2012-08-28 第180回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
○政府参考人(菊川滋君) お答え申し上げます。 今大臣から御答弁ありましたように、二十二年の六月から全国の高速道路約千六百キロ程度でございますが、実験を行いました。この実験実施中でございますけれども、交通量でございます。交通量につきましては、並行します一般道路の交通量約二割ほど減少しております。したがって、その結果、混雑時間も約五割減少ということになっております。ただ、一方で、実験区間の交通量は高速道路
○政府参考人(菊川滋君) お答え申し上げます。 今大臣から御答弁ありましたように、二十二年の六月から全国の高速道路約千六百キロ程度でございますが、実験を行いました。この実験実施中でございますけれども、交通量でございます。交通量につきましては、並行します一般道路の交通量約二割ほど減少しております。したがって、その結果、混雑時間も約五割減少ということになっております。ただ、一方で、実験区間の交通量は高速道路
○政府参考人(菊川滋君) お答えいたします。 島原道路でございます、大変大事な道路だというふうに認識いたしております。 国と、あと長崎県でそれぞれ分担をしながら進めておりますけれども、今後も引き続き早期供用に向けまして事業を推進していきたいというふうに考えております。
○政府参考人(菊川滋君) 御指摘の原田橋でございますけれども、浜松市が管理いたしております。浜松市が行いました点検によりまして、今お話がありましたように、つり橋を支えますケーブルの複数の箇所で破断などが発見されたということで、四月二十四日から全面通行止めの措置がとられました。 この橋の通行止め、非常に迂回延長が長くなります。影響が甚大であるということで、何とか緊急に通行を確保しなければならないということで
○政府参考人(菊川滋君) お答え申し上げます。 我が国の、全国、十五メーター以上という橋梁で集計しておりますけれども、全部で約十六万橋ございます。このうち、平成二十四年の四月時点でございますけれども、今お話ありましたように老朽化などが原因で通行止めを行っているものが二百十七橋ございます。また、通行規制、例えば重量制限をするとか、こういった通行規制を行っているものは一千百六十二橋になります。合わせますと
○政府参考人(菊川滋君) お答えいたします。 国道五十七号、国が直轄で管理している道路でございますけれども、今般の豪雨によりまして、滝室坂におきまして十数か所の斜面崩壊が発生いたしました。 今まで、そのうち十か所につきましては既に復旧は完了しておりますけれども、残り一か所について、依然として斜面から流水が続いているという状況にございます。大きな浮き石が落石するおそれもあるということで、専門家によって
○政府参考人(菊川滋君) はい。 首都圏の慢性的な渋滞の緩和に、それに大きいと考えております。 税負担という関係でございますが、元々、平成二十一年五月に有料道路事業と直轄事業を併せた事業方式を前提として事業化しておりました。その後、利便増進事業を活用した会社施行方式という整備を提案いたしましたけれども、関連の法案が廃案となりまして、その後、高速道路のあり方検討有識者委員会で整備手法の検討を進めておりましたが
○政府参考人(菊川滋君) お答え申し上げます。 東京外環、地元の皆さん方から、いろいろ調整をいたしまして、住環境等に配慮をいたしました結果、全線が今お話がありましたように大深度の地下構造となりました。したがって、ほかの高速道路より高い事業費ではありますが、首都圏の慢性的な渋滞の緩和などの……(発言する者あり)何ですか。
○政府参考人(菊川滋君) お答えいたします。 通学路の歩道整備の状況とそれから予算措置ということでございますけれども、交通安全施設等の整備事業の推進に関する法律というものに基づきまして交通安全施設などの整備を行うことのできる通学路を指定しておりますが、これが全国で約十万八千キロメートルございます。この指定された通学路につきましては、今お話がありましたように、歩道整備のほか、簡易な方法ということで歩行者
○政府参考人(菊川滋君) 下北半島縦貫道路でございますけれども、約六十キロの地域高規格道路でございますけれども、今お話があったように、いろんな面で大変地域を支える大事な道路と、この半年で全く変わっておりません、もちろん。今年の二月、今お話がありましたように、異常降雪で車両が立ち往生したということで、この道路がつながりますと、これが代替路線として機能が期待されるという、そういうものでございます。 今
○政府参考人(菊川滋君) お答え申し上げます。 この四車線化、長崎道の経緯、今先生からお話があったとおりでございます。高速道路の中に暫定二車線区間というのは、基本的に私どもの認識としては、安全面、円滑に走行するという面でやっぱり課題があるというふうに考えております。渋滞とかあるいは事故の発生状況などを確認しながら順次四車線化を進めていくことが大事だというふうに考えております。 お尋ねの長崎道の長崎
