1956-05-24 第24回国会 参議院 建設委員会 第34号
○若木勝藏君 そこですね、今裁判にかけないでもって審議会で解決していきたいというのが法案の要旨であるというようなことですが、その見通しはおつきになっているのですか。かえってこれを設けたことによって迅速に解決のつかないというような場合も考えられるのですが、その辺いかがでしょうか。
○若木勝藏君 そこですね、今裁判にかけないでもって審議会で解決していきたいというのが法案の要旨であるというようなことですが、その見通しはおつきになっているのですか。かえってこれを設けたことによって迅速に解決のつかないというような場合も考えられるのですが、その辺いかがでしょうか。
○若木勝藏君 それが漸次近年になってふえてきたということについて、伺いたい。
○若木勝藏君 私はあとから入ってきたので、あるいは前の方が質問しておられるかとも思うのでありますが、もし前の方が質問されておられるのでしたら、簡単にお答えを願いたいと思います。質問していなかったならば、詳しくお答え願いたいと思います。 これはまあ紛争の処理の方法ということで、審議会から審査会というようなものに移っておるようでありますけれども、しかし紛争が起るというその原因ですね、これについて一つ伺
○若木勝藏君 国鉄の石井さんにお伺いいたします。 あなたの方では、この税金は平年度三%ぐらいの支出になる、これに対しては非常に困る、料金の値上げなんというようなことが考えられなければならぬ、しかしこれもなかなかめんどうな話でしょう。そこでさしあたってこの問題について、もしこの法律が通った場合にとにかく支出しなければならないのでありますから、それらに対するところの何か今のところの構想というふうなものがおありですか
○若木勝藏君 ただいまの部民の御説明は、まあ緩和した同情的な一つの条文である、こういうふうな説明であったのでありますけれども、しかし考えようによっては、そういう道を開いて行政整理をぼんぼんやる可能性を大にするというふうにも考えられる。なかなか一ぺんに切るということになればめんどうだから、そこでそれを促進するためにはこういう方法を用いて行こう、こういうふうにもとれる。そこで根本問題は行政整理にもくるだろうけれども
○若木勝藏君 今私は停年制には賛成しないのですけれども、停年制に比べてさらに残酷なのは臨時待命だと思う。何しろ、これはどこか一つの道を求めていかなければならない。停年制の場合においては、これは幾分――六十才なりあるいは七十才なりというかうな相当恩給のつく場合も考えられるけれども、全然そういうもののない者は臨時待命によってすでに職を探さなければなりません。これは非常に残酷だと思う。そこで第二条の三項ですな
○若木勝藏君 大臣がおいでになったら別ですが、今のに関連して。臨時待命というようなものは、これは結局首切りの経過措置だと、こういうふうに受け取れるのです。そうしますと、他に転換することができるだろうという見通しがあって初めて臨時待命という制度も出てくるわけです。そういうことについて一体どう考えておるか伺いたい。
○若木勝藏君 ちょっと。委員外議員の発言というのは、委員の質問が全部終了したということを意味しておらないわけでございますね。
○若木勝藏君 これは必ずしも三十一年度でもって完成するというふうな請願ではないので、とにかく治水工事の施行についての請願だから、請願としてはこれでいいのじゃないかな。
○若木勝藏君 私も石狩支庁管内の総合開発というのははっきりしないのですけれども、とにかく北海道の総合開発から見れば、石狩支庁管内の総合開発というのは非常な重要なあれになるわけです。北海道総合開発の方面でも相当これを考えておるだろうと思いますし、これを採択しないということになると、ちょっと……。
○若木勝藏君 どっちも九二%がかかるのでしょう。三十億円に対しても。
○若木勝藏君 ところが加えたものの九二%……。
○若木勝藏君 大臣の説明の中で読んでみますと、はっきりわからないところがあるのですが、事務当局でもいいのですが、その点を御説明願いたいと思います。それは説明要旨の一、二、三枚目のところですが、そこにこういうことが書いてある、「本年度分の普通交付税の総額は、この三十億円を加えた総額すなわち千四百十八億余田の九二%の額とし、特別交付税の総額は千四百十八億余田の八%の額からたばこ専売特別地方配付金に相当する
○若木勝藏君 それはたしかに財政規模のワクを先にきめておいてやるということではいろいろ今のような問題が起る。しかしそういう点を十分検討して、これは三十年度の地方財源においては非常に不足だということも言えるし、現に専門的な立場にあるところのいわゆる地方財政審議会ですか、そういう方面の意見書をみましても、三十年度としては当然一兆四百億を要するのだ、そうするとそれが現実において九千八百二十九億ですか、そういうお
○若木勝藏君 今の大臣のお言葉非常に私重要だと思うんです。いわゆる地方がよくなるということは国がよくなるということになります。そうしてお話しの通り、地方に重点を置くということになるかと思います。これも大臣の考えとぴったり一致してくると思う。そういう点から港えますと、お伺いしたいのは、国からいろいろ補助なども行っておるから地方は相当大きくなっている、これはもう十分になっているという考えについては私は承服
