和論議が沸騰していました。吉田茂総理は西側諸国との単独講和を決意していましたが、学者、知識人や革新陣営の間では全面講和論が強まり、国論が二分をしておりました。 そうした中、吉田総理は、自由党の両院議員総会において、全面講和などというのは言うべくして
○菊田委員 具体的にお尋ねをいたします。 厚生労働省は、一九八八年から毎年、全国健康福祉祭、いわゆるねんりんピックというものを都道府県と共催しておりますけれども、スポーツ庁ができれば、今後はスポーツ庁の所管、スポーツ庁の主催になるのでしょうか。
○菊田委員 下村大臣は、昨年九月の記者会見において、他省庁のスポーツ関係の部門を、このスポーツ庁が設置されることによって人とそれから財源がそこに集約していかないと、文部科学省の中だけを整理するということではスポーツ庁の意味がないと思いますので、これは相当力わざが必要で、ここは中略しますけれども、官邸と一体となってそれを進めているところでありまして、そういう条件が整った段階でできるだけ早く法案を出したいと
○菊田委員 おはようございます。民主党の菊田真紀子でございます。 早速、法案に関しまして質問させていただきたいと思います。 本法案は、当初、ことし四月一日の施行を目指し、昨年の臨時国会での法案提出が検討されていたというふうに理解をしておりますが、結局、今国会での提出になりました。十月一日施行に延期された理由について、まずお伺いいたします。
○菊田分科員 昨日から現場の検証が始まったということでありますので、これは、全容がわかり次第、国会でもしっかりと説明責任を果たしていただきたいというふうに思います。 事は、人命そして安全にかかわることであります。除染に対する住民の不信感が増幅されるようなことがあってはならないというふうに考えますが、違法行為は、不適正除染に関する通報件数の推移を見ますと、全体的には確かに減ってきております。減ってきているから
○菊田分科員 除染については、これまでもこの国会において問題点がさまざま指摘をされてまいりました。 田村市は市町村が除染をする汚染重点調査地域ということでありますけれども、予算は国が十分の十措置をいたしているわけでございます。逮捕者が出たということは、大変深刻であるというふうに私は受けとめております。 先月も、南相馬市の小高地区で、国の直轄除染で出た廃棄物が現場に不法投棄された可能性が高いと、環境省福島環境再生事務所
○菊田分科員 民主党の菊田真紀子でございます。 きょうは、大臣、副大臣、朝から大変御苦労さまでございます。 きょうは、被災地における除染について質問させていただきたいと存じます。 もちろん、この除染作業というのは本当に大変な作業でございまして、現場の作業員はもちろんでありますけれども、環境省、そしてまた市町村、自治体挙げてのお取り組みということで、本当に敬意を申し上げたいというふうに思います。
○菊田委員 ありがとうございました。 このスポーツ・フォー・トゥモローですけれども、文部科学省と外務省の共管で今年度からスタートしたということでありますが、今大臣が御答弁されたように、やはり国際社会における日本の存在感を大いに示す機会であるというふうに思いますし、私も期待をしておりますので、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。 続きまして、本法案の第二条に規定するオリンピック・パラリンピック
○菊田委員 それでは、法案の審議に入ってまいりたいと思います。 オリンピック・パラリンピックは、単に世界からスポーツ競技者を招いてメダルの数を競う場でないということは言うまでもありませんし、いわんや、国威発揚の場ではありません。 オリンピック憲章に規定されているとおり、オリンピックムーブメントの精神は、スポーツを通じて世界の平和と繁栄に貢献することにその本質があると考えます。 十月三十一日、国連総会
○菊田委員 おはようございます。民主党の菊田真紀子でございます。 法案に関して質疑をさせていただく前に、大臣に、通告しておりませんけれども、ちょっとお聞かせをいただきたいと思いますが、けさの朝刊各紙一面に、衆議院解散が報じられております。中には、十四日あるいは二十一日投開票ではないかと具体的な日程まで報じられているところもございます。今、この永田町には強烈な解散風が吹いているわけでございまして、私
○菊田真紀子君 民主党の菊田真紀子です。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案に対して質問いたします。(拍手) 女性が活躍する社会を売り物にする安倍政権ですが、わずか二カ月足らずで、女性閣僚に次々と問題が発生、小渕優子経済産業大臣と松島みどり法務大臣が同じ日にダブル辞任するという前代未聞
○菊田委員 しっかり取り組んでください。お願いいたします。 続きまして、二〇〇五年に栃木県の今市市で当時小学校一年生の女の子が下校途中に連れ去られて、そして遺体で見つかったという本当に悲惨な事件がございましたけれども、去る六月の三日、事件発生から八年半たって容疑者が逮捕されました。 亡くなられた子どもさんの御冥福を心からお祈りしたいと思います。そして、二度と再びこのような本当に悲しい、悲惨な、残虐
○菊田委員 大臣、ありがとうございました。 国におきましては、各省庁さまざまに食育に関する普及啓発等々取り組みをされているわけでありますけれども、よく見ますと、農水省がやっていることと厚生労働省がやっていることがもうほとんど同じではないかと思われるようなことがあったり、あるいは年々マンネリ化しているのではないかというようなこともございまして、これは大臣、しっかりチェックをしていただきまして、それぞれの