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 三大都市圏の環状道路でございますが、まず首都圏は、首都圏三環状と申しておりますけれども、圏央道、それから東京外環、そして首都高の中央環状線という道路で構成されております。 名古屋圏でございますけれども、こちらは東海環状道路、そして名古屋二環といった道路で構成されております。 また近畿圏ですが、こちらは京奈和自動車道、あるいは新名神高速道路の一部、こういったもので
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 まず東京外環でございます。東京外環の関越—東名でございますけれども、この事業は、首都圏の都心の通過交通を排除する、あるいは防災といったいろいろな効果があるわけでございますが、その事業の必要性を判断いたしまして、平成二十一年の国幹会議の議を経て整備計画を策定いたしましたが、その後、整備手法を検討しておりました。 今般、地方公共団体、特に東京都になりますが、あるいは
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 滝室坂でございますが、今お話がありましたように、今回かなり斜面崩壊あるいは土砂流出がございまして、当日の七月十二日の早朝から全面通行どめをしております。これまで、崩壊箇所の中で、それほど大きくない箇所については応急復旧が終わったわけでございますけれども、一カ所がまだ依然として斜面から流水などが続いております。大きな浮き石が落石するおそれがあるということも確認
○政府参考人(菊川滋君) 十五メーター以下でございますけれども、御指摘のようにたくさんございます。十五メーター以下で二メーター以上というのが約五十万橋ぐらいあるんですけれども、これにつきましては、高速道路会社あるいは国の場合は先ほど申し上げたような形で点検をして計画を作って修繕をやっているわけでございますけれども、地方公共団体の管理する橋梁については、これは十五メーター以上というのはやっぱり長くなりますので
○政府参考人(菊川滋君) お答え申し上げます。 全国の橋梁でございますが、橋長十五メートル以上ということでお答え申し上げたいと思います。 全部で約十六万橋、高速道路から市町村道までございますが、このうち、高速道路会社とそれから直轄で国で管理をしている橋につきましては、これは五年ごとに点検を行いまして、その結果に基づきまして修繕の計画を作って、そして修繕が必要とされました橋梁につきましては、おおむね
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 スマートインターチェンジの経緯、それから効果ということでございます。 今ほどお話がありましたように、我が国の高速道路のインターチェンジの間隔、欧米諸国に比べますと大体倍程度、アメリカとかイギリス等が約五キロぐらい、四、五キロに対して、約十キロということになっております。これを改善するということを念頭に置きまして、また一方で、ETCが随分普及してきているというようなこともありまして
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 ミッシングリンク、都市部と地方部、それぞれに課題を抱えております。 まず都市部でございますけれども、環状道路を初めといたしますネットワークがまだ未整備ということでございます。整備途中ということでございまして、都心に用事のない車が流入してくることによって慢性的な渋滞が発生して、そういうことで日常生活あるいは経済活動にいろいろな支障を来しているということでございます
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 高規格幹線道路、今お話ありましたように、全体計画一万四千キロでございます。このうち、ことしの四月末現在でございますけれども、一万二百十八キロが供用いたしております。率といたしましては約七割ということでございます。 残りの、事業中あるいは未事業化、事業化していないところが全部で三千八百キロほどございますけれども、特に地方部の路線や大都市圏の環状道路、こういったものについて
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 まず、ガードレールと防音壁の因果関係というところからでございますけれども、群馬県議会、五月八日に常任委員会で、今お話がありましたように、すき間によりまして被害が拡大したのではないかということで問いがされておりまして、群馬県警の方で答弁がなされております。すき間の詳細は不明であり、事故被害との因果関係は確認できない、こういった御答弁をされております。道路構造と
