1954-02-27 第19回国会 衆議院 外務委員会 第11号
○菊川委員 ただいまの件について外務当局にお尋ねいたしますが、日米合同委員会の会議の結果こういうことにきまり、その際に閣議決定をされる前かあとか、東京都知事には何らかの通知をなさいましたか、あるいは何らかの打合せをなさいましたか。その事実があるかないかをお尋ねいたします。
○菊川委員 ただいまの件について外務当局にお尋ねいたしますが、日米合同委員会の会議の結果こういうことにきまり、その際に閣議決定をされる前かあとか、東京都知事には何らかの通知をなさいましたか、あるいは何らかの打合せをなさいましたか。その事実があるかないかをお尋ねいたします。
○菊川委員 よくわかりました。 そこでもう一度参考人の方のうちお一人でけつこうでありますが、伺いたい。皆さんに対してか、あるいは区長に対してか、あるいは御町内の方に対してか、都知事の方からこの件について、いよいよ工事に着手せざるを得ないような事情に立ち至つた際に何らかの通告がありましたか、全然ありませんでしたか。
○菊川委員 帆足委員からの御質問によつて大体問題の輪郭だけはわかつたと思いますので、これにつけ加えて四、五点だけお尋ねを申し上げます。 最初に参考人の方に簡単にお尋ねしますが、藤山さんでありましたか最後のところで、もし風紀上の心配のないように条件をはつきりしていただければ、やむを得ない場合にはがまんもできるという意味にとれるお言葉があつたのでございますが、今の帆足委員と小瀧次官との質問と答弁から、
○菊川委員 それでこの点は了承しましたが、そうしますと、ただいま御説明がなかつたのでありますし、また最初の私の質問に対して多少お触れになりましたけれども、こういうふうな国際収支の状態で行きますと、保有外貨がこの二十八会計年度末、本年の三月になつてどの程度でとまるかということについての見通しがありましたらお伺いしたいと思います。
○菊川委員 さつきの貿易及び為替関係の概況についての御説明の中で、二十八年の計において、十二月末で通算すると、一億九千三百余万ドルというような赤字になつておつて、たまたま見通しと一致をしたようであるというふうなことを伺つたのです。これは私の記憶違いかもしれませんが、われわれは二十八会計年度における最後の赤字の見通しが、この程度であると政府は押えておつたのではないかというふうに考えておつたのですが、これは
○菊川委員 大体今の御説明で、二十八年度においては輸入が見通しよりもふえ、しかも特需収入が見通しよりも減つているというふうな傾向について伺うことができたのですが、そこで、本年の三月末を境にして見て、ここ一、二箇月のところは、まだ的確な見通しが立たないということでありますが、どの程度の輸入超過で押えられるかという大体のところを、見当がついておりましたらお話願いたいと思います。
○菊川委員 下請支払い遅延の対策については、今私資料を待つて参つておりませんので、また別の機会にお尋することにして保留したいと思いますが、先ほどの御報告の中で、当時この下請支払い遅延のはなはだしい十社をお調べになつた、その後幸いに改良されつつあるし、またこういうことは取引委員会としての仕事の性質上、名前を発表されることは差控えたいと言われるのでありまして、これは私当然のごとと思うので名前までのお尋ねはしないのでありますが
○菊川忠雄君 私は、日本社会党を代表して政府の施政方針について総理大臣初め関係大臣に質問せんとするものであります。 本年春以来米ソの対立関係は著しく調和に向つて動き、国際情勢は、つゆ空に太陽を見るごとく、久しぶりに平和の光を認めることができたのであります。特に朝鮮における停戦協定の成立は、第三次世界大戦の防止と世界恒久平和の確立を念願とするわれわれ平和愛好国民の上に大きなる希望を投げ与えておるのであります
○菊川委員 そこの社長さんは。
○菊川委員 それでは、その会社の名前と、それから会社の責任者、会社におけるあなたの地位、それをお知らせ願いたい。なお、あわせて、今問題し区画整理地区における建築、土木、測量、そういう関係について、あなたの会社の御事業は現在関係があるのかないのか、このことをお尋ねしたい。
○菊川委員 私、二、三お尋ねします。私のお尋ねしたい趣旨は、最初申し上げておきますが、一昨々日現地をこの委員会の諸君と一緒に調査しましたが、私の感想では、もう江東楽天地を中心とした区画整理は、たとえて言えば、食い散らしたごちそうのあとのおぜんを見せられたという感じでありまして、事実的には、従つてかりにここに不公正なことがあるといたしましても、これをあとから救済する措置もないわけで、たまには食い散らした
