1982-04-22 第96回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第6号
○若林説明員 大島つむぎの現状でございますが、ただいま先生御指摘のとおり、着物の需要が全体に減っているということと、昨年来の景気の悪さ、こういうことに伴いまして生産が二割ぐらい減っておりますし、在庫も流通段階でかなりふえているというような情報も得ておるわけでございます。それから、価格動向につきましても、いま先生御指摘のとおり、品種によっても異なりますが、最近一万円から一万五千円ぐらい落ちているというふうに
○若林説明員 大島つむぎの現状でございますが、ただいま先生御指摘のとおり、着物の需要が全体に減っているということと、昨年来の景気の悪さ、こういうことに伴いまして生産が二割ぐらい減っておりますし、在庫も流通段階でかなりふえているというような情報も得ておるわけでございます。それから、価格動向につきましても、いま先生御指摘のとおり、品種によっても異なりますが、最近一万円から一万五千円ぐらい落ちているというふうに
○若林説明員 絹の需要振興の点でございますが、先生御指摘のとおり、従来からの絹の需要の大宗を占めております和服だけにとどまらず、新しい需要の振興をやらなければいけないという点はわれわれも感じているわけでございます。そういう意味におきまして、和装以外の洋装あるいはインテリア等々、そういうものにつきましての需要振興を図ろうということで、昨年度から、絹の新製品の開発ということの補助金を設けまして、絹の洋装用
○若林説明員 絹織物の需要振興を図ることは大切でございまして、通産省としてもここ数年、あらゆる手段を講じましてやっているわけでございます。特に、最近は和装着物の需要が落ちておりますので、これの振興をいかに図るかということをやっておるわけでございます。現在、産地ごとに産地中小企業対策臨時措置法等を用いまして、産地で新しい着物をつくるとか、あるいはそれの展示会をやるとか、そういうものを積極的に応援いたしますとか
○若林説明員 着物の流通コストの問題は、先生御指摘のとおり、いろいろ問題があるわけでございますけれども、ただこれは繊維製品全般に言われることでございますけれども、流通の各段階が非常に分業化されておりまして、その間にいろいろ卸問屋が介在するという形で流通が長くなっております。そのためにコストが非常に高くなるということが一つ。 それともう一つは、着物の場合は最近、需要構造が変わってきておりますので、ふだん
○若林説明員 通産省の方でやっております需要振興のことを御説明申し上げます。 先生御指摘のとおり、絹の需要は和装が大部分でございますが、これが減ってきているのは事実でございます。しかし、絹の需要振興、これをやるにはやはり着物の振興が大事だ、こういう認識に立ちまして、われわれ、昨年来、いろいろな手段を用いまして着物の振興をやってきております。たとえば、産地中小企業対策臨時措置法に基づきまして、各産地
○説明員(若林茂君) お答え申し上げます。 大島つむぎでございますが、通産省におきましては、この大島つむぎは日本の伝統的な絹織物の一つということでございますので、伝統的な産業の振興ということと、地場産業の育成と、こういう観点から従来からいろいろ施策を講じておるわけでございます。たとえば繊維の構造改善法に基づく構造改善でございますとか、伝統的産業の振興に関する法律というのがございますが、これに基づく
○説明員(若林茂君) 先生が御指摘のとおり、確かに、着物に限らず衣料製品の流通コストは高いわけでございます。物によっては三割、四割あるいは五割というようなものもあるわけでございますが、繊維製品の流通コストが高いことにつきましては、流通経路が非常に複雑になっていることとか、あるいはいろいろ取引慣行もございますし、流行等がありまして、返品、そういうもののリスク等もありまして、そういうものから流通コストというのは
○若林説明員 繊維製品について御説明申し上げます。 御指摘の繊維の燃焼面についての安全性の問題でございますけれども、現在家庭用品品質表示法がございまして、これで燃焼についての品質表示の必要性の高いものとしてカーテン、カーペット、これについてはすでに一定の基準ができておりまして、これについては難燃とかあるいは防炎とかそういう文字の表示が義務づけられているわけでございます。先生御指摘のこのほか衣料品につきましては
○若林説明員 御説明申し上げます。 五十六年度の基準糸価の決定が延びております関係で、現在荷動きがとまっておる、そのために流通に在庫がたまるとか、あるいは生産を落とさなければならないとか、そういう形で機屋の段階では減産を余儀なくされるという事態になっていることは先生御指摘のとおりでございます。 通産省といたしましては、このような事態に対処いたしまして、絹業者の安定を図るという意味から、特にただいま
○若林説明員 先ほど御説明申し上げましたように、現在の日本の絹の需要の約九割は和装ということで、着物を中心に日本の絹業というのはずっとこれまで育ってきているわけでございますが、世界のほかの国を見てみますと、着物以外の洋装、いろいろなフォーマルのドレスでございますとか、そういうものにはたくさん使われておりますので、日本でも需要開発をすれば、こういう洋装分野が大いに伸びるというふうにわれわれ確信しているわけでございます
○若林説明員 御説明申し上げます。 先生御指摘のとおり、絹の需要がここ十年間非常に落ちておりますので、その需要振興を図らなければならないという点についてはわれわれも同じ認識でいるわけでございます。 現在絹の需要の約九割は和装でございますので、もちろん和装需要をもう一回大きなものにするという、そういうことがまず一つあるわけでございます。和装需要の振興につきましては、通産省では繊維工業構造改善事業協会
○若林説明員 事業団在庫の増加した原因についてどう見ているかという点でございますけれども、基本的には絹製品の需要が減少したということによりまして需給バランスが崩れ、糸価が低迷、それによりまして事業団の在庫がふえた、こういうふうに考えているわけでございます。 それから需要増進についてどういうことをこれまでやってきたか、またこれからどう取り組むつもりかという点でございますけれども、先生御指摘のとおり、
○若林説明員 お答え申し上げます。 自動車教習所業につきましては、昭和五十一年七月に中小企業近代化促進法の指定業種に指定されているわけでございます。同法におきましては、事業活動の相当部分が中小企業者によって行われている業種、それから、当該業種に属する事業が国民生活との関連性が高いサービスを供給するもので、かつ、その業種に属する中小企業の近代化を促進することが国民生活の向上に資すると認められるもの、