○菊川政府参考人 なかなか難しいお話ですが、二輪車につきましては、先ほど申し上げました占有者負担ということからいきますと、やはり基本的に一車線を使うわけでございまして、ほかの車両と同様に、交通安全上必要な車間距離が必要になりますし、それから照明とか標識とか、こういった費用も基本的にはほかの車種と同様であります。それから、法定の最高速度も同じ速度ということで、もちろん今御指摘があったように重さという観点
○菊川政府参考人 お答えいたします。 軽自動車の料金比率につきましては、先ほど申し上げました占有者負担、原因者負担、受益者負担の考え方によりますと、普通自動車を一・〇としたときに、軽自動車の負担割合がそれぞれおおむね〇・八であるということで、道路審議会答申を受けまして、その料金比率を決定いたしております。
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 高速道路の料金の体系でございます。車種別に分かれておりますけれども、現在の高速道路料金の車種区分につきましては、昭和六十三年の道路審議会の答申を受けまして、車種間の負担の公平性を図るという観点から、三つの観点、一つは、道路を時間的、空間的に占有する度合いに応じた分担ということで占有者負担、二番目は、道路の建設から管理に係る費用に影響を与える度合いに応じた分担
○政府参考人(菊川滋君) お答え申し上げます。 従前から、いわゆるBバイC、これを中心にした評価をやってきておりましたけれども、今回の東日本大震災におきまして、道路がいろんな、早期の啓開とかあるいは復旧、あるいは救援活動、救助活動、あるいは物資の輸送ということで大変大きな効果を発揮いたしました。そういったことを踏まえまして、BバイCだけではなくて広域的な防災という観点から道路が果たす役割、こういったものを
○政府参考人(菊川滋君) お答え申し上げます。 来年度、政府案といたしまして、国費で一兆三千二百五十一億円、〇・九九ということで要求させていただいております。
○政府参考人(菊川滋君) お答え申し上げます。 先生から今御指摘ございましたように、東日本大震災では、これは釜石でしたか、三陸縦貫道路、できているところでございますが、そこが避難場所として使われたとか、あるいは仙台の仙台東部道路が浸水を食い止めるとか、そういった高速道路の副次的な防災機能というのを発揮いたしました。 こういったことを踏まえまして、国交省で高速道路のあり方の検討委員会を設けておりましたが
○政府参考人(菊川滋君) お答えいたします。 除雪はそれぞれ道路を管理している管理者の方で責任を持ってやっておりますので、例えばということで、国でどんな基準でやっているかということを御紹介申し上げますと、直轄国道の場合は、例えば新雪除雪の場合には五センチから十センチぐらい降った場合、これを目安にいたしまして、そのときの気象条件とかあるいは交通条件、こういったものを勘案して、特に直轄の場合には極めて
○政府参考人(菊川滋君) 今お話のありましたくしの歯作戦でございます。 この大震災では、高速道路や直轄国道が被災により通行止めとなり、特に太平洋沿岸の国道四十五号が各地で寸断されました。このために、道路の復旧に当たりましては、南北方向の幹線道路であります東北自動車道と国道四号線について、発災翌日の三月十二日に緊急輸送路としての機能を確保いたしますとともに、この縦軸のラインから太平洋沿岸に向けて東西方向
○政府参考人(菊川滋君) しまなみ海道、若干補足させていただきます。 今このしまなみ海道の自転車歩行者道でございますけれども、地元の皆様の御努力によりましていろんなイベントなどで充実していただいておりまして、我が国を代表するサイクリングコースとなっております。これを観光資源として有効活用していくことは大変重要であるというふうに考えております。 現在、回数券の割引とかあるいは通学利用割引などが実施
○政府参考人(菊川滋君) 大洲・八幡浜自動車道でございますが、これは愛媛県で整備をしております地域高規格道路でございますけれども、四国縦貫・横断自動車道と八幡浜港そして三崎港を連絡しますし、また、伊方原発からの避難路としても機能が期待されるという重要な地域高規格道路でございます。 今、愛媛県におきまして、名坂道路とそれから八幡浜道路の二区間、六キロメートルの事業を進めております。このうち、名坂道路
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 二点、東北地方の高速道路の無料開放の話、それから、ボランティア車両の無料化についての御質問でございました。 まず、平成二十三年度の第三次補正予算によりまして、昨年の十二月一日から実施しております無料開放でございますが、大変厳しい財政状況ということで、平成二十四年度の予算としては計上されておりません。 四月以降の無料開放の扱いにつきましては、特に原発事故による