○菊川委員 委員長の水沢氏一人名前をあげられたわけですが、水沢氏だけを、一部の委員たちと、こういうふうに証人は言われるのか。一部の委員たちというのは、水沢氏を今名前をあげられたのですが、それだけですか。そのほかにありませんか。それをちよつと簡単に……。
○菊川委員 氏名だけでいいのです。
○菊川委員 私、きよう午前中に、委員長とともに現地を一応見ましたので、お話の要点はわかつておるつもりであります。そこで、この尋問事項の順序に従いまして、結論的に証人の御意見だけを数点お伺いしたいと思います。 この中の第六の区画整理委員会の審議は、一部の委員たちによつて左右されていたと言われるがどうかという尋問事項があるのは御承知の通りです。そこで、これにつきましては、一部の委員たちによつて左右されていたとお
○菊川委員 この際、本委員会における独禁法改正案の審議の今までの経過にかんがみて、委員長にお尋ねをして、その後要望を申し上げたいと思います。と申しますのは、このことは私先般の理事会の席上でも発言をしたのでありますが、それを補足して、本委員会の記録におとどめおき願いたいという意味で、質問と要望を申し上げます。この独禁法の改正案は、言うまでもなく吉田内閣が本国会に提案された重要法案の一つでありまして、世間
○菊川委員 私のお尋ねした要点にあるいはお触れになつたかもしれませんが、不況カルテルの問題について私お尋ねするのは、つまり今物価が上昇するという動向にあるというふうにかりに断定するとすれば、一般的には従つて不況カルテルによつて物価の価格の下落が行われて、そうして業界が特にそのために困るというふうな経済的な条件は当分薄いもの、あるいはないものという第二の断定が下せないわけはないのであります。これはむろん
○菊川委員 そこで続いてお尋ねしたいのでありますが、大体生産財価格、卸売物価こういう面においても必ずしも横ばいでなくて、やはり上昇的な傾向が出る。ある部分は横ばいであるかもしれぬが、他の建築その他の関係の資材、そういうものの上昇によつて張消しをされてしまつて、従つて横ばいという断定は下せないというふうに今伺つたのであります。いわんや消費物資関係の小売物価は上昇する。その率のことは別にいたしまして、私
○菊川委員 この法案の審議に関連して要求いたしました資料がこれに入つておるかどうかわかりませんが、私は今年のここ半期程度の物価の動向についてお尋ねをしたいと思います。というのは最近発表された経審庁の関係の資料によれば、大体物価は当分横ばいというのが、大まかに言つて今の見通しのようであります。ところが、これは卸売価格を主としたもののようでありますが、しかし現実には小売物価——消費者生活に関係のあるところの
○菊川委員 今の質疑に関連して私は議事進行上の発言をしたいと思います。ただいまの問題を伺つておりますと、私はもちろん法律はしろうとでありますが、しろうとはしろうとなりに聞いて、はなはだ不明瞭な点があると思います。従来のわれわれの常識によれば、立法の責任にある国会のこういう委員会において、こういう問題を扱う場合には、普通の場合には別でありますが、相当重要な内容を持つ場合には当然施行令、施行細則などが裏
○菊川委員 議題に入る前にちよつとお願いをしておきたいのですが、それは資料提出を督促申し上げるのであります。 先般経審庁から経済自立の五箇年計画についての見通しとして簡単な表をいただいております。ところがその当時から、これについての年次計画的なものを裏打ちとしての資料としていただきたいという要望を申し上げておりますし、また理事会を通じてこのことを重ねてお願いしておると思うのでありますが、まだ出ておりませんので
○菊川委員 ついでに簡単でございますから一、二点お尋ねいたしますが、当面この再販売価格の維持について、適用を切実に希望しておられる業種は、ここにありまするが、小間物、化粧品、医療薬品、それくらいのものですか。なおほかにございますか。
○菊川委員 再販売価格維持契約に賛成しておられるということについて、今度は一般国民大衆、購買者の立場に立つと、個人々々の小売業者が、あるいはメーカーの言いなりほうだいにされるところの結果も出て来るのではないか。そうすれば先ほども公述者の方の御意見もあつたように、維持契約がかえつてつり上げ契約にならないか、そうすると大衆から言うと、それを買わなければよいようなものですが、しかしある商品によつては、それをほしいというような