○菊田委員 民主党の菊田真紀子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私の地元に、新潟県の三条市というところがございまして、最近よく新聞とかテレビで報道されているんですけれども、三条市の教育委員会が、ことしの十二月から四カ月間、試行的に全ての小中学校で牛乳の提供を中止することを決めたということでございます。ちょっとその背景について御紹介させていただきたいと思うんです。 大臣も御承知のとおり
○菊田委員 私の質問時間は十時八分まででありますので、最後に一問だけ、お三人にお聞きしたいと思います。 国立大学法人法の第二十条第三項、第二十七条第三項の関係についてでありますが、政府案は、これまで二分の一以上とされてきた経営協議会の外部委員を過半数とするというふうに改正しようとしておりますが、この点についてどのようにお考えか、お聞かせいただきたいと思います。
○菊田委員 ありがとうございました。 政府案には幾つかの問題が指摘をされておりますけれども、とりわけ学校教育法第九十三条関係の改正について、今度は平野参考人と田中参考人に御意見を伺いたいと思います。 教授会は、現行法では、「大学には、重要な事項を審議するため、教授会を置かなければならない。」と規定されておりますが、改正案では、教授会が意見を述べることができるのは、学生の入学、卒業及び課程の修了、
○菊田委員 おはようございます。民主党の菊田真紀子と申します。 きょうは、朝早くから三人の参考人の皆様にお運びをいただきまして、大変貴重なお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。 まず平野参考人は、多様性が非常に大切だというお話のもとで、権限と責任の一体化が重要ということをおっしゃいました。また、トップダウンとボトムアップのバランスが重要なんだというお話が大変印象に残っております。
○菊田委員 それでは伺いますけれども、民間の著作、編集者の創意工夫を生かした多様な教科書が発行されるとの基本理念は、領土問題については変更したということでしょうか。
○菊田委員 民主党の菊田真紀子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 冒頭、地教行法の改正についての前に、教科書検定について質問させていただきたいと思います。 五月の二十六日から申請の受け付けが始まる中学社会科の教科書検定で、文部科学省が今回異例の通知を出したということで報道がございました。それは、教科書会社が文科省に検定を申請した後でも記述の追加や変更を認める、こういう報道であります。
○菊田委員 今も政治的中立という話がありましたけれども、先ほど梶田参考人からも、政治的中立性、継続性、安定性が非常に重要ですというお話がありました。その中で、先ほど梶田参考人は、首長が四年ごとにかわって、政治的信条が、子供たちに教え込まれるものが、またその選挙によって首長がかわることによって継続されないというような懸念をお話しされたわけであります。 梶田参考人は、中教審の委員でもあり、また、過去には
○菊田委員 ありがとうございました。 穂坂参考人に御質問させていただきたいと思いますけれども、二〇〇一年に志木市長さんに御就任をされたということで、先ほどもお話がありましたが、全国初の二十五人程度学級を実施されたり、あるいはホームスタディー制度、それから中三チューター制度の導入など、非常に先進的な教育制度改革に取り組まれたというふうに伺っております。 また、二〇〇三年には教育委員会の必置規制の廃止
○菊田委員 民主党の菊田真紀子でございます。 きょうは、三人の参考人の方々には、それぞれのお立場、また経験、知見からさまざまな貴重な御意見をお聞かせいただきまして、まことにありがとうございました。 まず、政府案について、御三方に御質問させていただきたいと思っております。 今回の教育委員会制度改革は、教育委員の公募制を廃止したときからおよそ六十年ぶりの改革であります。私は、この教育改革が目指すべきは
○菊田委員 政府案におきましては、総合教育会議が新たに設置されるということでありますけれども、その役割というのは協議と調整でありまして、平時はともかくといたしまして、やはり緊急の、子供たちの本当に身体にかかわる問題、あるいは安全にかかわる問題、命にかかわる問題、そういうことが発生したときに、まさに緊急時において、迅速な対応、そして迅速な決定ができるのかどうかということであります。 これは、先般、我
○菊田委員 そのとおりでありまして、教育長の権限、教育長の力が大きくなるということは、普通の一般の教育委員の権限が小さくなるということではないわけでありまして、教育長が権限を前よりも大きなものを持つとしても、教育委員もあわせて教育長と同じレベルで情報を収集したり、みずから率先して行動したり、そして本当に連日会議に主体的にかかわっていく、こういう努力をしていかなければならないわけでありますが、現実としまして
○菊田委員 民主党の菊田真紀子でございます。 もうかなりほかの委員からいろいろ御質問がありまして、重複するようなところもあると思いますけれども、質疑を深めるという意味で質問させていただきたいと思います。 今回の政府の改正案では、教育委員長とそして教育長を一本化して新教育長の権限が従前よりもかなり強化されることになるという御説明をいただきました。まず、この新教育長と教育委員の関係について伺います。