1963-05-30 第43回国会 衆議院 外務委員会 第20号
○荒川説明員 ブラジル各地いずれも為替レートが不安定でございまして、移住者に限らず、進出企業の皆さま方も苦労しておられるように私ども伺っておりますけれども、お答えといってもまつ正面からの回答になりますかどうか、何せ為替の不安定は国が為替リスクを負うというわけにはなかなかまいりませんが、いずれにいたしましても、そういった進出された方面に対して、これはちょっと観点が違いますけれども、たとえば企業なんかにつきましては
○荒川説明員 ブラジル各地いずれも為替レートが不安定でございまして、移住者に限らず、進出企業の皆さま方も苦労しておられるように私ども伺っておりますけれども、お答えといってもまつ正面からの回答になりますかどうか、何せ為替の不安定は国が為替リスクを負うというわけにはなかなかまいりませんが、いずれにいたしましても、そういった進出された方面に対して、これはちょっと観点が違いますけれども、たとえば企業なんかにつきましては
○荒川説明員 ブラジルにつきましては、ただいまの御説明のとおり、パリで償権国が集まりまして、年賦払いの協定を結びまして、返済は米ドルで受けることになっております。アルゼンチンにつきましては、つい先般、いわゆる商業債権延べ払い、——民間債権を含めまして政府債権と、その後延べ払い輸出等で焦げついた分を含めまして、パリでこれまた債権国が集まりまして協定ができました。ただ、これにつきましては、いまアルゼンチン
○荒川説明員 お答え申し上げます。 ただいまの数字でございますが、御指摘の数字は、従来日本とブラジル、日本とアルゼンチンの間で協定されておりましたオープン勘定協定の貸し越し残高で焦げついた分の数字だと了解いたしますが、昨年の十二月末現在で、ブラジルにつきまして千百五十四万ドル、アルゼンチンは三千五百四十万ドルでございます。と申しますのは、ブラジル、アルゼンチンともに、焦げつき債権につきまして、債権国
○説明員(荒川健夫君) お答え申し上げます。ただいま御質問のうち、実は輸銀の資金がいかような国にどの程度支払われておるか、あるいは具体的にどの程度の余裕があるかという御質問であります。この御質問について、銀行局のほうで資料を持っておりますので、はなはだ恐縮でございますが、私ちょっとお答えしかねます。一般に対中共貿易につきまして、先ほど来外務大臣、通産大臣あるいは外務省の事務当局からお話がございましたけれども
○荒川説明員 さつそくお届けいたします。
○荒川説明員 今どのくらい審議に付せられておるかという御質問でございますが、実は御承知のごとく、今回の法律に基きまして、申請書の提出期間が六月三十日まで延期されて、その分が審査会の方まで集まつておりませんものですから、的確な数字はちよつと申し上げかねるのでありますが、ただいま申し上げました五万七千件は、さきの、提出期限延長前の総件数十三万件に対する五万七千件でございまして、今回の提出期限延期の分がどの
○荒川説明員 お答えいたします。在外公館等借入金の返済につきましては、過日国会で慎重に御審議を願いまして成立を見ました在外公館等借入金の返済の実施に関する法律に基きまして、支拂いを進めております。ただいま私の手元に持つておりますのは、七月二十三日現在の数字でございますが、それまでに支拂い済みの件数は五万七千件、これは全体の約四三%に当つております。金額にいたしまして、二億一千九百万円すでに支拂い済みでございます
○荒川説明員 お答えいたします。この外国為替資産とは、非常に広い定義が定義づけられておりまして、一、金銀貨幣。二、金銀または白金の地金または合金。三、通貨。四、外国にある有体財産。五、外国にある銀行に対する預金その他外国居住者に対する債権その他の財産上の請求権。六、外国居住者より與えられたる信用。七、外国にある事業もしくは営業またはこれに対する出資。八、外国居住者により発行せられまたはその者の債務となるべき
○荒川説明員 お答えいたします。今後の処理につきましては、講和条約によりますと、例を朝鮮にとりますれば、特別とりきめによつてこういつた債権債務関係は処理される。その他連合国にあります在外財産は十四条の適用を受けるとか、いろいろ規定されておりますので、今のところどういつた展開をするか、具体的に遺憾ながら申しかねる段階にございます。
○荒川説明員 お答えいたします。ただいまの御質問によります外国為替資産の分離保管に関する勅令、これはただいまお述べになりました通り、外国為替資産を安全な場所に保管せしめておくという趣旨で設けられたものでございまして、その額等について御質問がございましたが、御存じのように在外資産につきましては、大藏省令九十五号というものがございまして、それで報告をとつたことはとつたのでございますが、何分評価の問題等もはつきりいたしておりませんし