○若木勝藏君 今の小林さんの質問に関連してくるのでありますが、大蔵大臣になお伺いたいと思うのでありますが、それは今の地方財政が非常に窮迫しておる状態に対しては、大臣も中央と地方が一体になった立場においてこれを処理していきたい、そういうふうなお話がありましたが、いわゆる国と地方が一体になるという言葉そのものを考えてみますと、これはしごくもっともなんですけれども、その内容につきましてさらにこれを考えてみまするならば
○若木勝藏君 今のお話しでは、業者の方のお話しとあなたのとは食い違いがある。実際においてはそういうふうに見ておらない、こういう業者の方のお話しであるが、もしそういうととがあったとすれば、あなたのおっしゃることは十分是正してしかるべきだと、そういうふうに考えます。 それからもう一点……。
○若木勝藏君 私奧野税務部長にお尋ねいたします。今クリーニング業の方からのお話しで、結局この償却資産税というふうな場合に、耐用年数から考えて、そうしてまあ十年の耐用年数があるとすれば、前年より十分の一というように損金に落しているというのがほんとうだと思う。ところが今のお話しでは全然そういう点が顧みられていない。買ったときの値段というようなものにおいて評価されて税がかかる。それは一体自治庁としてどういうふうに
○若木勝藏君 クリーニングの方に伺いたいのですが、あなたの方の固定資産税ですか、まあ償却資産ですが、これはどういうふうにかかってくるのですか。
○若木勝藏君 そういう立場から見ますと、さらに地方自治というような観点に立って考えるわけであります。今全国に四十ですか都道府県がありますが、そういうところで最も理想的にいっているようなところはどこですか、財政的に。
○若木勝藏君 荻田さんにちょっと伺いたいのですが、先ほど地方税の増加のところで、大体所得税系統のもの、酒、たばこ消費税で七〇%、こういうふうなお話があったのですが、そこでこの問題をもう少し私詳しく伺いたい。というのは、現在の地方財政規模から言いまして、地方税あるいは交付税、その他の国庫支出金、あるいは地方債、こういうふうなものがどういうパーセントを持っているのが一番適当な財源になってくるのか、おのおのどう
○若木勝藏君 今補助率とかあるいは補助単価の問題が出ておりますが、私伺いたいのは、当然そのときに交付されるべきところのものが交付されないで放置されておる、こういう問題があるわけです。それで今度私北海道の水害状況の視察に行ったのですが、いまだに二十五年度の災害補助金が交付されておらない。これはわれわれちょっとわからないのですが、一体自治庁としてはこれらの点についていろいろ御調査なされておりますか。これは
○若木勝藏君 何ページですか。
○若木勝藏君 その点がこの前にも懸念されたおけですね。移管したならば、やはり果して増収になるか、成績が上るか。むしろ地方に置いた方が上るのじゃないかというような議論があった。ところが現実において、税務行政の上においては特段悪くなったというようなことがないけれども、現実においては減収になる、そこが今後の問題の点になるかと思うのです。それを一方今度は地方の財源という立場から見まして、従来においては一〇〇
○若木勝藏君 そうすると、一、二の県が改善されたとしても、全部としては地方税のときよりも落ちてきた、こういうことになりますね。その原因は一体どこにあるんですか。
○若木勝藏君 今のに関連いたしまして、今のお話しでは税率が下ったからこれは減収になった、これは当然のことだと思います。そうでなしに、税率を下げるということに関連なしに、地方でもって地方税としての入場税の場合と、それから国税に移管した場合にどういうような減収になりますか。
○若木勝藏君 そういうことが非常に多くなれば、この公営企業の建前というものが私はくずれて来やしないか、そういうことを考えるわけです。
○若木勝藏君 今のにもちょっと関連するのですが、公営企業の方面は、住民の福祉をとにかく対象にしてゆく、私企業の方面は、どっちかというともうけの方を対象とする。そういうときに、連絡切符ということは、必ずしも料金が同じだとも言えないだろうと思うけれども、大体においていま東京都のバスに乗っても、都営のバスと私企業のバスのようなものは値段が同じである。そうすると、建前からいったら、どうも私はふに落ちなないところがある
○若木勝藏君 そのお気持はよくわかりましたが、どうしてもこれは地方公務員にもまんべんなくつけるようにするという固い決意で御協議していただくことを希望いたします。
○若木勝藏君 プラス・アルファの問題につきまして、先ほども経過の御報告がありましたが、この問題についてはきょう閣僚懇談会において協議するつもりだ、こういうふうなお話であります。そこで私お聞きしたいのは、これはまあ国家公務員の方にははっきり出るようにきまっております。地方公務員は財源の問題でどうなるかわからぬということになれば、もし地方公務員に渡らぬということになると、これは公務員の均衡上重大な問題である
○若木勝藏君 大臣の御意向はよくわかりました。まあ〇・一くらいのところというようなところをお考えになつておるのであつたとすれば、私はそれ以上に大臣として今後地方長官あたりに対しまして、十分支給されるよう御努力を願いたい、こう考えております。 そこで更に私は昨日の衆議院の人事委員会におけるところの質疑応答から考えまして伺いたいのでありまするが、それは昨日のこの委員会におきましては、とにかく地方長官に