○菊川委員 今の迫水君の質問の要点、私はこう聞いたのです、小宮山さんが関係しておられる小間物化粧品小売組合全国連盟として、そういうメーカーがきめた再販売価格の個人々々に対する維持契約について不当と思われる場合は、従来はどうか知りませんが、今後共同してその再販売価格維持契約の改訂を要求し、運動されるというようなこともお考えになつておるかどうか、こういうことでしようね。
○菊川委員 横田さんにお伺いいたしたいのは、要するにこの法案というものは、そう抽象的に答弁をなさらなくても、最後には大体通ると私は考える。そこでもう少し問題を具体的に答弁していただかないと審議が長引くのではないかと思うのであります。たとえば品質を生産の品種というふうにかえなければ多少今までの改正案ではきゆうくつ過ぎる、こういうお話なんですが、そういうふうに今度改正案でかえることをお考えになつたのには
○菊川委員 それから従つてもう一つは経審庁の内部の計画部員とありますが、これはどういうものかわかりませんが、そういうところでもこういう防衛六箇年計画というふうなものには部員はおよそだれも触れてはおらぬ、こういうことでございますね。
○菊川委員 それでは念のためにお尋ねしますが、個々の装備についての原単位の算定、これは当然おやりになることと思いますが、そういうような総合としての、幾つかのある特定の軍備計画案件についての検討というようなことはおやりになつておらないのですか。
○菊川委員 今の委員長の動議にはもちろん賛成でございますけれども、これに関連して緊急の質問をさしていただきたい。それは経審長官から経済五箇年計画について、これから具体的なことを伺いたいと思いますが、これをお伺いする前に、お聞きしたいのであります。それはきのう読売新聞に「経審の防衛六カ年計画」という見出しで、一つの記事が発表されております。もちろんこれは新聞の記事でありますから、どの程度経審庁として責任
○菊川委員 大体長官の理想のほどはわかつたのでありまするが、しかし現実はまだそこまで行つていないということも、お言葉の裏にあるようであります。 そこでお尋ね申しますが、今国会に長官の経済演説として発表されたものでございまするが、これはしからば各省のそれぞれの方針を十分総合して、そうして新長官において発表されたというふうに、今なおお考えになつておられるか、あるいはこの中には、内容の抽象的なことはしばらくおきましても
○菊川委員 まず大臣に御質問申し上げ、あとは時間の御都合もございましようから、私の質問は引続いてそれぞれの関係政府委員の方に御質問をいたしたいと思います。 第一に大臣にお尋ねいたしたいのは、経済審議庁は、今もちよつと申しましたように、昨年の八月以降、機構の改革によつて仕事の範囲も縮小されたように私どもは見て参つております。早く申しますれば、占領下においては、占領軍の政策の伝導という大きな仕事をやられた
○菊川委員 私大臣に質疑をいたす前に委員長にお願いしておきたいと思います。これは個人的にはすでに委員長に申し上げて御了承を得ておるのでございますが、一応委員の各位にも御了承を願い、あわせて記録にとどめておいてもらいたい、こういう観点から簡単に申し上げます。 それはこの委員会の運営でございますが、従来経済安定委員会は、経済審議庁が機構改革によつて仕事が縮小されたというふうな関係もございまして、一ころよりは
○菊川忠雄君 去る十八日の朝、日本製鋼所赤羽工場に惹起された、いわゆる米軍発砲事件については、すでに新聞紙上にも報道されているところでございますが、本件は政府当局において緊急処置すべき問題と考えますので、私は、日本社会党を代表して、ここに外務大臣並びに労働大臣に対して質問いたしたいと存じます。(拍手) 日本製鋼所赤羽工場では、従業員約六千名のうちに、日鋼製作所の雇用従業員と米軍直接雇用の従業員が一緒
○菊川忠雄君(続) 私は、かような点からいたしまして今日、日本の労働組合運動は、労働階級の要求もまた常に国民大衆の要求と相合して、その理解と調和させて、社会正義に立脚して解決されなければならないということを、この争議を通じて、日本の労働階級は大きな教訓として学びとつたということを信ずるのであります。日本の国民と、わが国会は、この労働階級の上に信頼を持ち、これに協力することなくしては、真の産業平和を打立
○菊川忠雄君 電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案について、ただいま労働委員長の報告がありましたが、私は日本社会党を代表してこれに反対するものであります。 およそ日本のみならず、世界の炭鉱労働運動の歴史を見るに、労働組合が争議行為として炭鉱の保安放棄を実際に行つたような事例はほとんど見当りません。このような行為は、労働者がみずからの手で大きな不幸を招くばかりでなく、さらに