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 ことしは全国的に平年を上回る大雪でございます。御承知のとおりでございます。 道府県に対しましては、二月十日に、総合交付金の追加配分、除雪向けでございます、百一億円を追加配分いたしました。この際、今御指摘のありました新潟県にも十七億円という額を配分しております。 さらに、その後も雪が相当降っておりまして、道府県から道路除雪費に関してさらなる追加的な支援といった
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 今先生から御指摘ありましたように、北海道におきまして、これは平成十九年からのようでございますけれども、一部、道道の除雪業務を奈井江町などに委託をして、町道と一体となった除雪作業、夏場の維持作業もやっているようでございますが、こういったことを試行的に実施しているというふうに聞いております。 こういった委託の場合でございますけれども、例えば除雪の場合、道と町で
○菊川政府参考人 今ほど申し上げましたように、平成二十三年度の補正予算で今実施中でございますけれども、大変厳しい財政状況のもとで、平成二十四年度の予算については計上されておりません。 四月以降どうするかということにつきましては、避難者を対象にした支援などについて今やっております措置の見直しを含めて、今、高速道路会社と相談しながら検討している状況でございます。
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 今お話がありましたように、無料開放、昨年の六月二十日からスタートいたしまして、十二月からは三次補正の予算措置もいただきまして継続をいたしております。 観光などの観点から効果があったかということでございますが、実は、観光施設の入れ込み客数などについてはちょっとまだ十分なデータがないんですけれども、交通量という観点からはデータがございまして、無料開放の前と比較
○菊川政府参考人 御指摘のとおり、暫定二車線の高速道路につきましては、四車線がちゃんとある区間と比べまして死亡事故率が約二倍ということで、一度事故が発生しますと重大な事故になる確率が大変高くなっております。 また、渋滞の発生している暫定二車線区間では、四車線化をやりますとスムーズに走行できるようになります。物流の効率化などの経済効果も発現するということになります。 加えて、東日本大震災におきましても
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 高速道路のミッシングリンクの解消でございますけれども、地域の活性化あるいはその波及効果としての地域の生産額の増加、加えて災害面からの弱点の克服、こういった観点からも大変大事なものだというふうに認識いたしております。 今後、高速道路のあり方の委員会で中間取りまとめいただきました、これを踏まえまして、厳格な事業評価のもとで整備効果や緊急性の高い箇所へ重点化を図
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 今先生御指摘ありましたように、道路と鉄道の交差というのは、基本的に、道路法でございますけれども、道路交通の安全の確保というふうな観点から、立体交差にするというのが原則ということになっております。 ただ、交通量が少ない場合とか、あるいは一時的な場合というようなケースについては、平面交差とするというようなことも例外的に許容されているというところでございます。
○政府参考人(菊川滋君) 御質問の下北半島縦貫道路でございますけれども、全体の延長約六十キロ、むつ市から七戸町に至る地域高規格道路ということでございます。下北半島の観光、経済、文化、いろんな面で交流、連携を支える大変重要な道路であります。 今お話がありましたように、この下北半島縦貫道路の現道に当たります国道二百七十九号で、二月一日から二日にかけまして異常な降雪によります車両の立ち往生が発生したということでございまして
○政府参考人(菊川滋君) お答え申し上げます。 今御指摘があったとおり、道路トンネル、高度経済成長期にたくさん造ってまいりましたものですから、大分老朽化してきております。お話がございましたように、あと二十年で約五〇%近いトンネル、道路トンネルは全部で九千トンネルあるんですけれども、五〇%近くが五十年を迎えるということでございます。したがって、計画的に点検をして補修をしていくということが大変重要になってきております
○菊川政府参考人 お答え申し上げます。 田野瀬委員から先ほど御指摘があったように、今回の道路災害というのは、基本的には土砂崩壊の影響なんです。かなり大きな土砂崩壊、深層のものもありますし浅いのもあるわけですけれども、御指摘があったように、道路は大体皆谷筋を走っているというようなことがあるものですから、至るところで途絶しているということでございます。 お話があったように、辻堂の場所を私も見てまいりました