○若木勝藏君 その点で、長官のほうにおかれてもその点は十分了解されておるということがはつきりいたしました。そこで私の伺いたい点は、いわゆる地方公務員に対して一・二五ヶ月分と給与の改善措置とを合せまして、大体率にしたならばどのくらいのところが一体見当になつておるか、合せましてですね。或いは又新聞報道などで見ますというと、一般の公労協あたりは一・三五というようなことがきまつたというように出ております。この
○若木勝藏君 公員務の期末手当に関しましては、昨日の衆議院の人事委員会におきまして熱心に討議されまして、政府の所管関係方面からも非常に熱意のある御答弁があつて、この点については敬意を表しておるのであります。そこで大体昨日の委員会におけるところの質問応答から、こういう点がはつきりなつたと思うのであります。国家公務員に対しては一・二五カ月分のほかに超勤とか或いに日宿直手当の繰上げ支給、地方公務員もこれに
○若木勝藏君 私は鳩山内閣としてはこの際建前上必ずそれを意思表示する必要があると思う。その点は一つ今の知事会議において何らかの形でやられますか。
○若木勝藏君 官房長官にちょっとお伺いいたします。まあ知事三選の問題は憲法上の問題とか、いろいろあると思いますが、今の繰上げ選挙ですね。知事が任期前にやめまして、この選挙が漸次行われておるのでありますが、これに対しては鳩山内閣としてはしばしば首相の言明しているところによるというと、結局民主政治確立とか、あるいは公明選挙を標榜しておる。そういうふうな立場から考えると、これは単に官房長官が法律的には禁止
○若木勝藏君 そうすると今のでよく分つたんですけれども、その団体がみずから公表しなくても、そういう場合にいわゆる報道機関でも来て聞いておつて、それが新聞に報道されたという場合はどうなりますか。
○若木勝藏君 そうしますと、この回数というのは、今のお話からも考えられるのですが、一回における一人の演説者の時間に私は関係して来ると思うのです。そうすると、その回数はやつぱり一回に三十分くらいの演説をやらせるというふうな面から割出しますか、或いは回数のほうを基準にして時間を生み出して行く、こういうふうなどちらのほうの考え方で自治庁は従来やられているのですか。
○若木勝藏君 先の寺本さんの御質問に関連するのでありますが、立会演説会の事情の許す限り回数を多くするというようなこと、これは法文には明瞭には現われないわけですね。およそどのくらいの目途というふうなことになるのですか。事情の許す限りというのはどういうようなお話ですか。その点を。
○若木勝藏君 今のは動議ですか。希望でしよう。それでは今松岡さんの希望もありましたけれども、この間折角我々質疑しようと思つたら、委員長のほうからもう少し待つてくれというふうな工合で、それで質疑を残しておりますから、いま暫く内容について私は質疑をしたいという希望を持つております。
○若木勝藏君 今の問題に関連するのでありまするが、結局この二十七年度におけるところの選挙法の改正のときには、これは相当選挙運動について論議があつたのです。その際に非常に我我の重要な点として主張したものに、金がかかるとか何とかいうことによつて表面当然やらなければならないようなことを極度に制限することは、逆に闇のほうに使うところの金が大きくなつて来て、非常に腐敗した政治家が出る、従つて我々の政見の発表とか
○若木勝藏君 今のことで争議中にですな、そういうふうなものの搬出をしないというふうたことがはつきり謳われることになるのじやないですか、その点どうですか。
○若木勝藏君 最初のあなたの御答弁なされた搬出の場合の除外要員の問題についてははつきりしたけれども、争議中搬出しないという協定については、はつきりしないから、他にはつきりする条項があるんじやないか、若しそれがあつたらば御答弁願いたい。こういうのであります。
○若木勝藏君 関連して……。鈴木さんにちよつと伺いたいんですがね、今あなたの読み上げられたのは、除外要員の問題についてははつきりしたけれども、争議中に半製品なりそういうものを搬出しないというふうな協定は、私にははつきりならないので、他にまだ条項があるんですか。その点あつたらはつきり一つ。
○若木勝藏君 これは北海道だけでも、一切合さい入れて被害額が八百二十何億かになつておる。それでそういう点から十二号、十四号、十五号の台風を内地のほうで考えてみますというと、余りに少いように思うのですが、それはどういうのですか。
○若木勝藏君 二十九年度の災害についてお尋ねしたいと思います。 先ず二十九年度の災害の状況について、政府のほうでどういうふうに把握しておられるか、その点について伺いたい。
○若木勝藏君 先ほど二十九年度の不足財源についていろいろ柴田課長から説明があつたのですが、私どうもうつかりして確認できなかつたので、総額においてどれだけ不足しておつたか、その点を一つ。 それから長官に伺いたいのは、こういうふうな不足を生じたところの原因につきまして、或いは財政計画に欠陥があつたのじやないかとも考えられるし、或いは又他のいろいろの原因によつてそういうふうなものができて来たのじやないか