○菊川委員 次に、それではお尋ねしますが、この法案がいろいろの理由をあげておられますけれども、要するに昨年の二つの争議が長期化して、その結果ああいう事態に立ち至つたということから、その措置としてここに生れておることは言うまでもないのであります。また政府もしばしばさように説明し、答弁しておられます。ところが、言うまでもなく労働争議は、労使双方ともに、だれもこれを好んでやるものはございませんし、いわんやできれば
○菊川委員 今の問題について関連してお尋ねしますが、私どもの手元には、改進党の附帯決議なるものが回付されております。それは 一、政府は電気事業については、当事者一方の申請による仲裁制度を別途考慮し、之に必要な中労委の強化をはかること 二、政府は電気事業法の制定に当り、消費者の立場を尊重し、電気の正常なる供給を確保するため、経営面に対しても適当なる規制を考慮すること 三、政府は労働問題を根本的且
○菊川委員 健康のぐあいの悪い大臣に、御難渋をかけて申訳ございません。今まで相当長い時間いろいろと質疑応答があつたのでありますが、私、最初からいろいろと重大な点として御質問申し上げた事柄について、その後同僚の再三再四の質問に対する政府側の御答弁がございましたけれども、いまなおこういう点について十分でないと思われる点がありますので、数点について逐次お尋ねをしたいと思います。 この法案の提出説明にあたりまして
○菊川委員 それではお尋ねしますが、ここに政府は労働省労政局の名において、炭労争議経過というものを配布しております。ところが、これをごらんになつてもわかりますように、あるいは当時齋藤さんは当事者でなかつたから御存じないとおつしやるけれども、この文書だけ見ましてもわかりますように、突如として保安要員引揚げの準備指令を出したものでないということは、この前にも回答なさつたと思つております。そういたしますれば
○菊川委員 議事進行に関連して質問いたしますが、たとえば保安要員の引揚げの準備指令を出したということが、炭鉱に関しては、この法案をお出しになる一つの重要な理由である、こう御説明なさつたのですか、そういうふうに了承して質問を進めてよろしゆうございますか。
○菊川委員 ちよつと議事進行について。どうも私どもさつきから伺つておると、問題の急所をはずれて政府委員は答弁をしておられるようです。これはやはり委員会ですから、問題の急所をはつきりと答弁される方がいいと思います。私、議事進行の範囲ですから問題の中に入りませんが、たとえば今の問題を伺つておつても、炭坑において保安要員の引揚げということを中心としてこういう制限をしなきやならない、あるいは電気の場合においては
○衆議院議員(菊川忠雄君) 日本国との平和条約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律の一部を改正する法律案について提案理由の説明を申上げます。 連合国軍労務者であつて、日本国との平和条約の効力発生の日において引き続き駐留軍労務者となり、現在も勤務している者に対して、その者の退職前に、その者が連合国軍労務者として
○菊川委員 この点非常に将来重大だと思うので、重ねてお尋ねしますが、結局今はやらないが、将来また類似の産業に及ぼすことはあり得る、そういう御見解に受取れるのであります。そういたしますれば、これは結局国民経済と国民の生活に大きな損害を与えるというふうなものについては、こういう措置が必要である、こういうお考えが根本にあるというふうにわれわれは考えるのであります。従つて問題は、この間の両争議の幹部指導の中
○菊川委員 ちよつと理解に苦しむのですが、争議というものが起つても、政府がきわめて積極的に、そうして適切な措置をもつて解決に当れば、争議は長期化もしないし、従つて国民経済並びに国民生活に大きな影響を与えなくても済むのであります。従つて、争議が国民生活と経済に大きな損害を与えるというのは結果であります。だから、このことは電気産業及び石炭鉱業のみに限られることじやございません。電気産業及び石炭鉱業の両争議
○菊川委員 私は通産大臣、労働大臣、緒方官房長官などに御出席を願つておるのでありますが、お見えになりません大臣につきましては、質問を保留したいと思います。 そこで労働大臣に、きのう御退席になりましたあとの質疑について、重ねて一、二の点を確かめたいと思うので、お尋ねします、大臣がこの委員会で御説明なすつた本法案の提案理由の一つには、電気事業及び石炭鉱業の両ストライキは、非常に大規模なものであつたということ